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1.  チキ・チキ・バン・バン
ミュージカルが苦手な自分が先入観を持って見るのだから、再見とは言え楽しめるのか…と不安でしたが懐かしく面白い作品。純粋に楽しく、明るく、ハッピー。今観ると、境界線がきっちり引かれたように後半のファンタジックな演出には戸惑いますが、とても夢があって良いですね。現在は、ホントにこういう夢の有る作品が無くなってしまったなァ…としみじみ思いました。古き良き時代の代表作と言えるでしょう。外国では表現の少ない英語での効果音も、タイトルにするとしっくり合う“チキ・チキ・バンバン”の語感は実に魅力的です。
6点(2004-08-23 00:26:54)
2.  アラビアンナイト シンドバッドの冒険
東映による千夜一夜物語の抜粋アニメ化。「西遊記」と同じく手塚治虫先生による脚本で、東映らしいこの頃の独特な絵柄と表現方法は実に興味深い。ただ、哀しいかな…、「西遊記」などの東映作品に比べるとこれと言って特別心に残る名シーンが無い。この頃にしてかなり無難な作品。もう少し、東映らしい脚色も欲しい所でしょうか。「東映が良い子に送る…!」と言うキャッチフレーズの通りお子様向な内容ですね(…と言っても現代のお子様は喜びませんね、きっと)。唯一、個性的なアリーのキャラクターは良く、更に声の担当があの黒柳徹子とは…いやビックリ。ちなみに、同じくアラビアンナイトの作品違い・ディズニー作「アラジン」が、本作を参考したのでは…と思える一部のキャラクター描写などが微妙に酷似しているのは気のせいでしょうか。
5点(2004-08-15 15:24:26)
3.  イエロー・サブマリン
幼少の頃何度も観た、懐かしいビートルズのPVアニメーションの傑作。サイケな配色は当時らしいズーティな反映。潜水艦“イエロー・サブマリン”と、幻想的でいて曲に乗せて楽しく明るい描写の多々。しかも、音楽で戦うだなんて…なんと平和的な表現なのでしょう。やはり、当時の時代背景…つまりベトナム戦争の影響強く、反戦の意味にして音楽で世界中の人を救いたい…と言う“ラブ&ピース”のレトリックな表れ。観れば誰でも口遊む同名曲…でも自分が唄うとどうしても「イエローサブマリン音頭」になってしまうから(笑)。本作のレーゾンデートルをより高く評価したいアニメ作品。
9点(2003-12-08 20:15:50)
4.  三匹荒野を行く 《ネタバレ》 
ブルテリアの老犬“ボジャー”、ゴールデンレトリバー“ルーア”、そしてシャム猫“テーオ”の三匹が飼い主を追い求めて320kmの旅に出る…懐かしの感動作品。当時、ブルテリア犬は今程有名では無かった為、あの容姿から途中までブタか何かと思っていた幼少期(笑)。ナレーションのみで構成している為に、動物を客観的に…そしてドキュメンタリーでも観ているかの様な錯角に陥り、森で熊と遭遇しての威嚇バトル等はもうPRIDよりも…またK-1よりも白熱し、手に汗握ってしまって大変でした(アホ)。ちなみに聞く所によると、老犬・ボジャー役を演じたブルテリア君の実年齢はまだ3才程だったとか…。弱々しい表情や体力が衰える様子など、見事に演じていましたね。シャム猫もまた、猫とは思えぬ独立した演技を見せてくれました。川の濁流に呑み込まれた場面などもう絶叫。ちなみに、猫は耳に水が入ってしまうと外耳炎を発症しやすくなり、神経障害に至ってしまうので動物愛護協会が目を光らせている現在では、同じシーンは2度と撮影出来ない貴重なシーンと言えるでしょう。…ちなみに、2年後に製作された同ディズニー作品「シャム猫FBI/ニャンタッチャブル」のDC役のシャム猫とは、同一のタレント猫なのでしょうか…? 芸達者な所はそっくりです。ところで、(↓)いえいえ、オオカミさんなら絶対にレビューしているだろうなァ…と思っていたので、先の書き込みは嬉しい限りでございます。ディズニーは技術を向上させる事に終始し躍起になるばかり、大切なものを見落としている…同感。
