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omutさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1423
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自己紹介 確かに見てるはずの映画なのに、自分のレビューを見てもまるで思い出せないのもたくさん。

基本、楽しませてくれる、幸せにしてくれる映画が好きです。
映画館の雰囲気も部屋でのんびり見るのも甲乙つけがたいです。人と同じ評価はうれしく、違う評価は面白いです。泣かされたり感動したりした映画が特に大好きな映画とは限らないと思いました。

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1.  イースター・パレード
最初の方でアステアがパートナーで恋人だった人の捨てられて、やけっぱち声をかけてしまったジュディガーランドに対してパートナーとして乗り気がしないので、街中で男たちが振り向くようだったら考えてみると難題をぶつけて一緒に歩くシーン。 アステアの前を歩くジュディガーランドを男たちがみんな振り返ってみている。 このシーンだけで7点。 ジュディガーランド大好きになりました。
[地上波(字幕)] 7点(2021-05-03 22:16:49)
2.  さすらいのカウボーイ 《ネタバレ》 
この映画のテンポと音楽と映像美。ついつい見入ってしまった。思わぬひろいものでした。 オープニングでヒーリングにさえとれそうなBGMといっしょに靄のかかったような川で裸で水浴びする若い男のシーンは、やはりヒーリングっぽいBGMとともに女学生たちのシャワーシーンではじまるシシ―スペッーシックの「キャリー」と同じく、どんな映画になるのか引き込まれました。  ラストで奥さんと子供を置いて、友人を助けに向かったあげく銃弾をうけ友人の腕なのかで「抱いてくれ」と言いうながら死んでいくシーン、腐女子の人が喜びそうな映画だなあと思ってしまった。思わずウホッって感じです。
[地上波(字幕)] 7点(2021-05-03 22:11:08)
3.  バンド・ワゴン(1953)
気難しい役をすることも多いのがエレガントなアステア。 この映画はむいていない気もした。  ダンスは素敵でみんな楽しそうに踊っているけど、はたで見ながら一緒に楽しめないのは退屈なストーリーのせいかな。 ザッツ・エンターティンメントに使われ、それだけでワクワクしたものだけど、この映画時代はワクワクできなかった。 三つ子は文句なしに楽しかったです。
[地上波(字幕)] 3点(2021-05-03 22:01:03)
4.  ムーンライト 《ネタバレ》 
ネグレクトの母親に育てられ学校ではいじめられている黒人少年が主人公。 ありきたりの設定だし、親しい友人と呼べる人もいない話しかけてくるのは物好きな少年だけ。 あるとき、その少年と成り行きでキスをしてしまう。 少年 をゲイとして描く必要があったのかなと思いながら見ていましたが、その後、少年が大人になったときにその重さが伝わってきた。 ヤクの売人になって子供時代とは別人のようになった彼がラストにポツリと言う言葉。 それまでの少年の人生が見えたようで感動しました。
[地上波(字幕)] 8点(2020-03-16 21:44:37)
5.  四月は君の嘘
アニメは全部見ました。ラストの宮園かおりの手紙でそれまでの話を壊してる気がしたので特に思い込みがあったわけではないけど印象的なシーンや感動させられるシーンがちりばめられていました。 主要登場人物の武士、絵見のシーンは面白く話にエスプリを聞かせていたけど、その二人が出てこないので映画は単なる主人公が死んでしまうお涙頂戴系の恋愛映画になってしまいました。 出演陣を好きな人にはいい映画かもしれない。
[地上波(邦画)] 3点(2020-03-16 21:33:53)
6.  メン・イン・ブラック3
1作目、2作目とワクワクさせて楽しませてくれたので少し期待していました。面白くは見れたけど、それだけという感じです。 最初のうちは面白かったけど、後半に行くつれてはちゃめちゃ感が減ったような気がします。
[DVD(字幕)] 5点(2019-11-23 23:08:05)
7.  ローマ環状線、めぐりゆく人生たち
ヴェネチア国際映画祭で初めてドキュメンタリーとしてベルナルド・ベルトルッチ監督や坂本龍一ら審査員から満場一致で金獅子賞受賞とWikipediaにあったけど個人的には退屈な映画でした。 色々な人が入り乱れ勝手に自分の人生を生きてるような群像劇は大好きなのですが、この映画は興味を持たせてくれる人がいないのか、それぞれの人を浅く描いているせいなのかはわからないけど、ただただ周りの人の生活をだらだら見せられても面白くないというのが本音です。 面白いかどうかにドキュメンタリーかどうかは関係ないと思いました。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-23 23:05:25)
