1721. 地獄に堕ちた勇者ども
《ネタバレ》 一度観ればおなかいっぱいという満腹感を感じるとともに、強烈な印象を残す映画。ヘルムート・バーガー演じるマルチンの異様な存在感が出色。登場からして女装である。幼児偏愛はたまた近親相姦。母の愛に恵まれなかったマルチンがどんどんと悪魔的なオーラを増していく様が恐ろしくもあり美しくもある。国の崩壊、社会の崩壊、家族の崩壊、そして人間の崩壊。「滅びの美学」の真骨頂。容赦なし!そこに「救い」は無い。このドラマでは善き人は死んでいく。突撃隊の男爵の息子も善のままとは言いがたい。父親を殺された怒りにナチスが手招きしている。こんなおぞましい時代があったという事実を描きながら、(母が息子の人格形成をする、アッシェンバッハが人々をナチスの色に変えていく)ように人間が「悪」をつくるという事実、そして「悪」に簡単にとりこまれる人間の弱さを壮大に描いている。こわい映画です。 8点(2004-05-21 15:38:49) |
1722. 白夜(1957)
《ネタバレ》 マストロヤンニに感情移入しちゃうとラストはちょっときつい。でもマストロヤンニを無邪気な笑顔でどん底に落としちゃうさとう珠緒似の可愛いマリア・シェルと何やってたのかさっぱりわからんクールな色男ジャン・マレーにとってはハッピーハッピー大ハッピー!なエンディング。ま、二人とも会えない間はやっぱり辛かっただろうし、マストロヤンニにもちゃんと救いの犬が慰めに来てくれてたし、なんといっても寮に帰れば口うるさいけど愛がいっぱいのおばさんが待ってることだし、やっぱりハッピーエンドだと思いましょう。実のところ、この映画はつい最近初めて観ました。ヴィスコンティがなぜこの名作文学の映画を撮ったのか知らないが、こういうのもいけるんだ、という驚きがありました。雪のシーンが綺麗です。雪のシーンを撮りたかったのかな? 7点(2004-05-20 12:56:27)(良:1票) |
1723. ベリッシマ
《ネタバレ》 しゃべっとるか、はなうた歌っとるか、とにかくよーしゃべる。まるでウチのヨメハン見てるみたい。(←これ、マジ)違うのはウチのヨメハンなら最後絶対サインするだろうってことぐらい。(←悲しいかなこれもマジ)この作品、ヴィスコンティらしくないと感じるのは話の舞台が下層階級で主人公が主婦という点にあると思う。しかしながらやはりヴィスコンティは凄い。貴族だろうが庶民だろうが人間であることには変わりなく、その人間を妥協なくきっちりと描ききる。ラジオのサッカー中継に耳を傾ける庶民。アメリカ映画を楽しむ夫婦。ゾロゾロと当たり前のように部屋に上がり込むアパートの住民たち。大声で階下の住民に伝言する主婦。すべてがリアル。で、しゃべりまくる主婦を演じたアンナ・マニャーニもいい。特に川べりで、騙されたことを知っても晴れやかな表情を見せるシーンと子供のオーデションのテープを見るシーン。しゃべり続けた女が黙っているシーンである。女の顔がアップになるシーンである。一方は主婦から「女」の顔になり一方は「母」の顔になる。まくしたてるだけではない。顔の演技が素晴らしかった。 <本気のビンタにプラス1点(笑)> 8点(2004-05-19 11:18:16)(良:2票) |
1724. 揺れる大地
