1. ローマの休日
華奢で優雅、可憐でしかも好奇心は旺盛にしてどことなくコケティッシュ。魅力的なキャラクターを見事に演じた絶頂期のヘプバーン。際立つ存在感、その在りし日の姿はとても可愛らしくて素敵だ。本作のすべては彼女のあどけなく華やかなその笑顔にあると言っても過言ではなかろう。 そして、多くの人が今なお彼女と彼女の出演作に魅了され続けている。はたして、本作品のヒロインが彼女でなかったならば・・・その女優がヘプバーンと同じように髪を切ってジェラートを舐めてべスパに乗ってと熱演しても、本作品が今日もなお多くの人々に愛されるという名画の誉れを冠することは、おそらくなかった筈である。 ・・・要するに私は結局まぁ彼女の大ファンらしい。 さて、今回改めてデジタルリマスター版をテレビで観た。画像がきれいになったかと言われれば、きれいになったと言える・・・のかな? 8点(2003-10-28 03:50:22) |
2. ベン・ハー(1959)
・・・いっぺん、お船の木槌をゴンゴン叩いてみたい。 6点(2003-10-28 02:22:00)(笑:1票) |
3. ゴジラ(1954)
テーマと特撮。作り手の情熱。そして、あの音楽。 これこそ唯一無二の怪獣映画。 8点(2003-07-02 19:05:33) |
4. 汚れなき悪戯
そりゃ結末がどうなのか、何度も何度も観て、もう、分かっているんだけどもね・・・。マルセリーノが「主」に望みを聞かれ、母親に逢いたいというあたりから・・・あー、もうたまらん。 7点(2003-06-25 21:52:13) |
5. ライムライト
小生が今まで観た映画の中でも、最も感動を覚え心に残った作品のひとつである。ストーリーはあまりにも切なく、ラストは思わず泣けてしまう程に哀しいのだが、けれども、観終わった後に希望と勇気を残してくれる作品でもある。・・・絶望に沈む若い踊り子を立ち直らせ、自身はかつての栄光を取り戻そうとする、あたかもチャップリン自身を重ね合わせたかのごとき、カルヴェロという初老の道化師。その人生の悲哀が巧みに描きだされている点、本作はまさにチャップリン映画の集大成と言って差し障りあるまい。好みは種々あろうことは承知しているが、この作品だけは是非とも多くの方に観てもらいたいと思う。本作では実の息子が恋敵(?)役として出演し、さらに「喜劇王」キートンとのすごいコンビが劇中で実現したことなども、興味深い点である。それにしても主演であるばかりでなく、原作・脚本を書き、それで監督をもこなしてしまうのだ。齢60を過ぎてなお、何と才気煥発であったことかと今更ながらつくづく感銘を受ける。 9点(2003-06-20 22:33:07) |
6. 王様と私(1956)
政治的?背景はこの際おいといて・・・踊りは素敵ですね。二回目にみたときに、おお、ユル・ブリンナーって男前なのだと思った作品でした。 6点(2003-06-05 23:29:06) |
7. 十戒(1956)
当時としては究極でございましょう。でも7点。 7点(2002-12-06 16:22:22) |
8. シェーン
まぁ名作という事ですが・・・うーん、なんといいますか当たり障り無く、って感じで、万人受けしたのでしょうか。公開当時は、今よりも心優しい時代だったのですね。(←これイヤミではないです)どこかに毒を欲している自分が怖い(笑) 6点(2002-12-06 16:15:42) |