1. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 日本て物騒な国だな~絶対旅行にはいきたくないわ。 [インターネット(字幕)] 3点(2025-01-13 22:27:05)《新規》 |
2. 祈りの幕が下りる時
《ネタバレ》 原作もTVシリーズも「砂の器」も全部未見です。途中、及川先生と焼死体が別人だと分かったあたりでKO寸前でしたが、懇切丁寧に状況を説明してくれるおかげで何とか踏みとどまって理解して完走することができました。小日向さんの演技が圧巻だったと思います。一見いい人に見えるけど実はその手は汚れまくっているっていう役がこの人の真骨頂だと思うので、相変わらずいい役者だな~と思いながら見てました。お話自体の感想としては、娘は女優から演出家というどちらも目立つ仕事を選択、父親は逃亡先で恋人を作るなど、この親子は逃亡者としての自覚とか危機感が足りないんじゃねえかな、と思ってしまいました。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-01-12 23:15:48)《新規》 |
3. リアル・スティール
《ネタバレ》 エンディング後、アトムの活躍に触発された他陣営がモーションキャプチャー機能をロボットに搭載する。 ↳リングの外でボクシングの心得のある人間同士がシャドーして戦うスタイルがWRBのメインストリームになる。 ↳「あれ?お前らが直接戦えばよくね?」という声が上がり始める。 ↳ロボットボクシングは生身での戦いへと舞台を移す…。 そんな未来を幻視しました。ボクシング界の未来は明るい。 [インターネット(吹替)] 6点(2025-01-10 22:55:08)《新規》 |
4. 星の王子ニューヨークへ行く
《ネタバレ》 ふざけんなこんなぶん投げたようなオチは認めねえ大体なんだよあんな大見得切ってプロポーズしたくせに結局一国の王子様なのは変わらねえのかよ親から与えられた財力で相手の好意を得ようとしてんのはレベルの違いがあるだけでダリルとやってることおんなじだろうがそこにケリをつけずにエンディングに持っていこうとすんじゃねえ臣下の国民が許しても俺が許さねえ …とか思ってたらそれを見透かされたように床屋のジジイに皮肉られてしまいました。スゲー悔しいです。 他の感想としては、主演の二人がいろんな役を兼役してたことにこのページをみて初めて気づいてびっくりしたこと、なんか映像が色彩的にドギツくてちょっと酔ったことが印象的でした。 [インターネット(吹替)] 6点(2025-01-05 22:16:33) |
5. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 東日本大震災のニュースは会社のテレビで見ました。そこにはどこかの空港を津波が通過している最中の映像が写されており、滑走路は濁流で見えず、管制塔らしき建物だけがポツンと首を出しているという状況だったと記憶しています。 それを見た時の私の感想は、「なんか地味な絵だな」でした。当時も自然災害系の映画はありふれており、そこでは竜巻に巻き上げられて宙を舞うタンクローリーも氷漬けにされた自由の女神も思うがままで、見る側の私も衝撃的な絵に慣れていました。映画に比べたら遠目で固定されたカメラ、灰色の空と茶色い水流、そして無音であるテレビの映像は「退屈でつまらない」という感想になってしまったのだと思います。地震があったことなど全く分からないくらい遠くの地方に住んでいて、自分は何も被害を受けていなかったということも関係していたと思います。 その後の続報で死者行方不明者が何万人という単位で出ていることを知って愕然としたり、現地の様子を自分の目で見に行ったことで、あの日の自分はなんて馬鹿だったのだろう、と今でもあんな感想をもってしまったことを後悔しています。 映像技術の進化に合わせて受け取る側の私も想像力を鍛えていかなければ、いつか自分の100m前方に迫った津波に対しても「地味な絵だなぁ」という感想しか持てずに死んでいってしまうんじゃないか。こういう映画を見るとそんな危機感みたいなものを覚えます。 [インターネット(吹替)] 7点(2024-12-08 20:08:07) |
6. シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~
