1. トッツィー
抱腹絶倒のコメディでありながら、しっかり社会派映画にもなっている。脚本がとにかく良く出来てます。テリー・ガー他の狂言回しの配置の仕方もやたら上手い。登場人物の出し入れの手際の良さなんて、ウェルメイドな舞台劇を観ているよう。間違いなく80年代を代表するアメリカ映画の一本でしょう。 10点(2003-08-30 01:17:37) |
2. シー・デビル(1989)
このメリル・ストリープの怪演はちょっとしたもんだと思うけどなー。って「永遠に美しく」があったか・・・。 6点(2003-08-29 19:59:04) |
3. 家族ゲーム
はじめて観た時(松田優作の追悼放映だったと思う)は面白がってたような記憶があるけど、最近観直したらあざとさがハナについて仕方なかった。ヒソヒソ声の会話だのクッチャクッチャ咀嚼する音だの例の目玉焼きチューチューだの気色悪いのなんのって。神経に障る。 4点(2003-08-29 18:31:51) |
4. カクテル
エリザベス・シュー好きだから彼女で5点。サントラで5点。トム君ヘタだからマイナス2点。ストーリーがデタラメだからマイナス5点で計3点。 3点(2003-08-29 17:35:19) |
5. サムシング・ワイルド
すでにジョナサン・デミ印がしっかり刻印されてる。 8点(2003-07-19 19:28:45) |
6. ブルース・ブラザース
ガソリンスタンドんところで出てくる目の大きなお姐ちゃん見て、お、タイプかもしんない、なんて思ってたら、あれツイッギーなのね。かの有名な。来日した時のギャラがビートルズ四人分より多かったとかいう話聞いたことあるけど、あれってマジ? 10点(2003-07-19 19:13:12) |
7. Mishima: A Life In Four Chapters
カンヌで最優秀芸術貢献賞なる賞を受賞したものの、三島未亡人の許可がおりず(一説では当時の中曽根首相が圧力をかけたとも。三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地で自決をした時、中曽根は防衛庁長官の立場にあり、野党から厳しく追求され責任をとらされた。ていうか、人を更迭して自分だけ責任逃れしたらしい・・・)未だ日本未公開のままになっている作品。でもレンタル屋にいけば輸入ビデオが置いてありますので、台詞も日本語ですし、興味ある方はどうぞ。映画の内容は1970年11月25日の自決当日の行動を追いながら、そこに「金閣寺」「鏡子の家」「奔馬」といった作品を三島の幼年期からのエピソードに絡めて描くという非常に凝ったもの。セットも演劇的だったりで、うっかりすると技巧倒れになってしまったところでしょうが、話の運びが巧みで、二時間はあっという間の印象。主演は緒形拳。肉体改造までして(ついでに胸毛まで貼りつけて。腹毛というか)役作りに励んだというものの、どう見てもミスキャストで、この作品の最大の欠点といえるでしょう。でもまぁ、三島由紀夫を演じられるのは三島自身だけという気もするので、というか、三島由紀夫というのは平岡公威(三島の本名)という俳優によって演じられたキャラクターのように思われるので、他のどの俳優が演じても違和感は残ったかもしれませんね。ついでに三上博史が楯の会のメンバーのひとりを演じています。 7点(2003-07-05 16:45:44) |
8. ニュー・シネマ・パラダイス
完全版は蛇足。観てない人は「絶対に」観ないように! 9点(2003-06-21 14:33:22) |
9. ガープの世界
原作読んでなかったら、なんだこりゃ? って映画だよ。「ホテル・ニューハンプシャー」のほうが良かったなんて言うとバカ扱いされんのかしら。 4点(2003-06-18 22:06:52) |
10. ハンナとその姉妹
ウディ・アレン流「三人姉妹」ですね。なんでもウディはチェーホフを崇拝しているんだそうな。でも本家のチェーホフは結構退屈だったりするんですけどね。じっさい「退屈な話」なんて作品もありましたな。 10点(2003-06-02 14:27:35) |