1. 突入せよ! あさま山荘事件
せっかくの実話が元の映画なのに、素材が台無し!!!!!へったくそな皮肉と演出満載、 当時の本物の映像に比べても、建物の壊れっぷりとか、発砲数がも実際の映像より不正確で 少なく、しょぼい印象でした。この映画見るぐらいなら、本物の当時の映像見るほうが 迫力もあり胸に迫ります。これでまた当分あさま山荘が題材の話は映画化できませんね。 警官の動きも、本物の警官たちが軍人みたいにきびきび動いてた本物の映像に比べて、 映画ではドダバタ調ですっごくコミカル。 この映画では盾を持ってまともに歩ける人がひとりもいない素人集団です。 なんなんでしょう?これは何か意図があっての演出でしょうか? 突入のシーンですが、クレーンで破壊、決死の突入後は、 現実では物足りないぐらいにあっという間でしたよね。言い換えれば手際が良かったということですが、 映画ではそこからがまた・・・・ドタバタ調で延々と手間取り、仲間割れあり、笑いありのとても臭い こてこての人間ドラマです。ここら辺に撮影陣の意図が集約されていると思いました。 3点(2004-02-08 16:13:00) |
2. ゲロッパ!
「予定調和」って言うんでしょうかこういうの。僕は甘いレビューばかりかいてますけど、これは僕にとってもつまらなかったです。というか、ちりばめられてるギャグが吉本調のベタなギャグで、好みにあってなかったせいもあるかも。評価は人によって両極に分かれるかもしれません。下に面白いって言ってる人がいるわけだし、映画館でも客席から時々笑い声は聞こえてました。まばらでしたけど・・。監督が他の映画関係の掲示板で随分批判されているこのを見かけましたが、(毒舌だとかで)僕は、よくわからないので、監督どうこうについてはノーコメントにしておきます。 2点(2003-09-06 17:14:10) |
3. スズメバチ
「スズメバチ」「一万発食らえ」とかC級くさいキャッチとタイトルをつけた日本側広報のスタッフのせいで大損した映画じゃないでしょうか?期待しないで見たら、非常に面白かったです。僕にとっては「ドーベルマン」よりずっと面白いです。、タクシーシリーズのサミー・ナセルが出ています。なんとなく見た顔が多くて多分フランス映画の中ではかなり豪華なメンバーのように見えます、1万2000発食らえというか、主人公たちが1万2000発食らわされてるような・・。誰が死んで、誰が生き残るのか最後までわからず、最後まではらはらしました。こんな気持ちで映画を見られたのは久しぶりです。ハリウッド映画は俳優の顔で大体誰が生き残るか分かってしまいますし。序盤は脇役までみな細かい描写があって、視聴者にそれぞれの人となりを上手に覚えさせる展開で、少し彼らに好意が沸いてきたところでバトル開始。主人公たちが圧倒的不利な銃撃戦を必死に生き延びようとする銃撃アクションは、今まで見た中でも最高クラスでした。僕の中ではダイハード以来。非ハリウッド映画ではありますが、日本や韓国映画の、あんまり人の動きと飛び交う弾の恐ろしさを感じさせないいまいちな銃撃アクションなんか目じゃないです。フランス映画、頑張ってますね。難点としては全体的なストーリーが、たいしたことはないです。7点つけるか8点つけるか迷いますが、まずはみんな見て!という気持ちをこめて8点。 8点(2003-08-12 01:10:47) |
4. ギャング・オブ・ニューヨーク
久しぶりにつまらない映画を見ました・・・。この映画にメッセージ性があるのかどうかは知りませんが、差別主義者に復讐(虐殺)する主役?のディカプリオよりも、「悪役」の移民排斥主義者の「ビル・カッティング」役の人のほうが生き生きしていて魅力的に撮れていて、見ているうちに彼に肩入れしたくなってしまいました。いいのかなこれで・・。だってこの映画の中でこの人一人が輝いてたんだもん。 2点(2003-08-02 22:53:34) |