《ネタバレ》 三ツ星シェフのくせに、アマチュアの料理人に圧倒されすぎじゃないですか?アレクサンドルは怒鳴ってばっかの気難しい人という印象のみで、三ツ星らしい技術とか威厳みたいなのは伝わってきませんでした。あと彼の娘さんと新恋人の二人なんですが、あんまり年齢差があるようには見えません。義理の母になるかもしれない人が、自分と姉程度にしか年が離れてない見た目、って娘としてはどうなんでしょう。フランスの人はその辺気にしないのかな? 星を死守する場面だの、ジャッキーと奥さんが仲直りする場面だの、トラブルを解決する過程の描き方に丁寧さを感じないので、なんかすごく大味で雑な映画って印象です(料理がテーマなのに)。散発的に笑えるシーンがあるだけで見終わった後に残るものがない映画だと思いました。 [インターネット(吹替)] 5点(2024-11-17 17:04:37) |
7. デトロイト・メタル・シティ
《ネタバレ》 西野カナは実はラウド・パンクロックが本来好きなジャンルだが、売れるために恋愛ソングを研究しまくって今の地位を得た、っていうエピソードを思い出しました。やりたいこととできることが一致しないのはつらいことだけど、求められた役割を必死にこなせば周りも認めてくれるし、そういう生き方だって立派じゃないか。そんなことが学べる映画だと思います。 まあでもそんな真面目な顔して見る映画じゃないと思います。SATSUGAIだのレイプ発言だの流血だの松雪泰子と加藤ローサのパンチラだの盛りだくさんな内容なのに、レーティングが全年齢だってことが一番の衝撃っスわ。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-11-04 20:56:41) |
8. 記憶にございません!
《ネタバレ》 政治って全く分からないジャンルなので楽しめるか不安でしたが、私の知的レベルにやさしく寄り添ってくれる内容で楽しく見れました。 最終盤の、総理が実は記憶を取り戻していたって告白は予想してなかったんでグッときましたし、考えさせられましたね。 記憶を失うくらいの出来事がないと、人は今までの生き方を捨てられないっていうのは悲しいことです。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-11-03 19:10:29) |
9. かもめ食堂
《ネタバレ》 フィンランドで食堂を経営するサチエのもとに、いろいろな人が集まってくるゆるふわ日常系ムービー! …のはずなんですけど、登場人物全員が何かちょっと狂っていて、不思議な空気感の映画でした。お店!自宅!たまに港!の繰り返しでフィンランドがどんな国なのかが全く分からなかったのが残念で、上映時間の割にすごく長く感じて集中力を維持するのが大変でした。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-11-02 22:23:10) |
10. 正欲
《ネタバレ》 貴方がタイトルを見て想像した通りの内容だと思います。特殊な性的嗜好を持った人達が、社会とのかかわり方について苦悩するお話。 誰にも迷惑をかけてないならいいじゃん、水に興奮しようが車のリアビューに下半身が反応しようが、胸を張って生きろよ!が私のスタンスなので、佐々木君や桐生さんの苦しみがちょっとピンときませんでした。水フェチ、ではパンチが足りなかったんじゃないかな、そのくらいなら周りの人たちも「変わった人だな~」とは思うけど、問題なく受け入れてくれるんじゃないかな、そんな悩むほどのことか?って感想なんですけど。 でもそうやって自分の尺度で相手の悩みを評価してしまう私の態度も、あの検事の「ありえない」と同レベルなのかもしれないですね。他人の目からは大したことない事でも、本人の中ではどでかいコンプレックスになってのしかかってるなんてことはよくあるので。この映画の登場人物たちの偉いところは、同じ悩みを抱える人たちとつながって苦しみも喜びも共有しようとしたところかなと思います。一人で抱え込んで、悩んで悩んで悩みぬいた末の結論が自死、なんてなるよりよっぽどいい。 登場人物の特殊性癖がだんだん明らかにされていく構造が少年漫画の能力バトルものとよく似てて、不謹慎ながらちょっとワクワクしてしまいました。稲垣吾郎はどんな人に言えない"癖"を抱えているんだ⁉って思って見ていたらなんか唐突に終わった。そんな印象の映画です。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-11-01 23:29:24) |
11. おっぱいバレー
