1401. 愛を読むひと
《ネタバレ》 ユダヤ人虐殺を背景テーマにした重々しいシリアスラブストーリーですがイマイチ主旨がつかめませんでした。タイタニックのヒロインがヌードも辞さない迫真の演技で悲願のオスカー受賞。 [DVD(字幕)] 6点(2010-04-22 21:37:10) |
1402. 影武者
《ネタバレ》 世界の黒澤が誇る長編歴史大作。濃厚な男の映画。大迫力の長篠の合戦。30年も前に日本であれほどの戦闘シーンを作り上げたのはさすがです。おぞましい戦後の死体の山。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-22 13:18:49) |
1403. マイレージ、マイライフ
《ネタバレ》 昨年映画館観賞以来。孤独なリストラ宣告人が人とのつながりを求めるようになる心の変化に注目です。優秀な女性ルーキーが痛感する過酷なリストラ宣告現場。淡々とした雰囲気の中で希薄になりつつある対人関係について警鐘していました。近年の雇用問題をも投影した良作。 [映画館(字幕)] 7点(2010-04-20 22:40:27) |
1404. ハート・ロッカー
《ネタバレ》 2度目観賞。2009年度米アカデミー作品賞受賞作。女性監督が戦場における爆弾処理員たちの動きを一つ一つ丁寧にかつ写実的に描き、現場の恐ろしさをひしひしと伝えていました。身近な家族の大切さが身に沁みます。神出鬼没の地雷、息詰まる市街地戦。過酷な戦争状況を忠実に再現したカメラワークはブラックホークダウンを想起させられました。戦争に苦しむ兵士たちの内面もリアルに描かれていたと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2010-04-05 13:22:11) |
1405. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 2度目観賞。大胆な演出に小気味よいセリフ回し、ユーモアを含ませた独自のテイスト。卓越した推理力により未来予知っぽいものまで可能にしさらに格闘技の達人でもある奇人。ミステリーですがアクションの要素が強いです。 [映画館(字幕)] 6点(2010-03-31 20:36:35) |
1406. しあわせの隠れ場所
《ネタバレ》 約7ヶ月前に映画館観賞以来。実話に基づいたアメリカン・シンデレラストーリー。知能指数80の黒人巨漢少年マイケル・オアーが本人の純真な努力と裕福な家庭による援助もあってアメリカンドリームへ向かって成長を重ねていく。気丈で包容力のある一男一女の母を演じたサンドラ・ブロックは抜群の存在感、悲願のオスカー主演女優賞初受賞。オチビな名コーチによるシゴキが滑稽で面白かったです。交通事故は痛々しかったですね。前回観賞時から飛躍的に評価アップ、一気に今年一番の傑作候補に躍り出ました。 [映画館(字幕)] 8点(2010-03-31 19:43:11) |
1407. インビクタス/負けざる者たち
《ネタバレ》 約8ヶ月ぶりに観賞。社会ドラマとスポコンの見事な融合。弱小チームだったラグビー南アフリカ代表チームが地元開催のW杯でよもやの快進撃、彼らを応援することで国がひとつになっていく。決勝では熱気が最高潮。延長戦に及ぶ激戦を制して優勝。イーストウッド監督作品の淡々としたイメージを覆すいつになくアグレッシブで爽快な結末でした。この最高のラストへ持っていくプロセスとなる物語の盛り上げ方が素晴らしかったです。演技派モーガン・フリーマン、マンデラ大統領にピッタリハマっていたと思います。今年有数の傑作。 [映画館(字幕)] 8点(2010-03-31 19:27:37) |
1408. スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ
《ネタバレ》 アナキンと新人女パダワン・アソーカの絆を描いたシリーズ第2作と3作をつなぐ番外編。臨場感・迫力において実写の本シリーズに劣るのは無理ないですな…。 [DVD(字幕)] 5点(2010-03-27 21:46:24) |
1409. 素晴らしき哉、人生!(1946)
《ネタバレ》 クラシック・モノクロ作品では稀に見るファンタジーではないでしょうか。前半80分ほどの展開はかったるすぎて閉口していたけど大金を紛失してからのストーリーは思わず引き込まれて観賞後に清々しい余韻までも戴きました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-03-26 13:19:08) |
