1. ペリカン文書
《ネタバレ》 原作はかなり描きこまれていた(特に「ペリカン文書」の内容に関して)故に、上下巻の内容を2時間20分余りでまとめるのはちょっとしんどかったかな?と思います(それだけ原作の出来がいいと言う事なんだけど。本の方は結構面白かったし)しかし、たかがロースクールの学生が書いた「推理と仮説」が、命を狙われるネタになるとは・・・つーかさ、そんなに簡単に推理されるような施策しかしていない&リスクマネジメントが甘々の国って、どうよ?(苦笑) 5点(2003-08-24 01:20:36) |
2. ウインズ
「海のF1レース」と言われる「アメリカス・カップ」を題材として扱ってるのだが、なんかぬる~い青春映画にまとまってしまっているのがとても残念(本当はシンジケートを作って何十億円も注ぎ込む、一大プロジェクトなのだよ<アメリカス・カップ)。ヨット・レース、特にマッチ・レースは「戦略と戦術、そして格闘技の要素を持ってる事」を、それこそお腹一杯になるまで見せつけてくれればまた評価は違っただろうとは思うが。まあこれのおかげで「アメリカス・カップ」「ルイ・ヴィトン・カップ」もメジャーになったのだからコッポラ様々、デニス・コナーも大いに喜んだ事でしょう(苦笑)※デニス・コナー=アメリカ艇「スターズ・アンド・ストライプス」のスキッパーで、現「チーム・デニス・コナー」シンジケート総帥。オーストラリアに奪われたカップを奪還し、一躍「アメリカの英雄」になった人。因みに2003年現在、カップはオークランドの「ロイヤルニュージーランドヨットスコードロン(チーム・ニュージーランド)」が保有している。 6点(2003-04-10 17:00:15) |
3. SPACE JAM/スペース・ジャム
当時かなり人気の高かったNBAの尻馬に乗って作ったとしか思えん映画。そら~バスケファンはいろんな選手を見れて楽しいでしょうが、別にファンでない私としてはジョーダンが出ようがバークレーが出ようが、はたまたユーイングがダンクを決めようが、な~んの喜びも感じません。タダ券もらって行ったのであまり文句は言えませんが、身銭切ってたら間違い無く「金返せ!」と叫んでます(苦笑) 0点(2003-04-10 04:27:08) |
4. マウス・オブ・マッドネス
上映当時の謳い文句に「この映画はある程度の精神の平衡を保たれている方のみご覧下さい」とあったが・・・平衡状態を保つと言うか、見ながら時間軸を自分で組み立てていかないと本当に訳が分からなくなる映画(話が頻繁にあっち行ったりこっち行ったりにするから。特に後半部分はもうグチャグチャ)。試みとしては面白かったかもしれないが内容がそれに伴っておらず、正直「企画倒れ」の感が強い、と言うのが正直な感想。娯楽としての映画の要素は非常に少ないので「眉間に皺を寄せて映画批評をする方」向き。 3点(2003-04-09 09:54:27) |