《ネタバレ》 10キロ先の山の上に大量のエロ本が捨ててあると聞いて、自転車をこいで見に行ったことがあります。祖父母の家の近くにエロ本の自販機があるのを見かけて、里帰りを名目に3時間かけて電車に乗ってったこともあります。中学生の体力と性欲が合わさったときの爆発力を知っている身として男子バレー部の頑張りを微笑ましい気分で眺めることができました。 一番好きなシーンは怖い先輩が激励に来るシーンですね。あんな理不尽なシゴキと暴力を受けた相手でも、おっぱい一つ(二つか?)で和解できる。みんなで輪になってそういうビデオでも見れば、この世から諍い事なんてなくなるのに。 失礼ながら綾瀬はるかに魅力を感じたことは今までなかったのですが、こうしてみると素敵な人だなと思います。服の上からでもわかるくらい立派な胸をしてるのに、なんかそういう目で見ることが憚られるような気高さ、高貴さみたいなのを空気として纏っている人だなあって印象です。こんなタイトルなのに彼女に一枚たりとも服を脱がせずエンディングまで持っていった監督の手腕に脱帽です。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-10-30 16:44:26)(良:2票) |
12. テルマエ・ロマエ
《ネタバレ》 公開当時話題になってたので、覚えてらっしゃる方もたくさんおられるかと思います。古代ローマの公衆浴場(テルマエ)技師が現代日本にタイムスリップしてきて、日本の銭湯をパク…参考にローマでテルマエを作るお話。 前半の、何も知らない人から見た銭湯ってこんな風に見えるんだ&当たり前に利用してるけど、日本の風呂や水回りの設備ってすごい技術とアイデアの塊なんだなと気づかせてくれるパートはとても面白かったです。タイムスリップ時のオペラ歌手みたいに笑えるシーンもたくさんありました。でも後半のローマメインのパートに入ったあたりからつまらなくなりました。特にパクリもあなたの能力なんだよみたいな擁護の仕方は正直ありえないです。戦争の真っ最中にゼロからテルマエを作って、しかもそれが勝利につながるカギになるって話の筋も、もうちょっと何とかならんかったのかって思います。 この映画の阿部寛は我々日本人のことを「平たい顔族」「奴隷」と呼んで、ファーストコンタクトから苛烈な差別をかましてきます。そらアベヒロシウスと比べたら日本人の9割は板も同然だろうよ。でも阿部寛も日本人のはずなんですけどね。おかしい。おかしいよ。 他にもこの映画の主要キャラはすべて日本人が起用されてる純国産打線なんですが、どいつもこいつも顔が濃ゆいせいでローマ人としてなにも違和感がない。そしてその違和感のなさがやたら笑える。キャスティングだけでコメディとして成立させてしまった凄い映画。おかしい。やっぱりおかしいよ。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-10-30 12:38:47) |
13. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 高校生活後半の空気が完璧に再現されてて、ちょっと居心地が悪いくらいでした。 中学生の頃は、学年内の誰とでも良くも悪くもつながってた感覚があります。気の合う奴らとは友達として、合わない人たちとはいじめいじめられの関係として。 でも高校に上がると勉強の難易度だの部活の本気度だの進路選択が予断を許さないだので、人間関係がどんどん狭くなっていきました。解決しなければならない自分自身の問題が強大すぎて、どうでもいい人間に構ってる暇がなくなるんですね。他のみんなが自分の将来を見据えて頑張り始める姿を焦りと恐怖をもって眺めてたことを思い出します。高3の最終盤、授業は自習ばっか、入試やら面接やらで出席者がほとんどいなかったあの状況を皆様は覚えてらっしゃるでしょうか。私はあの時期の学校が心底嫌でした。 なので菊池君が泣き出したシーンは、トラウマを抉られるやら懐かしい気持ちが溢れてくるやらで顔が歪んでしまいました。この映画の最高に凄いと思った演出は、スタッフロールで役名の横に所属の部活が書かれるところ、菊池君だけ空白の表記がされていたことです。彼があの後自分の進むべき道を見つけて、あの部分に何かしらの所属が書き込まれることを祈ってます。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-10-28 23:11:05) |
14. ザ・ファブル 殺さない殺し屋
