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アンドレ・タカシさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

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1561.  ベロニカは死ぬことにした(2005) 《ネタバレ》 
自殺未遂の巨乳女性が、ほぼ初対面の異性の前でいきなり自慰にふけり、絶頂を迎えることで生きる希望を取り戻すお話。言葉にすると凄いですな。特に不自由しない生活に対して感じる絶望とは、日々の生活の緩慢な永続感と希望を持てない未来の狭間から生まれてくる。「死ぬことにした」という無造作なタイトルはその気分を表現しているけれど、本作の導入はそれが表現できているとは思えず、出発点があやふやな為にその後の描写が迷走気味。都市生活を送っていた自殺未遂者がいきなり人里離れた精神病のサナトリウムで目を覚ますのはファンタジーの手法だけど、作品全体がファンタジーとしてまとめられている訳でもない。主人公以外の登場人物が抱える心の闇を積み重ねた上で、主人公がブレイクスルーする方法がオナニーって云うのはどうなんでしょう? すべては真木よう子を脱がせることから始まった企画のような印象で、それに執着してコケた感じです。その肝心のシーンの見応えも微妙でしたし…。原作は読んでませんが、そちらは相当に深いことが想像できる。だけど、睡眠薬で心臓心室の細胞が壊死するってホラを主人公が信じた時点で、映画の方はIQがガタ落ちした音が聞えました。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-12-01 23:08:23)
1562.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 《ネタバレ》 
完全にPART2へつなぐ為のプロローグで、PART1としての盛り上がりを設定するようなサービスも無い作り方でした。お金を払って2時間半の助走をさせられたってことですね。それは予想していたので、特に不満ではありませんが。しかし、常に「駆け足」だったこのシリーズが、前後編に分かれた途端に「間延び」に転じるのはいかがなものか。そこは演出の手腕が問われても致し方ないだろう。あまり書くことが無いので恋愛模様に関して。本シリーズのヒロインは間違いなくハーマイオニー。10歳くらいからスタートして、少女から女性へ変貌して行く彼女を観ることが本シリーズの楽しみのひとつでした。彼女がシリーズを通して初めてハリーと二人きりで長時間を過ごします。ロンを交えた三角関係もクライマックスのはずで、あの時間はハリーに与えられたラストチャンスだったのに、あくまで友人であることを確認しただけでした。「二人でずっと隠れていよう」とハーマイオニーが言った時、ヴォルデモートのことは別にしてもハリーにはもっと呻吟して欲しかった。そこは原作も含めて不満の残るところだ。だって、ロンの妹より絶対にハーマイオニーだろう。ドロドロした痴話話はこのシリーズに似合わないけど、主人公とくっ付かない魅力的なヒロインを設定するなら、その理由を説得して欲しいところ。本作での二人の時間はそれに気を遣ってのことだろうけど、かなり物足りない。「ロンは親友なので譲りました」じゃ納得できない。
[映画館(字幕)] 4点(2010-11-21 11:32:13)
1563.  妖怪大戦争(1968) 《ネタバレ》 
妖怪たちはみんなユーモラス。当時はそんな捉えかた自体が斬新だったのかもしれない。しかし、妖怪を正義の味方として描くことに好感を持たせようとしたプロットが甘っちょろく、間延びした演出やぐだぐだの戦いはさすがに眠くなった。大戦争なの? ダイモンに捕らえられていた子供達が二面女の背面を見ながら大人しく誘導されるシーンにずっこけ、製作年度を考えてもリスペクトするような出来じゃないという意見。妖怪たちが色んな方言を喋っていたけど、眠い目をした油すましに関西弁を割り振ったのは違和感ありましたね。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-17 23:10:23)(良:1票)
1564.  醜聞(1950) 《ネタバレ》 
