1361. ザ・レイド
《ネタバレ》 見ごたえある男たちが、無残にも敵にやられてしまう。昔、読んだ漫画の「ワイルド7」を思い出した。面白かったぞ!!!!でも続編なんか観たくない~!全編アクションなんて疲れてしまったがな! [DVD(字幕)] 7点(2013-03-10 00:29:24) |
1362. ガキ帝国
《ネタバレ》 井筒監督はお寿司だ!今、観ると、丁寧なありそうな話に仕上がってると思います。 [ビデオ(邦画)] 7点(2013-03-10 00:23:54) |
1363. ディック・トレイシー
《ネタバレ》 ウォーレンビューティーって才覚あると思います。スピルバーグなんて「しまった」なんて思ったんじゃないかなぁ。子役の使い方とかいいよね。この色彩感覚の舞台演出とか今でも斬新です。アメコミ風のセンスって「バッドマン」とかの暗い色調ばっかり映画化されてて、こういうのって今でも有効なんじゃないかな? [DVD(字幕)] 7点(2013-02-26 23:46:56) |
1364. 秒速5センチメートル
《ネタバレ》 良かったです。ただ最後、ちゃんと決着をつけたラストにして欲しかったです。中途半端な彼がたどりついたところとは・・・。そこまで描かなければ、お金をかけて、たくさんのクリエイターが汗を流した意味はないと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2013-02-26 23:29:40) |
1365. 小川の辺
《ネタバレ》 静かな映画ですが、藤沢さんの原作と同じ時間の流れ方ではないでしょうか?骨太な小品です。自分的には9点!藤沢さんの映画は全部、観ましたが、この作品の殺陣が一番鳥肌が立ったです。山田洋次のは映画的で、「必殺剣」はアクションで、「花のあと」はスポーツで、「蝉しぐれ」はちょっとドタドタしすぎかな?東山君って武士やらせたら一番似合うアイドルのような気がしました。 [DVD(邦画)] 9点(2013-02-24 01:15:26) |
1366. ツレがうつになりまして。
《ネタバレ》 なんだかなぁ。ウツってもう珍しい素材じゃないですよね。だから暗くもない映画になるのかもしれないけど・・ちょっと暢気すぎるかな?あの若さであんな家に住んでるし、仕事辞めて、なんの切羽詰った状況にもなってないし・・佐々部監督は地味だけどいい作品創るとは思うけど、もうちょっとリアルで可笑しい話にしてほしかった。ちょっとのんびりすぎ・・見てて、あ~こりゃ漫画だ、と思った。あれ?原作、漫画だっけ? [DVD(邦画)] 7点(2013-02-22 03:05:51) |
1367. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 う~ん、どうなんでしょう。この監督は結構ひねてるよね。素直にモテ組もいい人たちなんだよ、って描いてもらった方が気持ちいいんだけどね。面白い映画ではあるんだけどね。 [DVD(邦画)] 7点(2013-02-22 03:01:47) |
1368. おかあさん(1952)
《ネタバレ》 名作として、あちこちで紹介されてる映画ですよね。ついに観ました。う~ん、アメリカの「ファミリー」を思い出しました。子供たちが健気に引き取られていく。みんなが人のことを思いやり、自分は後回しにする。そんな中で、ささやかなことで笑いあう。 「ALWAYS3丁目の夕日」の世界よりずっと人情がきめ細かい。嫌らしい男のように見てた加東大介がさわやかに去っていく姿にとまどう香川京子。こういう場面を見ると、男ってがんばっちゃうんだよなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-22 02:58:37)(良:1票) |
1369. ル・アーヴルの靴みがき
《ネタバレ》 マンガちっくな展開、演出。それでも今の映画に欠けているものを見つけた気がする。漫画でいえば坂口尚の「12色物語」。こんな映画を観せられたら、アキカウリスマキをチェックせねば気が済まないではないか!? [DVD(字幕)] 8点(2013-02-14 05:32:01) |
1370. パレルモ・シューティング
《ネタバレ》 デタラメが悪になって、バッドエンドになる映画はもう飽きた。カッコいいからいいじゃんっていうのは、自分にはもう時間がもったいない。再生をどう歌うか?そこが問題だ。 [DVD(字幕)] 8点(2013-02-13 06:57:18) |
1371. 生きてるものはいないのか
《ネタバレ》 薄っぺらな会話だらけのシーンが続き、そのあと、特殊メイクなしの感染パニック群像劇が始まる。・・・が次々登場人物が死んでいくのに、どこか可笑しい。今どきの若者の死んでいくリアルを描いた作品のようだ。石井監督は、生命感のない今の都会の人たちを風刺したのだろうか?死ぬ間際も生命感がないのでは?という監督の問題意識なのかもしれない。 [DVD(邦画)] 7点(2013-02-13 06:48:39) |
1372. ハーフ・デイズ
《ネタバレ》 女性は男性が頼りになるか見ている。そしてあの時の彼を信じて、彼女は産むことを(結婚することを)決断する。そんな風に観ました。この2つの話がどう一つに結びつくか楽しみだったのですが、なるほどこんな映画もありだねと思いました。うん、面白かったよ。 [DVD(字幕)] 6点(2013-01-27 22:26:58) |