《ネタバレ》 ステイサムだのキアヌだの、今年はアクション映画をたくさん見たのですが、全然負けていない。というか一番ワクワクしたといってもいいくらいです。特に団地のシーンですね、狭い通路を壁蹴りしたり、爆破して崩れる足場を斜めにダッシュしたりと、三次元的な動きが多くてかっこよかったです。主演の岡田准一はもちろんモブキャラを演じた役者さんたちも動きが良くて、特にあの白パーカー坊主の人、あんなにキャラ立ってたのにモブなんですね。この映画のベストアクターだったかもしれん。 アクション映画なんでストーリーはそんな気にしないんですが、それでも決着シーンはちょっと気になりました。なんであんなちゃんと弔ってやろーぜって空気だったんでしょうか。見る限り堤真一が演じたキャラって擁護のしようがないほどドクズだった印象しかないんですが。あとは文句ないです。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-10-27 23:09:27)(良:1票) |
15. 探偵はBARにいる
自分に推理ものは無理だということが確認できました。今何を話しているのかさっぱり分からん。 昔、9月の北海道を旅行したことがあるのですが、本州の12月くらいの気温になっていて、夜中はブルブル震えながら過ごしたことを覚えています。なので映像の中の北海道民の方々の軽装っぷりに驚きを隠せませんでした。なんでみんなあんなに首から上がノーガードなんだよ。 [インターネット(邦画)] 3点(2024-10-27 19:52:09) |
16. TRICK トリック 劇場版
ドラマ版を一切見たことがないのですが、「TRICK」って普段からこんな感じなんですか?バッカじゃねーの??以上!!! [インターネット(邦画)] 1点(2024-10-27 11:45:43) |
17. ノーカントリー
《ネタバレ》 こんなに意味の分からないというか、とらえどころのない映画は久々に見ました。アントン・シガーは欲に目のくらんだ人間に罰を与えにやってくる災害のようなもの、と解釈しました。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-10-25 23:13:15)(良:1票) |
18. フィラデルフィア
《ネタバレ》 ミラーさんが、あれだけ偏見を持っていた同性愛者の弁護をどこで引き受けようと決意したのか、彼らに対する偏見がどのタイミングで薄れ、無くなっていったのか…ってことがよく理解できませんでした。かなり真剣に見てたのに。自分の読解力のなさに落ち込みました。 それから被告側の弁護してた女性弁護士の人、BTTF3のドクの奥さん役の人ですよね?静かな口調で相手を追い詰めていく姿が怖かったです。BTTFじゃそこそこ愉快な性格してたのに。どんどん弱っていくトム・ハンクスと合わせて、役者ってスゲー!と思いました。 映画公開当時と比べてHIV患者や同性愛者への差別偏見はだいぶ改善された、と私たちは考えていますが、じゃあ私たちのうちのどのくらいの人が実生活で彼らとかかわりを持って暮らしているのでしょうか。私はこれまでの人生ではっきりそうだと表明している人と一人も出会っていないし、実際に目の前に現れたら、やっぱり身構えて普通の人たちと同じように接することは不可能だという確信があります。そして、この映画の持つ社会的意義が完全に過去のものになることは未来永劫ないということもまた確信が持てます。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-10-24 22:52:00) |
19. セッション
《ネタバレ》 いやもうこいつら二人普通に出禁だろ。金払ってるお客の前でやるべきことじゃない。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-10-18 21:41:05) |
20. ナイト ミュージアム
《ネタバレ》 小学生の頃理科準備室でかくれんぼしたことがあって、そこに置いてあった人体模型と骨格標本がやたら精巧な作りで今にも動き出しそうで気味が悪いなあ、と思ったことを思い出しました。夜中に展示物が動き出す博物館なんてコンセプト、日本でつくったらホラー映画一直線なのに、こんな愉快なファミリー映画が出来上がるなんてアメリカってすごいなあって感想です。ストーリーの特性上、ベン・スティラーのハイテンションな独り芝居で引っ張る時間が長くて、そこが私にはちょっと退屈で集中力が続きませんでした。なので点数はこれで。 あとロビン・ウィリアムスが映画に出演している姿を今回久しぶりに見ました。亡くなり方が悲劇的で当時はショックを受けたものですが、映画の中では今もこうして元気な姿で生き続けてくれているのだなっていう、なんか当たり前のことに気づかされました。 [インターネット(吹替)] 5点(2024-10-16 23:41:33) |