161. バースデイ・ガール
想像していたお話と随分違っていたが、思ったより楽しかった。でも出演者の誰一人ロシア人に見えなかった。ニコールは案外B級映画お似合いかも。ところで映画の内容と全く関係ないが、この作品を観たとき隣に座ったバカップル!40席ばかりの小さな館内で本編が始まってもずーっといちゃいちゃ、ゴソゴソ。映画上映中に赤の他人に「やかましい!」なんて言ったの、後にも先にもこれだけです。皆さん、最低限の鑑賞マナーは守りましょう。 6点(2004-02-03 14:13:11) |
162. ライオン・キング(1994)
サークルオブライフとは言うものの、結局いつものディズニーの勧善懲悪ものだった。ディズニーに自然科学を語る資格は無い。私は昔から手塚ファンだったが、パクリ云々以前につまらないと思うんですが・・・ 3点(2004-01-30 10:23:47) |
163. WASABI
これでも外国人が撮るニッポンにしてはまあまあ努力した方??ということにしてそこは評価したい。広末のフランス語もフランス語に聞こえた(意味はわかんないけど)。でももし監督が日本人で広末が日本語を喋ってたら、こんなにつまんない話は無いと思いますが。ま、国際的な相互理解が必要だということで。 4点(2004-01-29 19:12:58) |
164. シャーロット・グレイ
ケイト・ブランシェットはどこまでも強く優雅で美しい。すごいなーフランス語も喋れるのかーきっとフランスにスパイとして潜り込むんだなーと惚れ惚れしながら、舞台がフランスに移ったと気付いたときには終盤でした。重ーい時代背景がほとんど活かされていない、ケイトのプロモーションみたいな映画。 4点(2004-01-29 18:57:11) |
165. river(2003)
某北海道のド田舎で観ました。鈴井監督の2作目、映画としての娯楽性は前作より格段に良くなっています。しかしやっぱり詰めが甘いんだよなぁ。不必要な場面や人物が多すぎる割に、説明不足な部分も多々あり。登場人物の目線を模したカメラワークはブレブレで酔う。役者陣も、ファンは良いかも知れんが一般の人が見ればインパクトの弱いキャラクターばかり。でも、素人の自主制作映画と簡単に片付けてしまうには惜しいくらいの可能性を秘めた作品だと思うのです。映画の出来よりも、地元発信の手作り映画を全国へ送り出し続ける、その意欲を買いたい。まけにまけて7点。 7点(2004-01-29 18:05:29)(良:1票) |
166. ホーム・アローン
受験後に「シザーハンズ」と2本立てで観に行って、ダメ映画だったのがこっちの方。劇中クスリとも笑えず、受験ノイローゼじゃないかと心配になった(でも「シザーハンズ」を面白く観れたので杞憂だと思われる)。思えばクリス・コロンバスってこの頃から苦手だったのかも。 4点(2004-01-26 23:13:09) |
167. アンタッチャブル
お話も演出効果も役者もキメキメ!かっこいい!! 9点(2004-01-26 23:04:09) |
168. アメリカン・ビューティー
底なしにブラックなんだけど美しい。ハリウッドにもこんな監督いるんだーと感心しました。 9点(2004-01-26 22:50:50) |
169. アザーズ
年に何十本映画を観ても、本当に面白かったと思える作品に出遭うことは滅多にない。月並みだけど、これはそんな数少ない作品のひとつ。 9点(2004-01-26 22:36:37) |
170. ショウタイム
30年くらい使い古されたコップアクションの舞台裏を偉そうにネタばらししていた割には、目新しさも深みもなかった。エディなんか最初から期待していなかった(というか予想通り)けど、デ・ニーロなんでこんなのに出ちゃったんだろう。最近お金に困ってるのかな。 4点(2004-01-26 22:20:01) |
171. 12人の優しい日本人
何故か劇場まで足を運んでしまった映画。客席に数人しかいない映画館ってこの作品で初めて体験したと思う。しかし客席の数人全員で爆笑したあの一体感。この傑作をリアルタイムで観たのは密かな自慢です。 9点(2004-01-26 13:50:09) |
172. Shall we ダンス?(1995)
周防監督も監督として円熟したというのか、前作までに比べると映画としての完成度は飛躍的にUPした印象。役者さんの個性も表情も豊かになったけれど、作品を重ねるごとにインパクトが弱くなっているような気がします。でも良い作品には変わりない。会社帰りのスーツ姿のまま踊れる社交ダンスって素敵ですよね。 8点(2004-01-26 12:59:44) |
173. シコふんじゃった。