ヴィスコンティを語るとき、「救いがない」とか「滅びの美学」なんて言葉を聞くが、初期の頃から「滅び」に関してはお好みの題材のようだ。「人間」を描くということは「滅び」を描くということなのでしょう。この作品では家族が崩壊していく。しかし、そこには「美」は無い。運命的に崩壊するでも劇的に崩壊するでもなく、普通に崩壊していく。ソレが怖い。その背景にはシチリアの持つ経済の矛盾があり、その状況もしっかりと描いているが、人間の弱さをことさらに描いているように感じる。出る杭は打たれるというか、今ある世界に順応してしまったら簡単には抜け出せないという「イジメ」問題にも共通する人間の弱さを。そしてこの作品は一つのシーンに余韻がたっぷりとある。もう映すべきところは終わっているのにしばらく映し続ける。ココにリアリズムを感じます。この作品が素晴らしいということについては全く異論はございませんし、あろうはずもありませんが、結果として平均点を下げてしまっている私をどうぞお許し下さい。↓のお二人のパーフェクトレビューの後はキツイっす。 7点(2004-05-18 11:34:42)(良:1票) |
1725. ベニスに死す
セリフとしても内なる声としてもほとんど語らせずに、表情と音楽だけで主人公の心理を描いていく。音楽はグスタフ・マーラー。原作の主人公はこのマーラーをモデルにしているらしい。そしてヴィスコンティ自身も主人公に被っているように感じる。芸術家であろうが天才であろうが、そして貴族であろうが、しょせん一人の弱い人間でしかないと言っているようだ。繁栄のあとには衰退があり、生あるものには死が訪れる。この儚くも当たり前のことを前作『地獄に落ちた勇者ども』で豪華絢爛な美をもって描いたのに対し、この作品は一人の人間の精神世界に焦点を当てて描いている。なので退屈に感じるという意見も当然あって当たり前なんですが、何度も観るとなかなかに浸れるんですよ。主人公と同じようにタッジオを追っちゃうんですよ。これってヤバイ? 7点(2004-05-17 13:03:09) |
1726. 赤い航路
女が男に「なんでも言うこと聞くから~」と泣きすがる。男は「それならば」と...。この辺りまではウンウンと観ていたのだがそこからは未知の世界。とことん女をいじめぬき、精神的に追い込んでゆくことに喜びすら感じる男。女も女で「何でもするからおいてくれ」と言ったもののあんな仕打ちをされても逃げ出さない。未体験ゾーン突入である。飛行機置き去りはあんまりだー!後半は立場が逆転するもいっしょに暮らす。結婚までする。もうついて行けない。理解不能。それでも惹き込まれる。男の誕生日プレゼントにピストル。「あなたが好きなときに終わらせて」とでも言うように。男と女の愛というのは情が増せば増すほど辛いことが多いのかもしれないがこの二人のストーリーはその究極である。愛することに歯止めが効かず行くところまで行った、普通では経験できないドラマを堪能しました。 あ、「そこから未知の世界」とか「未体験ゾーン突入」とか書いてますが、けしてそれまでのプレイを経験したということではないですよ。精神的に理解可能という意味です。そこんところ、くれぐれも誤解無きよう。 6点(2004-05-14 11:15:34) |
1727. 赤い殺意(1992)
オープニングシーンでネタばらしスレスレのわかりやすい伏線を張ってあるというなんとも大胆な構成が良い。まんまと騙された。でもこの手の作品の大半に言えることだが、かなり無理がある。 さかQさんの言うとうり、全体的に感じるちゃちさも拭いきれない。 4点(2004-05-13 11:27:33) |
1728. 赤い橋の下のぬるい水
川の水と海の水が交わる赤い橋の下。川がカドミウムで汚染されたイタイイタイ病の逸話。超純水がおいしくないという話。川で溺れ死んだサエコの母。入水自殺したサエコの前の男。都会からはじかれ漁師になる陽介。そしてサエコのぬるい水。これだけ”水”をからめているにもかかわらず、サエコのぬるい水がインパクトありすぎて他が希薄に感じられるのが残念。そのかわり、水が織り成す縁の中に女の神秘性を感じる。サエコを演じた清水美砂が妊娠中だったということを知って観たせいで余計にそう思うのかも。水が噴出す時の音楽は絶妙。 5点(2004-05-12 13:54:52) |
1729. 運動靴と赤い金魚
