141. 裸足の1500マイル
《ネタバレ》 舞台は1920年代のオーストラリア。当時、オーストラリアはイギリスの植民地であった。支配国だったイギリスはイギリス人とアボリジニーの混血児が生まれると、その混血児を隔離するという政策を取っていた。その理由はアボリジニーを同じ人間として見ようともしない人種差別以外の何物でもない価値観に基づいて行われていた。当時は当たり前のように行われていたこの隔離政策を映画化するに当たって多少の演出や脚色はあるかもしれないが、彼女たちが1500マイルの道のりを歩いた事は紛れもない事実である。もちろんイギリスの政策は人種差別であり、その犠牲者になった人たちはたくさんいたと思われるが、怒りや憎しみといった負の感情をこの映画からは感じない。この映画で描かれているのはただ「自分の故郷に帰りたい」と思う彼女たちの純粋で真っ直ぐな強い意志だからだろう。 7点(2003-12-07 22:33:47)(良:1票) |
142. パズル(1999)
ここまで酷い出来だとは思わなかったな~。こんな雑な映画は久しぶりに見たぞ。 2点(2003-12-07 22:22:13) |
143. バイオハザード(2001)
主人公を一時的な記憶喪失にしたのはGOOD。部隊の隊長が主人公にあれこれ説明してくれるのは、同時に映画を見ている人への説明にもなったから自然にストーリーに馴染む事が出来ます。しかし肝心のストーリーは色々とパクリが多いかな~とも思いました。もうちょっとミラの戦闘シーンを期待していたのだけど、それほど見せ場も無く終わってしまいましたね。ラストは次回作があることを匂わせてますので、次回作ではもっと凄いアクションを期待しております。 6点(2003-12-07 22:13:55) |
144. π(パイ)
なんか不思議な夢を見ているような感じだったな~。意図していることは何となく分かったけど、内容よりもむしろ映像を評価するべき作品なのではないかな~。 6点(2003-12-07 22:10:30) |
145. パール・ハーバー
一説にアメリカ側は日本の宣戦布告を知っていたのだが、知らないふりをしてわざとパールハーバーを攻撃させたというものがある。理由は簡単で、アメリカは第二次世界大戦に参戦したがっていてその正当な理由が欲しかったから。その当時アメリカの国民の中にも第2次世界大戦に参戦することに反対していた人がいたから、その反対派を説得する何らかの理由を探していたというわけ。そこで日本からゼロ戦の大部隊がアメリカに向かっているというから、飛んで火に入る夏の虫ってなもんで政府はわざと攻撃させた。もちろんパールハーバーに居た一般兵士はそんな裏事情は知るわけが無い。それはアメリカ国民も同じ事で、みんな日本の「卑劣な行為」に激怒。国民の参戦する気運を高める事に成功したし、国際的にも参戦する正当な理由を手に入れることが出来たというわけ。この説はとても説得力があるしあの時代のことを考えると納得がいく。まぁ真実は誰も分からないわけだが、今更この映画を描いてどうする?アメリカは実際にあった戦争を舞台にしたヒューマンドラマばかり描いているが、アメリカが関わった全ての戦争を美化したいとしか思えない。実際この映画も陳腐な恋愛ドラマに仕上がっているが、こんなどうしようもない映画だけどCGだけは評価しても良い。こういう技術をどんな映画に使うかが問題なんだけどね。 3点(2003-12-07 21:59:47) |
146. パーフェクト・ワールド
高校生の時見た映画の中で一番泣いた映画。 9点(2003-12-07 21:16:05) |
147. バーティカル・リミット
