1. ルチオ・フルチのザ・サイキック
《ネタバレ》 いつものジャーロ色はおまけ程度に薄く、ミステリーにこだわった一品。ジャーロに目覚める前?のルチオ・フルチらしからぬといったら失礼だけど随所随所に突っ込んでくる顔アップからの予知夢や超能力を色彩豊かに表現できており、誰が犯人なのかというのを全く掴ませてくれないのはいつものフルチ映画の感覚で見ていたらいい意味でちょっと予想外。細かいところまでちゃんとしており脚本がよく練られているお陰か先が読めなさ過ぎてなんか笑っちゃいます。「ナイトビジター」のような観客に想像させるラストをぶっこんできたのには驚きましたが音をBGMと聞くか、映画の中の一つの音として、瞬間的に判断できれば受け止め方の衝撃度が変わるような気がします。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-03-28 02:28:53)《新規》 |
2. ファーザーズ・デイ/野獣のはらわた
《ネタバレ》 アストロン6とトロマの完全なる自作自演映画。いつものドロドロゲロゲロ感は健在で見た目が犯罪者すぎて笑えるファックマンとそのホモ姿に爆笑。いやいや誰が見たいねんケツを出したその光景よ(笑)くらだらないのに力を入れすぎな特殊メイクのグチョグチョさとファックマンの顔が妙にあってて違和感なし。こんなにもハマることある?下品があってこそのトロマですが今回もまた大暴走してて期待に見事にこたえてくれてて素晴らしい。ファックマンや白目の神父のオッサンを始め全員がキャラ濃すぎですがそれぞれちゃーんとその濃さを生かせているのでその辺はケラケラ笑いながら見るのがいいかと思います。チェーンソーの姉ちゃんとファックマンの対決はなんでそんな狭いところでチェーンソーやねん(笑)ロイド・カウフマンがスーツ姿で出てきたと思ったら裏世界のドンはいいツボついてましたねーはい。 [DVD(字幕)] 6点(2025-03-24 02:13:57) |
3. ザ・アンドロイド 地球最終戦争<TVM>
《ネタバレ》 全く地球最終戦争じゃねえし「手錠のまゝの脱獄」をとっても陳腐にした人間とアンドロイドのプチ逃避行。近未来感もほぼナシでウィルスで暴走してるわりにはとっても都合がいい暴走っぷりでなんだこれ?な感じもたっぷり。低予算なのでCGも頑張りたい気持ちもあるようだし建物を要塞風だったりプローブの襲撃もちょっと派手にはみせてるけど如何せん出演者が少なすぎなので私がこれから世界を支配しますよと言われてもさっぱりピンとこず。どこにそんな新型アンドロイドを開発する金と技術があるんすかね、さっぱり全体像が見えません。後半の一応の見せ場であるプローブ大殺戮ぐらいしか見どころがないのであとは延々人間ハゲとアンドロイドハゲがずっとなんかしてる映画。アンドロイドというても「ターミネーター」のような骨組みモデルは一切でてこないのであしからず。 [DVD(字幕)] 2点(2025-03-21 01:01:29) |
4. デス・ミッション/怒りの戦場
《ネタバレ》 スタント出身のテリー・レナードが監督しているのでアクションの見せ方はさすが。ほぼセリフを使わずしてロケット砲を使ってCGを使わないなかなか派手な爆発にスタントを絡ませて見せる迫力は結構ありますが、それを後半しか使わないのはちょっともったいない。ちょこちょこ爆破シーンをつっこむならスタント絡みのほうが・・いや、まぁ見る分は面白いので全然いいんですけどね。内容はいたって難しくもなくテロリストが結構簡単にアメリカに対しオラオラしちゃうけど、軍人役がハマリすぎなフレッド・ドライヤーがはっちゃけるのを見る楽しい映画。一人お前楽な演技しすぎやろなジョアンナ・パクラの舞台に全然あってない存在感はちょっとよくわかんなかったです。 [ビデオ(字幕)] 5点(2025-03-19 01:45:26) |
5. ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳
《ネタバレ》 ちょこちょこみる1本の映画を再編集して違う映画にして作っちゃうっていうやつですがこれもその一本。一応ジャッキー・チェン主演ということですが、編集しちゃったもんですから実際はジャッキー・チェン&追加でぶっこんできたユエン・シャオティエン&偽ジャッキー・チェンという訳分らんことになってるのはほんと笑う。オリジナルの映画で作ってるところはちゃんとジャッキーが出るけど追加で新撮したところはおもくそ別人でおもくそごまかして撮ってるので違和感がアリアリ。お前誰やねんな別人が戦ってるのでもはや誰の映画かわからなくなってるのは面白すぎる。だからあれなんですよね、後半のボス戦は目隠しなんですよね。撮ったらばれちゃうもん(笑)ラストショットもうまーくごまかして・・・あ、あれ以外よね目隠しとるの。めちゃくちゃ強引すぎて色々面白すぎるし無宿大将のおっさんと麻雀大将のおっさんとの面白コテコテ大将対決の尺の長さは異常ですが、最初に偽ジャッキーが出てきてすぐ隠れたけどお前どこ行ってん。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-03-13 14:29:44) |
6. アストロ
《ネタバレ》 どこを突っ込んでいいのかわからないけどとりあえず地球外生命体と地球に住む人間のDNAが一緒という時点でもうついていけない。一瞬見ても誰だか分かんないけどキャスティングされる必要が全くなかったマイケル・パレと重要な役柄っぽく出てきたけど全然重要でもなんでもなかったドミニク・スウェインの無駄遣いとSFなのはわかるけどゲイリー・ダニエルズのアクションと組み合わせる必要は全くないしなんならアクションなくても全然いけそうなストーリーなのはちょっと笑えます。編集の仕方がヘタクソなのかぎこちない動きで違和感アリアリだけども回し蹴りを久しぶりに見れたからいいけどさ(笑)100分延々超お金持ちがダニエルズさんを宇宙に行こうぜ行こうぜと熱心に勧誘するのをああだこうだ見せられて最後に瞬間移動で現れた金粉のようなものを全身にぶちまき散らしたオバハンが娘に「これはシンプトマニの石よ」と見せて渡そうとして終わった訳分らん映画デシタ。だからなんやねん [インターネット(字幕)] 1点(2025-03-08 23:43:35) |
7. プレデターゲーム2<OV>
《ネタバレ》 全然関係ないのに「プレデターゲーム」の続編っぽくしたのは謎。最強最悪の怪物が復活したどー!!と言ってますが着ぐるみプレデターくんがちょろっと出てきて襲ってサヨナラーな程度。出演時間が圧倒的に少なく、ドナー絡みのシーンの方が圧倒的に多い。えーっと、これってモンスター映画ですよね?(笑)着ぐるみプレデターくんに殺される人より研究所のおっさんに殺される人の方が圧倒的に多い。えーっと、これってモンスター映画ですよね?着ぐるみくんがいる時よりいない時の方が派手なことやってるんですが・・・ねえこれって何。低予算だからって言ってもロジャー・コーマン師匠の方がもっとちゃっと作りますよ。盛り上がらない銃撃戦とストーリーに全く関係ない裸のシーン、ラストにアホな顔した死体を時間をずらして2回映す意味が全く分かりませんがわざわざ続編を作った意味はもっと分からんです。 [ビデオ(字幕)] 3点(2025-03-06 00:12:56) |
8. ファイト・バック・トゥ・スクール
《ネタバレ》 潜入捜査で高校に入るっていう無理やりしかないのは置いとくにして。コテコテのお笑いで超優秀な学校でがり勉みたいなやつもいっぱいいるのにみんな彼女持ちなのはほんと笑う。顔に何回も黒板消しのようなやつを投げられてる光景は撮影が大変そうな雰囲気が妙に面白く、ちょこちょこ自分が高校生という設定を忘れて警官の職業病が出てくるチャウ・シンチーの演技もなかなか面白い。ガバガバな警備の警察に侵入されて拳銃を盗まれたくせになんでそんなお前偉そうやねんとツッコミたくなる署長のバリー・ウォンの見た目と存在が面白くてアレですが、後半ランボーのように「オルァァァァァァ!!!!!!」と勢いよく出てきたのは面白すぎました。どんだけ生徒の前で人殺しとんねん。やっぱり心優しいのは大事です、はい。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-03-05 01:17:47) |