1410. 心の旅路
《ネタバレ》 運命の悪戯と究極の愛について語ったクラシック名作。鍵穴が合うラストシーンは映画史に残る名場面ですね。二転三転するドラマティックな展開に魅了されました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-03-26 13:03:00) |
1411. 母べえ
《ネタバレ》 日本人なら誰もがその心に刻んでいるはずの忌まわしき戦時中の家族ドラマ。母べえの身を削るような苦労が身に染みました。戦争の辛さは豊かな現代の悩みの何物よりも大きいのではないかと痛感しました。重苦しい後味が長く残る結末でしたね。 [DVD(邦画)] 8点(2010-02-23 00:45:05) |
1412. おとうと(2009)
《ネタバレ》 よくできた気丈で優しい姉、どうしようもなく稚拙だが憎めない弟、「男はつらいよ」を想起させられる人情ドラマですね。鶴瓶は体当たり演技で熱演。心を揺さぶられる場面がいくつもありました。 [映画館(邦画)] 7点(2010-02-19 00:21:17) |
1413. 3時10分、決断のとき
《ネタバレ》 昨年映画館で観て以来の観賞。近年稀に見る西部劇。改めて観てこの作品のストーリー性の高さを再認識しました。考え方は違えど芯の通った男同士、最後の最後で心が通じ合う2人。ラストシーンまで全く目が離せませんでした。2009年度有数の傑作。 [映画館(字幕)] 8点(2010-01-31 03:55:57) |
1414. ラブリーボーン
《ネタバレ》 死後の少女の心の葛藤を弱冠16歳、シアーシャ・ローナンが熱演。ファンタジー描写に興ざめな場面もあったけど、娘を失った家族の悲壮感がすごく伝わってきました。 [映画館(字幕)] 7点(2010-01-30 00:39:23) |
1415. Dr.パルナサスの鏡
《ネタバレ》 ヒース・レジャーの遺作となった話題のファンタジー。彼の亡き後をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人がかりでフォロー。中身は軽いファンタジーの展開で観るに耐えないですな…。 [映画館(字幕)] 6点(2010-01-29 01:15:48) |
1416. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 それぞれの物語が徐々につながっていく見事な構成、予測不能のつかみどころのない展開、過激なバイオレンス描写、皮肉とユーモアの効いたセリフの応酬、タランティーノワールド全開ですな。K1アーツの入場曲もイケてます。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-29 00:59:02) |
1417. シェーン
《ネタバレ》 これぞ西部劇の決定版。「シェーン!カムバック!」、ジェイ少年魂の叫び。清々しい幕引きでしたがどうも彼の声色に違和感がありました。誇りのために命を賭ける熱き男の映画。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-29 00:25:44) |
1418. 哀愁
《ネタバレ》 映画史に残る悲劇、時代の波に翻弄される二人、まさに「哀愁」です。ゆるやかに流れる「蛍の光」の旋律も美しいですね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-24 03:21:04) |
1419. 劇場版 NARUTO-ナルト-疾風伝 絆
《ネタバレ》 今作の見所はナルトとサスケの再開。魅力ないオリジナルストーリー。黒幕はシンノウと名乗る情けない老人。 [地上波(邦画)] 5点(2010-01-24 03:05:37) |
1420. マイ・フェア・レディ
《ネタバレ》 名曲が多数登場し長編ミュージカルだけど退屈せず一気に観ることができました。歌は口パクながらも、ローマの休日の愛らしい少女とは似つかないじゃじゃ馬娘を熱演したヘップバーン。舞台でも幾度となくビギンズ教授を演じたレックス・ハリスンはさすがにハマッてました。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-24 02:57:45) |