1. エグゼクティブ・デシジョン
ネタバレ 最高に面白いです。脇役キャスト中心でここまで楽しめる映画は他にないでしょう。B級映画として位置付けされているのが不思議なくらいです。ドンパチシーンが殆ど無いのにもかかわらずこんなにハラハラさせられるとは思ってもいませんでした。この緊張感堪りません。最後まで手に汗握ります。そして何といってもこの映画の最大の見せ場はやはり序盤の「セガール無念のさよなら」でしょう。私は何の予備知識もないままこの作品を観たのですが、あのシーンではおもわず「ああぁ~セ、セガールがっ!セガールがぁぁ!!」と心の中で叫んでしまいました。とはいうもののとりたてて私はセガールファンってわけでもないですし、もし彼が例の最強ぶりを発揮して最後までいたとしたら間違いなくいつものセガール一人相撲映画みたいになっていたことでしょう。そういう意味では彼の退場が結果としてこの作品を傑作へと導いたと言えるのではないでしょうか。その当時私はこのセガール退場劇に「もしかしてこのシーンは彼からのある重要なメッセージが込められているのではないのか?」と勝手に想像したりしました。彼自身が死ぬ=沈黙することにより「これを機にもう沈黙シリーズやめます」と観ている我々に訴えかけているのではないのか?と。なるほど潔いなセガールよ、と思ったのもつかの間、その後続々と沈黙シリーズを乱発しているのを目の当たりにして「ダメだこのオッサン全く懲りてねーや」としみじみ感じると共に、深読みしすぎた自分を恥じました。 [ビデオ(字幕)] 10点(2008-03-25 03:38:27)(笑:2票) |
2. ゴッドファーザー PART Ⅲ
ネタバレ 個人的には3作中で最も良いと思いました。10点献上といきたいところですが、コッポラの娘が「稲中」の護身術習ってたブス(自称モデル)にしか見えない点に-1。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-03-29 02:34:42) |
3. ゴッドファーザー PART Ⅱ
ちょっと中だるみなところを感じましたけど名作には変わりないですね。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-03-29 02:07:29) |
4. ゴッドファーザー
なぜこんな名曲を暴走族達はクラクションのメロディにしたがるのか。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-03-29 02:02:09) |
5. 十二人の怒れる男(1957)
ネタバレ 熱いうえに暑い。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-01 01:18:19) |
6. ジャッカルの日
ネタバレ 例えばですけど、ジャッカルが警察に捕まって尋問を受けた時「婦人をチューで殺しました」って言っても誰も信じてくれないんでしょうなぁ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-01 00:46:03) |
7. ザ・カンニング〔IQ=0〕
昔TVで観ました。当時は私がまだ幼かったので断片的に面白かったことを覚えていたのですが、最近になってDVDを発見したのであらためて観るとやっぱ愉快で面白いです。ちなみにこのDVDはオリジナル字幕と吹替があるのですが、見比べてみてすごいことを発見しました。吹替版は当時TVで放送されていたのをそのまま収録してあるのですが、シーンごとの挿入曲がオリジナル字幕とは全く違うものが使われていたようです。また曲のないシーンに後付けで曲を挿入したり、効果音なども変更や追加がされています。なぜ当時からこんな手の込んだ事をする必要があったのだろうかと不思議に思いましたが、数々のアレンジの結果として吹替版の方が圧倒的に面白い仕上がりとなっています。是非ご覧になっていただきたいですね。 [地上波(吹替)] 8点(2008-03-31 02:32:33) |
8. カリートの道
ネタバレ ショーン・ペンがだんだんおかしくなっていくにしたがって髪のボリュームも減少していくように見えたのは気のせいか。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-27 03:13:59) |
9. 男たちの挽歌
アツい。今となってはアクションも古臭いですし銃声などの演出はちゃっちいですが、当時は衝撃を受けましたね。ストーリーはベタベタですがハードボイルドをよりかっこ良く、より明快にするにはこういう単純さもアリでしょう。この映画でチョウ・ユンファを好きになられた方も多いはず。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-03-27 02:39:03) |
10. トランスポーター
