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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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121.  ラッシュアワー3 《ネタバレ》 
シリーズ第3作。1作目や2作目を見たのがもう10年以上前(ジャッキー・チェンの主演映画を見るのも10年ぶりくらい。)で今更見るのもどうかと思ったが、そんなにつまらなくはなかった。相変わらずジャッキーとクリス・タッカーのコンビのやりとりは見ていて楽しい(ただ、クリス・タッカーは山寺宏一の吹き替えも相まってやたらうるさく感じるのがやはり気になる。)し、50代を迎えたジャッキーのアクションも衰えをあまり感じさせないのがうれしい。今回は悪役で真田広之が出ていて、明らかに80年代にジャッキーや真田広之のアクションに魅了された世代が主なターゲットといった印象だが、ジャッキーはともかく今の真田広之はアクション俳優というイメージよりも演技派俳優のイメージが強いせいか、この共演は個人的にはイマイチ盛り上がらず、せめて真田広之がJACにいたころに実現していたほうがよかったのではと思ってしまった。工藤夕貴の使い方もなんかもったいない。でも、この二人の吹き替えが別人なのは思ったよりも気にならなかった。このシリーズ、4作目はもうないだろうな。
[DVD(吹替)] 5点(2023-11-23 22:20:03)
122.  007/ゴールドフィンガー 《ネタバレ》 
シリーズ第3作。かなり久しぶりに見たけどこの初期の007シリーズの中ではスペクターも絡んでおらず敵のゴールドフィンガーも分かりやすい成金男という風なので、ちょっと物足りない向きもあるが、単発作としては見やすい感じ。今見ても金粉を全身に塗られた死体やオッドジョブの仕込み帽子のインパクトはすごいし、今回からオープニングに流れるようになった主題歌もやはり好きだ。でも、話自体はちょっとイマイチな感じがして、ボンドもこんなに女好きだったっけというくらい出会う女性を口説くのはっちょっとどうなんという気がしないでもない。ショーン・コネリーは年を取った後のほうがやっぱり好きなのだが、もうこの頃になるとボンド役が板についてきた感じはする。金庫室でのボンドとオッドジョブの対決は緊迫感と迫力もあり、見ごたえももちろんあるのだが、これがクライマックスになってしまって、その後の(タイトルにもなっている)ゴールドフィンガーの最期がとてもあっけなく感じた。時限爆弾が止まった時の数字が「007」というのは今見ても笑ってしまうし、緊迫したシーンの後で洒落が効いていて、けっこう好き。(2023年1月27日更新)
[DVD(字幕)] 6点(2023-11-23 18:32:56)
123.  007/ロシアより愛をこめて 《ネタバレ》 
シリーズ第2作。以前見たときはシリーズ最高傑作といわれている作品とあって期待しすぎてそれほどでもない感じだったのだが、改めて見てみると「ドクター・ノオ」よりは工夫があるつくりになっていて、シリーズ最高傑作というのにはやっぱり疑問符があるものの、以前に見た時よりも面白かった。ボンドガールのタチアナは前作のハニー・ライダーよりも魅力的だし、悪役のロバート・ショーも存在感があり、やはりこういう映画は主人公と対等な悪役の存在があってこそ面白くなる。しかし、タチアナがボンドに寝返る展開があっさりしすぎているし、ボンドとグラントの列車内での戦いも緊迫感があるわりに決着はあっけなく、このあたりをもう少しなんとかしてほしかったかな。それにグラントを倒してからが少し冗長に感じてしまった。シリーズで初めて主題歌がついた作品で、このシリーズの主題歌はオープニングに流れるというイメージが強いが、本作ではエンディングに使われているのが異色で、それが見終わって深い余韻を残すことに成功していると思う。シリーズ最高傑作だとは思わないが、本作はシリーズを軌道に乗せたという意味で重要な作品ではあると思う。(2013年9月4日更新)
