1. 星の王子ニューヨークへ行く
《ネタバレ》 ふざけんなこんなぶん投げたようなオチは認めねえ大体なんだよあんな大見得切ってプロポーズしたくせに結局一国の王子様なのは変わらねえのかよ親から与えられた財力で相手の好意を得ようとしてんのはレベルの違いがあるだけでダリルとやってることおんなじだろうがそこにケリをつけずにエンディングに持っていこうとすんじゃねえ臣下の国民が許しても俺が許さねえ …とか思ってたらそれを見透かされたように床屋のジジイに皮肉られてしまいました。スゲー悔しいです。 他の感想としては、主演の二人がいろんな役を兼役してたことにこのページをみて初めて気づいてびっくりしたこと、なんか映像が色彩的にドギツくてちょっと酔ったことが印象的でした。 [インターネット(吹替)] 6点(2025-01-05 22:16:33) |
2. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
《ネタバレ》 テンポは抜群によかったけど終盤の展開がどうも…。「遺跡の秘宝を開けたら凄い勢いで祟られた!→ありゃ人の手には余る、封印だ!」どこもおかしくない流れのはずなのに映像で見ると何であんなに唐突でシュールなんだろ?死んだライバルのハイエナ野郎やナチスドイツのその後について何のフォローもなしにエンディングに突入するし。「遺跡探索といったらトラップからの脱出だよな!」「いいね、採用!」「ナチス出すんだから奴らの基地もメチャクチャにしたいよな!」「カーチェイスもな!」「美人のネーチャンと適当にイチャイチャしつつ、アークを開ける儀式やって…あ、尺足んない(´・ω・`)」こんな事情があったとしか思えないような尻すぼみ感。あと、インディー教授のサバイバル能力は台本事前に見てるレベル。冒頭のトラップ全回避はまだ許せるとしても、「目をつぶれ!」はどう考えてもおかしいだろ。 突っ込みいれたくなったのはこの2点だけで、後は楽しめた。でも一番わくわくしたのは極秘資料を収めるあの倉庫だった。一度でいいからあんなところでかくれんぼしてみたいなぁ。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-10 19:40:03) |
3. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 同じセリフが少しずつ意味を変えながら何度も登場したり、絶体絶命の窮地を救った策が雑談中に出た話題だったりと、脚本のうまさを感じました。が、それよりも何よりもこの映画のいいところは「空気」なんじゃないかなと思います。登場人物みんながどこか抜けていて、カッコよかったり抜け目なかったり目つきだけで人殺せそうだったりする人が出てこない。人死にも出なかったし(ヘリの墜落なんて知らん)。終始肩の力を抜いて楽な気分で観られました。金に困ってるのに娘の貯金は受け取ろうとしなかったジャックとか、飛行機に乗れないとか嘘ついて出し抜こうとするジョナサンなど、主役二人のキャラクターも人間味があってよかった。 そしてあの終盤のやり取り。念願叶って大金を手に入れたジャックが振り返るとそこには…ってシーン、思わずニヤリと笑ってしまうような、なのに少しさびしいような。あのシーンのおかげで観終わった後凄くさわやかな気分になりました。終わり方のいい映画は観てよかったって思います。 <<追記>> この映画をサスペンスのコーナーに置いて「フラバー」を動物ドラマのコーナーに置く近所のレンタル屋は頭おかしい。 [DVD(字幕)] 8点(2011-09-13 19:13:07)(良:1票) |
4. エイリアン2/完全版
終盤、追い詰められたリプリーがロボットに乗って出てくるシーン、「うおおおお」ってテンション上がるシーンのはずなのに、なぜか笑ってしまいました。カニっぽかったからかな?アンドロイド役と隊長役の人の両方がトミー・リー・ジョーンズに見えたので、彼らが出るたびにあのCMが頭に浮かんでしまって、そこでも笑ってしまいました。 ストーリーの方は笑うところなどなく、終始ドキドキしながら観れました。特に序盤の緊張感がよかった。海兵隊が廃墟となったコロニーを探索するところはホラー、チェストバスター登場と成体集団の襲撃からはアクション、パニック映画と、エイリアンが姿を現す前と後で映画の性格がガラっと変わるので、「1」が好きで「2」はそうでもない、って人はその辺に原因があるのかも。私は両方気に入りました。2時間半もあったっけ?と思うほどダレるところが全くありませんでした。1986年公開と、私と同い年なのもポイント高い。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-19 15:05:34) |