8.  秋日和
映画は見た時の状況で感想が大きく変わるなあと思いました。 小津の映画を何本も見直して、以前はまあまあだなと思って5点をつけた「小早川家の秋」が前に見た時より面白く感じ、最初に見た時に違和感を感じた中村鴈治郎が良かった(森繁はだめでしたが)ので、こちらも再見。  最初に見た時印象に残らなかった場面が面白く感じました。 小津らしさは少し影を潜めていますが、「そうよ」「そうでしょ」「そうよそうよ」そんな同じ会話の繰り返しが出てきて、やっぱり小津だ。小津のこういうところが好きなんだと改めて思いました。 原節子はいつみても、それほど美人だとは思えません。目も鼻も大きすぎるし全体に男っぽい。なのに、毎回素敵だなあと思ってしまいます。小津映画独特の、ちょっと見方を変えればホラーにでもなりそうな微笑みながらのセリフのせいなのかなと思ってしまいます。
[DVD(字幕)] 7点(2019-11-02 16:08:01)
9.  山猫
どこがいいのかわからない映画。絢爛な舞台、豪華な登場人物。歴史の一時期を切り取った変わりゆく時代。 どれも退屈さから免れることができなかった。 退屈でも、その退屈さすら好きな映画はあって。「マルメロの陽光」などは静かに時間が流れる退屈さに眠りを誘うけど、寝てしまったあとで見直したいと思えた。 「山猫」はストーリーがあるだけ、そのストーリーに興味をそそられない分退屈。 フェリーニの映画で流麗さがいつの間にか沁みこむようなニーノ・ロータの音楽でさえ居場所が無いように思えた。 バート・ランカスターは魅力的だったけど、ドロンもCCもイマイチ。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-02 15:51:18)
10.  洲崎パラダイス 赤信号
古い映画には当時は評価されていたのだろうけど時代とともに評価が落ちるものも多い。逆に時代に色あせないものや時代とともに魅力が増してくるものもある。この映画はまさに後者。  蓮っ葉なのに上品さのある新珠三千代もダメな男の愛しさ満開の三橋達也もほれぼれしてしまう。 ぽっちゃり体形になってからしか知らない轟夕起子も「青春怪談」と同じくらいのいじらしさ。 でもやはり主役は洲崎パラダイスと街の風景。 知らないはず時代の知らない風景なのに不思議な郷愁に誘われて気が付くと当時を知っているような懐かしさを感じてしまった。 50年以上前の映像なのに勝鬨橋も万世橋の欄干の石の表示板も今も健在。 映画の中から現在を探してしまった。そんな愛しさのある映画です。
[映画館(邦画)] 8点(2019-10-20 08:35:37)(良:1票)
11.  インテルビスタ
いかにもなフェリーニならではの映画です。 ずいぶん前に見た「甘い生活」。主役のふたりが年をとって以前の映像を見るシーンは感慨深いです。  どうでもいいようなシーンも多いけど、マリリン・モンローのTシャツを着て通り過ぎる太った人を見て 「マリリン顔が膨れて虫歯みたい」そんなことを話してるところなど大好きです。  それにしてもアニタ・エグバーグの変わりよう。  ショッキングブルーのマリスカや、シックスセンスのオスメント君も驚くほどの体重増加。 なのに、どの人も見てるうちにかわいく思えてしまいます。
[映画館(字幕)] 5点(2019-10-20 07:28:58)
12.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 
地上のシーンと宇宙船の中のシーンの切り替えが見事で気が付くと不思議な郷愁を覚えてしまいます。  ストーリーは今に至る王道中の王道。 死んでしまったはずの愛していた人の記憶と肉体を他の生命体がコピーして作り出し生きていた時と同じように目の前に現れたら、それを偽物として拒否することができるだろうか。たとえ偽物だとしてもそれが幸せならいいと思ってしまうのだろうかという宗教観さえかじられる話です。  「鉄腕アトム」で死んでしまった息子トビオそっくりにアトムを作り出した天馬博士が最初はアトムと一緒で幸せだったのに、ロボットゆえに成長しないアトムに「お前はトビオじゃない」と冷たく当たるシーンがあります。 ソラリスの生命体のように記憶を重ねて成長していくとしたら現実に戻るより、偽物世界を選んでしまうのではと思うこともあります。
[DVD(字幕)] 6点(2019-10-20 06:10:41)
13.  生きる 《ネタバレ》 
