1. 再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ
《ネタバレ》 マイナーでシリアスだけど、最後は新たなスタートを切るという点で非常に好きです(ヤク漬になるかどうかは別として、あの焦れる気持ちって誰しも体験あると思うんですよね)。あと、この映画のサントラ、プリンスだデペッシュ・モードだドナルド・フェイゲンだM・A・R・R・Sだと、80年代後半~90年代のNWにハマった方ならかなり美味しい内容ですので、是非御一聴の程を。 7点(2003-08-24 02:32:49) |
2. お葬式
《ネタバレ》 親族として、あるいは近親者としてお葬式に出席した事がある人なら、先ず間違い無く「ハイハイハイっ!」って納得出来る内容ですね(特に葬儀委員長の財津一郎が、長い読経のせいで足が痺れてスッ転ぶとこなんて、経験ありますもの<私:笑)あえて「葬式」と言う、ある意味タブーとされているところに切り込んで行った伊丹監督には敬意を表します。あ、それとエッチシーンが取りざたされてますけど、喪主って実際は最後の精進落としが終わるまではメッチャ忙しくて、あんな事をしてる暇はおまへん(笑) 8点(2003-08-24 02:10:13) |
3. カクテル
短期間であれだけマスターした、トム・クルーズの技術はスゴイと思う(あのフレア・バーテンディングってのは、一般の人が思うより簡単なものじゃないのだよ)スゴイとは思うが「それだけ」内容は薄っぺらいし、映画を見た客からあれをやって!と言われて困惑したバーテンダー多数、また突然「デス・スパズムを頂戴!」とか「セックス・オン・ザ・ビーチ!」と、それまでカクテルブック等に無かった「かなり直接的なカクテル名」を言って、回りのお客を困惑させた「非常に困ったちゃんな映画」なので、この点数。 2点(2003-04-13 14:17:01) |
4. ドラグネット・正義一直線
「あえてリメイクする必要無いなあ」とは、昔のドラグネット(TVシリーズ)を見た事のある、私の父の弁。ナレーションで始まるところはオリジナルを踏襲しているものの、知らない我々世代にとっては取っ付き難く、知ってる世代にとっては?マークが一杯並ぶ(らしい)作品。あと版権の都合か何かは知らないが、劇場公開で使っていたジ・アート・オブ・ノイズのオリジナル曲が、ビデオやTV放映の際には訳の分からん曲に差し替えられていたのは非常に残念である。 3点(2003-04-10 04:53:43) |
5. タッカー
上映当時の触れ込みが「肥大化したハリウッド・メジャーに対するアンチテーザ」だったのだが、その割にはイマイチ押しが弱いし、「結局最後は大資本に負けるんかい!」と言うラストに忸怩たる思いが残る。しかし「モノ作りはかくあるべし」を見事に表現しており、封切当時、日本に来ていたタッカー・トーペッドを実際にこの目で見て、ルーカスの意図する点がやっと分かった(気がする)。あ、因みに音楽はいいですよ。映像とイマイチ噛み合って無いトコも多々あるけど、アルバムとしての出来は秀逸です。 7点(2003-04-09 20:45:10) |