8点(2003-12-08 16:29:30)(良:1票)
5.  西遊記(1960)
「漫画王」に連載していた手塚治虫著作・マンガ作品「ぼくの孫悟空」を基に東映がアニメ映画化。同名作品の連続アニメとは違い、手塚先生の独特な絵のタッチが無くかなり東映風にアレンジされています。ミュージカル演出や動作表現など、やはりディズニーアニメに影響されたで有ろう個々の描写がなんとも興味深い。同時に、手塚先生は中国アニメ版・西遊記に影響されたに違いないと、確信が持てる作品。個人的には中国版の方に魅力を感じるので、本作はやはり二番煎じにしか見えませんが、燐々や小竜など、オリジナルキャラクターが強く印象に残ります。特に、芦毛の女の子猿・燐々が純粋でなんとも健気。献身的に悟空に尽くし支えるとは…。ビジュアル的に見ると三蔵法師の方に―…と思うのは、夏目雅子の影響が強いせいでしょうか…(苦笑)。ちなみに、カッパのイメージが強い沙悟浄は実は“大入道”だったのか(岸辺シローが浮かぶ)。ところで、小竜が己の角をアンテナにして電話をかけるシーンは、携帯電話の先読みの様で手塚先生らしい構成ですね。「白蛇伝」・「少年猿飛佐助」・「西遊記」の東映3大アニメと言っても過言ではない。
7点(2003-12-07 20:29:53)
6.  切腹 《ネタバレ》 
外国で日本を連想させる言葉として、一時期“ハラキリ”と答える人が多かったのは、まさしくこの映画の影響から。当時、カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した本作は、特にギリシャなどでは通じる所があったのか…その評判は高い。意図する不条理な現実と悲壮的な描写を以って表現する。同時に父子関係と家族の絆を巧みに描写する…、日本映画独特の“静”をもって“動”を表す手法がこれまた素晴らしい。また、千々岩求女(石浜朗)が竹光で切腹する描写はなんとも痛々しく、モノクロで有りながら鮮血に見えてしまうのも、映像表現の奥深さを感じます。映像だけでも充分に伝わるので、丁寧なセリフ回しは逆に不要にも思える程。今更ながらモノクロ表現に工夫が分かるのは、バックライトから人物に白フチ。背景と人物に白フチ効果を付けるとは…古い作品程身に染みる表現力。作品性は勿論の事、映画のレーゾンデートルをより高く評価したい。
10点(2003-11-30 17:29:54)(良:2票)
7.  奇跡の人(1962)
ヘレン・ケラーが受けた三重苦と言うものは、一体どれだけの苦しみなのか―…。想像するだけでは語れない壮絶な人生。彼女の苦しみを少しでも知るべく、耳栓・目隠し・マスクをして疑似体験したのは随分前の話。…まず、音が聞こえなくなった時点で一気に押し寄せる不安感。自分の足音さえ聞こえず、行きたくても足が前に出ない。手を伸ばさないと恐くて歩けないのだ。方向を掴めても、安易にグルグル動くと、どこに立っていてどっちを向いているのか…方向感覚を奪われ虚脱感に陥る。トイレに行って帰って来るのでやっとで、5分と持ちませんでした。…だが、彼女はそんな世界を87年も生きて来た訳で…。三重苦は全てのコミュニケーションを奪われたも同じ事。きっと彼女は全てのモノから自分を否定され拒絶されたような…そんな孤独感や絶望を感じていたのではないでしょうか。しかし、肌で感じる“触覚”と言う感覚機能が、彼女の大きな原動力に変えたのだ。それを教えたアニー・サリヴァン。水を感受し、無感覚状態から脱した幼きヘレン・ケラー。そんな誰もが知っているヘレン・ケラーの伝記ですが、この映画の貢献度は圧倒的に強く、また作品のレーゾンデートルを高く評価したい。
9点(2003-11-23 20:59:44)(良:2票)
8.  スヌーピーとチャーリー
