1. スクール・オブ・ロック
ロックに対する本気の情熱が伝わって来る。とんとん拍子すぎるのもなんのその、ラストに向かって突き進む爽快感!一曲がすべてを変える、豪快すぎるストーリー回し!ありえないのもなんのその、映画そのものの進行が、ロックンロールしてる!「ロックしようぜ!」と遺伝子に呼びかけて、骨まで溶ろけさせるずるい映画だ! 10点(2004-09-18 21:02:37) |
2. クジラの島の少女
主役の女の子の演技はとても素晴らしいんだけど、その他がどうも中途半端であまり楽しめなかった。主人公の健気さと、折に触れて元気付けるおばあさんの優しさが良かったけど、胸に迫る所までは行かなかった。 6点(2004-09-18 20:35:24) |
3. えびボクサー
優柔不断な動物愛護、荒唐無稽で中途半端。 3点(2004-06-05 21:23:33) |
4. HERO(2002)
人間の汗とか血を感じる箇所が全く無いのは、ファンタジーとして割り切って見ればそれなりには楽しめるけど、同じ相手との対決シーンが多すぎる。大軍勢と景観で広さやスケール感を狙いながらも、結局行き着く先は一対一のワイヤーアクションではもったいない。なんだか、お色直しや撮り直しのパターンをあれこれ見せられてるようで、いくら色がきれいでもちょっと飽きた。 5点(2004-06-05 21:02:12) |
5. ソラリス
原作を読んで前作は見てないパターンの自分ですが、けっこう楽しめました。恋愛設定がちょっとくどくも感じたけど、映像も良かったし、キャスティングもアンマッチでは決してないと思います。なによりソラリスによる人間の「探索」に悪意が感じられない所に単なるSFを超えた世界が見えて感慨を覚えました。ただ、原作というレールを知ってるからの理解であって、知らなければ「なんじゃこれは?」で済んでしまったかも。 7点(2004-06-05 20:47:40) |
6. ラスト サムライ
途中から「ダンス・ウィズ・ウルブス」とどうしようもなく重なって来て、入り込めなくなってしまった事が悔やまれます。 外国から見た日本の解釈としては今までで最も近かったのでは?ただ最後にあの状況で、日本人ならましてや侍なら、笑顔で村には絶対に戻れないぞ、と思いました。 6点(2004-05-23 21:48:51) |
7. クローサー(2002)
《ネタバレ》 いちばん気に入ったのは音楽。CLOSE TO YOUがこれほどマッチするとは、、、監督のニンマリが見えるようです。マイナスは人工衛星のような大道具のスケール感とビデオカメラのような小道具のチープさのギャップがありすぎる事。いろんな場面で違和感を感じてしまう。ただの電気製品じゃなく、いっそのこと見た事も無いほどSFチックな小道具を揃えてくれたら、もっと躍動的な部分が生きたかっこいい映画になったのではと思う。 6点(2004-05-15 23:45:48) |
8. 二重スパイ
韓国映画に最近ハマってることもあり、かなり期待して見たのですが結果はイマイチでした。なんていうか、、筋書きが見えてるって訳ではないのだけど展開に新鮮さがなく、見覚えのあるシーンの断片をつなげて見てる気がして「あっそう、ふーん」で流れて行ってしまう。セオリー通りの優等生的な作り方である事は随所に感じるんだけど、何かひとつ足りないんです。 5点(2004-05-15 23:20:58) |
9. イルマーレ(2000)
《ネタバレ》 何人かの方と同じで「猟奇的な彼女」つながりで見ました。私事ですが今からふた昔以上前に、遠距離恋愛で2年間くらい当時の彼女と文通していた事がありまして、当時はメールもないし貧乏暮らしのアパートには電話すら無い。ただポストをのぞく瞬間だけが、距離をつなぐ本当に特別なものだった事が鮮烈に思い出されました。その彼女とは結局遠距離のまま別れたのですが、3年前に同窓会で再会して、それぞれが結婚して二人の子持ちであることも知って、今は仲のいいメル友です。すみません映画の話に戻りますと、、つじつまや不自然さを言うなら確かに犬の存在とか他にもたくさんあるのですが、モノサシとハカリ持参で映画を見るタイプではないので、映像のきれいな事と、セットやカメラアングルのこだわりもちゃんとプラスに働いてるし、なによりせつなさやもどかしさに感情移入できたことで、とても気持ちのいい時間を持てたなと感じた作品でした。もう一軒の海辺の家がキチンと見たかったのと、そこまで惚れ込んだ前の彼氏の描き方が少し弱かった所で各マイナス1点。 8点(2004-05-15 23:06:07) |
10. PLANET OF THE APES/猿の惑星
ラストで思わずバカヤロー!と叫びたくなった。第一作で自由の女神を見つけてしまった時のあの絶望感が、長い時を経てのリメイク版では、どう考えても自己中の極み、自業自得ですよね。自分としては結果は同じでも2つはハッキリ別の映画です。 4点(2004-05-05 21:05:40) |
