141. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
実話の映画化ということでどこまでが本当の話かわからないけど、確かにこの映画ではディカプリオの魅力がとても生かされていたと思う。高校生というのはちょっとムリがあったような気がするけど、あの屈託のない口八丁の明るくて知的な感じのハンサムぶりが、誰でもコロッとだまされてしまうというのに妙にナットク。人はやっぱりどうしても外見でその人のレベルをまず判断してしまう事が多いと思う。父親のヤンキースが何故強いかという話から、その極意を超一流の詐欺に使った彼の能力はある意味尊敬。すごく心に残る作品ではないけど、平均点以上の映画という感じです。 8点(2003-05-15 23:11:08) |
142. マルホランド・ドライブ
ナオミ・ワッツの清楚な感じの美しさ故、サスペンスとしての謎解きにきっと答えがわかると思ってしまい、見終わってからいろいろ考えるけど、やっぱりよくわからず。リンチ・ワールドは本当にもつれた糸が絡み合った世界。 8点(2003-05-04 23:40:49)(良:1票) |
143. シェーン
最初に見たのは中学生の頃で、単に西部劇としての善と悪との戦い、少年とシェーンとの心の交流の果てのあの「シェーン・カムバック!」のみに感動していたように思う。けれども最近見直してみると、謎の多い孤独なシェーンの心の動き(雨の中に1人たたずむ姿など)が微妙に場面のいろいろな場所で現れているし、特に少年の母親とのプラトニックラブはあの父親とのケンカと、その後の握手のシーンで涙がどっと溢れてしまった。(まさに男の中の男!) その後の有名な対決シーンへと続き、ラストの馬上でのシェーンのなんとも言えない表情。・・・まさに私にとって映画の中の映画である。 10点(2003-05-04 18:16:07) |
144. 北北西に進路を取れ
何と言っても極上のエンターテイメント。キャスト、ストーリー、カメラワークの3拍子が揃っていて、何度でも見たくなるヒッチコック作品の一つ。特にセスナに襲われるシーンのシークエンスは最高!でもあの主人公のお母さんはどう考えても若すぎる。義理のお母さんなのかな? あとラシュモア山の麓のレストランのシーンで女スパイが発砲するシーンでは後ろのエキストラの男の子が先に耳をふさいでる。ご愛嬌。 10点(2003-05-04 18:08:06) |
145. 断崖
ちょっとバカップルって感じの映画。最初の方はクラシカルなロマコメの雰囲気がなかなか良かったんだけど、やっぱりストーリーに無理がありすぎると思う。ケーリー・グラントの人物像が中途半端。 6点(2003-04-30 00:00:25) |
146. 私は告白する
(ネタばれあります!)なんであの女性は結婚したのかひたすら疑問。旦那さんにあっさり、前の恋人への気持ちを告白してるのにも疑問。裁判で無実になったのもそれでいいんだけど、なんか疑問。そもそもの犯人の動機自体が疑問だし、懺悔しに行くならするな!って感じの?映画。モンティは素敵。 5点(2003-04-25 22:46:18) |
147. アラビアのロレンス
音楽も良いし、なんか名画!って感じですがはっきりいって面白くないよね~。 7点(2003-04-25 22:37:20) |
148. おしゃれ泥棒
オードリーの作品の中ではちょっと後期の作品だし、人気もイマイチのような作品ですが私は大好きです!というのも共演のピーター・オトゥールの雰囲気が最高に好きだからです。それだけの理由で単純な私はこの単純なストーリーの映画を何度も見ています。 昔テレビでやっていたものはかなりカットの部分が多く、映像の色もあまり良くなかったのでDVDで見直すと、オードリーの洋服の色合いがかなり違っていました。そのカットされていたシーンでもいろいろ面白いシーンがあります。パラビデオという南米の富豪がゴッホの絵を買いに来てけんもほろろに追い返されるところ、泥棒をホテルに送って家に帰ってきたニコルと父とのシーンでは絵を丁寧に拭いて指紋を消したり、「なにか変なことをされたか?」と尋ねる父親に「ちょっとだけ」と答えたり、そしてそのシーンの最初の方では父が泥棒をホテルに送ったと聞いて吹き出したグラスのお酒をそのままオードリーが飲んでいます。(きたない!) というわけでこの映画が大好きな私は隅々まで見て楽しんでいます。 10点(2003-04-21 20:53:31)(良:1票) |