う~ん、微妙。雑誌ジャーナリズムの横暴から法廷ものを経て、最後は改心もの。テーマが入れ違いに現れて、全体として見応えを殺していました。法廷でダメ人間が改心するって、シドニー・ルメット&P・ニューマンの「評決」などがすぐに思い浮かぶけど、こちらは途中からそのテーマに切り替わった感が強くて深さを感じません。途中で何度もあった改心する機会を引っ張った理由は、志村喬の最終答弁に告発と告白と懺悔を集約して一気に解決させたかったから。そこは強引さが否めず呆気なくて拍子抜けでした。そもそも、原告側の弁護人が被告に買収されていたことが、争点を決定づける証拠になるものだろうか? 「情婦」が本作の7年後の製作だから、このジャンルはまだまだ未開拓の部分が多かったのだろう、と勝手に納得しておこう。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-15 23:47:15)
1565.  THE 4TH KIND フォース・カインド 《ネタバレ》 
うわ、こっわー。アビゲイル博士の顔。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-11-01 23:59:30)
1566.  サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS 《ネタバレ》 
何より、サトラレに対してその意思が聞こえていないフリをして付き合って行くことが極めてアンフェアだと思いました。なので、きれい事でまとめようとしている流れに待ったを掛けたかったくらいです。サトラレが本当に存在しても、政府や周囲の対応があんなふうになるとは思えず、最後まで醒め気味でした。能力が尊重されても人格は無視されるサトラレに同情した鈴木京香のアクションは想像の範囲内だけど、感動の押し売りは想像を越えていましたね。サトラレであるかどうかに関わらず、孫のことなら何でも分かるという八千草薫のスタンスには、サトラレが社会に適応するヒントがあるように思えたのだけど、そこをすくい取らず流してしまったのが残念です。寺尾聰の役割が渋く、浮き足立った設定を辛うじて繋ぎとめていた感じでした。原作のことは知りませんが、他者に意思が伝わってしまう性質を自覚したサトラレの困惑に正面から取り組んで欲しかったです。無人島に置き去りでは、いくらなんでも…。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-01 23:41:22)(良:1票)
1567.  静かなる決闘 《ネタバレ》 
軍医が戦地で染された梅毒菌と「静かに闘う」というお話でした。それを婚約者にも明かせず医師を続ける三船の高潔がテーマのようです。静かに闘う相手はスピロヘータ菌であると同時に自らの性欲でもある。悶々です。でも、婚約者の人生を思うが故に明かせないという理屈はあまりに相手をバカにしてますね。情報を開示したうえで婚約者にも選択権を与えないと、彼女の人生にしこりが残ります。さすがに半世紀以上前の作品で、そのあたりの思考経路に隔たりを覚えます。ちょっと調べましたが、スピロヘータ菌は初期に処置しないと現代でも治りにくいみたいです。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-10-31 03:28:03)(良:1票)
1568.  南太平洋の若大将 《ネタバレ》 
お兄さん、ちょっと歌いすぎ。そのためにいつもより15分長い。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-10-17 00:48:05)
1569.  カラフル(1999) 《ネタバレ》 
初投稿、失礼します。アニメ版を先に観てしまうと、プロットは同じでも同じテーマは感じられません。最後まで、主人公が自殺した動機が伝わって来ない。緩い気分に流されて、大事なものが欠落しているような作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-10-13 22:22:28)
1570.  ハナミズキ
その昔はアイドル映画の主役だった薬師丸ひろ子が母親役。新垣結衣にもそんな時がくるのかなぁ、などと思いながら、薄味のストーリーの隙間から淡々と彼女を眺めておりました。それ自体はさほど苦痛じゃなかったでのですが、いざレビューするとなると書くことが無い。進学を契機に故郷を後にする人はたくさんいます。遠距離恋愛では無くとも、誰もが少しは未練のある関係を故郷に残しているものでしょう。若い頃はそんな未練より目の前にある茫洋とした希望の方に意識を奪われるけれど、ある程度の年齢になると違った選択肢もあったのではと思えてくる。あえて言うなら、少しだけそんな感傷をもらいました。
[映画館(邦画)] 4点(2010-10-10 23:48:03)(良:1票)
1571.  サブウェイ123 激突 《ネタバレ》 
