Menu
 > レビュワー
 > アンドレ・タカシ さんの口コミ一覧。93ページ目
アンドレ・タカシさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1841.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 
ダークだけどカラフル、というこの監督独特の絵作りは健在でした。磨きが掛かったといっても良い。それと、パイ屋の女主人が面白い。トッドが最初に殺した理髪師が悪い奴だと聞いただけであっさり殺人を容認したり、子供は大切にするけれど、死体はミンチにしてパイの材料にしたりと、なかなか奇天烈なお姉さんだった。でも、見どころはそれだけかな。元々はブロードウェイのヒット作ってことで、そのままミュージカルにしたようだけど、1日経ったらミュージカルだったことを忘れてました。それほど歌うことに必然を感じなかったし印象に残っていない。普通に台詞を喋っているシーンのなんと見易かったことか。血塗れの復讐を果たした末に自らも罰を受けるという流れはありきたりで面白みなし。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-03-06 17:20:34)
1842.  ゴーストライダー 《ネタバレ》 
簡単に正体がばれるあたりが仮面ライダーとは大違いでした。カレン・カーペンターやテレビアニメを大切にしているなど、主人公のとぼけた感じの性格設定が微笑ましかった。悪者に対しての妙に自信満々な態度やつまらない攻撃パターンも微笑ましかった。留置場で可愛い顔をした少年を指差して骸骨顔で凄みながら「お前はいい奴だ」とのたまったのには苦笑しました。おかしな味のあるダークヒーロー。顔はいかついがイイ奴です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-03-01 03:12:13)
1843.  ソラリス
その昔に見た「惑星ソラリス」よりは分かり易かったです。制作側の真意は不明ですが、難解な映画に対するアンチテーゼのようなものも感じました。
[DVD(字幕)] 5点(2009-03-01 03:07:18)
1844.  未知との遭遇
すでに30年前の映画になりました。いまさらレビューを書くとなると、なかなか難しいものです。公開時に劇場で観たとき、自分はまだ中学生でした。不思議な映画でした。以降、今日まで自分の中で特異なポジションを維持している映画です。この作品は、数あるスピルバーグ作品の中でも、というか、他の全ての映画を含めても異色だと思います。何が、というと恐らく手法とテーマのミスマッチ。一応、主人公はリチャード・ドレイファスなのでしょうが、複数の登場人物のまわりで起きる事象が誰に感情移入させるでもなく、ドキュメンタリー的なタッチで描かれて行きます。ドキュメンタリー風の映画って、通常は社会問題を扱ったものや個人の伝記などが多いけど、そこに宇宙人とのコンタクトを持ってきた。あくまで架空であるものを、ドキュメンタリー的に描くってどーいうこと…、というのがこの作品特有の匂いになっていると思います。宇宙船に乗るリチャード・ドレイファスを羨ましくも感じるけど、家族のことがあるので共感までは行かず、観客は一歩引いたところから事の成り行きを見守る観察者になる。いや、第三種接近遭遇を体験することになる、と言った方が良いのでしょう。観せる、というよりは、ちょっと距離を置いて体験させる。それがこの映画から匂ってくる特別な魅力だと思います。感動に涙するようなストーリーではありませんが、地球外生命体との接触を叙事的に描いた力作であるというのが自分の評価です。当時、まさしく日の出の勢いがあったスピルバーグ監督ですが、演出力は傑出していたと思いますね。冒頭、メキシコの砂漠に新品同様で現れた戦闘機が二次大戦中に失踪した機体だと知った瞬間の通訳のお兄さんの???の感じとか、航空管制センターで会話とレーダー画面だけで未知の飛行物体が現出した違和感を表現する手腕は凄いと思います。公開当時はまだ民放で「UFOを見た!」的な特番が年に何本か放送されて視聴率を稼いでいた時代だから、この映画は随分と先を行っていたとも思います。
[映画館(字幕)] 9点(2009-02-28 07:08:40)(良:1票)
1845.  地下鉄(メトロ)に乗って 《ネタバレ》 