かわいい子供が主役ということだけで、ほのぼのしちゃうんですけど、けしてその部分だけに甘えてはいない。お兄ちゃんの運動靴を仕方なしに学校へ履いていく妹。まわりの子供達がどんな靴を履いているのか気になってしょうがない。で、ぶかぶかで汚くてかわいくない運動靴が恥ずかしくて誰も見てないのに隠す。隠れてないんだけど、少しでも目にとまらないようにがんばってる。でも先生の「ちゃんと運動靴を履くように。履いている人もいるようですね。」の一言にニッコリ。そうそう、子供の時ってちょっとしたことを凄く気にしたり些細なことで嬉しくなったりしたような。大人の監督がよくここまで子供の視点で描けたなあと感心します。裕福な町並みやマラソン大会での他の子供達の描写を通してイランの貧富の差の激しい現状を映す。あまり必要なシーンとは思わないししつこさを感じるが、世界にイランの現状を知ってもらうという意図があったのかもしれない。ストーリー自体はシンプルでわかりやすい。主役の兄妹とお父さんの自然な演技も好感が持てました。 6点(2004-05-11 11:25:57) |
1730. 赤い砂漠
モニカ・ヴィッティはかなりタイプです。なので夫の友人の動向が気になってしょうがなかった。心配してるってより完全に惚れてる顔してるから。 アントニオーニの初のカラー作品だったんですね。なるほどです。モノクロでは出来ない試み、セリフや表情や字幕ではなく”色”でヒロインの心情を描いていきます。すべてがくすんだ色なのに強烈に印象に残ります。着ている服も結構カラフルなのにそれこそ霧がかかったようにくすんでます。それらのくすんだ色、霧、何もない店、スト中の工場、言葉の通じない外国人の船員、すべてがヒロインの閉塞感、孤独感を表しているように感じる。昨今のメジャーな映画によくある説明としてのセリフや字幕ってわかりやすいんだけど、読み解いていく楽しみというか、いろんな意味でそれぞれの解釈を楽しむというか、そういうのが無いんですよね。私の解釈ってひとりよがりなところもあるだろうけど、こういうの好きです。 7点(2004-05-10 13:27:25) |
1731. チャンプ(1931)
《ネタバレ》 酔った親父を酒場から連れ帰り、服を脱がせベットに寝かせ布団を掛け添い寝する。親父が寝返りして布団をとってもとり返さず親父の背中にぴったりとひっつく。なんていい子なんだ~~~!!こんな子供が欲しい。いや、こんな女房が欲しい!いや、ここまでしなくてもいいから玄関のドアにチェーンをかけるのはやめて。そんなことは置いといて、ちょっと出来すぎの感が。悪くはないが少年が完璧すぎて現実感に欠けるような。話はお涙ちょうだいモノです。ちゃんとちょうだい致しました。そりゃ、あんなに泣きじゃくられたらね。 6点(2004-05-07 10:58:12) |
1732. クレイマー、クレイマー
子供の幸せを一番に考えるのは当たり前のことなのですが、親が自分の幸せの為に子供を引き取りたいと思うことはごく自然な感情だと思います。 子育てってかなり自分を犠牲にしないと出来ない。でも本来は犠牲と思うこと自体がおかしい。妻に当たり前のようにすべてを押しつけた為に妻は感じなくてもよい”犠牲”を感じてしまった。これは当然夫の責任。ただ、頭ではわかってても実際はねえ..。私も気を付けねば。ラストは子供のことを一番に考えるという当たり前のことをしただけなのに、なんかホッとする。昨今、子供に対する親の虐待の記事を毎日のように目にするせいだろうか。当たり前のことがどんどん難しくなってきたのかもしれません。 7点(2004-05-06 12:11:41)(良:1票) |
1733. 白いドレスの女(1981)
