1361. 春との旅
《ネタバレ》 どうもお涙頂戴演出が気になる。特にラストは唐突すぎて唖然とした。弱ってる様子も無かったし、ただ泣かせるために殺したようにしか見えない(死んだと決まってはいないが)。数多くの映画に出演し、名監督、名脚本家と仕事をしてきた仲代達矢をして「(出演作の中で)五本の指に入る脚本」とまで言わしめた本作だが、若さゆえかイマイチ理解できず残念に思う。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-03-24 21:35:38) |
1362. タイタンの戦い(1981)
目を見ると石にされるというメドゥーサとの戦いが秀逸、他はやや退屈であった。レイ・ハリーハウゼン氏最後の作品であるため言いにくいが、合成映像の出来やストップモーションによるぎこちない動きは違和感が大きかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-21 17:34:00) |
1363. 夢(1990)
冗長だが、それだけでは切り捨てられないテーマを扱っており、時期が時期だけにとても怖くなった。さらに芸術性の高さは相変わらずどころか、むしろ際立っており、画家志望だった黒澤監督がストーリーに縛られず、自由に作り上げたという印象である。まあ、面白いとは思わなかったけど…。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-03-20 00:02:17) |
1364. 地獄変
《ネタバレ》 絵についてはよく分からないが、映画全体から芸術的な臭いがプンプンするのは良い。しかし肝心の絵師・良秀の狂気は描ききれていないのではないかと思う。溺愛していた娘が焼かれているのに、どこか悦びを感じながらその光景を眺めている… 残念ながら、そんな風には見えず、大人の喧嘩に巻き込まれて死んでいった良香がかわいそう、という感想だけが残った。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-03-05 21:00:24) |
1365. メリー・ポピンズ
空からやってきたメリー・ポピンズが子供たちの夢をかなえてくれる、知らない世界を見せてくれる、ジュリー・アンドリュース版ドラえもんといったところだろうか。童心に返れた気がします。とかなんとか言っておきながら、この点数…。やっぱり子供の頃に出会いたかった映画だな~。汚れてしまった自分が悪いんだ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-03 19:30:52) |
1366. ハート・ロッカー
オスカー受賞の箔が無ければスルーしていたであろう作品。確かにテロと戦ってる戦場の雰囲気は伝わってくるが、このストーリー性の薄さは何なのだろう…。これだったら例え爆発のシーンを拝めないとしても、ドキュメンタリーを観たほうが有意義だった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-02 21:34:01) |
1367. 天国の日々
う~ん… こういう事をしちゃいけません、という教育的な映画なのかな? 観ててあまり気持ちの良いモノではなかったが…。どういう見方をすればいいのか観ている間に答えが出ない映画は、私は楽しめないケースが多いようです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-01 20:08:57) |
1368. 秘密(1999)
娘・藻奈美の人格が戻ってくる可能性もあるのに、この母親は自分の娘の体を使って一体何をしようとしてるんだ…。藻奈美の人格が戻った後、自分が知らない間に実の父に抱かれていた、なんて知ったらどれほどショックを受けるだろうか? 迷う親父もどうかと思うけど…。他は面白かったり、切なかったりで、だいたい良かったと思うが、前述の点は受け入れられない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-02-04 23:05:48) |
1369. エクソシスト
お母さんが随分苦しんでるのに、悪魔祓いを行うには悪魔に憑かれている証明が必要で、その上、教会の許可も必要だとか言って、すんごい引き延ばすのね…。お馴染みのBGMや、リーガン役リンダ・ブレアの熱演など良かった点もいろいろ思いつくものの、全体としてはそれほど面白いとは思えなかった。首が360度回転しても死なないって… これ… [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-02-03 23:58:27) |
1370. ミッション
《ネタバレ》 原始的な武器しか持たない原住民と彼らを守ろうとする一部の白人が列強の侵略者と戦う。ありふれた感じだが、この手の映画は嫌いじゃない。ただ、本作はどうも迫力不足で、豪華な俳優陣や製作費の割りに安っぽい印象を受けた。負けるにしても出来うる限りの抵抗をし、一泡吹かせてやったという快感も少ないかな…。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-11 21:01:42) |
1371. 奇跡(1955)
《ネタバレ》 宗派の違いから結婚に反対していたオヤジが相手の親(ペーター)も同じ理由で反対している事を知ると息子かわいさに相手の家まで乗り込んでいって… という辺りまではなかなか面白い話だったが、インガが死産し、さらにインガ自身の命も危ないという話になってからはペーターの主張が勝利したような感じで、いや~な気分になった。また奇跡にもいろいろあるが、この奇跡はいただけない…。神の存在を信じる、信じないはともかく、起きる奇跡に現実的にはありえないものをチョイスするセンスが理解できない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-08 19:33:50) |