1373. プロメテウス
《ネタバレ》 細部にまで映像のアイデアが凝縮されていて、何度も観たい作品。しかし、こうまでして監督はあんなグロテスクな宇宙人が好きなのかね、とも思った。エイリアンに入れ込みすぎ!あのラストにもういいよ、って感じです。しばらく監督作、沈黙してた後だけに凄かったよ。DVDが欲しくなった。さてはここ何年かの係った作品、これにつぎこむための戦術であったか、とも思うじゃないか。それでもチョイ前の「アメリカンギャングスター」みたいな良作、ペロリと創っちゃうとこなんか、やっぱ非凡だよね、この人。でもこういうSF創らせるとこの人の個性がむき出しだよね。際立つよ! [DVD(字幕)] 9点(2013-01-26 07:23:22) |
1374. グリニッチ・ビレッジの青春
《ネタバレ》 期待してたんだけど、ポールマザースキーが監督なだけあって、演劇に青春!っていう描写より、妊娠だ、母親のでしゃばりすぎだ、とかそういうところが強く描かれてしまっていた。まぁ演劇に青春って映画なら「フェーム」があるし、ニューシネマが全盛の頃だから、大学生活描くんなら、学生運動に焦点あてる映画が多い中、やはりこんな感じになっちゃうだろうなぁ・・ [DVD(字幕)] 7点(2013-01-26 07:03:57) |
1375. 8 Mile
《ネタバレ》 地方の閉塞感?地元の愛に見守られ、地方都市にもカリスマはいる。 [ビデオ(字幕)] 7点(2013-01-22 04:21:53) |
1376. レ・ミゼラブル(1958)
小さいとき、学校で観た映画です。改めて観ると、あぁこんな場面あったなぁと思い出しました。自分に何かしら大きな影響を与えているかもしれないと思いながら観ました。画面が粗くても、ジャンギャバンの存在感でぐいぐい画面にひきこまれます。観終わった後、何やら大きな勉強した気分になりました。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-18 02:47:37) |
1377. 別離(2011)
《ネタバレ》 まるでヨーロッパかアメリカのような、イランらしくない家に住む若い家族。最初はどこの国も異文化が混じると、こんなことが起こるんだろうなって思って観てた。「新しい」文化にかぶれた人も、今までの文化を大事に思う人も、事件が起こると、「自分」に正直に反応して、事態がぐちゃぐちゃになる話。日本にもあるよね~。でもこの映画、およそ今までのアジア映画らしくなく、映画的な計算もされている。最後15分前に意外な事実が被害者のお母さんの口から聞かされる。あちゃ~、これはアジア映画ですのん?て言いたくなるほどの演出。そして最後のエンドロールの流れる時の映像の意味するもの。なんと垢抜けてることか!そう、この映画、一番大事な娘にこんな選択をさせる若い夫婦に疑問を感じさせる場面で、こんな「垢」抜けた演出をしてくれるのだ。身勝手な夫婦に疑問を感じながらも、誰も裁けない、と言っているのだろうか?う~ん、それにしてもアジア映画も変わってきたね・・・何とも複雑な気持ち・・ [DVD(字幕)] 8点(2013-01-16 05:24:44) |
1378. ニーチェの馬
《ネタバレ》 鑑賞後は、厳しい風土の中で生まれたような骨太の古典文学を読んだ気分。でもまさしく現代の映画でもあるよねぇ。神はいない。聖なるものは有限ってことか?遠慮のない連中の「アメリカに行こう」と言う言葉で、あぁこれは地球のお話なんだなぁと思った。 [DVD(字幕)] 8点(2013-01-16 05:22:04) |
1379. モテキ
リリーフランキーが麻生久美子さん演じる役に対してやったことって、あれって東京じゃありなの?悪い人に引っかかる前に「では、私が・・・」ってこと?納得いかんなぁ。麻生久美子さんと別れる時の彼女の可愛さ見たら、俺は心ゆらぐがなぁ。本当に長澤まさみさん演じる役に惚れてたんだろうね。さみしさがどツボの時に出会った人だったからだろうね。長澤もさみしいキャラだったんだね。この映画ではね。さみしい二人が出会うって映画が多いけど、ここでは麻生久美子さんの方とは別れるんだ。原作のマンガがイマイチ乗れなかったけど、この映画版は面白い!演出も中島哲也監督みたいなCMのような面白さで見せていき、素敵な映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2013-01-14 00:27:04) |
1380. 八つ墓村(1977)
黒沢明が「七人の侍」を創るとき、「カツ丼の上にビフテキと蒲焼をのせた映画を創る」と言っていたそうだが、これは野村芳太郎がやはりそんな感じでとびっきりの映画を創ろうと思ったんじゃないか、というくらい贅沢な邦画ミステリー。非常に物語は重厚で、映像も日本のきれいな風景や家屋をきちんと撮影して、まぁまぁ贅沢なこと。ここまで映画の世界に身を置いて、広がりある世界に連れて行ってもらえたって感じのする映画ってあんまりないよ~。どこか箱庭の中のおとぎ話ってかんじのする映画が多いように思います。この作品はどこか羽伸ばして、旅先でいい思い出ができて、気分転換になった~といえる映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2013-01-14 00:22:14) |