スヌーピー・グッズが独り歩きしている昨今。作品の有無を意識する方も少なくなり、映画や原作マンガの存在がスッカリ忘れ去れていますが、チャーリー・ブラウンシリーズの初作を措いては語れない。なんとも個性的なピーナッツのキャラは印象深い上実にユニーク。…ただ、日本マンガにどっぷり浸かり過ぎると、外国マンガの温度差を如実に感じてしまう。日本の面白さとはちょっと違いますね。特に、幼少の頃はチャーリーとサリーの会話に着いて行けませんでした…。起承転結を無視して先の話に強引に進めてしまうセリフや、一見無意味なやり取り(みんな精神的に不安定なのか…?)。子供には理解しづらいシュローダーのシュールなピアノ演奏描写。あの、チャーリー・ブラウンが時々カメラ目線(カメラを意識して)で喋る不自然さは、アニメとは言えツッコミたくなります(笑)。しかし、なんと言っても主役(主人)を喰う程の名脇役“スヌーピー・ドック”と“ウッドストック”の貢献度は圧倒的に強い作品だったのは確か。そういう意味では、登場キャラのレーゾンデートルだけで充分作品性が成り立った映画(マンガ)と言えますね。
6点(2003-11-19 15:56:30)
9.  サラリーマン忠臣蔵
例によってサラリーマンシリーズの集大成…とも言うべきか。東宝サラリーマン映画の100本記念で製作されたものですね。忠臣蔵をまんまパロッている内容ですが、東野英治郎の映画作品を全く観ていない自分には、どうしても水戸黄門のイメージが強く、あの黄門様が眉間にシワを寄せて激高している悪役はショックで…。更に、昔の映画なのでツッコむのはヤボと言うものでしょうが、現代劇で有りながら木箱から大判が出てきたのはさすがに爆笑してしまいました。更に、大石良雄(森繁久彌)の家の玄関が引き戸!(洋風の立て住まいなのに…) ラストはせめて討ち入りでもやって欲しかったんですが、それは“株主総会”と形を変えて続編に続くのですね…なるほど。
4点(2003-11-17 14:18:07)
10.  喜劇 急行列車 《ネタバレ》 
渥美清と言えば寅さん。でも、個人的には青木吾一を思い出してしまいます。下町の人情ものでは無いし、コメディにしてはクスクス…と笑う場所も少ない。でも渥美清だから観てしまう(フランキー堺ではダメ)。細かい所は忘れてしまいましたが、確か初恋の塚田毬子と同乗した際、車内アナウンス後にスイッチを切り忘れ、そのまま毬子への熱い想いを語り出しちゃった…と言うくだりは、まんま寅さんのようで面白かった。ちなみに、鉄道一筋だからと言って自分の4人の子供に“特急・さくら・つばめ・ふじ”…と名前付けるなんて…スゴイ(笑)。
5点(2003-10-20 21:55:27)
11.  シャム猫FBI/ニャンタッチャブル
愛猫家な自分にはグッと来る映画。ディズニーらしいほのぼのな子供向き映画で有りながら、ストーリーも起承転結がまとまっていて面白かった。自分の飼い猫が外で何やってるのか…なんて、見れない部分は飼い主の立場として興味深い所。何より、シャム猫・DCの演技には一際感心するものが有る。飼い主の少女・パティ(ヘイリー・ミルズ)が一生懸命「DC!…DC!」と呼ぶ姿が実に愛らしい。…にしても、なんなんだこの邦題は(苦)。これじゃダレも観ないね。
[地上波(吹替)] 7点(2003-10-14 21:30:07)
12.  潮騒(1964)
吉永小百合・浜田光夫組。初見は小学生の頃。三島さんには悪いが原作は相変わらず未読。「その火を飛び越して来い。その火を飛び越してきたら…」の例の名シーンはお子様だった自分にはかなり衝撃的。以後、相当なリメイク作品が出来たので混乱してますが、やはり初期の作品の方が好きです。粗筋をザッと振り返っても、時代の差を感じずにはいられない。
7点(2003-10-12 15:53:15)
13.  長靴をはいた猫(1969)