5. レッドブル
舞台はソ連某所のサウナ。屈強な体つきをした男たちが集団でいい汗を流していると、そんな男たちが背景にしか見えなくなるほどのいい男が入ってきます。知事です。モブどもの絡みつくような視線を射殺すような眼光で迎え撃ちつつ、知事は室内を闊歩します。全裸で。突如彼に近づくぽっちゃり気味の愛らしい東洋系の男。彼は人懐こい笑顔を見せたかと思うと、知事に焼きゴテを押し付けます。なんということを…。視聴者がその後の薔薇園的展開を推測してドキドキする猶予を一切与えず、やっぱり男はガラス窓ごと吹っ飛ばされます…。 もうこの冒頭のシーンの面白いこと面白いこと。割れた腹筋が5分で手に入りました。なにしろわけがわからない。なぜサウナなのか?なぜ全裸なのか?なぜモンゴル力士なのか?なぜ焼きゴテおしつけるのか?なんていい笑顔なのか。酒場でモヒカンぶっ飛ばすのと同じような意味を持つこのシーンは、しかしそれを構成する諸要素が少しずつ狂っていて、その結果とんでもなくシュールな光景となっている。なにより私の笑いのツボに直撃してしまった。こんなに心から笑ったことは久しくなかったように思います。本当にいい物を見せてもらいました。 その後知事はアメリカに渡って現地の軽薄そうな刑事とよろしくやるのですが、テンプレ的展開だったので言及しません。冒頭数分のシーンが持つ内容の濃さに比べたら、その後のお話は私にとっては搾りカスのようなものでした。でも普通の人が観ても面白くもなんともなくて、本筋に入ったらすぐ忘れてしまうオープニングだと思います。私がちょっと変なのがいけなかった。 繰り返しになりますが、本当に、本当にいいものを見せてもらいました。あの冒頭シーンがあれば、本編がコマンドーだろうと沈黙の要塞だろうと笑って許せます。素晴らしい映画との出会いを神様に感謝しつつ、ハッテン。 [地上波(吹替)] 8点(2010-08-14 19:18:05) |
6. フルメタル・ジャケット
友達とフルメタル・ジャケットの話をすると、きまって最後は「じじいのfxxk」と「微笑みデブ」になってしまう。キューブリックさん、すいません。 7点(2005-03-02 13:56:29) |
7. ライトスタッフ
《ネタバレ》 鋼のような肉体。畳屋のような精悍な顔つき。ヤクザ一歩手前の手口で技術者達に自分の要求を飲ませる。彼の名はアラン・シェパード。ある日突然ゲロまみれの男と握手させられて、海軍から宇宙飛行士候補生へ。部隊内第1位という優秀な成績でピンポン玉を浮かせ、一目置かれる存在に。大好きな中南米出身のコメディアンのものまねをしたがためにうんこをもらしそうになるが、検査官(中南米系)の慈悲で事なきを得る。しかし小便を漏らす。その後はシリアス路線へキャラを180度変更。スタッフロールに迎えられて映画のオオトリを飾った。うそ。なんでてめえがシメるんだよ。 8点(2005-02-27 02:01:24) |
8. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
3年越しの想いが叶ってようやく観れた映画ですが、難しくてよく分からなかったです。星空の映像が出てくるたびに「またかよ・・・苦労してんなぁ・・・」と、こっちまで重い気分になってきます。 3点(2004-11-10 22:09:20) |
9. ドラえもん のび太と鉄人兵団
《ネタバレ》 すみません、いまいちでした。返却日ギリギリだったってのもあるけど、なによりリルルがすぐ復活して出てきたってところがちょっと・・・。 6点(2004-10-04 19:23:33) |
10. ダイ・ハード
今回で2回目の観賞です。今回見て驚かされたのは、黒人警官とマクレーン刑事の信頼関係。まるで数年来の相棒同士みたいに抱き合ってましたね。撃たれたのに。 8点(2004-10-01 23:26:06) |
11. 愛されちゃって、マフィア
粋な邦題に100点。内容に-90点。ミシェル・ファイファーとボスの嫁に+10点。アクションシーンに÷4点。で、妥当な点数に落ち着いた、ジェットコースタームービー。「愛せるか?」と聞かれれば、一晩だけなら。 5点(2004-03-27 14:51:14) |
12. 1969
「ありえない」がいっぱいあったけど、ベトナム反戦映画としては「プラトーン」よりずっとよかった気がします。キーファー・サザーランド(「24」の人)が何か言おうとした時に何も言えなくて、「この戦争は間違っている!」と繰り返すシーンなんてすごく共感できました。具体的に「これ!」って行動が起こせなくても、あれで充分だった気がします。 7点(2004-02-22 15:05:25) |