[DVD(字幕)] 6点(2023-11-23 18:31:25)
124.  キングコング(1976) 《ネタバレ》 
見るのは25年ぶりで3度目だったのだが、今回は初めてノーカット・字幕版を見た。昔テレビで吹き替え・カット版を見た時は感じなかったのだが、あらためてノーカット版で見てみるとオリジナル版とほぼ同じ内容なのに2時間以上あるというのがちょっと長く感じてしまった(ピーター・ジャクソン監督版は3時間以上あるのだが、長さはあまり感じなかったように思う。)し、オリジナルとは違って(登場人物の名前もオリジナルとは違っている。)島に行く目的が映画撮影のためではなく、石油採掘に変わっているのにヒロインは乗っていた船の沈没で漂流していたところを偶然助けられた女優という設定がまどろっこしく、これだったら最初からヒロインは採掘メンバーの関係者として最初から船に乗っているとかの方が自然だったろうにと感じてしまう。ジャクソン監督版でも踏襲された人間味のあるコングだが、少し愛嬌があり過ぎる感じで、ヒロインと惹かれていくというのを描くにしてももう少し恐怖感が欲しかったところで、肝心のコングの動きもなんかしょぼく、いくら70年代とはいえもう少しなんとか出来たのではないかと思ってしまう。それに、ヒロイン役のジェシカ・ラングがこれがデビュー作というのはさすがにかわいそうな気がする。島でコングが戦う相手が巨大な蛇だけというのもオリジナルやジャクソン監督版を見た後だと物足りないが、このシーンは東宝の「キングコングの逆襲」での海蛇との対決シーンをオマージュしているのかなと思った。ラストの舞台はエンパイアステイトビルからワールドトレードセンタービルのツインタワーに変わっていて、これはたぶん話題性を狙ったものだと思うが、個人的にはツインタワーが出る映画と聞いて真っ先に思い浮かぶのはやはり本作。昔テレビで本作を見た時は数年後にテロ事件でこのビルが崩壊するなんて思いもしなかったなぁ。(2023年9月18日更新)
[DVD(字幕)] 5点(2023-11-23 17:02:46)
125.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 
今までずっと見たかった映画ではあったが、リメイク版2作と東宝で作られた日本版2作を既に見ていることと、80年前の特撮がいかにも古臭そうな印象だったため、なかなか手が出ずにいたが、そんなことを考えるのがバカバカしくなるほど素晴らしい映画だった。登場するキングコングや恐竜たちはストップモーションでリアルに表現されていて、恐怖感もちゃんと出てて、もうそれだけで感動的だし、着ぐるみやCGによる特撮と違ってストップモーションによる特撮は見慣れていないが、トリック撮影初期の段階でここまでのものができていたとは。これが円谷英二監督などのちの特撮映画の製作者たちに与えた影響が大きいことは有名な話だが、実際に見てみてなるほどと思わされた。リメイク版は2作ともヒロインのアンが徐々にキングコングに惹かれていく展開があり、本作でもそうだろうなと思っていたのだが、それがなく、アンはキングコングに対してひたすら悲鳴をあげるのみというのがビックリした。だが、それがかえってリアルだ。ドラマ性を極力廃したシンプルな構成なのも良かったが、それでもアンを抱えてエンパイアステートビルに登ったキングコングが無残に殺されてしまうという結末はやはり初代である本作から既にどこか哀愁を帯びていて印象に残り、なにかやるせなさを感じさせる。そしてなによりもやはり当時はゼロに近い状態から始まったに違いない怪獣のリアルな表現という命題に果敢に挑戦しそれを見事にやってのけたスタッフたちはまさに賞賛されるべき偉業を成し遂げていて、きっと裏で大変な工夫と努力と苦労があったことは想像にかたくない。また、ここから今につながる怪獣映画の歴史が始まったのかと思うと感慨深いものもある。怪獣映画が大好きな自分にとっては10点以外はつけることができない。本当にもっと早く見ればよかったと見終わって素直に思ってしまった。