やはり日本映画には甘い私。無表情・棒読み状態の役者たちはそこにいるだけでおかしいし、本日医科大学だのOK大学だの、細かいギャグもシュール。これ観るとアメリカンジョークって低レベルだなぁと思ってしまいます。日本人独特のユーモアをよーく知っていないとこんな映画できないです。情けないタイトルと相撲というテーマに敬遠されがちのようですが、このマイナーさ加減も監督の狙いなんだろうか。 10点(2004-01-26 12:51:15) |
174. シザーハンズ
受験後のごほうびに父が連れて行ってくれた思い出の作品です(年齢がばれるな(^^ゞ)。「ホームアローン」と2本立てで、実はこっちの方を目的にしていたのですが、観てみたら客席ガラガラの「シザーハンズ」の方がだんぜん良かったんですよね。受験戦争のトゲトゲした私の心を解きほぐしてくれたファンタジーでした。うそ臭い氷像とか、細かいところは当時でも気になったのですが、作品に対する評価+作品を観て素直に感動した当時の自分への評価を込めて10点。 10点(2004-01-22 10:59:10)(良:1票) |
175. 里見八犬伝(1983)
幼い頃に見たきりなので内容はあまり覚えてない。後年読んだ原作の現代語訳とはえらい違いだったのは知っている。とにかく、この映画を初めて観たとき「親兵衛のお兄ちゃんのお嫁さんになるんだ!!」と心に決めたことだけはハッキリと覚えています。その「お兄ちゃん」もいまやハリウッド俳優かぁ・・・・・・幼少の夢を壊したくないので、これからも観ることは無いでしょう。 7点(2004-01-22 10:02:50) |
176. ルパン三世 カリオストロの城
《ネタバレ》 いろんな小道具を試みたにも関わらず、結局ひとっ跳びで塔にへばりついちゃうルパン。オープニングであり得ないくらいばら撒かれる偽札。「ルパンを追っていてとんでもない物を発見してしまったぁどうしよう」の銭形。でも一番好きなのは「死の翼アルバトロス」のすきやきの場面(関係ないけど)。 10点(2004-01-21 23:23:42) |
177. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
はかなげに微笑む大竹しのぶが口ずさむテネシーワルツに泣けて泣けて仕方なかった。原作はどちらかというと真冬の怪談に近い短編でしたが、映画は切なく、温かい作品に仕上がっていました。じじくさいと言われようとも、こういうのに弱いのです。 7点(2004-01-21 22:53:26) |
178. GONIN
なんかこう、「BR」みたいのを想像してて、豪華キャストだったのもあって深く考えずにレンタルしました。役者さんたちの匂い立つような色気はすごかったです。皆さん素晴らしかったし、観る人が観れば傑作なのもわかります。・・・でも駄目だ、こうゆうの・・・。うぇっぷ。 以下追記 初見から十余年。GONINサーガ鑑賞の前に、実に久しぶりに今作を復習しました。 結論。 あの頃は若かったなぁ〜 ようやく本作の美学についてこられるようになりました。感想改めます。これは傑作です! ご丁寧な説明は極力省き(でもちゃんと伏線は張られてるっていうね)、ただただ画の美しさと場の緊張感を追求する姿勢は清々しい。 いちいち役者さんのどこが良いかなんて上げてられないけど、一番好きなシーンが万代の絶命というのは私が女だからかしら。苦しいよ、苦しい。 それで、最後の最後で三屋が抱えてる骨壺がさ、「え?なんで持ってるの?」と謎のまま終わったんですよ。 そしたらサーガでちゃんと説明されてた。20年ぶりの言い訳かよ笑 [DVD(邦画)] 10点(2004-01-18 22:04:03) |
179. RETURNER リターナー
とりあえず日本のアクション映画もこのレベルに到達したという点を評価したい。「時空を超えて戦う美少女」っていう設定も日本のSFアニメの定番ぽくてちょっと嬉しい。邦画の未来を期待させてくれるような映画でした。 6点(2004-01-18 21:49:01) |
180. チャップリンの独裁者
本当のコメディアンというものは、人生の悲哀や優しさや温かさを体現できる人である。世界中の誰もが認める唯一の人物がチャップリンです。自らの命を賭して作られたこの作品は、世紀が移り変わってもコメディ映画の最高傑作だと思います。この作品が生まれた頃に比べれば世界はずっと平和になったように見えます。けれどもやはり戦争はなくならず、罪なき人々が犠牲になり、元は心優しい人間だったはずの兵士が殺人者となっています。劇中の最後に語られる演説を思い出すたびに勇気付けられる反面、何もできない自分が悲しいです。 10点(2004-01-18 16:26:30) |