《ネタバレ》 この映画には見せ場が各所に散りばめられているように見えて、クライマックスというものが無い。ヘリから岩に飛び移るシーンでの意味の無いアクション。明らかに爆発させたい意図で持たせたニトロ。そして案の定、爆発&皆ピンチ。救出に行っているのにもかかわらず自ら2次災害を引き起こす優秀な?雪山登山家たち。最終的妹を救出したのは良いが、その後いきなり妹が病院のベッドの上のシーン。意識すら朦朧とする妹1人を連れてたった2人でどうやって下山したのかが甚だ疑問。むしろ登るよりも下山する方が難しいはず。途中でジャンプしてきたあの谷は一体どうしたんすか…?そんな無粋なことを言っても始まらないのだが、一番の問題はこの映画はいわゆるコミックであって、本当に人間が感じるであろうスリルってものを感じないところ。派手なアクションも結構なのだが、余りにも現実離れし過ぎているのでこの人たちは一体何が可能で何が不可能なのかが分からない。この映画では人間の限界が分からないから、無理かもしれないという難関を乗り越える時のスリルが全く無い。雪山で全力疾走して崖に飛びつくようなアクションが出来るんだったら、最後のシーンのように1つのロープに4人がぶら下がる状況だって何とかできちゃうんじゃないの?思ってしまう。だから彼らが死んでしまうのも納得がいかない。長々と批判しちゃって、この映画が好きな人には悪いな~とは思うんだけど、率直な感想を言わしてもらった。 4点(2003-12-07 20:24:41) |
148. ノイズ(1999)
《ネタバレ》 微妙でした。宇宙から帰ってきた夫に何かしらの変化があって、それは宇宙で何かがあったからじゃないのか?というツカミの部分は十分そそられたんですけどね。いかんせんストーリーとオチが酷い。序盤から中盤はジョニー・デップの演技力でもってミステリアスな雰囲気を作り出していたのに、最後の最後で「こんなんでました~」的に変なもの見せられると興ざめしてしまいます。ツカミは良かったんですけどね~。 4点(2003-12-07 18:31:53) |
149. トレマーズ3<OV>
《ネタバレ》 地中のどこから襲ってくるのか分からない…というのがトレマーズの恐怖だったわけです。しかし3作目になると、地中を移動する生物というのは実際に居るからそれを肉食の怪物にしてみたらどうだろう?という面白い発想から完全に離れてしまっています。ケツから炎を爆発させてその推進力で飛ぶんだよ。ありえないっしょ。しかもグラボイズに食われた人間がグラボイズの腹を割いたら生きて出てきちゃうし…。トレマーズをコメディにしたらダメですよ。1作目ではあり得そうなリアルな雰囲気にハラハラしたものですが、3では完全にあり得ない話をマジメに撮ってる(たまにギャグ有り)からほとんどコント状態。トレマーズファンとしては残念の極み。 4点(2003-12-07 17:17:44) |
150. トレマーズ2<TVM>
《ネタバレ》 1作目ではグラボイズの存在が本当に大きく感じられて、逃げるので精一杯といった感じだったのに、2作目ではどうもグラボイズに恐怖を覚えない。グラボイズは進化したが、映画は退化しているぞ。ガッカリしている人は多いんじゃないかな~。 4点(2003-12-07 17:12:14) |
151. トレマーズ
地中を移動する肉食の怪物グラボイズがどこから現れるのかという恐怖感に子供の頃は酔いしれたものです。地中しか移動できないというグラボイズの特性を最大限に活かしつつ、村人全員が闘っていくところを見るのが本当に面白かったな~。 7点(2003-12-07 17:09:13) |
152. トランスポーター
《ネタバレ》 ■1.契約厳守(never change the deal)■2.名前は名乗らない(no names)■3.ブツは開けない(never look in the package)の3つのルールを人が死んでも絶対破らなかった運び屋が、人間の女がブツだっただけでコロっと人道的な行動に出てしまうのが理解できませんでした。しかしそれに目をつむりさえすれば、カーアクションだけでなく、陸・海・空と場所を変え品を変えのアクションの連続に満足する事間違いなしです。 7点(2003-12-07 17:04:38) |