9. サイバー・ファイター/復讐の使者
《ネタバレ》 オープニングの超人化?までが長いし髪が短いグラナーからいきなり髪が伸びたグラナーに変わり、時間軸の流れがちょっと分からない。数週間?数か月?その格好で?んで、やっと洞窟に行って不思議な能力ゲットでパワー!!!ってか。なんですかこれ?(笑)グラナーのアクションも微妙に撮り方がヘタクソで強いのは分かるんだけど全体像を全然見せてくれないので殴ってるのが伝わりにくい。変にSFやワイヤーアクションを混ぜてるのでとってももったいない。まぁそもそもですがグラナーとSFは合わないんすけどね。アクションも中途半端だしメインのSFも雑というかなんというか、わざわざそこまで使って表現する意味ある?な感じ。インテリ系のメガネの悪役はまあよかったですが、部下のベロックも最初は裏がある強い女かなとおもってたらただの上司に振り回されるだけの役柄でとても可哀そう。アメリカが地割れや地震でやべええええ!!と言ってるけどそんな風には見えないラスト1分とお前なにしとんねんなラストショットは笑えました。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-03-03 22:00:55) |
10. ポセイドン・レックス
《ネタバレ》 海底を爆破したら巨大生物が眠りから?醒めちゃった~っていうなんとも簡単すぎる登場の仕方ですが案の定存在が浮きまくりなCGで笑えます。凶暴さも全然悪くはないんですが、どこに向けて撃ってるのか全く分からない銃撃と唐突に現れてただ喰って去っていくのに65kmキッチリ陸地を追ってくるアホなのか律儀なわかんない水陸両用ポセイドン・レックスさんや、金塊はどこに隠したんじゃいいいいいいいいと出てきたのにあっさり喰われてサヨナラーしたタリクさんだったり色々と面白ポイントはあるもののトータルで見てもパニック映画としてはなーんも面白くなかったのが残念過ぎました。途中完全にほったらかしにしてた卵の存在も安定のラストに持ってこられてもそりゃそうだよねほったらかしだもん破壊できてないよね、なだけ。80~90年代にアクションで鳴らしたマーク・L・レスターを微塵も感じなかったです。 [DVD(字幕)] 2点(2025-03-02 03:05:11) |
11. キラー・バグズ
《ネタバレ》 オープニングは一瞬昆虫を出してきて怖さを出してきたけどそれからは20分ほど葬式が縁で集まった同窓会に華を咲かせた、なーーーーんにも起きない模様を延々と見せられてちょっとしたナニコレ状態。おまけにおっ!やっとそれらしいシーンがきたー!!と思えばハエに寄生されてゾンビもどきのような男が自分でもげそうな首を投げて服も投げる(投げる意味わからん)&車を器用に解体。えーっと、、ほんとナニコレ?口を開けるなー!!ハエに寄生されるぞー!!とか言ってるのにおもくそ口全開で叫んだり光に当たれば消滅するとか言ってるくせにシーンごとで光があるのに消滅したりしなかったりとその辺も結構適当。ガラケー片手に電波どこ~電波どこ~と彷徨う微笑ましい姿だったりとっても分かりやすくて安っぽいCGと誰もそんなの求めてないしそれを求めたとしてもお前誰やねんなラスト10分はコメディですねこれは。昆虫パニックにしたいはずなのにバカがいっぱい集まれば考えることもバカなんですねという典型的なバカの集まりが起こしたただのバカ騒ぎでした。 [DVD(字幕)] 2点(2025-02-25 22:19:40) |
12. 沈黙のSHINGEKI/進撃
《ネタバレ》 オープニングクレジットのオシャレ度と手の入れ込みようの無駄使い。スティーヴン・セガールの無駄使い。ヴィニー・ジョーンズの無駄遣い。スティーヴン・ラングの無駄遣い。もはや「沈黙」シリーズでもなんでもないセガールがただのゲスト出演してるだけの映画であり何をもって面白いといえるのかも謎。プールのシーンでスローモーションを使う必要性も分からないしギャンブル好きなおっさんが殴られたり女といちゃいちゃしたりするだけで唐突に登場してくるセガールにおいしいところを持っていかれるのはもはや誰の映画やねんな感じで何がしたいのかもよくわからない。まぁ邦題もどこに「進撃」してるのかも謎ですね。 [インターネット(字幕)] 2点(2025-02-24 00:38:02) |