13. タンポポ
よく分からん映画だったなぁ・・・。妙にちっちゃく見える力也さんに5点捧げます。 5点(2004-01-24 00:18:51) |
14. ブルース・ブラザース
もう何回も観てる。そして何回も観てるうちに印象がどんどん変わってきた。最初はエルウッド、「Everybody Needs Somebody」以外は目に入ってこなかったけど、今観るとジェイクがいなければ面白くないことに気づいたし、「ローハイド」「Sweet Home Shicago」レイ・チャールズの曲(タイトル分からない・・・)の素晴らしさも分かった。それにしてもレイ・チャールズもこの前亡くなって、この映画に関わった人が結構死んでいきますね。「年取ると同窓会行く度に面子が減ってく」ってこんな感覚でしょうか(「Stand By Your Man」がすごく好きなんですけど、どのアルバムにもはいってないです。エルウッドの「Baby~」が聴きたいのに・・・)? 10点(2004-01-04 17:25:02) |
15. 風の谷のナウシカ
これ、子供が観たらどう思うだろう。「こわい」「気味悪い」で終わったり、悪くするとトラウマになってしまうのでは?実際自分も小さい頃に観て、「虫って怖い」「カビって危険」「人って怖い」「飛行機って危ない(?)」ってことを思っただけで、この作品にこめられたメッセージにまで目がいかなかった。「何でこんな怖い映画を作ったんだろう」といぶかしく思ったりさえした。アニメであるなら子供の鑑賞に堪えるものを作ってほしいと思う。表現が鋭く尖り過ぎていると思う。「自然を大切に!」ってことがいいたいのなら、「トトロ」の方がやわらかく素直に心に響いてくる。僕はオススメできません。 5点(2004-01-04 11:40:33)(笑:1票) (良:3票) |
16. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
「パラダイス座」を失って変わってしまった町の外観。昔のように、無邪気に抱けなくなってしまった彼女。外見上年をとったが、基本的に昔のまんまの人々。二度と会えなくなってしまった人。そして何より普遍だった、支えとなってくれた人たちの優しさ。 トトのように故郷を離れて戦いに出た人、出たことがある人にとっては感じるところがある映画だと思う。3時間半という(僕にとっては)長い映画だったけど、退屈だとは、ちっとも思わなかった。(この映画、「映画への限りない愛」がテーマってよく宣伝されてるけど、トトの一生を通してアルフレードという人間を解析していく映画なんじゃないのかなあ??) 7点(2004-01-04 11:29:34) |
17. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
譲吉さん(一時期話題になってましたね)の魅力は十二分に発揮されてたと思います。なんかあの人、一挙手一投足に華があるよね。でも、話には入り込めなかったです。経済のことは良く分からないけど、買収返しなんて力技、個人の財力でできるもんなんだろうか?そんな視点で観る映画じゃないってことは分かってるんだけど・・・(「お金がない!」はこれへのオマージュですね)。≪2004年1月10日追記≫【恭人】さん、ご指摘ありがとうございます。そういうことなら“パクリ”は失礼ですね。訂正します。 5点(2003-12-24 16:27:06) |
18. 裸の銃を持つ男
アッハッハッハッハ!くだらねー!抱腹絶倒とはまさにこの映画の宣伝文句にふさわしい。こういう映画こそ映画館で観たかったなー。観客との笑いの一体感・・・世のご隠居様たちと観る大喜利より、はるかにおもしろかったろうに。 6点(2003-12-19 01:28:41) |
19. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
公開当時に見てたら名作なんだろうと思う。発達した映像技術にどっぷり漬かってる現代人としては、映像の汚さが気になってしょうがなかった。映像で勝負してる映画だから余計そう思うんだろう。贅沢な世の中になったもんです。 5点(2003-12-14 01:09:51) |
20. 初体験/リッジモント・ハイ
「サムバディズ・ベイビー」が好きな曲なんで、本編の出来を度外視してこの点数。 6点(2003-12-13 20:08:36) |