仕組まれた出会いからしてちょっと無理があるのでは。男が夫を殺してしまおうと思うことにも無理を感じる。暑さで頭がやられたということか?ヤバイところを見てしまった女の子を警察署に呼んだ時の、刑事と弁護士と検察官の三者のやりとりが一番の見所でした。それにしてもあの暑っ苦しい喫茶店がなぜいつも繁盛しているのか?この一番の謎は謎のまま終わってしまった。 4点(2004-04-30 11:21:34) |
1734. マルサの女
邦画にありがちな名作ぶった”間”が無い。日本のテレビドラマと映画の違いのひとつにこの”間”があると思うんですが、この作品ではソレを極力排除しているにもかかわらずちゃんと映画している。キャラ設定がしっかりしている為、心理描写に”間”を使ったりしなくてもちょっとした会話や行動で観客に伝わる。コミカルすぎるキャラもシリアスな題材とのバランスがうまくとれている。マンガチックでもしっかり人間ドラマも描かれる。伊丹十三監督は、一見娯楽には不向きな日本的題材を独特なテンポで面白おかしく仕上げるのが非常にうまい。中でもこの作品はホントに面白い。アイディアだけでは終わっていない。 7点(2004-04-28 11:44:09) |
1735. 愛を弾く女
《ネタバレ》 バイオリン職人としては極めていても、自分の狭い世界の中でしか生きようとしない主人公。今までそうやって生きてきたから楽なんでしょう。わかる気がする。そんな主人公に恋愛感情が生まれるのですが、パートナーとして受け入れた場合、この先共に生きるには自分を少し壊さなければならない。それを拒んだということなのだろうか。恋愛に対してはウラハラな言動でも生き方としては自分を徹した。結果は他人を傷つけただけ。一線を越えた対人関係を築けない主人公が哀れに感じた。たしかにダニエル・オートゥイユの映画です。故に起伏の無いドラマが...いや、正直に告白しますとですね、邦題に少しエロを期待しちゃったんですね。それが点数に影響しちゃってます。ごめんなさい。エマニュエル・ベアールのバイオリン演奏の演技はうまかった。あれ、演技ですよね。 5点(2004-04-27 13:45:15) |
1736. 悪魔のような女(1955)
《ネタバレ》 リメイク版を先に見てしまった。もったいないことをした。それでも十二分に堪能できたのは、ラストのモノクロを最大限に活かした恐怖の演出ゆえでしょう。音も効果的でした。でも、あまり怖い怖いと書きたてるとせっかくの良作が敬遠されてもこまるなあ。怖くないですよ~。(もう遅いって。)一応ネタバレ有りにしておこう。 8点(2004-04-26 16:00:29)(笑:1票) |
1737. 家庭
《ネタバレ》 前作で結ばれた2人の新婚生活を描きます。前作で炸裂していたドワネルのダメダメぶりが少し影を潜めたような、というより少し大人になったような気がしたのですが、根は変わっていません。相変わらずのらりくらり。そんな彼を、新妻クリスチーヌとクリスチーヌの家族がやっぱりささえます(笑)。キョウコさんとキョウコさんの部屋はギャグと割り切るか、見なかったことにしましょう(笑)。パートナーに”母”を求めるドワネル、『大人は判ってくれない』で描かれた不幸の結果ということなのでしょうが、男はみんなそういうところ、あるんじゃないでしょうか。”母”ではなく”妻”になりたいクリスチーヌと別居することに。それでもキョウコさんとのデート中、キョウコさんにうんざりぎみのドワネル君は何度も何度もクリスチ-ヌに電話をします。その時のクリスチ-ヌのダダッ子の愚痴を聞いてあげるお母さんのようなやさしい表情がすごくいい。これをいいと思う私もやはり女性に”母”を求めているのだろう。で、テーブルにもどるとキョウコさんは消えていてメモが置いてあります。日本語で「勝手にしやがれ」と。こういうの好きだなあ。オープニングロールやインテリアの色にゴダールを感じたんですが、気のせいでしょうか。たしかこの当時ゴダールは商業映画から撤退し、トリュフォーとも仲違いしてた時期だと思うんで、やっぱり気のせいなのでしょう。 7点(2004-04-23 13:29:24) |