昔の映画を見るときは覚悟しないといけないとつくづく思った映画でした。 ストーリーは知っていたしブランコのシーンも知っていましたが、終始一貫して退屈に思えてしまいました。 役者たちの演技がオーバーすぎるのと、死期迫って自分の働いている職場で正義に目覚めストーリーも、亡くなった時のお葬式で他の人の手柄になっている彼の善行をみんなが訴えるシーンも、また同じパターンと思えます。 今見ると手あかがついてるのも否めません。 笑いのシーンも笑えず怒りのシーンもそんなものとしか思えず、ブランコのシーンさえも単なる自己憐憫にしか思えませんでした。
[試写会(邦画)] 3点(2019-10-20 05:55:51)(良:1票)
14.  浮雲(1955)
ダメ男につくす高峰秀子の強さに隠れたいじらしさもいいけど、森雅之のダメな男は不思議な魅力があります。ダメな浮気男を演じさせたら、さりげなさすぎて本当に上手です。 そんな男に惹かれる他の女たちもとてもわかりやすく古さを感じさせない映画でした。  風采のあがらないダメな男になんで女性たちが引き寄せられるのかという質問に脚本の水木洋子が「アレが良いんでしょう」と答えていたのがリアルでした。
[DVD(字幕)] 7点(2019-10-20 05:47:50)
15.  甘い生活 《ネタバレ》 
何十年も前に見た時になんでこの映画評価されているんだろう、噴水のシーンはきれいだけどそれだけの映画だと思って不思議に思っていました。よくわからない映画だけど、もう一度そのうち見てみるかもと思うくらいの映画でした。  その後「インテルビスタ」で、マストロヤンニとアニタ・エグバーグが噴水のシールを感慨深げに見るシーンをみてから見直そうと思って、あたらめて見ていたらアヌーク・エーメやマガリ・ノエルなど好きな女優さんたちが出てたんだとびっくり。  そんな風に見ていてお馴染みの噴水のシーンになっていくわけですが、アニタ・エグバーグが子猫を拾い上げて頭に乗せて歩き出すあたりから、フェリーニマジックにどっぷりつかってしまいました。 「アマルコルド」で作り物の大型客船が通り過ぎるだけなのに、どうして感動してしまうんだろうみたいな感じでした。  1度見ていたはずの、この数分のシーンだけで忘れられない映画になりました。
[DVD(字幕)] 8点(2019-10-20 05:32:37)
16.  家族の肖像
感情移入ができない映画でした。 ヴィスコンティの映画と相性がわるいだけかもしれないけど、彼の描く退廃には映像的にはいいかもしれなけれどストーリー的にはほとんど魅力を感じられません。 主役にバート・ランカスター、加えてドミニク・サンダ、クラウディア・カルディナーレ、シルヴァーナ・マンガーノとすごい女優を3人も起用していているのに楽しめなかったです。
[DVD(字幕)] 4点(2019-10-20 05:14:54)
17.  月の輝く夜に 《ネタバレ》 
イタリア人の気質なのか滅茶苦茶な展開かもしれないけど好きな映画です。 月にまつわるいつくかのエピソードも好きです。  終盤、マザコンの婚約者に婚約解消され怒り狂った直後、婚約者の弟に結婚しようと言われて幸せそうに豹変してにっこり微笑むシェールが素敵です。 見ているうちに主人公たちに幸せになってほしいと感じる映画はいいものです。
[DVD(字幕)] 8点(2019-10-20 05:08:08)
18.  愛のむきだし
単純に面白かったです。 女囚さそりのコスプレなど、いくつかの映像にも思わずニヤッとしてしまいました。 みなさんおっしゃるように満島ひかりの体当たりな演技は一見の価値あり。
[インターネット(邦画)] 7点(2019-10-20 04:59:48)
19.  誰も知らない(2004)
退屈な映画でした。映画は言葉のないシーンに魅せられるかどうかで相性が変わるけど、この映画は退屈なだけ。 実査にあった事件をもとにしているけど映画として作られたストーリーもどうでもいいような話。 youはいつものしゃべり方で演技していますが不快です。
[インターネット(邦画)] 2点(2019-10-20 04:55:12)
20.  マーティ
典型的な二枚目と美人が主人公の恋愛映画が多かった時代に、恋愛に縁がない男女のラブストーリーは珍しかったのだろうと思うけど、客観的に見てただ恋愛に縁がない同士が妥協した感じが否めない。 恋愛に縁がない同士でもお互いに惹かれあう何かがあると映画は変わってくるのだけど。  主人公のふたりは外見コンプレックスということらしいけど、自分から見ると外見は魅力的に思えます。 いくつになっても親離れできず親と同居してるというあたりは現代にもありがちなシチュエーションです。
[DVD(字幕)] 4点(2019-10-20 04:50:18)
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