[DVD(字幕)] 10点(2023-11-23 16:52:21)(良:2票)
126.  ビバリーヒルズ・コップ3 《ネタバレ》 
前作から7年ぶりのシリーズ第3作。前2作はマーティン・ブレスト、トニー・スコットというエディー・マーフィーの映画を撮るイメージのない監督が登板していたが今回はエディー・マーフィーと既に何本か組んでいて気心の知れたジョン・ランディスが登板。(今回見て気づいたがプロデューサーがブラッカイマーじゃなくなってる。)ということでなのか、前2作と比べて軽めでコメディ色がシリーズでいちばん強く、そのかわり前2作にあったアクション映画としてのキレはなくなった感じ。シリーズとしては新味を出そうとしたのかビバリーヒルズの刑事コンビのうち、タガートが退職しておりフリントという後任の刑事が登場したり、導入部でデトロイトでのアクセルの上司を殉職させたりしているが、それらがあまり活かされた脚本にはなっていなく、逆にシリーズらしさはかなり薄まっているし、またシリーズの中ではアクセル一人が活躍してる印象で、ローズウッドやフリントの存在感は薄いように感じた。またそのアクセルの描き方もヒーロー然としていて、(観覧車に閉じ込められた子供を助けるシーンなど。)決して模範的な刑事とは言えない部分もあった前2作とは明らかにキャラが違ってるのは少々違和感を感じるものの、シリーズものではなく本作単品のアクション映画として見た場合そこまで悪い出来ではなく普通に楽しめる無難な映画といったところ。(実際、中学生の時に初めて見たこのシリーズが本作だったのだが、その当時はかなり楽しんで見た記憶がある。)それに一作目から続けて見ているとサージがちゃんと筋に絡む形で再登場したり、前作に続いて今回もスタローンネタがあるなどにやりとさせられる部分もあったのは素直に嬉しい。これで一応シリーズは完結と思うけど、4作目が配信されるという噂もあるのでどうなのだろう。(2023年11月11日更新)
[DVD(字幕)] 5点(2023-11-21 14:49:29)
127.  時代屋の女房
夏目雅子につきる映画。
[地上波(邦画)] 8点(2023-11-09 22:43:50)(良:1票)
128.  ビバリーヒルズ・コップ2 《ネタバレ》 
シリーズ第2作。コメディーとして笑える部分もありながら基本的にはシリアスな内容だった前作とは打って変わって、最初からエディー・マーフィー主演作として企画されたと思われる今回は雰囲気も前作より明るくなり、エディー・マーフィーらしさもよく出ていて、前作よりも分かりやすく、娯楽性もアップしていて単純に楽しめる映画になっている。アクション面に関しても「トップガン」の次作としてトニー・スコット監督が手掛けているだけあってカーチェイスや銃撃戦、爆破シーンが派手な見せ場となるなど、アクション映画としての見ごたえもあり、飽きさせない作りになっているのはさすが。(トニー・スコット、「トップガン」という大ヒット作の後に他監督作の続編を引き受けてしまうのはなかなかすごいと思うけど、実際、監督にオファーがあったのは「トップガン」撮影中とのこと。)冒頭の宝石強盗のシーンからスピーディーでキレが良く、ここからもう引き込まれる。前作は当初スタローン主演作としてスタートしていたのだが、今回の悪役はそのスタローンの当時の妻であったブリジット・ニールセンというのも皮肉が効いていて、劇中に「ランボー 怒りの脱出」や前作と関わりのある「コブラ」のポスターが登場するという小ネタも笑える。もちろん、今回もアクセルに協力するローズウッドとタガートも前作以上に良いキャラ(ローズウッドが前作でアクセルと出会った影響かかなりはっちゃけているのが笑える。)で、アクセルを含めたこの三人を見ているだけで楽しい映画だ。でも、やっぱり全体としては前作のほうが好きかな。(2023年11月2日更新)
[DVD(字幕)] 6点(2023-11-06 22:58:28)
129.  エスパー魔美 星空のダンシングドール