デンゼル・ワシントンが収賄疑惑の真相を告白させられるシーンは気の毒だったけれど、それが山場であとは萎む一方でした。犯罪を犯し、冤罪だと叫び続けた男の懺悔がストーリーを重く転がして行くと思ったんだけどね。その疑惑の記事を読んだだけで冤罪ではないと確信したからこそ、トラボルタにはデンゼル・ワシントンにシンパシーを感じていたのだから、そこをもっと活かさないと。現金輸送のタイムリミットなんて、きっと制作側が思っているほど誰も緊張感を持って観ていないと思う。全体に、対岸の火事を見るような味気なさでした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-10-10 22:56:04)
1572.  オリエント急行殺人事件(1974) 《ネタバレ》 
ミステリーの女王の代表作(?)の映画化ということで、公開当時はテレビでたくさんCMが流れていた記憶がある。でも、しばらく後のテレビ放送で観たんだけど「ふーん、こんなものなんだ」って程度でした。観直したけど感想は変わらず、特に面白いと思えない。ストーリーを追うだけで、鑑賞者に推理させるような間をほとんど与えず、謎解きもなんだか反則技。復讐を果たした達成感は分かるけど、自分たちの手で人を刺殺した後にシャンパンで乾杯するメンタリティには違和感を覚えました。ヒューマンな解決といういう見せ方でしたが、復讐殺人を肯定するのなら、日本の「敵討ち」のように大声で名乗ってからやらないと、いくら相手が悪い奴でも陰湿に見えます。公の場でしかるべき手続きを経て裁いた方が、相手にはダメージを与えたんじゃないでしょうか。
[地上波(吹替)] 4点(2010-09-27 02:14:04)
1573.  東京島 《ネタバレ》 
原作を読んだ者としてレビューさせてもらいますが、これは「おばさん映画」のはずが、そうでは無かったです。根本のところをアレンジしてしまった印象です。最大の失敗は清子のキャスティング。木村多江がきれい過ぎる。清子は本来、地下鉄の僅かに空いた座席の隙間に太った尻をねじ込んでくるようなおばさんです。見苦しいおばさん。そんなおばさんの、無人島での存在の浮き沈みが原作の読みどころだが、本作は沈む部分がない。もし無人島でなければ、くじ引き結婚に誰も立候補しないような女優を選んでくれないと。一般的に嫌われるおばさんの図々しさと、希少価値のバランスが、美人をキャスティングしたことで台無しでした。適当にチヤホヤされて、ゆる~いサバイバルを見せられてもテーマらしきものを感じません。この映画化で感心したのは海亀の甲羅を背負ったワタナベ。あれは確実に言葉の描写を越えていて、ひと目で声を出して笑いました。■ロカホリさんの【余談】は情景が目に浮かびます。とても爽やかな気分にさせていただきました。
[映画館(邦画)] 4点(2010-09-22 13:34:25)(良:1票)
1574.  ネバーセイ・ネバーアゲイン
公開当時はショーン・コネリーのボンドが見られることがただ嬉しかったのだけど、見直すとたいした出来映えじゃないですな。製作意図が良く分からないリメイクです。今にして思うことだけど、ショーン・コネリーはこの作品あたりを境にして若作りで見せる役柄を捨てて老練な渋さで見せる映画を選び始めた気がします。ジェームズ・ボンドで売り出し、中休みがあって、最後はオリジナリティ溢れる渋さで大輪になった。本作には過渡期の迷いのようなものを感じました。これで007映画レビュー、コンプリートできました。やれやれ。
[映画館(字幕)] 4点(2010-09-09 22:57:17)
1575.  ソルト 《ネタバレ》 
序盤でスパイ嫌疑を掛けられた際に、夫の携帯が繋がらないだけで過敏に反応し、ハンドメイドのバズーカをぶっ放す。その行動に違和感を覚える。あれ、何人か死んでますよ。元々はソ連で育成されたスパイというのは事実のようだが、最初から寝返っていたにしろ、夫を殺されてからにしろ、最後まで観ても説明が付きにくい行動が多い。見境なく人を殺し過ぎ。私の偏狭な観賞態度のせいかも知れないが、彼女の真意が分からずアクションに集中出来なかった。アンジーだけじゃなく、最後にアンジーをヘリから逃がしたCIAのおっさんの考えも良く分かりません。行動を起こす度に、スタンスが変わるように見える構成を狙っているのだろうが、シナリオの完成度は低いと思います。監督の経歴を見ると詰めの甘いサスペンスが並んでいて、妙に納得しました。
[映画館(字幕)] 4点(2010-08-22 06:40:59)(良:1票)
1576.  モンスターVSエイリアン 《ネタバレ》 
