161. ペイ・フォワード/可能の王国
冒頭のエピソードで”何が起きてるの?”って引き込まれ、”善意の連鎖”も興味深い。でも、ラストは悲しいし、”ストーリーの収束の為の死?”なんて思っちゃうのでちょっと残念。・・でもオスメント、スペイシー、ハントの三人のキャラクターの掘りさげ方は本当にうまい。序盤の、駐車場でオスメントがスペイシーの顔の傷痕のことを聞くシーンなんて、機微のある演技でほんとリアル。・・というわけで結末に少しの違和感があるのに何度も見てしまいそうな作品。 7点(2003-11-07 11:23:45) |
162. 狼男アメリカン
子供の頃に見た。これ好き。グロいし、怖いのに・・笑える、そのさじ加減はツボだった。使われてる曲もよくて、エンドロールのブルームーンの最初のスキャット部分をずっと口ずさんでたっけ。 7点(2003-11-07 00:02:30) |
163. ビューティフル・マインド
脚本はよく出来ていたし、実話と言うこともあって、驚き、感動出来ました。ラッセルクロウがあまり好きじゃないせいか、演技力があっても、天才ぶりや数学者というのはピンと来なかった。 6点(2003-11-06 23:54:24) |
164. すべての美しい馬
《ネタバレ》 ビリーボブソーントン監督作だから期待しすぎた・・・前作『スリングブレイド』がこのみだったから。それでも、親友同士が『死を考えたことあるか?』って(不穏な)会話で始まって、痛い経験の後、再開で終わるのは、悪くない・・ねらいとしては、アメリカの正義じゃなくて高潔さを見せたかったのかな・・エピソードが多すぎたのか、話を掘り下げきれなかったのが残念。・・・あとキャスティング面白い、マットデーモンとペネロペはいいとして、ロバートパトリックも、ちょい役ながら印象残すし、サムシェパードも。あの子供は『スリングブレイド』の子役・・親友役のヘンリートーマスは『ET』のエリオット少年・・なんか感慨深かった・・好みじゃなかったって言っておいて、なんだかんだ楽しんでるな(笑) 5点(2003-11-06 23:20:33) |
165. バーティカル・リミット
登山もストーリーもおかしいとこはいっぱい。でも、キャストと迫力のシーンで楽しく見れました。映画館で見たので吹雪の音と映像で館内が冷えて感じたほど。 5点(2003-11-06 22:29:20) |
166. チャイルド・プレイ(1988)
アイデアは面白かったし、そこそこ怖かったと記憶してる、でも作品はそれだけ・・・それより山崎邦正の『Kill you!』ってモノマネがヒットだった。 4点(2003-11-06 22:25:08) |
167. クール・ランニング
予備知識なく見たら、面白くておどろいた。笑いどころ、感動させどころバッチリです。TVでの吹き替え放送も、途中からでも見入っちゃったりしますね。 6点(2003-11-06 18:42:13) |
168. その男、凶暴につき
映像でも、雰囲気でもスタイルのある監督は、好き嫌いはっきりしやすくていい。武のスタイルは日本では指折りに好き。淡白なカメラワーク、セリフ、間、一作目からスタイルがあったことに驚かされる。ストーリーがもうちょっと起伏があってもいいなって思うけど・・その辺もスタイルなのかな。。 8点(2003-11-06 18:37:11) |
169. IT/イット〈TVM〉
前後編のビデオで見た。この長さで、これー?前半は興味深いし、ピエロの正体は大いに気になる・・・でも、この正体を知ると『え?』(しかも弱いし)・・・おれは何を見てたの?・・・ま、いまだに『昔、"It"って映画見たんだけどオチで笑ったんだこれが・・』って話せるんだからいっか(笑) 1点(2003-11-06 17:43:30) |
170. 発狂する唇
んー続編もでるんだ?んーこういうバカさってあざとすぎないかな?酒飲んで、男友達と見るんならつまらなさに笑えるかも。 1点(2003-11-06 17:34:30) |
171. ザ・メキシカン
2大スター共演で期待させただけ罪は重い(笑)荷物を2階から投げてよこすシーンですらワンショットで見せてないから、よっぽど2人のスケジュールはあわせるのが難しかったのかな、『ヒート』並み。演出がコメディ、シリアスはっきりしないし(しなくても監督のヴィジョンがしっかりしてれば面白いけど)ほんとに中途半端な感じがしちゃった。”伝説”のシーンのテンポのよさが一番面白かった。 3点(2003-11-06 17:26:12) |
