2. 地球へ2千万マイル
この作品は”イミール”という怪獣が1匹しか出てこいので、後の「シンドバットシリーズ」や「アルゴ探検隊」なんかと比べると”やや寂しく感じるかなァ~”なんて思っていましたが、そんなことはまったく無い、満足行く作品でした。その理由としてハリーハウゼンさん、この一匹にとにかく力を降り注いでいる。まず、↓へちょちょ様も書いておられる”イミール”誕生のシーン。とにかく芸が細かいと言うか、本当に生命が宿っている感じだ。しかも何か可愛く感じてきてしまうし。そして↓鱗歌様も書いておられる”イミールと像の一騎打ち!”これがまた迫力満点で見ているこっちが力を入れてしまい疲れますよ(オレだけ?)いや~話は普通でしたが、ハリーハウゼンの仕事っぷりを見るだけでも十分。そしてその素晴らしさを思い知らされた1本でした。 8点(2004-02-03 02:15:02)(良:1票) |