153. トラフィック(2000)
麻薬の話ですね。ただ、日本人の私はアメリカの麻薬の話には疎いんです。麻薬が大きな社会問題になっているアメリカではすごく的を得てるんでしょうけど、麻薬がどういう行程でアメリカに流入しているのかとか、詳しい事を知らないもっち~にとってはハッキリ言って対岸の火事で、「ふ~ん」って感じでした。しかも登場人物多すぎて、話が途中で分からなくなってしまうという失態。 6点(2003-12-07 16:58:03) |
154. ドニー・ダーコ
《ネタバレ》 様々な謎を残しつつも28日と6時間42分12秒で確かに彼の世界は幕を閉じたのです。それだけは紛れも無い事実であり、もっち~はこの世界観に驚愕しました。 9点(2003-12-07 16:51:01) |
155. となりのトトロ
《ネタバレ》 気の強いサツキがお母さんが死んでしまうかもしれないと思って泣いてしまう姿を、わがままなメイがびっくりしながら見ているシーンが印象的です。カンタが穴ぼこの空いた傘をサツキに無理やり渡して走り去り、思わずニヤっとしてしまうシーンも印象的です。お父さんが病院への道を間違えてしまったり、寝坊してお弁当を作り忘れてしまうけど、楠の木に向かってお礼を言ったり、風が強くて大きな音を怖がっている子供たちを元気付けようとする姿も印象的です。ファンタジーですが、とにかく人間味が溢れているんです。この映画には。 10点(2003-12-07 16:31:09)(良:1票) |
156. 隣のヒットマン
隣に殺し屋が引っ越してきたら?という設定で繰り広げられるコメディなのですが、ブルース・ウィリスの演技が上手すぎて本当に怖くて笑えませんでした。 3点(2003-12-07 16:14:30)(笑:1票) |
157. Dolls ドールズ(2002)
《ネタバレ》 題名のDOLLsというのはもちろん人形という意味ですが、映画の序盤に出てくる「人形浄瑠璃」と「つながり乞食」を対比、もしくは並列させているんだろうということが容易に推測できます。ただ序盤の「人形浄瑠璃」がどんな話なのかよく知らないから、どのようにストーリーに関わっているのかも全く分かりませんでした。やっぱり、「人形浄瑠璃」に少しでも詳しくないと話が分からないんじゃないかな~と思いました。ただ、そういうマイナス面を感じつつもこの話にすごく引き込まれて、途中は涙が溢れて仕方がありませんでした。最初から最後まで、「痛い愛」に満ちているのですが、そこにいやらしさが全く無くて、淡々としているのが逆に切なさを感じさせられました。しかし淡々としているから退屈かと言えばそうでもなく、映像はとても綺麗で日本の四季を美しく描いていたので、美しい映像の数々に目を奪われてしまいます。しかし、ホーキング青山に「変な奴」という台詞を言わせてしまうのは北野武の独特のセンスですね。 8点(2003-12-07 16:09:01) |
158. ドーベルマン(1997)
正常な精神を持った人が1人も出て来ませんね~。バイオレンスだけの映画に興味は無いのです。 3点(2003-12-07 15:26:35) |
159. トゥルーマン・ショー
《ネタバレ》 視聴率至上主義の究極の形がこのトゥルーマンショウでしょう。世界中の人が限りなくリアルに作られた世界の中で、本物の人間の本物のドラマを見せる番組に釘付けになるという発想は面白い。しかし結局は作られた世界なわけで、その中でぬくぬくと生きて行くことを否定したトゥル-マンの決断すらもドラマの一部として見てしまっている視聴者の姿には考えされられるものがある。 9点(2003-12-07 15:23:06)(良:1票) |
160. トゥームレイダー
アクションシーンは最初の機械と戦う場面が一番カッコ良かった。それ以降のアクションはいまいちだったな~。もっとアクション全開で行って欲しかった。 6点(2003-12-07 14:37:16) |