現在の東映とは月とスッポンの名作アニメーション映画。幼少の頃、TV放映される度に観てました…が悲しいかな、ピエールとペロが出会い野山を越えてお城に向かうシーン(ペロが長靴を履くシーンが有ったっけ?)と、部分的なシーン以外…覚えていません。それでも当時の水準としてはアニメの完成度は高かったし、東映のマークにもなったペロのキャラは深く印象に残る。猫とねずみの相性が良いのは実に平和的な表現で、トムとジェリーにも見習って欲しいところ。…どうでも良いが、良く考えたら“東映まんが祭り”ってなんかおかしい。正確には“東映アニメ祭り”じゃないのか。
7点(2003-10-05 18:47:48)
14.  101匹わんちゃん
ドディ・スミス原作「ダルメシアン/100と1ぴきの犬の物語」を、これまたディズニーがアニメ化。原作を自分のモノにしてしまうディズニー・マジック。本作品を“ディズニーオリジナル”だと勘違いしている人が、この世に何人いるのだろうか…。それはそうと、これだけ複数の犬を描いて動かす…という、CG技術が発展した今の時代ならともかく、当時のディズニーにしか描けない技術はやはり認めざるを得ない。
6点(2003-08-24 19:25:52)
15.  クマのプーさん(1965)
英国人作家A.A.ミルンの原作を、またまたまたディズニーがアニメ化。見た目の愛らしさとは裏に、実はその著作権を巡ってドロ沼裁判と化した事は有名。ディズニーは本作品の関連グッズで約7500億円余の年間売り上げを誇っており、これが問題の原因らしい。1929年に原作者から著作権を購入した米社スティーブン・スレシンジャー社に対して、使用料が全額支払われておらず、更にそのS・スレシンジャー社に対し原作者の子孫が著作権の返還を求めた事で、話はより複雑に…。結局、ミルン家には著作権返還の権利はないと判決が下されたそうだが、どうにも後味が悪い結果となったようだ。裁判が終わった現在、ディズニーは一定の使用料をS・スレシンジャー社に払っており、訴訟の長期化で数億ドルの赤字で苦々しい思いだろうが、パクリ&引用道一直線で来たディズニーに一気にシワ寄せが来たアイロニーな現実。結局、アナタのプーさんグッズの金銭の行き先はどこなのか…。そんなモノ誰が買うかッ!!…と言いたくなる程苦い(←と言いつつ、自分もビーズクッションと製氷皿等を少々…)。ディズニーが7500億円儲けても、原作者サイドには1円も入って来ないと言う不条理な現実。勿論、幼少期に本作&TVシリーズも大好きで観ていましたが、個人的に、原作を喰らうディズニーの“虫”が好かないのと、グッズの相乗効果を生みかねない本作にはこの点が妥当な所。
5点(2003-07-07 23:01:50)
16.  ガメラ対大悪獣ギロン
自分もやはりガメラ派ですね。ただ暴れ捲っているゴジラよりも、子供の味方だったガメラの方が圧倒的に好きでした。空から回転ジェットで現れるガメラ…。TV放映される時は「強いぞ!ガメラ~!」とガメラマーチを歌い夢中だった。話はズレるが、以前UFOキャッチャーの“怪獣シリーズ”にギャオスと並んで、このギロンがラインナップされていた時に、「良くぞこの怪獣を選んだものだ!」と感心したもの。バッサバッサと、時代劇のように切って切って切りまくるギロンに、当時はビビリまくった子供時代。でも、包丁の造形のスゴさにはただただ拍手。シリーズの中でもインパクトの強い本作品の貢献度は、やはり大悪獣ギロンに有り。
5点(2003-07-06 15:00:24)
17.  卒業(1967) 《ネタバレ》 
