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tocchanさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  自転車泥棒 《ネタバレ》 
大好きな映画です。この映画では家族の愛というものが描かれていたように思います。お母さんは家族のために大事なシーツを売り、お父さんはそのお金で自転車を買うけれど盗まれてしまい、やむにやまれず自転車泥棒をし、これはもちろん家族に食べるものを買うためにしたんだけど、全て愛する人を思っての行動です。子供も皆になぐられているお父さんをかばう。そして最後に寄り添うように歩いていく。強い愛情で結ばれている関係なんだなと思いました。今の日本人は物質的には豊かだけど、このような強い愛情関係で結ばれている人はどのくらいいるのでしょう。こんな強い愛情で結ばれている家族が羨ましく思いました。愛する人、愛される人がいるからきっと大丈夫、うまくいくよと思わず後ろ姿に声をかけたくなるラストシーンでした。
8点(2003-07-08 17:51:17)(良:2票)
2.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 
事実を淡々と描いている姿勢に好感を持ちました。声高に主張はしないけど、戦争の悲惨さがジンジンと伝わってくるような映画でした。印象に残ったのは、ドイツ軍の将校の前でピアノを弾く姿です。いろいろな映画の中でこのシーンのためにこの映画を撮ったのかと思われるシーンが時にありますが、このシーンもそんな感じでした。ただただ圧倒されました。お前は誰だと聞かれ「ピアニスト」と簡潔に答えるシーンも印象的でした(この部分字幕は違っていたようにも思いますが)。自分というものをこんなにも簡潔に答えられることに羨ましさを感じました。原題である『ピアニスト』もここから来ているのかもしれません。
8点(2003-07-03 18:55:03)
3.  海辺の家 《ネタバレ》 
アメリカの理想主義を感じた映画だった。崩壊していた家族が再生していくのが一つのテーマだったように思うが、家を建て直すようにそんなに簡単に家族が再生できるのかと素直に疑問に思ってしまった。ただ、これは皆が判っていることだろう。監督も、観客も。現実ではこんなにうまくいくわけないというのは百も承知だけど、やはり人間を信じたいというそんな気持ちで映画を作ったのかな。あまり現実的ではないけどこういうふうに夢を与えてくれる映画が基本的には好きです。
8点(2003-07-03 09:26:59)
4.  チョコレート(2001) 《ネタバレ》 
深く人間というものについて考える機会を与えてくれた映画です。原題の『monster's ball』は英語で言ったら怪物たちの舞踏会といった意味でしょうか。出演者皆がそれぞれの欲求(愛に飢えている、性欲、食欲)と言ったものを持っていて、しかもそれを不器用に自分勝手にしか表現できない。まるで怪物達のパーティです。でも、それでもいいんだよと言っている監督の優しい視線を感じました。また、チョコレートも愛の象徴として用いられていたと思います。父親の愛に飢えた息子がチョコレートバーを食べ続けている、ソーントンがチョコレートアイスを食べている。最後にハル・ベリーがチョコレートアイスを一さじ食べたのも、ソーントンの愛情を受け入れたという暗示のような気もします。チョコレートって甘くて美味しいくて、僕も大好きだけど、生きていくにはどうしても必要っていうわけではなくて・・・。全体にわからないところの多い映画だけど、これって僕らの人生と同じなんじゃないでしょうか。わからないところは、観た人が勝手に解釈していったらいいと思います。あまり全てがわかる映画より、より僕らの毎日の体験に近いと思います。
8点(2003-07-02 08:58:54)(良:1票)
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