1461. ファンダンゴ
高校卒業の春休み、友達4人と見に行った。「BTTF」が公開されたばかりのマイケル・J・フォックス主演「ティーン・ウルフ」と同時上映で、どっちかっていったらみんなそっちが目当て。でも見終わった後は、全員この映画についてばかり熱く語ってた。「ジャイアンツ」(56)のロケ現場の寂れた広大なテキサスの風景、「NO GO」(止めろ)→「GO ON」(行け)のギャグ。コスナーが片手を挙げる「乾杯」のラストシーン。すべてがカッコ良くて、おかしくて最高だった。名作でも傑作でもないけど、個人的に思い入れがある映画って誰にもあると思うが自分にとってはこれが正にそれ。「ドムに会いに行こうぜ」って台詞奴らまだ覚えて るんかなあ・・・。 10点(2004-01-14 21:20:21)(良:3票) |
1462. 白い恐怖(1945)
これ例のダリの夢のシーンも印象深いけど、やっぱテルミン使ったあの音楽で語り継がれる作品でしょう。 俺は電車内とかで挙動不審な人がうろついていると、このテーマが頭ん中でエンドレスに流れてきます。 バーグマンはこの時期、モノクロ画面を通しても美貌が光輝いて ましたね。 8点(2004-01-14 20:46:36)(良:1票) |
1463. ふたりのトスカーナ
血は争えず!イザベラ・ロッセリーニって年取るにつれ、バーグマンに演技も堂々とした体格もどんどん似てきましたよね。 ナチスものには少々食傷気味だったけど、これは北イタリア、トスカーナ地方を舞台にした佳作です。 ラストは辛かったな~。あの二人の少女はどうやって成長したんだろう・・・。 8点(2004-01-14 20:39:31) |
1464. ニューオーリンズ・トライアル
邦題はイマイチだけど、これは傑作です! 陪審員制度、銃社会アメリカが抱える問題点とエンターテイメント性をうまく両立させていて見ごたえ十分。 こういう厄介な問題も、肩ひじ張らずにきちんと娯楽作にしてしまうアメリカ映画の底力を感じさせられるはず。 ホフマンとハックマンの1シーンだけの対決シーン、両名優(盟友?)が楽しんで演技してんなーって感じが画面から伝わってきて、嬉しくなってしまいます。 若手二人も健闘してるし。ジョン・キューザックは最近すごいっすね。 9点(2004-01-14 20:23:27) |
1465. ピクニック(1955)
作品数が少ないジョシュア・ローガン監督の名作! 「ムーン・グロウ」のメロウなリズムに乗ってハル(ホールデン)とマッジ(キム・ノバク)のダンスシーンには、何度観ても 溜め息が・・・。(個人的には「めまい」「愛情物語」よりもこの作品の彼女が好き) 姉の美貌に嫉妬する妹(ストラスバーグ)、結婚に執着するオールドミス(ラッセル)など狭量なアメリカの田舎(カンザス)に 住む人々が生き生きと描かれている。 割りと中途半端な「9月」いう季節がこれほど細かに出ている映画は、この作品以外にないと断言出来る。躊躇することなく満点! [映画館(字幕)] 9点(2004-01-14 19:52:24)(良:1票) |