子供は父親を見上げて育つもので、水平方向に見ることはない。タイムスリップによってその機会を得た主人公は父を理解する。父の行為を許すとか認めるとかではなく、少なくとも悪意を持って子に接していた訳ではなかったことが分かる。それだけでも病床の父を見舞う十分な理由になる。 この親子関係だけでも充分成立するのに、近親相姦不倫なんて話を持ち込んだがために、思いっきりテーマがブレてしまった。しかも決着のさせ方がよろしくない。母親の幸せと好きな人の幸せはどちらを優先すべきか、という質問をしたうえで階段から落ちた。好きな人の幸せとは、自分が存在しないことと結論したらしい。でも、母親の幸せも好きな人の幸せも、自分という存在を前提にした比較論のはずで、短絡的な詭弁としか思えない。少なくとも、現象的には(生まれる前だけど)親より先に死ぬという最大の親不孝を実行しただけである。 話は変わって、この映画のタイプスリップの法則の話。過去に行くのは主人公だけじゃなくて不倫相手も一緒。何故この二人だったのか。それは両名とも同じ血を継いでいるからでしょう。そう考えると、血縁のある者の意思が働いていたと解釈するのが最も合理的。死ぬ前に自分の血を引いた者と和解したい。そんな願いを誰かが聞き届けて、それに相応しい時間と場所を選んで二人を送り込んだのではないでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2009-02-26 15:11:13)
1846.  新選組(2000) 《ネタバレ》 
原作既読。新選組を描いた作品はたくさんあるけれど、この黒鉄ヒロシの原作はかなり異色でしょう。相当熱心に資料を漁り、そこから読み取れる、あるいは類推できる小ネタを散りばめて、新選組のお馴染みの人物たちに新しい横顔を与えています。この人特有のブラックな着眼や解釈も大変面白い。その原作の映画化ですが、アニメではなく数ミリ厚のスチレンボードに原作漫画を貼り付け、人物の輪郭で切り抜いた板をカメラの前に立てた紙芝居風の映像です。まぁ、見え方は原作のまんまですね。見始めは違和感があったけどすぐに慣れた。慣れると、この手法も却って味が出てくるものだと感心。この数ミリの厚みをライティングの演出素材として活かしています。監督の手腕の見せ所ですね。ストーリーは新選組の王道エピソードを抜粋していますが、原作の面白さは小ネタにあります。新選組ファンは読んで損しないですよ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2009-02-25 15:38:09)
1847.  モンゴル
チンギスが出世して行く過程を描いた映画かと思ったら、もっと内面に比重を置いていました。部族の後継争いの渦中で幼少から監禁と逃亡を繰り返したが、苦しい状況でも意思を曲げなかった。かなり頑固で辛抱強い奴です。子供の頃に選んだ嫁さんを何年も忘れずにちゃんと迎えに行く。とても律儀で一途な奴です。監禁されている間に嫁さんが他の男との間に作った子供をあっさり自分の子供として受け入れます。度量が大きく胆力も備わってます。でもチンギスの軍勢が大きくなって行くところは思いっきり端折られていて、その過程が見えないと実像に迫れなかった印象です。チンギス・ハーンの認識は歴史の教科書よりも進歩したし、モンゴル民族の習慣が垣間見られたことには意義がありましたが…。それにしても、良い嫁の条件が、顔が平べったくで目が細くて足が強い(太い?)女性って、モンゴルの男たちは可哀想かも。浅野忠信のモンゴル人は、モンゴルの人の目にはどのように映ったのでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-02-25 15:34:52)
1848.  8mm 《ネタバレ》 
探偵が少しずつ殺人8ミリフィルムの出所をたどるくだりは悪く無かったです。どんな奴が何のために作っているのかには興味があったから。100万ドルには驚いたけど、そのネタが割れた後は何も無かったですね。いや、主人公は必殺仕事人やってたけど、殺して決着はダメでしょう。映画のテーマと言えるようなものが復讐のアクションで飛ばされた印象です。被害者に同情して、殺しに手を染める主人公像は無理があるんじゃないかな。まぁ、悪役がやられるシーンは溜飲が下がる気分ではありましたが…。映画としては、金持ちの道楽なのか、性的倒錯行為なのか、或いはもっと根本的にスナッフフィルムを見たがる人の性なのか、どこかに何らかの主張をぶつけて欲しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-02-23 15:29:08)(良:1票)
1849.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 
初見は公開後のテレビ放送で、もう30年以上前だと思う。この野暮ったいタイトルを馬鹿にしつつ見始めたらどんどんと引き込まれて行ったことを記憶している。後の「スピード」の設定ってこれのパクリですね。今回、久しぶりに観てとても気になったのが警察の捜査方針。犯人検挙に躍起になって用意した身代金が渡せずに人質を危険にさらす。今、こんなことをやったら袋叩きだけど、当時は今ほど違和感を感じる選択でもなかったと思います。でも宇津井健が毅然とした態度でそのあたりをしっかり指摘していて、救われる気分です。犯人側の描写に垣間見える体制対反体制という図式や、喫茶店の全焼といったストーリーの詰め方に時の流れを感じますが、クライムサスペンスとしては一級品だ思います。
[地上波(邦画)] 8点(2009-02-23 14:57:01)(良:1票)
1850.  ゾディアック(2007) 《ネタバレ》 