「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」の添え物だった「エスパー魔美」の劇場版。テレビシリーズはリアルタイムで見ていた記憶があるが、いかんせんほかの藤子アニメと違って女の子(それも中学生。)が主人公だったので幼かった当時は「ドラえもん」や、同時期の放送だったと思われる「ウルトラB」ほど熱心には見てなかった気がする。数年前にビデオをあさっていたらこの映画の録画ビデオが出てきて見てみたところ、不覚にもすごく感動してしまった。監督が「クレヨンしんちゃん」の原恵一というのが見た当時ちょっと意外だったのだが、「ブタのヒヅメ大作戦」や「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」、「アッパレ!戦国大合戦」を見ると納得がいき、今では自分の好きな監督の一人となっている。
[地上波(邦画)] 8点(2023-11-06 22:51:34)(良:1票)
130.  街の灯(1931) 《ネタバレ》 
まだ無声映画など見たことがなかった中学生の頃、国語の授業で見た。しかも先生が教育テレビで放送したものを大分前に3倍録画したものだったため、非常に見にくかったことを覚えている。でも、声がないのを逆に新鮮に感じたし、酔っている時とシラフの時とでは主人公への対応が違う大富豪は素直に笑えた。そしてラストでは号泣しそうになった。授業中だったから、大泣きすることはなかったが、それでも目には光るものがあった。それほど素晴らしいラストシーンだった。今の映画だったらあのラストシーンの後ももう少し話が続きそうだが、あそこで終わってあとは見ている者の解釈に任せて正解だと思う。そのほうがいつまでも余韻に浸れるから。なぜ授業中に見せてくれたのかは分からないけど、当時の国語の先生に感謝したい。
[地上波(字幕)] 10点(2023-11-06 22:42:06)(良:2票)
131.  ビバリーヒルズ・コップ 《ネタバレ》 
エディ・マーフィーの本格的初主演作となった本作。昔テレビで見た時は先に2作目と3作目を見ていたせいか、もっと笑えるものを期待していたら意外にシリアスなストーリーで逆にあまり面白くなかった記憶があるのだが、今見ると単純明快な刑事アクション映画としてじゅうぶん面白いし、エディ・マーフィー演じるアクセルのキャラが魅力的でエディの個性や存在感がじゅうぶん活きているのはもちろん、ビバリーヒルズの刑事であるローズウッドやタガートも良いキャラをしていて、デトロイトからビバリーヒルズに乗り込んできたアクセルを最初は訝しみながらも最後はきっちり友情で結ばれるというのも予定調和的ではあるが、微笑ましく最後まで安心して楽しく見る事ができたし、脇役たちのキャラも魅力的に描かれ飽きさせない。もちろんエディのキャラも「48時間」と比べると洗練されていてよりらしさが出ているし、昔見た時よりも笑えたのは良かったと思う。(バナナを車の排管に突っ込んで止めるシーンはかなり笑ってしまった。)本作は当初スタローンが主演に決まっていたのをいろいろあってエディ・マーフィーに交代になったそうだが、それが功を奏した形になっていると感じた。本作が意外にシリアスなストーリーなのは脚本の骨格はスタローン時代の名残が残っているからではないかとも思う。(2023年10月22日更新)
[DVD(字幕)] 7点(2023-11-02 22:31:46)
132.  仮面ライダー対ショッカー 《ネタバレ》 
仮面ライダーシリーズ劇場版第1作。劇場版ということで最初からダブルライダーが協力してショッカーと戦っていたり、大量の再生怪人が登場していたりするなど、ならではの豪華さを出そうとしているが、ショッカーがやっていることは今回の計画に必要な装置を開発した博士(伊豆肇)からその方程式を奪おうというテレビシリーズとあまり変わらない感じ(計画自体はいかにも劇場版という感じのものなのに。)のもので、ここで一気にテレビと同じような印象になってしまい拍子抜け。新怪人であるザンジオーも出番が少なく、再生怪人たちと一緒にいるシーンは少ないものの、新怪人としての個性はあまり見られず、再生怪人の中に埋もれてしまった感じがしてテレビシリーズに出てくる怪人より扱いは良くなかった気がする。一方で、谷に再生怪人たちが集合して名乗りをあげるシーンは見ていてなかなか爽快で、このシーンがいちばんのみどころかも。冒頭の博士の娘の誕生日パーティーのシーンで、ケーキのろうそくを吹き消したらケーキが燃え始めるくだりは今見ても笑ってしまった。(2023年3月20日更新)