5. ミスター・ルーキー
《ネタバレ》 僕は小学生時代からの阪神ファンです。さらに告白すると阪神の優勝を見たことがありません。なので、阪神ファンとしての評価はちょっと甘めで「7」。ファンなら楽しめます。しかしシーズン中の役者さんが演じる野球シーンに体の切れがない・・。優勝決定戦&胴上げの試合のプレイは本物の藪と矢野、檜山が出演して演じるのですが、本物の凄みが出てました。プロの動きは違うわ。。球の速さが違います。ところで、一茂さんは宿敵巨人の長島氏の御曹司ですが、阪神ファンから見ても彼は良い奴ですね。父親よりも彼のほうが好感持てます。プロ野球選手としてはアレだったけど、人間としては父親に負けてないですね彼。友情出演した本物の阪神の選手たちは、この映画に出て優勝の仮想体験をしたのかもしれません。この映画に出たことで、何か頭の中で切り替わったんじゃないでしょうか?この映画の翌年に阪神が18年ぶりの優勝をするなんて・・すごすぎる。 6点(2003-07-09 13:22:00) |
6. サイン
インド人らしく独自の世界観を見事に反映したシックスセンス、前作で食いついた期待を裏切ってバリバリのハリウッド映画だったアンブレイカブル、人間がうろたえたあと立ち直る様を書いたサイン、三作とも方向性違いすぎです。3つとも傑作であるにもかかわらず、他の作品でシャマランに期待した人は別の作品を見て失望する、悲しい宿命・・。ところで、ここで重要なのは、宇宙人が登場人物にとって未知であるということ。この映画は未知なる物に直面して、本性をさらけ出して、また立ち直る人間のドラマが面白い。宇宙人に気を取られて、これをSF映画や、シックスセンスのようなどんでん返しねらいの映画と勘違いしてみると損をしますよ。虚勢を張っていた典型的なアメリカ人(ここでアクションヒーローのイメージのメル・ギブソンを使うあたりがニクい。)の表情がだんだん変化していく様子を演じきったメルの演技は素晴らしかった。子供も演技うますぎ。サインやアンブレイカブルがこの監督の1作目だったら。やはり喝采を浴びて有名になったでしょう。しかし、商業的には、シックスセンスの監督が、サインやアンブレイカブルを撮ってはいけません。前作のファンから叩かれます。 9点(2003-06-28 20:05:35) |
7. ハリー・ポッターと秘密の部屋
うーん。前作は面白かったけど、この秘密の部屋はいろいろなところが物足りないです。なぞが明かされるに度に、「え?たったそれだけだったの!?」と拍子抜けしてしまいました。長い映画は好きなのでこの点はかまわないんですけど。ハリーと戦うときだけは早々に不死鳥が飛んできてバジリスクの目を失明させて大蛇になっているのもちょっと。。。普通に刀が出てきて普通に戦ってるし・・・。まあ、これは原作どおりなら映画スタッフの責任ではないですが。(素人の勝手な予想としてはモンスターはバジリスクの目を見ても石にならないようだったので、、てっきりあの「汚い布」が実はクラス分けのときの目と口がついたしゃべる帽子で、ハリーがそれをかぶって帽子の目を借りて戦う、とか、もっと頭を使うひねった戦いを期待してました。) 2点(2003-05-05 11:38:14)(良:1票) |
8. アトランティス/失われた帝国
盗作と言われていますが、ライオンキングほどじゃないです。何より、アメリカのアニメファンが奮起してキャンペーンを繰り広げてくれたそうで、悪い話ばかりではないです。それにしてもディズニーは小さく見えるようになりました。最近のディズニー作品で面白いのは、ディズニーが配給しているだけの外部のスタジオの作品ばかりになりました。ディズニー自身にはもう力が残っていないのかな?結局赤字におわったそうで、むしろナディアとは関係無いと思われたほうがマシです。こんなつまらない話だと思われたら困る。本編に語るべきところが少ないので、脱線させてもらいました。 1点(2003-03-11 03:12:01) |