長い時間を使ったにしては盛り上がりに欠け、犯人探しも中途半端に終わるというドキュメントタッチのサスペンス映画、なのかな…。う~ん、犯人と断定されないまま死んじまった被疑者が真犯人だったのよ、なんてことを言うために作ったとは思えない。かと言って、警察の捜査、特に鑑識がイマイチだったとか、こつこつと犯人を追っかけていた奴がいたことを描きたかったとも思えない。やっぱり、ドキュメンタリーとして観ろってこと? 自分には制作者のメッセージが感じられず、消化不良です。まぁ、アメリカでこんな事件があったという知識は得ました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-02-22 02:04:16)
1851.  フレンチ・コネクション2 《ネタバレ》 
犯人逮捕という意味では中途半端に終わった1作目の補完を目的にしたような2作目ですが、監禁~クスリ漬けの時間が長くて退屈。自分が観た字幕版はフランス語が一切訳されていなかったので、ちょっとイライラもした。1作目同様にジーン・ハックマンは頑張ってますが、どうも執念が空回りしている感が否めない。ポパイってニックネームに合わせようと無理しているような印象でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-02-17 12:35:47)
1852.  転校生-さよならあなた- 《ネタバレ》 
う~ん、さすがにこれは難しいんじゃないか…。前作と同じ事をやっても意味が無いと考えたのでしょうが、男女を入れ替えた状態で不治の病を罹病させた。前作に慣れ親しんでいる自分でさえ、それぞれの心情をトレースしきれない。共感に至るにはちょっと苦しい映画でした。一美の中に入った一夫は、一美の体とともに死を覚悟します。その部分に前作とはかけ離れたテーマがあるはずですが、その葛藤がもう少し表現されても良かったのでは、という意見です。あまりにもあっさりと死を受け入れていた印象です。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-02-16 13:06:43)
1853.  フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 
40年前の作品なので、今となってはストーリー的には至って平板に思える。だけど、当時高い評価を得たことが頷ける力作でした。覚醒剤ルートを追及する刑事たちの執念が画面から強烈に放たれていました。特にジーン・ハックマンの泥臭いしつこさは特筆もので、車で電車を追いかけるシーンはかなり魅入ってしまった。それ以降の刑事モノに結構影響を与えているのではないかと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-15 17:41:23)
1854.  NOTHING ナッシング 《ネタバレ》 
あの白い世界は二人の願望が形になった世界だけど、その時点で現実からの逃避ですね。そして、意味の無いことを喚いている感じです。物質も記憶も消してしまえるなら、確かにその世界では王様かもしれない。それを何らかの方向への向かう契機として展開するならまだ分かるけど、まったく進歩せずに悪ふざけとガキのケンカだけで終わった。かなり不快。映画の意味がNOTHING。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2009-02-15 13:50:01)
1855.  アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎作品は何作か読んだけど、このタイトルは未読。でも映画の随所に伊坂作品らしい会話のテンポや言い回しが見受けられ、この監督は良くエッセンスが分かってるのではないか、と思いました。それと瑛太という役者を見直しました。いや、別に見下したり見損なったりしていた訳じゃないけど、この映画の肝になる人物の演じ分けがしっかり出来てました。入国間もないブータン人のおどおどした様子とか、上手でしたね。虫も殺さないブータン人も友情のためなら例外もあるようで、自分は好感を持って見ました。ブータンの知識はほとんどなかったのでちょっと調べたら、国民総生産ではなく国民総幸福量を指標に世界一幸せな国を目指す、というユニークなお国でした。
[DVD(邦画)] 7点(2009-02-15 13:36:58)(良:1票)
1856.  伊豆の踊子(1974) 《ネタバレ》 
随分と昔に読んだ原作なので曖昧になっているが、テーマはもっと主人公の内面に寄ったところにあったような気がする。それがこの映画ではことさら階級差別が強調されていました。紋々をしょった酔客に抱きつかれた山口百恵のストップモーションで終わることが象徴的だが、どうもいただけない。旅芸人は虐げられていた、というだけの映画に見えてしまうこともあるが、それまでの百恵・友和の純情トーンとの違和感かな。彼女の映画デビューをアイドル映画ではなく文芸作品らしくまとめて、箔をつけたかったのだろうか? あのラストカットのおかげでバランスの悪い映画になった気がします。山口百恵ばかりが注目される作品だけど、三浦友和も実はこれがデビュー作。相当の人数からオーディションで選ばれただけあって、初めての演技とは思えないくらいにしっかりしてました。今作ですでに感じられることだけど、彼の不幸は二枚目過ぎるということですね。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-02-14 23:02:56)