172. グラディエーター
美術、衣装、CGは半端じゃない、ほんとにすごいと思った。評価されたラッセルクロウ以上にホアキンの悪っぷりがよかった。ただストーリーが大味で長く感じた 6点(2003-11-06 16:50:27) |
173. オーメン2/ダミアン
これも子供の頃にみたから怖かったなー。ただ、話の進みは遅く単調で、”悪魔”というより、気に入らない人を殺す”超能力者”程度の怖さしかない。・・まさか、この時点で”4”まで狙ってた? 6点(2003-11-06 16:38:33) |
174. オーメン(1976)
怖くて面白かった。モンスターは出てこないで事故が起きていくことで、しっかりと悪魔の存在を感じさせる。、神父でさえも悪魔と戦うことが出来ないのも怖かった。音楽も秀逸。 8点(2003-11-06 16:29:55) |
175. ラスト・ボーイスカウト
なんだ、このタフガイ(おっさん?)、強すぎ!一発で人殴り殺したぞ!怖ぇーー・・・バイオレンスがツボにハマって楽しく見れました。 7点(2003-11-06 16:08:39) |
176. ポゼッション(1981)
《ネタバレ》 愛、故の狂気。狂気の愛。ポゼス(所有、支配)の欲(=愛?)から、狂気に憑かれ(ポゼッション)ていく女。得体の知れない化け物は女の愛と狂気の産物、女の中の、善(現実)と悪(妄執)がのせめぎ合いで悪が勝った時、化け物=妄執は夫の姿として完成する。ホラー、オカルト色が強いので、いろいろな解釈が出来て恐怖が増殖する。・・・それ以前にイザベル・アジャーニが吐き気をもよおすほどの狂気を体現してる。。アンジェイ・ズラウスキーを思い出すと”鬼才”という言葉を思い出す、まさに鬼の手腕。 9点(2003-11-06 14:03:31) |
177. コレリ大尉のマンドリン
《ネタバレ》 なにより監督の前作が『恋に落ちたシェイクスピア』だったから期待しすぎたんだろうなー。ギリシャ人もイタリア人もドイツ人も英語?とか変なことが頭から離れないし。。なにより、ペネロペとコレリがカラダの関係になるまでが早いっつーか・・うなづけなかったんだな・・それでいて、ラスト近くドイツ将校と付き合ってただけの女を吊るすシーンがあるなんて!もう泣きそうだったよ。ラストの地震も・・とってつけたように浮いちゃってなかった?原作にある部分を押し込んじゃったんだろーなって感じ。・・・でもジョンハートがいい味出してた。『エイリアン』で胸食い破られた・・彼が、いま、とっつぁんになってこんな役してるなんてなー・・・”愛は~”なんてクサイセリフも不思議と素直に聞けたなー。 4点(2003-11-06 12:55:54) |
178. ブロークン・アロー
アクションに引き込まれなかった。アクション映画だからそれが全て・・・ 3点(2003-11-06 12:07:50) |
179. クリムゾン・リバー
《ネタバレ》 ヴァンサンカッセル、ジャンレノ、2大スターを使えば期待するなって方が無理。謎に魅力があって、アクションも見せたりして、娯楽作としての目配せが随所にある・・・・でも、オチが納得出来なすぎ、初動捜査でそんな初歩的なミスがあるとは考えないもんな。英題、クリムゾンリバーは深紅の川=血脈=血縁って伏線になってていいのかも、原題だとLes Rivers Pourres=紫の川だもんね。・・どっちにしても終わり悪けりゃ、すべてがっかり。 3点(2003-11-06 11:53:53)(良:1票) |
180. 裸のランチ
原作よりも行間を読ませるような判然としない映像体験。クローネンバーグは、不快感や嫌悪感をど真ん中に据えて映画を撮れる第一人者。変態、キ○ガイ、ジャンキーをどかっとメインストリームに見せちゃう。だから、ほんのちょっとでも納得できると、こういう妄想、幻覚、持つやつ見るやつ他にもいるんだって小さなうれしさと、大きな嫌悪感が得られちゃう。でもなぜか見ちゃうんだよなー。。拡大解釈すればマイノリティー賛歌。。 5点(2003-11-06 11:30:59) |