1738. 黒衣の花嫁
《ネタバレ》 ヒッチコックを敬愛するトリュフォーらしい題材である一方、主人公がまるでプロの殺し屋かと思うほど感情を表に出さない女というのは、内に秘めた心情を描くのがうまいトリュフォーらしからぬ作品ともいえるのではと思いました。なにせ、殺しが完璧すぎる。失敗してこそトリュフォー作品って気がしないでもない。 4人目の画家の殺人は、もしかしたら画家の愛にほだされ殺さずに改心するのかな、と私も思いました。そう思わせたすぐあとに死体の映像というのは、やっぱりうまいです。証拠隠滅を一旦は図るも、壁に描かれた自分の絵をわざと残し、、というシーンも、言葉での説明が一切なく又わざとらしさもない。「あー、ここがトリュフォーだなぁ」なんて思ったりもします。ただ、私もイマジンさんと同じく、どうもヒロインが、男どもみんなが興味を抱くような女性に見えず、その一点だけでもかなりストーリーにムリを感じてしまいます。ジャンヌ・モローの演技は決して悪くはないので、単なる個人的な女性感によるところの感想なのかもしれませんが。 6点(2004-04-22 14:35:31)(良:1票) |
1739. 夜霧の恋人たち
アントワーヌ・ドワネルはトリュフォーの分身から完全に独立し、男の情けない部分を全て兼ね備えた青年に成長しました(笑)。やること成すことどんくさいのに、当の本人はいつものほほんとしている。トリュフォーといえば、男と女の恋愛ドラマをサスペンスフルに仕上げるのがうまい。そしてこの作品も、ストーリー自体はけっこうサスペンスフルなのだ。しかし、お気楽人間ドワネルがそれら全てを消し去る。まるで往年の喜劇役者のような振る舞いを素でやってしまうドワネル君の前では、サスペンスな展開も彼を素通りしていく。きっと『柔らかい肌』の主人公がドワネル君なら殺されることはなかったでしょう(笑)。『黒衣の花嫁』の5人の中にドワネル君がいてもやっぱり殺されなかったに違いない。彼だけまんまと助かっているはず(笑)。トリュフォーも楽しんでつくったに違いない。悲劇を喜劇に変えられる男、苦を知らない男、他人の家族に愛される男、..トリュフォーの理想とする人間なのかもしれない。 7点(2004-04-21 13:54:52)(良:1票) |
1740. 映画に愛をこめて/アメリカの夜
俳優ひとつとってもいろいろな人がいるわけで、スターもいれば脇役もいる。この映画をチャンスとばかり利用する人もいれば、復活の足がかりとする人もいる。そこにたくさんの裏方さんが加わりぐちゃぐちゃになりそうなのに、それぞれのプロ意識やひとつのものをいっしょに造ることで生まれる連帯感、いっしょに長くいることで生まれる信頼関係によってゴールに向かってどんどんまとまっていく過程を見事に描いています。映画を作るにあたってハプニングは付き物なんだろうけど、後日談として聞くよりもこうして疑似体験のように見せてくれると、その大変さがよくわかる。監督や製作者はホント、ヒヤヒヤもんでしょう。それでも終わった後は、やれやれという気持ちより達成感や充足感のほうが強い。映画を愛する人たちの愛しているからこその一体感がなんとも心地よい。『柔らかい肌』の猫のシーンもこんなに苦労して撮ったんだよ、というネタばらしまでしてくれる。映画にくわしくなくても、映画のスタッフとして仲間に入れてもらえたような感覚を味わえます。そう感じさせてくれるのって、やっぱり凄いです。この作品は。 それにしてもレオは相変わらずな役ですね。完全に彼のキャラになっちゃってます(笑)。あ、それから、バターはどう使うんでしょう? 7点(2004-04-20 12:23:33) |