13. 魔の谷
《ネタバレ》 安っぽいのは仕方がない。一応、クモっぽいモンスターがながーい脚を使って人を襲うわけなんだがやり方がワンパターンでちょろちょろっとしか出てこないのでモンスター映画というより人間関係に重点を置かれてるような感じ。三角関係的なものがシンプルではあるけども妙な深さを醸し出しておりそこにクモ男が絡んで一見ナニコレ?ではあるが糸にまみれた人間やクモ男のアップの映し方の巧さと相まって三角関係ホラーという変なジャンルになってました。コーマン映画のモノクロは変な怖さを作るのが巧いので洞窟内のシーンはそれが遺憾なく表現されたかと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2025-02-21 23:36:07) |
14. ヘル・ファイヤー<OV>
《ネタバレ》 お久しぶりなジェイ・アンドリュースさん。しょっぱなから画面で浮きまくりなタコ足モンスターの出現方法に大笑い。こんなん誰が見ても「大嵐のなか運んでるけどこれ倒すんだろなぁ」。ちょっとさぁ、ドストレートすぎませんかこれ。画面で浮いてるタコ足モンスターは強いはずなのにわざわざ幻覚を見せて弱みに付け込んでじらして殺すのはよくわかりませんし無駄に幻覚シーンが長いしそんな殺し方が何回も続くのでなんも面白くない。瞬殺できる力持ってるのにそれやる必要ある?そもそもそんなときにしかタコ足モンスター自体が出てこないのでモンスターパニック感が最初と最後しか感じないのはとってもつらい。全く盛り上がらない上モンスターを殺す方法やらなんやらしてますが、結局どんな終わり方しとんねんというツッコミで終わる訳分らん映画でした。こんな内容のアンドリュースの映画だったら流用で作るアクション映画を見てる方がマシですね。 [DVD(字幕)] 2点(2025-02-18 01:47:15) |
15. ハイスクールはゾンビテリア
《ネタバレ》 邦題はパクリ。ゾンビはいない(笑)ジョージ・クルーニーは勝手に死んでいくただの殺され役でこれといった重要な絡みもなし。なんで出演自体どうでもいいような感じ。話も現在なのか過去なのかとっても判りづらいし回想シーン的に進む過去のシーンも進んでたら急に現実に変わるし人が殺されてるのかなと思いきや映画の撮影シーンだったりこれもほんと判りづらい。死体なのか特殊メイクなのか、これも判りづらいけど判断がつかないほど精巧できてるのが映画のキーポイントになってるのもなんなんですかねこれっていう。もはや映画の撮影がどうなってるのかもわかんない状態で後半は風呂敷広げすぎて収集つかなくなって「誕生日はもう来ない」状態になってますが怖さが皆無なのもなんか笑えます。血の使い方だけはとても上手いし結構出てくるのでそこだけはホラーっぽかったかな。 [DVD(字幕)] 4点(2025-02-17 21:58:05) |
16. ダブルヘッド・ジョーズ<OV>
《ネタバレ》 オープニングから惜しみもなくむちゃんこでかいダブルヘッドジョーズ登場!でけええと思いきや水深1m?のところにも・・・ええええあのでかさなんやったん・・・という相変わらずなアサイラムの適当っぷりですがまぁストーリーも適当何で。はい。細かいところは目をつぶりましょう。船に行くやつは喰う!島に行くやつは喰わない!どないやねん。演出通りに一人一人喋るし演出通りにバカな行動するしちゃーんとどうでもいい脇役から喰われていくのはちゃんとできてるじゃねーかと少しびっくり。ダブルヘッドに喰われるところも喰われてるぞー!!感たっぷりで全然悪くない撮り方してるし結構な人数喰われてて喰われ方も面白いので意外に飽きもない。みんなそれなりにスタイルがいい水着のおねーちゃんばかりなのでまだよかったです。ただ、あのー、はい、「ディープ・インパクト」の津波のシーンをパロって島でやるのはやめぃ!!!!!くそわろてしもた。個人的にはショボいくせに感動を出したいんだぜというやる気を感じさせてくれるとても好きなシーンでした。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-02-14 02:02:46)(良:2票) |