[インターネット(邦画)] 5点(2023-10-28 19:30:28)
133.  特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション 《ネタバレ》 
スーパー戦隊シリーズ「特捜戦隊デカレンジャー」の劇場版。テレビシリーズは全話見ているが、戦隊シリーズにMIBの要素を持ち込んだ刑事ものといった感じでこの年になって見てもけっこう面白かったのだが、劇場版である本作もそのテレビシリーズの雰囲気を壊すことなく見れたし、見せ場が派手なのも劇場版らしい。テレビシリーズでエンディングを歌う佐々木功が(テレビシリーズのエンディングのバックにも登場する)エイリアンバンドのボーカルの声を演じているが、登場シーンにエンディングと同じ構図の映像が使われているのは凝っているし、この映画でテレビシリーズでエンディングを歌っているのがこのバンドという設定になっていると分かるのも面白い。デカレンジャーではレギュラーで登場する刑事たちが全員変身できるという設定なのだが、本作のゲストであるマリーゴールド(新山千春)が回想シーンで変身しかけたのはやっぱりという感じ。でも攻撃を受けて変身直後に解除されるのはなにかもったいない気がした。今回の敵であるガスドリンカーズのリーダーを演じているのが遠藤憲一なのは劇場版ならではの豪華さだが、このガスドリンカーズの面々は過去の戦隊シリーズで悪役を演じていた俳優がキャスティングされており、「忍者戦隊カクレンジャー」で悪役を演じていた縁からの起用だと思うが、この頃は既にバイプレイヤーとして売れていたと思うのにこういう戦隊シリーズの悪役OB俳優を集めるオファーにも応じるところに仕事を断らないという姿勢が垣間見える。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-10-28 12:50:31)
134.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
シリーズ第1作。映画を本格的に見始めた中学の頃に夢中になって見ていたこのシリーズだが、20年以上ぶりに再見。初めて見た当時は「最後の聖戦」と「魔宮の伝説」を先に見ていたため、最後に見た本作はあまり印象に残らず、ストーリーもほとんど覚えていなかったのだが、久しぶりに見てみると派手さは後の2本のほうが確かにあったと思うものの、それでも王道の娯楽映画という感じで今見てもけっこう楽しめた。見せ場がてんこ盛りでとにかく見ている間、何も考えずにただひたすら映画の世界にどっぷりと浸かれるのがいい。スピルバーグとジョージ・ルーカスというヒットメーカー二人の作品ということもあって、捻くれてしまった今初見であればどうせ面白くないだろうと見る前から思ってしまうところかもしれないが、やはりこのシリーズは昔見て楽しかったという記憶があるせいかそれはなかった。(昔見て面白かった映画を今になって見る時にはちゃんと楽しめるだろうかという不安がいつもある。)007のような映画を目指して作られたとあってインディとヒロインであるマリオンのロマンスもそつなく描かれていてそこのところも楽しめた。やっぱりハリソン・フォードといえばハン・ソロやジャック・ライアンよりもこのインディ・ジョーンズのイメージがいちばん強いなあ。(2018年9月23日更新)
[CS・衛星(吹替)] 7点(2023-10-22 16:45:57)
135.  名探偵コナン 瞳の中の暗殺者 《ネタバレ》 