1857.  単騎、千里を走る。 《ネタバレ》 
映画のストーリーにはさほど感銘を受けなかったけど、旅の意義みたいなものを考えてしまった。人は普段の生活の場から離れると、自分のことが客観的に見えるようだ。離れる距離によって視点は変化する。外国へ行ったら、日本にいる自分が見える。認識域が拡大すると言っても良く、それは時に閉塞状況を打開する契機になる。息子に代わって仮面劇を撮影するために中国を訪れた健さんは、期せずしてそんな状態になったのだと思う。この父子の諍いの原因は詳しく描写されていないが、肉親がゆえの甘えと逃げで反目し合ったのだろう。もともと、死期が近い息子に何かしてやれることは…という想いがきっかけになった中国行だったが、その行程は息子との心の距離を縮める旅路となった。自らの意固地を融かし狭量を悔恨させたのは、生活エリアを離れた効果だと思う。旅先で触れた中国の人たちの人情と雄大な風景が助力したことは言うまでもない。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-02-11 18:37:56)
1858.  未知との遭遇/特別編 《ネタバレ》 
第二種接近遭遇(←地球外生命体が残したと思われる痕跡を発見すること…だったと思います)の描写を追加し、最後にマザーシップの中を見せました。全く必要なかったと思います。この点数は追加行為自体に対する評価です。
[映画館(字幕)] 1点(2009-02-06 11:48:50)
1859.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
たいへん面白かったです。同じような構成の映画は過去に何作か見ました。同一時間帯に進行する複数のお話を関連付ける面白さという点では、他の作品が単なるニアミスを描いている感が強い中で、今作は宮田編、神田編、浅井編のそれぞれに、すべての登場人物が役割を持って絡んでいることに感心しました。しかも、最後の浅井編まで見た段階で、最初の宮田編での会話や行動が違った意味合いで理解されるような凝りようです。さらに、銃を撃つとか人を殺すと云うようなアクションは皆無なのに、かなり起伏を感じるストーリーになっています。そして、あの詐欺女以外はヤクザを含めて悪人がおらず、札束(と見せかけた紙束)を持ち逃げしたマキちゃんも最後に返しにやって来る爽やかさ。これは脚本段階で相当に知恵を絞っていることが窺えます。この種類の構成の映画では最も良く出来ていると思えるくらいです。構成の面白さは特筆しますが、その先に何らかのテーマ性がメッセージ出来ていればさらに良かったと思います。探偵の神田君の台詞には宮田君の胸にグサグサと刺さるものが多かったけど、結構核心を突いていて語録にしたいくらいでした。「30歳過ぎたら機会なんてねぇんだよ~」は事実ですよ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2009-02-04 16:59:17)(良:1票)
1860.  針の眼 《ネタバレ》 
スパイものとしては良く出来ていると思います。スパイってこういう仕事なんだ、と改めて認識させられます。自身の本名を簡単に名乗ってしまう某シリーズなどはスパイものではないと思えるくらい、印象に落差があります。こちらが本来の姿でしょう。連合軍のヨーロッパ進攻の情報を掴んだドイツのスパイが、その情報を本国に送るために四苦八苦する。通信手段が発達していない時代の情報の遣り取りのもどかしさと共に、情報の重要さを感じさせる骨太なドラマです。任務のためには躊躇なく何人もの人を殺した主人公でしたが、あの奥さんだけは殺したくなかったみたいで、それってやっぱり惚れてたってことなんですね。その奥さんに撃ち殺されるラストは、同情はしないけど少し不憫でした。監督のリチャード・マーカンドですが、この映画を観たジョージ・ルーカスがその演出力を買って「ジェダイの復讐」の監督に起用したという話は「ジェダイ」公開時から知ってました。なるほど、サスペンスタッチはしっかり描けていると思うのだけど、「ジェダイ」ってそういう映画だったか? と、言うのが斜めから見た感想です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-04 16:56:21)(良:1票)
0170.80%
1462.16%
21316.16%
32069.69%
432315.19%
548322.71%
636917.35%
728213.26%
81758.23%
9733.43%
10221.03%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS