141. ダンシング・チャップリン
《ネタバレ》 あれ、シネマスケープの方にはレビューがあったけど、こっちには全然無い? さておき、チャップリンを未鑑賞でバレエや劇を作る側にもあまり関わりのない私には、 ずっと見続けるのは少々辛かったです。。。 周防監督の他の話題作と比べると、芸術家的な視点が強いので、 ライトな映画鑑賞家は、娯楽ではなく筋トレとして見る感じになると思います。 誰かとお茶をしながらBGM的に見ると良い雰囲気が得られるかも。 [地上波(邦画)] 4点(2014-01-03 15:46:52) |
142. 病院へ行こう
2013年の暮れ現在に見るとモチロン古臭いのは否めないものの、 邦画コメディ独特の空気感はさすが滝田洋二郎であります。 古臭いと言っても時事ギャグが出てくるわけでもなし、 あるとすればバブル期の香りぐらいですかね? とかく、時代性は本筋を楽しむのに邪魔になることはないです。 当時はニューエイジと呼ばれるマンガが読まれていた時期だと思うが、 どことなくそのシュールさも感じられます。 個人的には大地康雄が堪能できて満足です。 その他、まずキャスティングが実力派ぞろいなので、 演技で飽きることはなかったです。 細かいとこで嬉しかったのは、連続ドラマ「あまちゃん」に出てたあの人たちが、 こんな形で共演してたなんて!とタイムスリップしたような気持ちになれたことです。 小さい時に見たのと変わらず楽しめました。 これはそういうことなんだと思う。 [地上波(邦画)] 8点(2013-12-31 18:41:33) |
143. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 メイド・イン・ヘブンを彷彿とさせるシーンがある。 まぁ、そんなに声を大にして言わなくても、ごくありふれたカットではあるんだけど、 記憶と世界線というテーマであのシーンには、琴線が震えた。 メイド・イン・ヘブンが好きな人、 ドロヘドロの八雲の話が好きな人、 ブラムの東亜重工の中でのシボとキリィの再会の話が好きな人、 銃夢でイド・ダイスケとの再会で褒めてもらいたかった話が好きな人、 AKIRAで金田がケイに「そっちへひっぱられてはダメ!」って言うシーンが好きな人 などなどは好きだと思います。 [インターネット(字幕)] 8点(2013-12-17 03:39:57) |
144. メイド・イン・ヘブン
《ネタバレ》 小さい頃に偶然テレビでやっていて、色んな人にタイトルを聞いたけど誰も知らず。 2chの映画板で質問してようやく判明しました。 非モテ自認の方は天国でなら出会いのチャンスがあるかも知れないと思って徳を積み続けましょう。 きっと子どもの姿でタバコを吸ってる神様が支援してくれます。 ・ 人助けで死んでしまった青年があの世で天国生まれ天国育ちのお姉さんと出会い、恋に落ちる → 天国の人たちは生まれ変わる → 生まれ変わったら生前・天国での記憶がリセットされる → もう逢えません → 特例で神様が転生後に叱咤激励 → 「おまえ誰だ?なんのこと?」とばかりに呆然とする主人公 → 果たして再会できるのか… ないでしょ?意外とないんですよ!こういう映画!あったら教えて欲しいです。見たい。 10才未満で見たのに 30 になっても記憶に残ってるんだから、 僕にとってはとっても面白い映画でした。 ストーリーと、胸キュン、その希少性に9点です。 1点分は日本語版がないこと…。 字幕でも吹替でもいいから日本語版みたいよう…と何年も思い続けています。 なんとかならんのか…? IMDB: http://www.imdb.com/title/tt0093467/ では 6点か…。みんな辛いなぁw [地上波(吹替)] 9点(2013-01-24 06:56:36) |
145. 岳-ガク-
《ネタバレ》 原作既読者の視点でレビューします。原作既読な人が見るとがっかりするでしょう。主に三歩役の彼に。なんというか、豪放で優しい三歩らしさがないのは映画化した意味がないと思う。元気を貰える気がしない。軽いのだ。幾人もの死を受け止め、また救ってきたような山の男に見えない。厳しさに裏打ちされた笑顔に見えない。個人的に楽しみにしてたので残念だった。しかし、小説や漫画のように登山を映画で描写するのも難しいのかも知れない。との思いから4点です。 [地上波(邦画)] 4点(2013-01-22 03:35:46) |
146. 東京大学物語
人物の内面描写や、それに相当するモノローグなども ほぼ無いため、原作未読の方は登場人物のキャラクターが掴めず、 それぞれがどんな理由で場面場面での行動を起こしているかが不明瞭で、 話の筋を追うのが非常にツライと思います。 原作既読でもツライはツライけど…。 また演劇とも映画ともつかない、単純に原作を実写撮りした感じなので、 引き込まれることもなく、淡々と、原作を思い出しつつ脳内補完しながら 見る感じです。 まったく監督の顔が見てみたいぜ! と思ったら、御大ご本人とはね…。 ただまぁ、変な特殊効果も使ってないし、 一応、御大が表現したかったであろうものは、 うっすら伝わったし、 一応、乳揺れも見れたし、3点です。 [インターネット(字幕)] 3点(2012-12-15 08:47:46) |