11. フォーン・ブース
《ネタバレ》 ストップウオッチの音が聞こえるようなスピード感と、知らぬ間に身を乗り出してしまう理不尽なゴリ押し展開に7点。不倫相手の立場の無さと、見習い助手にもう一働きして欲しかったのと、ラストの中途半端な意識もうろうでマイナス3点。 7点(2004-05-05 20:24:40) |
12. 猟奇的な彼女
後半ちょっと作られ過ぎでは?と感じもしたけどそれを十分に包み込んでしまう爽やかさと、ほのぼのさが後にずっと残る。素直に出来が良いとうなずける作品。あだち充のまんがに出て来るようなキャラをそのまま実写できる韓国映画の技量は、とうに日本映画を超えている。いつまでも侍やら風情描写の切り売りだけでは恥ずかしいぞ、日本映画。 9点(2004-05-03 19:10:16) |
13. マッチスティック・メン
《ネタバレ》 どんでん返し作品だと知って見ていたせいか、そこそこの驚きで納まってしまいました。再会のシーンでの意外な程の落ち着きはいつかはこんな日が来ると悟っていたせいなのか、と思ったらちゃんと今の幸せを手にしていたんだね。それにしてもニコラスケイジはこの手の役がうまい。 6点(2004-05-03 18:40:32) |
14. ザ・コア
前半は割と迫力があってよかったのに徐々に尻すぼみになってしまったのが残念。でも発想のスケールが大きすぎて表現がついて行けないのはしょうがない。どう転んでも所詮は想像の世界、神の領域が舞台なのだから。 5点(2004-05-03 18:27:57) |
15. トゥームレイダー2
どうしようもなく重~い作品とかを見たあとで、ただぼーっと眺める分にはちょうど良い度数って感じ。ロケ地もいろいろ変わるし、絶対にふらつく事もないから安心して見ていられる。鮫をビンタで手なずける女も、たまにはいいんじゃない? 5点(2004-04-30 22:04:23) |
16. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
前の2作が大好きで、あれこれと思いをふくらませながらこの作品をずっと心待ちにしてなおかつ、最上レベルの期待感を持って臨んだ純粋な気持ちを全く裏切ることなく、包み込んでくれたこの映画にまずは感謝の気持ちを心から延べたいです。映像や展開に迷いが感じられないのは、やっぱり原作の良さもさることながら、監督始めとするスタッフが心から作りたかった世界だからなのだろうと思う。それにしてもそれをずっと持続しているのも大変な事だったはず。無理だと言われていた映画化をやり遂げたことに、それをしっかりと届けてくれたことに、満点を贈ります。 10点(2004-02-23 13:00:22) |
17. シービスケット
感動作を期待して、娘と一緒に出かけたんだけどかなり期待外れだった。アカデミー賞の最有力候補の歌い文句につられて期待し過ぎたのかもしれないけど、もうすこし濃い味付けで、個々のエピソードを強調できたのでは?と思う。これでは素材が台なしではないかと。 馬にどこまで感情移入ができるかという事がひとつのポイントなのかもしれないけど、どこもかしこも描き方が遠慮がちで中途半端に次のエピソードへ流れて行き、結果としてビデオで十分な佳作で終わってしまった。 残念です。 5点(2004-01-25 17:44:36)(良:1票) |
18. ターミネーター3
一言、物足りない。今回の相手は女と言う良い初期設定なのにそれを生かし切れてないのが一つ。ポスターから受ける期待感はもっと「おそろしー」ものだったのに、1やら2を何度も見てるうちにターミネーター慣れしてしまったのかな?性能の違いをこれでもかと見せつけて欲しかった。最後の終わり方は皆さんが言ってるほどは、がっかりしたものではなく、なるほどこれも有りだなと思った。 6点(2003-12-29 18:38:16) |
19. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
《ネタバレ》 期待以上の出来。特に後半に捕まってからは、しぼむかと思ったのに逆に全く顛末感を感じさせない展開で、これが作り込みのうまさと言うものなんだろうな。。ただひとつ、ディカプリオでなければならない必要性は全く感じられない。 6点(2003-12-29 18:23:22) |
20. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
戦闘シーンと雄大なロケーションには文句のつけようがない。それだけに前半途中の間延び感とエピソードのマンガチックさが退屈に思えた。1作目の感動が大きすぎてたぶん過敏になってたんだろうな。。そのくらい自分にとって特別な映画になっているのを実感。 7点(2003-07-28 21:41:24) |