当時は、良質の映画として有名だった作品。「これを観ないと時代遅れ」なんて言っていた当時の若者たちに圧倒的に支持されていた。あまりにも有名過ぎる、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」の名曲をバックに、青春期の物語が彩る。生活上において、不自由が無いがための満たされぬ欲求を人妻との情事に幾度と求める主人公・ベンジャミンを、ダスティン・ホフマンが演じている。だが、主人公ベンの人となり性格や・立場と境遇は決して共感できるものではない(現代っ子が観れば尚更反感かうだろうな…)。フラれた彼女を追いかけ、元彼の立場を忘れ彼女のデートに割り込むは、挙げ句の果てに近所に押しかけ下宿までするとは…。“恋は盲目”と言いたいところだが、現代ではこれを“ストーカー”と呼ぶ(笑)。そんな物語もかの有名なラストシーンに幾分か救われる。教会のガラス越しに「エレ-----ンッ!!」と叫ぶクライマックスは、あまりにも衝撃的(点数の殆どはここに注がれる)。そんな二人がバスに乗車して駆け落ち。ちょっと気になるのは、車内で一度は見つめ合う二人だが、以後、ベンはエレーンを見ようとはせず遠くに視線を送る。安堵感から来ていのか…それとも目的を果たした事からくる達成感なのか…。何か、今後の二人の未来を予感させるような演出。ところで、中盤のナイトショーでショーガールの“バスト回転”の妙技を、エレーンの頭上でやるのにはブッたまげました。今観るとなんてスゴイ演出…(このシーン忘れてました)。
7点(2003-06-29 17:37:24)(良:1票)
18.  おとうと(1960) 《ネタバレ》 
ひとりっ子人生の私には、姉弟に憧れを抱いたもの。ちょっとエゴにも似たワガママな弟の言動。姉に対して病気を移す危険が有るにも関わらず、自分が口にしたものを食べろと強要するシーン。弟の気持ちを察して、姉がそれを口につけようとした時に初めて分かる自分への愛情…。姉と弟の心理描写を巧みに表現している点では、良い日本映画の代表とも言える。幼少の頃に観たので、カラーフィルムにモノクロの表現を出す“銀残し”という効果が使われていたとは、分からなかった(てっきりモノクロかと…)。ちなみに、リメイク版は本当にヒドイ…(苦)。更に映画ではないが、以前ドラマ版の斉藤由貴・木村拓哉のキャスティングも観たが、それ以上にみそっカス。映画にならなくて良かった…。
8点(2003-05-07 19:45:52)(良:1票)
19.  ウエスト・サイド物語(1961)
何度観たかわかりません…この映画。70年代にイヤと言うほどTV放映されていて、その度に“クール・ボーイ”(笑)。一般にパクリというものではなく、ニューヨークを舞台に「ロミオとジュリエット」をミュージカル化した映画として有名でしたが、アンチ・ミュージカルの私でもワクワクしながら観ていました。当時は、それまであまり馴染みのなかったニューヨークの町並みに興奮したりして…。そういう意味では斬新だったロケのミュージカルは画期的だと言える。
7点(2003-04-26 19:00:01)
20.  太陽の王子 ホルスの大冒険
真の宮崎ファンならコレを観ずして語れない。幼少の頃にTV放映時で観ましたが、絵柄や特徴でなんとなく宮崎駿が関わっているな…と分かりました。あの黄金トリオが手掛けたアニメと言う意味で、ある意味貴重な作品かもしれない。当時、本当にスゴイ衝撃を受けたアニメ作品で、少なからず影響を受けました。…ところで、当時もう一本観た外国アニメ映画で「雪の女王(旧ソ連/1957)」と言う作品が有りますが、宮崎駿監督が「私の原点といえる作品」と絶賛したアニメでも有り(…イヤ、高畑監督も影響されているに違いない!)、アンデルセンの童話原作としても有名だが、注目したいのは主人公・少女ゲルダ。本作の“悪魔の妹・ヒルダ”とも相似している上、ストーリーも非常に酷似している。要するに、本作は「雪の女王」のオマージュ作品なので有る(悪く言えばパクリ)。…とは言え、当時の日本アニメ界では最高作品なのでそこは評価したい。また、日本アニメ界(ゲーム「ゼルダの伝説」含)に影響をあたえた意味でも「雪の女王」の方は一見有り。古い作品だが、宮崎監督ご本人が言う通り作品の原点が垣間見れる筈だ。
[地上波(字幕)] 6点(2003-04-13 00:03:22)
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