かなり久々に見たコナンの映画だったけど、長年見てなかったせいか、なんかあまりにもくさすぎるし、最後、小学生にしゃあしゃあと動機を語る犯人とか普通はありえん展開にも唖然となってしまい、また、コナンの使う道具はどこか007に出てくるメカのような荒唐無稽さで、後半あたりは推理ものというよりはアクション映画のような雰囲気になっているのでちょっと興ざめ。ストーリーはなんとか見ていられるレベルにはなっているが、それでもつっこもうと思えばいくらでも突っ込めるような感じなので正直言ってあまり面白くなかった。(まあシリーズ見慣れてればさして気になるようなことではないんだろうけど。)白鳥を演じている塩沢兼人が懐かしい。これが劇場アニメでは遺作になるのかな。早世が惜しい役者の一人だ。
[DVD(邦画)] 4点(2023-10-17 22:55:59)
136.  うなぎ 《ネタバレ》 
以前見た時は期待しすぎたせいかイマイチな感じがしたのだが、15年ぶりに改めて見てみるとそこまで悪くなかった。妻を殺した過去を持ち、仮出所後も刑務所で服役中に飼っていたうなぎにしか心を開かなくなった人間不信の男と、彼が偶然助けた自殺未遂の女の「人生の再生」を淡々と描いているのだが、やはり昔見たときはこのテーマが少々わかりづらかったのかもしれない。シリアスなストーリー展開だが、ところどころにあざとくない程度に笑えるシーンが盛り込まれていて見やすくなっているのもよかった。(人間不信の男が客商売の床屋を開くという矛盾も考えてみれば笑える発想だ。)今村昌平監督のカンヌでの最高賞受賞作といえば本作と「楢山節考」だが、個人的には本作のほうが「楢山節考」よりも好み。とはいえ「復讐するは我にあり」のようなギトギト感はなく、これはやはり今村監督の演出が丸くなっているのだろうなあと感じられる。(直球勝負の映画だった「黒い雨」よりはギトギト粘りのある映画だとは思うが。)冒頭の主人公が妻を刺殺するシーンは緊迫感とインパクトがあり、このシーンは印象に残った。今村監督の映画はあまり見ていないのだが、また機会があれば日活時代の若い頃の監督作も見てみたい。(2013年10月8日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2023-10-17 17:58:39)
137.  48時間PART2/帰って来たふたり 《ネタバレ》 
前作から8年ぶりに作られた続編。先週に1作目を見たのだが、前作ではジャック役のニック・ノルティがトップクレジットだったのに対し、今回はレジー役のエディ・マーフィーがトップクレジットで、それだけでなく自らの会社も製作に参加していて、これだけでも前作からの時の流れを感じるし、話のほうもレジーの存在が重要になっていて、紛れもなくエディ・マーフィーの映画だと感じられるものの、間をおかずに続けて見たせいか前作にあった主人公ふたりのキャラのバランスの良さのようなものがあまり感じられず、前作同様の二人の喧嘩シーンについても確かに面白いのだが勢いがないように思い、この喧嘩の原因含めなにか全体的にムリヤリ感もあったのはちょっと残念。初めて見たのは実は前作よりも先だったのだが、そのほうがやはりこういうことは気にならないだろうと感じる。でも、前作にも登場していたジャックの同僚が今回の黒幕というのは明らかにやりすぎで、これで場合によっては前作の印象まで変わってしまうだろう。敵の一味に前作の敵ボスであるギャンズの弟がいるのだが、これももう少しうまく活かしてほしかった気もする。前作のようなハードアクションの側面も鳴りを潜めている感じだが、それでも冒頭の西部劇のような雰囲気は良いし、普通のアクション映画として見ればそこそこ面白いものにはなっているので、見て損したということはなかったのがまあ良かった。映画館のスクリーンを突き破ってバイクが出てくるシーンは初めて見たときから印象深かったのだが、今見てもここだけはけっこうなインパクトがある。ラストはまたしてもレジーを人質に取った敵をニックがレジーもろとも撃つという前作とまったく同じシチュエーションだが、このラストのシチュエーションと夜の街の陰鬱な雰囲気がこのシリーズらしいところでもある。でも、本作は前作以上にタイトルの意味を感じなかったなぁ。(2023年10月12日更新)