1372. 青い山脈(1949)
当時の価値観を知る上ではなかなか貴重に思えるが、映画として面白いかと言われれば首をかしげてしまう。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-01-05 18:49:37) |
1373. 雪国(1957)
岸さん、お綺麗なんだけど、どうにも駒子が面白すぎる。特に酔ってる場面は相当面白い。これは必ずしも褒め言葉ではなく、本当はもっとじっくり見る映画だと思うのだが、笑えた印象の方が強くなってしまった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-12-22 23:02:00) |
1374. ゴールデンスランバー(2009)
盛り上がらないな~・・・ 首相暗殺犯の逃走劇でも盛り上がらないなら、宇宙人が襲来してくるとかいうレベルじゃないと無理。香川照之、永島敏行、濱田岳が演じた役もそれぞれ面白い存在なのに活かしきれていない。事の真相は明らかにされないし、どんでん返し等も無し。これではきつい。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-12-13 18:37:13) |
1375. パブリック・エネミーズ
そもそも「強盗風情がどうなろうと知ったことじゃない」という思いが強かったのだが、良き時代?が過ぎ去って苦悩していくジョン・デリンジャーは哀感が漂って、とても良い感じでした。でも面白くはなかった。ジョニー・デップとクリスチャン・ベールの熱い戦いを期待した分、終始盛り上がりを欠く内容にがっかり。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-01 18:38:43) |
1376. CURE キュア
《ネタバレ》 あれ? 「殺人は悪」という潜在意識を持ってる人なら「殺せ」と暗示をしても無駄だと言ってたのに、あのお巡りさん、ずいぶん簡単に同僚を殺しちゃったんだな・・・。なぜ妻を殺したのか分からない様子だった小学校教諭のケースは別だが、動機がある人らは今までは抑えてきたわけだし、それは催眠術では揺るがないのでは? 佐久間が間違ってたのかな? ちょっと難しい。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-11-30 22:39:44) |
1377. きみがぼくを見つけた日
個人的に残念だったのはクレアの少女時代~18歳までがおまけ程度の扱いだったこと。その手の映画じゃないと言ってしまえばそれまでだが、図書館でヘンリーを見つけた時、少女マンガの主人公のようにときめいてたクレアが過去にヘンリーとどのような時間を過ごしてきたのか、彼女にとってタイムトラベラー・ヘンリーとはどのような存在であったかは重要なポイントだと思うんだけどな~、メインとはまでは行かずとも、それなりに時間を割いて見せてほしかった。美しく感動的な話なら尚良し。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-24 19:18:05) |
1378. ウィッチマウンテン/地図から消された山
《ネタバレ》 緊張感に欠ける逃走劇、理由は間違いなく兄妹の特殊能力だ。高速で走っている車の衝撃を受け止める、物をすり抜ける=銃弾もへっちゃら、攻撃も可能で車数台を走行不能にしているし、人の心が読めるというおまけ付き。そもそも運転ができる時点でタクシーに乗る必要はないし、乗ったとしてもさっさと運転手を降ろして自分たちで行動すれば良かったんだ。それでいて「人間は信用できない」などと減らず口を叩くし、かと思えば必死に協力をせがんだり訳がわからない。とにかく政府の特殊機関やマフィアが相手ではぬるくて話にならない。それとは別にサイフォンという異星人の殺し屋からも追われるが、こっちは出番が少ないから物足りない・・・。ちなみにサイフォンは人間が戦ったところで到底勝てる相手ではない、少なくとも防御力に関してはプレデターを上回っている。が、しかし、ジャックを殺せないという詰めの甘さ、ジャックの攻撃によろめいたりしてご都合主義が過ぎる。ファミリー映画か~・・・ どうも見方を間違ったようで申し訳ないけど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-27 00:09:59) |
1379. 怪談(1964)
「黒髪」7点、「雪女」7点、「耳無芳一の話」2点、「茶碗の中」4点、合計20点、4で割って5点。「耳無芳一の話」は長すぎる、こんなにダラダラやられては参る。「茶碗の中」は短く終わるのでそこだけ評価。「黒髪」はこの四話の中では唯一主人公が恨まれる理由を持っていて、話自体はこれが一番良かったかな。「雪女」は芸術性(背景等)の素晴らしさが一番目立つ。映画より舞台に近い印象かな、オチはシュールだったが。 [DVD(邦画)] 5点(2010-10-26 23:59:23) |
1380. 第三の男
前半の退屈さったらなかった。第三の男が現れてからは少し面白くなったが、前半の退屈さを帳消しにするほどのパワーは感じられなかった。陽気な音楽も使い方おかしいんじゃないかな?。ラストシーンだけは絵にして飾っておきたいくらい良かったんですが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-23 00:17:55) |