17. 悪魔の狂暴パニック
《ネタバレ》 悪魔のズル剥けパニックでハゲが狂気の目をして暴れまくる以外は結構静かなサスペンスでハゲの存在感もすごいけどちょっとどんくさい主人公の顔の作りとデカさと濃さも結構すごいので違った意味での存在感も面白い。いきなりカツラのように(カツラだろうけど)髪の毛がズルっとむけて殺人鬼と化し力任せに暴れまくる姿も面白く、10年後に染色体を破壊していきなり副作用が出てくるってどんな仕様の薬やねんと突っ込みながら警察に追われてる感がイマイチ感じない中真相究明を見ながら楽しむといいかもしれません。盛り上がりもなくホラーっぽくもないけどハゲが暴れまくるのがホラーといったところでしょうか、完全なハゲもいりゃ数%髪が残ったハゲ、これは何の差があったのだろうか・・・、あ「地獄の犬(さけび)」っぽい締め方してるけどそんなん誰も気にもしてねえ笑笑笑 [DVD(字幕)] 7点(2025-02-12 22:26:54) |
18. BONES ボーンズ
《ネタバレ》 後半ジミー・ボーンズの旧宅がDJのライブハウスとして開演するまでが退屈で仕方がない。ホラーとしても弱いしサスペンスとしても弱いし何よりパク・グリア親子がボーンズとアレだったのが一瞬でわかるのがほんとツライ。せっかくそれを告白するシーンがあるのに「あ、それもう知ってたし分かってた」感しかないので何の衝撃もなし。血糊もちゃんとした血糊をつかってないっぽくて絵の具みたいなドロドロで変な色をしたのを使ってるのでとっても変な感じでそんなのをスプラッター的なシーンで使われても違和感しかない。俳優が可哀想なぐらいで見ててドン引きするぐらい使ってるウジ虫大量登場とカッコつける事しか考えてなさそうなスヌープ・ドッグしか印象に残らない残念な映画でした。 [インターネット(字幕)] 3点(2025-02-05 20:14:32) |
19. キラーハンド
《ネタバレ》 オリヴァー・ストーンの映画というよりかはマイケル・ケインの狂気の演技と一人演技を楽しむ映画。画面はちょっと暗いので少し見づらいですが小屋の中での手首との「対決」の一人演技は見もので派手にやりあった後の姿が「ああ、やっぱそうだったんだなぁ」と。ちょっと強引感溢れる方法で離脱した右手がケインを徐々に浸食していくまで結構退屈ですが手首目線で出来事を映してくれたり意外に派手にやってる右手の動きはなかなかよかったかな。ホラーというよりサスペンスよりな感じがしますが、妄想と現実の悪夢で精神的に狂っていったケインを冷めた目で見るマラ・ホーベルの顔が印象的で子役らしからぬ存在感があったかと思いますが結局は妄想の世界で殺人鬼と化したケインが一番すごかった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2025-02-05 00:15:59) |
20. アリス・スウィート・アリス
《ネタバレ》 包丁を使ったスプラッター的な血のりの使い方とシンプルな殺害方法は結構衝撃的ですがヒステリックに叫ぶオバハンが多すぎなのでその辺ちょっとオーバーすぎな感じもします。まぁ見ている側から言えばアリスの行動と犯人の行動をうまくシンクロさせて大分頭がイカれてて地味に〇を殺してるアリスを犯人っぽく見せてどうやって後半真犯人を出してくるのかと思ってたけどあっさり犯人がそこで出すんかい!なところで顔出しで雰囲気もゲンナリ、おもくそ暴言でネタバラシなのもいささかどうなのか。デブ大家を始め色々クセのあるキャラばかりで面白いけど警察もアリスに振り回されっぱなしで捜査をする気もないように見えて仕方がないしババアもババアのくせに感情とやってることが結構幼稚なのでその辺はクソじゃないけどほんとないです、はい。殺された人が色々と不憫ですねこれ。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-01-31 02:10:39)(良:1票) |