121. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
相変わらずいい雰囲気だし、面白い小ネタもあるんだけど、1作目と比べると明らかにパワー不足を感じます。幽霊船とかクラーケンとか、設定がどうなっているのか解りづらいから物語に入っていけないのかも。正直、このシリーズにシンプルな宝探し以上のストーリーなんて期待してないんだけどねえ。能天気に楽しめればいいんです。あと、戦闘シーンが長く、退屈。続編に期待ってところでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-03 17:35:36)(良:1票) |
122. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
印象的なシーンが多く、且つどのシーンも工夫が凝らされていて、退屈しない映画に仕上がっていると思います。戦闘シーンがやや長いきらいはありますが、続編に比べたらこれはまだ許容範囲内。安心して子供に見せられる映画です。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-03 17:20:07) |
123. バック・トゥ・ザ・フューチャー
高校の頃、期末試験の後は決まってみんなで映画を観に行ってましたが、当時観た中ではこの映画が一番面白かった。私の中では未だに最高の映画の一つです。 [映画館(字幕)] 10点(2008-08-03 17:11:58) |
124. ラスト サムライ
もう明治になろうかというのに隠れ里みたいなところに殿様がいるし、唐突に切腹シーンが出てくるし、渡辺謙は妙に禅問答っぽいこと言うし、やっぱりどこまでいっても西洋人にとって日本のイメージなんてそんなもんなんですねえ。決して時代考証をちゃんとやれと言っているわけではないですよ。ただ根本的にこの映画の表現したいものは侍ではなく「サムライっぽい何か」なんだよね、これが見ていて割とイラつきます。映像は奇麗だし、それなりに迫力はあるし、ファンタジーとしてなら許せるんだけど、これで日本を描いた気になってもらっては困りますね。 まあファンタジーとしても大して新味のある話ではないですが。 [DVD(字幕)] 4点(2008-08-02 23:24:08) |
125. ダメジン
独特のゆるい雰囲気にまったりと浸れるのがいいところ。軽いので気軽に観られます。ただ、やや画が汚ないきらいがあったかな。 [DVD(邦画)] 6点(2008-08-01 19:23:55) |
126. 図鑑に載ってない虫
相変わらずの三木聡作品。小ネタの部分だけ見てると他の作品と区別がつかなくなるんだよな。でも、三木作品にすっかりハマってしまった私としては、この世界に戻れるだけで心地よいです。客観的な評価はもはやできませんね。今作は特にエンディングがイイ感じです。 [DVD(邦画)] 7点(2008-08-01 19:10:59) |
127. 機動警察パトレイバー2 the Movie
《ネタバレ》 途中までの展開は文句なし。雰囲気も最高。でも、だんだん各キャラへの違和感が高まっていく。後藤さん、わざわざ会議で啖呵きってお尋ね者になる必要ないでしょ?余計なこと言わないで陰でやりたいことやればいいでしょ、後藤さんらしく。さらにその後「戦力はまだある」とか言って野明たちを敵地に突撃させちゃうし。死ぬよ?普通。パト1でも彼らを敵地(箱舟)に向かわせたけど、無辜の市民に多大な被害が出ることが予想されたからこそ正義の味方気取って命を賭けたわけだろうし、それだって敵は基本的には単なる暴走したレイバーだったし。今作は明確な敵意を持った職業軍人が敵なんだから、訳が違いすぎる。それに今作では放っておいても米軍が解決してくれそうだったじゃん。それだと日本の国益は損なわれるのかもしれないけど、国益のために命を懸ける人達じゃないでしょ、彼らは。いつもの後藤さんなら俺ゃ知らねって感じで高みの見物をきめこむんじゃないの? そりゃ映画的には彼らを活躍させなきゃならないのはわかるけどねえ。結局、多くの皆さんが言っている通り、この話をパトレイバーでやることに無理があるんだよな。 [DVD(邦画)] 5点(2008-07-20 20:01:38) |
128. 転々
《ネタバレ》 徒歩で行くロードムービーってのが新鮮でした。テーマが一貫している中に小ネタをちりばめた感じで、バランスが良かったです。一番好きなシーンはエンディング。映画の印象がぐっと良くなりますね。あと、岩松了たちの出しどころがうまいと思いました。 [DVD(邦画)] 9点(2008-06-29 18:16:11) |
129. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 前半は満点。日常が非日常にすり替わっていく様を見事に描いていて、臨場感タップリです。後半はイマイチ。特にトムクルーズが発狂した男?を殺すあたり、正直理解できません。オチは原作と同じですが、その前にバリアの切れたトライポッドにミサイルを撃ち込むシーンがあるあたり、やられっぱなしでは気のすまないアメリカ人の映画ならではでしょうか。トライポッドを倒したという大阪の人が気になるなあ。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-21 19:30:49) |
130. ゲド戦記