[DVD(字幕)] 5点(2023-10-12 23:56:36)
138.  48時間 《ネタバレ》 
昔、けっこうテレビで何回も見た記憶のある映画の一本だが、やはり今回久しぶりに見た。エディ・マーフィーのデビュー作としても知られているが、トップクレジットがニック・ノルティであり、実際、エディ・マーフィー演じるレジーの登場は映画開始から30分ほど過ぎた頃というのは昔見ていた時はエディ・マーフィーの主演作というイメージだっただけに今見ると少し意外に感じる。それでもデビュー作である本作から既にエディらしさは健在で見ていて懐かしさを感じられたのが嬉しい。それにニック・ノルティ演じるジャックの武骨なはみ出し者刑事のキャラもうまい具合に対比されていてこのコンビぶりを見ているだけで楽しく、何も考えなくても面白く見られるのが良い。一方で真面目な刑事アクションとしての側面もちゃんとあってそこらへんは抜かりない感じなのもまた良し。欲を言えば昔見た時から思っていたことではあるが、やはり今見てもタイトルにもなっているレジーの保釈期限である48時間というリミットをもう少しストーリーの中で生かしていても良かった気はする。(2023年10月7日更新)
[DVD(字幕)] 6点(2023-10-07 17:42:21)
139.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 
中学や高校の時以来、25、6年ぶりに見た。今見るとさすがにストーリー面で物足りなさを感じたり、ツッコミどころも結構あるのだが、それでも単純に面白く、とにかくブルース・リーの鍛え抜かれた肉体を駆使したアクションにひたすら魅せられるだけで満足。とくにやはりクライマックスである鏡の部屋でのハンとの一騎打ちは今見てもじゅうぶん迫力があり、見入ってしまうし、これと同時に外で起こっている乱戦との対比も印象的だ。敵を倒した後のリーの切ない顔も印象に残るのだが、妹の死が背景にあるため、その表情に説得力が感じられるようになっているのが良い。リーが冒頭で少年に語る「考えるな。感じろ。」という有名なセリフも渋くてカッコイイが、日頃からあれこれ考えてばかりの今の自分には昔よりも刺さるセリフになっていて思わずハッとしてしまった。(2022年11月9日更新)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-10-01 19:28:29)
140.  天国から来たチャンピオン 《ネタバレ》 
昔、初めて見た時はもっとスポーツ映画という印象が強かったのだが、初見以来久しぶりに見てみるとそうでもなく、どちらかと言えば大富豪に憑依して生まれ変わった主人公ジョーと彼が一目ぼれし、大富豪に憑依するきっかけになった女性・ベティとの恋模様が中心に描かれていて若干この邦題に違和感を感じるものの、それでもやはり心温まる映画で、素直に良作だと感じた。天使の手違いで寿命がまだかなり残った状態で死んでしまい、魂がこの世に戻ってくるというストーリーは現代ではありがちに感じるけど、そのぶんシンプルでわかりやすいつくりで安心して見ていられるのが良い。新米天使や天使長であるジョーダンを振り回すジョーも笑えるし、この二人を演じるバック・ヘンリーとジェイムズ・メイソンが良い味を出していて、中でもジェイムズ・メイソンの紳士的な佇まいと存在感が本作に深みを与えているように思う。ラスト、ジョーとしての記憶を失い、別人として生きることになった主人公を前にしたマックスの表情がなんとも寂しげで切なく、思わず泣けてくるのだが、その後の主人公がやって来たベティと意気投合するのは一応、ハッピーエンドにはなっていて、初めて見た時はとても印象に残っていたのだが、今見ると少し説得力に欠けるものがあるように感じるのがちょっと残念。でも、本作でそれはそこまで気にすることでもないような気がした。(2023年10月1日更新)
[DVD(字幕)] 7点(2023-10-01 19:26:05)
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