9. ブラックホーク・ダウン
ストーリーは・・・・2点。結局は一方的にアメリカ万歳の視点でとられています。・・・・が、それを評価に反映させることは控えます。映画として面白いかどうか?答えは「面白い」です。ただ迫力ある戦闘シーンを再現して2時間過ぎ去って行きます。でも面白い。不謹慎ですが、プライベートライアンのオープニングの戦闘シーンに匹敵する戦闘を2時間見つづけることが出来ます。ただし、映画を視聴する上で、自分の思想にこだわる人には楽しめない作品です。 8点(2003-02-25 20:01:11) |
10. スーパーノヴァ(2000)
なんというか、後半は投げやりでした。レビューを見て、説明不足らしいと覚悟して注意深く鑑賞したので話の意味は一回で理解できました。難しくもないですが、ストーリー自体は面白くもないです。生まれ変わらせる爆弾らしいとわかった時点でネタが尽きてます。それをうまく面白く処理できなかったのが敗因。アンジェラバセット達女優陣が一肌も二肌も脱がされてます。可愛そうに・・・・。(笑最初の1時間で風呂敷を広げて、このメンツ(それなりに豪華キャスト)とかなり力入ったCGやエフェクトで本格SFかと思いきや、・・・・突然ドタバタパニックムービーが始まりました。あーあ。 4点(2003-01-25 03:10:45) |
11. タイムマシン(2002)
恐らく、主人公と人類にとっては決意と納得の結末、一応のハッピーエンドだったのでしょうが、この結末はこの映画を見た人の多くの期待通りではないものでしょう。もっと自由自在にマシンを操って大暴れして欲しかったでしょう。バックトゥザフューチャーのごとく。だから、フラストレーションがたまって「つまらなかった」と切り捨てたくなると思います。人類を未来を「荒野」にするか「超ハイテク世界」にするかはタイムマシン映画の2択ですよね。この映画は前者ですが。前者は大抵お金がないB級映画です。でも、僕には素直に面白かった。サマンサ・ムンバ可愛かったしね。僕が主人公の立場だったら、30分考えた末にあの結末でハッピーです。 8点(2003-01-20 03:02:38) |
12. ワイルド・スピード
ストーリーがどうとかじゃない。音楽と映像が心地よい映画です。でも、音楽が素晴らしかったのでサントラを買ったらこれが大ハズレ(涙)映像無しではいまいちな曲ばかり・・。エンドロールのレクサスグッチという曲だけが素晴らしかった。邦楽より洋楽びいきの自分なのに。これの意味するところはただ一つ。映像が素晴らしかったのです。映像と音楽が一体化して素晴らしい映画になっていた!足りないのはストーリーだけ!(笑 7点(2002-12-26 16:18:17) |
13. ジャッジメント・ナイト
深夜にやっていたのを偶然見ました。同じパターンで2回も。それでも、最期まで見てしまう。はじめてみたときは、自分はあまり熱心に映画を見ない頃で、エミリオエステベスの顔にちょっと見覚えが、ぐらいだったけど、スティーブン・ドーフ(後で名前覚えた)の存在感と迫力はびしびし伝わってきたし、この映画は面白いと感じた。まあいいから見てみなよ、といってみたところ、はまって自分も人に勧めるタイプの映画です。S・ドーフのリボルバー銃と、Eエステベスの仲間が所持していた灰色っぽいメタリックのベレッタがななだかカッコよかった。 8点(2002-12-04 09:49:09) |
14. カンゾー先生
役者さんたちの熱演が素晴らしい。この5点は全部彼らに。監督の分はごめんなさい。0です。麻生久美子さんは演技が素晴らしかった。むしろ他のベテランを押していた。でも・・原作もこんなにあざとい内容なんですか?賞でも狙って作ったかのような演出が多くてすこしかなり胸焼けがしました。 5点(2002-12-04 09:21:59) |