《ネタバレ》 この映画の良いところ:音楽が良い。竜がかっこいい。 悪いところ:世界観が狭い。アクションシーンがしょぼい。起承転結が拙い(突然竜になるとか)。セリフが説明的で不自然(均衡とか抽象的な言葉を描写せずにただセリフにしている)。心情描写がいいかげん。演出が平凡。声優がヒドい(特にテルー)。宮崎アニメのパクリシーンが多い。そして、竜の出番が少ない。 p.s.父殺しは鈴木Pの提言で挿入されたとか。宮崎吾郎と父親の関係を利用して話題をあおろうとの思惑でしょうが、興行収入や皆さんのレビューを見る限りまんまと成功しているように思います。こんな映画を世に出しておいてドヤ顔の鈴木Pを想像すると腹立つわあ~ [DVD(邦画)] 1点(2008-06-15 20:51:55) |
131. 亡国のイージス
原作未読。突っ込みどころは多々あれど、基本的に面白かったです。役者の演技が総じて良かった! ...けど、少々無駄遣い気味だったかな、寺尾聰の部下あたり。 [DVD(邦画)] 7点(2008-06-15 20:34:30) |
132. ウォルター少年と、夏の休日
話が長くてすぐ脱線するなーと思いながら観ていたら、最後は思いのほかきちんとまとまっていて、映画らしい映画を観たなーっていう充実感が残りました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-15 20:26:16) |
133. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 傑作とまではいかなくても、観て損のない良作。ただ、映画の評価とは関係ないけど、死刑廃止っていうと光市の事件の弁護士団を思い出してしまって印象悪いんだよね... [DVD(字幕)] 7点(2008-06-15 20:17:19) |
134. メメント
繰り返しが多いせいもあってか非常に短く感じ、退屈しませんでした。この手の映画のパイオニアってことで+1点。 [DVD(字幕)] 8点(2008-06-15 20:09:44) |
135. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 飼い犬が死んだあとの無謀な復讐行為の後に、立て続けに他の生存者との遭遇、抗体の発見、と3年もの間待ち望んでいたことがいきなり2つも重なるとは、偶然が過ぎます。確かに神(=製作者)の手を感じます。製作者は、人間やけになったら損をする、と言いたいのでしょうか。 大体、「ひとりぼっちの男の物語」と聞いたら、「仲間を見つけたときの喜び」が一つの大きな盛り上がりになると思うでしょ?でもウィルスミスは全然喜ばないんだよね、不自然すぎて感情移入できません。素材は良いだけに残念。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-31 12:27:24)(良:2票) |
136. サンシャイン 2057
宇宙の描写は一見の価値あり。人間の存在を拒絶するかのような厳しさをリアルに体験させてくれます。最後の方の展開がリアルSF路線からやや外れてしまっていて違和感を受けました。突っ込みどころは多いけど、典型的ハードSFの雰囲気を味わえる貴重な映画。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-31 07:28:10) |
137. イノセンス
解りづらいストーリーとありえないセリフ廻しが、きれいな映像と迫力ある音楽に不思議にもマッチしていて、これはこれで完成していると思えました。割と好きです。 [DVD(邦画)] 7点(2008-05-31 07:19:45) |
138. べクシル 2077 日本鎖国
《ネタバレ》 感想を一言で言うと竜頭蛇尾。序盤のつかみはなかなかのもの、日本潜入までは楽しめました。でも、その後はどんどん貧相な展開に。ハイテクとか政治とか、そういうレベルの話じゃないんじゃん! 国があんな状態で企業がモノを生産できるのか?インフラはどうなってるの?経済とか消費とかは...って真面目に突っ込む自分がアホらしくなっていきます。ハイテク鎖国という折角の魅力的なネタを全く掘り下げず、全然関係ない一発ネタで驚かしてくれただけという印象でした。まあどんなネタでも面白ければいいんですが、国を村レベルまで小さくして描き、権力中枢の人間も1人(+α)しかでてこず、ごく少人数による内輪もめみたいな展開になってしまっていて、話の稚拙さ・スケールの小ささを如実に感じました。折角の映像美による異世界が勿体ないよ! [DVD(邦画)] 2点(2008-05-11 13:47:06) |
139. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 封切りしてすぐ観に行きました。映像は美しいだけでなく迫力があり、単純なストーリーを彩ってくれていました。後半は笛を吹くところとか生き残った後名乗るところとか、いちいち泣けました。映画館で涙をこぼしたのは初めてです。あと、ラストシーン、最初はヒロインのおばあさんが死んだのか寝てるのかわからなかったけど、冷たい海の上でディカプリオの言った「君は子供をいっぱい作って、幸せに暮らし、温かいベッドの上で死ぬんだ」という約束を生涯かけて守ったんだと思い当たり、また泣けました。大きな船が沈む時は、船のそばにいたら渦に飲み込まれて普通は溺れるのですが、そういう細かい点を差し引いても10点は残ります、私的には。 [映画館(字幕)] 10点(2008-03-28 21:23:17) |
140. スターシップ・トゥルーパーズ
《ネタバレ》 皮肉たっぷりの反戦SF映画。途中流れる軍隊のCMが面白い。 架空の世界を青春映画風にリアルに描いており、SFとしてのセンスオブワンダーも溢れていて、臨場感を感じました。 [DVD(字幕)] 9点(2008-03-23 22:23:36) |