予告で見た主人公が大好きな「Mr.インクレディブル」の奥さんに似ていて、勝手に好感を持っていた。劇場へ行けなかったことを悔やんでいたけど、結果からいうと行かなくて正解だった。序盤から、主人公の必要以上にオーバーな表情の付け方に悪い予感を覚える。その表情も含めて、いつまでも悪ノリを繰り返すシナリオに疲れが溜まって行く。過去の名作からキャラを拝借するのは構わないが、彼らをちゃんと描かないまま探査ロボットが出てきてどんどんアクションが進む構成の粗さがとても気になった。出演させるならもう少し描写しないと、リスペクトしていることにならないでしょ。彼らの間の友情も同類相憐れむと云う以上のものでは無く、婚約者のTVキャスターをことさら酷い男に堕としめることでそれを強調する安直さ。これは、かなり中味の薄い作品でした。日本語吹き替え版を観ましたが、宇宙船のコンピューター役の田中敦子さんのとぼけた上手さは際立っていましたね。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2010-08-19 23:09:22)
1577.  ザ・スピリット
アメコミの映画化らしいけど、原作を知らないと最後まで置いてけぼりを食った感が否めない。「街」は自分の「彼女」で、自分は「街の魂(=スピリット)」だ、と語る主人公はヒーローというよりナルシストの変人という部類に思えて、原作を知っていたとしても格段に見応えが増す気がしない。ただ、出てくる女優が美しい。全員。キャスティングも悪くないのだけど、これは女優を美しく切り取ろうと撮り方で相当に気を遣っている。そこだけは、他の映画も是非見習って欲しいものだ。その意味で、言葉は悪いが偏執的な趣向を感じさせてくれる作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-16 23:19:04)
1578.  eiko【エイコ】 《ネタバレ》 
麻生久美子の出番が多い割には物足りない。いい話なんだけどね。可愛いけれど、ちょっと馬鹿。でも、とても優しい主人公。確かにこんな子は構ってあげたくなる。スッピン顔が特に良かったです。観賞後、しばらく経ってやっと物足りなさの原因に気付いた。沢田研二、あんたが大人しすぎるんだよ。製作当時は55歳。劇中はもう少し老けた設定のようだったけど、若い女の子を一歩引いて「見守る」ような歳でもないだろう。知り合いの探偵なんかに「よろしく頼む」前に、お前が頑張れよ。「大阪物語」で若い娘に浮気して孕ませていたあんたの方によほど共感するぞ、って違う映画まで思い出してしまった。口当たりの良さのせいですぐに気付かなかったけど、男女の本質部分をプラトニックに描きすぎているところに不満、というか違和感を感じるのでした。私だけか。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-08-05 22:59:27)
1579.  虎の尾を踏む男達
冒頭に「1945年9月製作」のテロップ。終戦直後の日付だが意味が解らず、調べたところによると進駐軍の検閲に引っ掛かり公開が1952年まで遅れたとのこと。主君への忠誠心の描写がダメだったらしい。外国人の目には、とても日本的に映る映画、ということなのでしょう。エノケンという人はほとんど観たことがなかったけれど、芸達者ということは良く分かった。反対に大河内の台詞が聞き取りづらく、しかも力めば力むほど何を言ってるのか分からなくてストレスだった。立ち居振る舞いには迫力があるんだけどねぇ。黒澤映画という視点で言うと、ほとんどスタジオの中での会話劇的な展開であるために特色が出ていない。ラストシーンの空は良く観ると書割なんだけど、描画のこだわりにはこの監督の色が現れていると思いました。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-17 21:05:29)
1580.  昴-スバル-
黒木メイサのファンが彼女目当てに観る分には良い具合かもしれません。自分はバレエを見る目が無い人ですが、頑張って練習したんだなあと思えるレベルにはなっています。ただ、役柄が「天才」だったりするので、そこまでのものには見えません。原作との印象の違いになりますが、主人公の幼稚なわがままとか傲慢さがその「天才」ゆえに許されるというか、周囲をねじ伏せてしまう歪んだお話が原作の味わいです。そのちょっと異質なアンチヒーローが、本作ではある程度は常識的で丸い人物に見えました。どんな世界でも一流と言われる人は人格的にも優れた(ように見える)人が多いけれど、そこに反旗を掲げているところがテーマと言えなくもないので、どうせなら思い切った嫌われバレリーナにしてくれた方がずっと見応えがあったと思います。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-05 01:44:24)
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