ネタバレ ドモ、私ボスノ子分役ノサルモネラ・ゲッチューノ(仮名)デス。イタリア人デス。イヤネ、コナイダノミーティングデボスカラ「悪役の掟三ヵ条」トカイッテコンナコト言ワレタンデスヨ。①襲撃時はうまい具合に他の一般人も目撃者もいないからハデにやれ。何ならロケット弾とか使ってもよし。←タシカニツカイマシタケドネ、マサカアンナ弾道デ家ノ中マデ飛ンデイクトハ思ッテモミマセンデシタヨ。②主人公は格闘が売りだからヤツが裸になったら銃器の使用は禁ずる。鉄パイプで襲うこと。またできればタイマン勝負が望ましい。複数人同時に襲いかかる場合は多くとも3人まで。それ以外は回りで待機。一通り決着が付いたらマシンガンの使用を許可する。←ハジメカラ銃ツカットケバ私達アオタンツクッタリワケノワカラナイ溶剤マミレにナラズニ済ンダンデスケドネ。③十中八九シバかれると思うけどとりあえずラストは俺自身が主人公にタイマン勝負を挑んでみる。悪役として存在感の薄い俺にとっての最大の見せ場だからお前達は手出しするな。カメラ枠にも入ってくるな。そして案の定俺が昇天した後は適当なところで車もろとも爆死するかおとなしく警察に捕まっとけ。←モウムチャクチャッスヨネ、ウチノボスッテ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-12 14:10:43) |
11. 少林サッカー
まあ面白いんですが、所々の不快な描写がちょっといただけませんね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-01 01:24:12) |
12. 拳精
ネタバレ 拳シリーズでは酔拳、ヤングマスターに次ぐ名作。気がつけばもう30年前の作品ですが、今でも楽しめますよ。 [地上波(吹替)] 7点(2008-03-29 01:47:49) |
13. 風の谷のナウシカ
まあ名作ですよ。今観ても楽しめるでしょう。 [地上波(字幕)] 7点(2008-03-27 03:06:54) |
14. 狼/男たちの挽歌・最終章
こんだけ撃ってくれたら観ている方もスカッとしますね。第一作ほどのインパクトはないですが、それでも過激さは全く衰えていません。理屈抜きのドンパチアクション映画が好きな方なら満足できるでしょう。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-03-27 02:19:28) |
15. エンゼル・ハート
ネタバレ オカルトサスペンスとでもいうべき作品ですかね。ミッキー・ロークはかっこいいですねえ。無精髭の似合う俳優トップ3に入るでしょう。善と悪を違和感無く演じているのは彼のカリスマ性によるところではないでしょうか。内容もいいですね。無情のラストでは血生臭いシーンにあえてほのぼのとした曲をレコードを通じて挿入する演出など独特の悲壮感を与えてくれます。良い作品です。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-03-27 02:05:47) |
16. バンテージ・ポイント
ネタバレ なかなか面白かったと思います。ただし純粋にアクション映画として鑑賞した場合ですね。この映画の特徴であるストーリー巻き戻しですが、特にウザいとは思わなかったです。私はこういうの結構好きですね。各視点がストーリー進行上でおのおのリンクしていますのでそんなにややこしくないです。ただしそのリンクが破綻しないようにする結果、ストーリーの展開はかなり都合良く出来ています。テンポは良いですがサスペンス性は希薄ですね。そういう意味ではこの映画はアクション娯楽映画として捉えるべきです。シガニー・ウィーバーのアップはちょっと厳しめよねとか黒人のオッチャンが何か苦悩抱えてるみたいやけど今一つわかんねーやとか最高のポジションに狙撃銃を事前に仕込ませてあったとかたまたまテレビカメラが捕らえた映像に同僚が映し出されておおお前かい!ってたまたま手がかりを発見したりオペルという車はめっちゃ頑丈で何やったら途中ぶつけたはずのヘッドライト回りが一時的に完全修復されてたりえらい遠くまで走り込んでしまった迷子の女の子が当たり屋も脱帽するほど躊躇なく道路に飛び出しテロリストが運転する救急車がアブナーイってその子を避けた拍子に車が横転して玉突き事故が発生しそれを見ていた主人公がうわーえらいこっちゃーって駆け寄って車内を確認したらあらヤダ大統領乗ってますやんか!いやあラッキー♪といった細かいところは一切目をつぶりましょう。 [映画館(字幕)] 7点(2008-03-24 23:08:40)(笑:3票) |
17. シン・レッド・ライン
ネタバレ ニック・ノルティに告ぐ。まあ落ち着け。 [DVD(字幕)] 6点(2008-04-01 01:32:32) |
18. キス・オブ・ザ・ドラゴン
「レオン」の時も思ったのだが、このリュック・ベッソンという人は回りとほぼ同じスピードで車を走らせていたのに自分が最後尾だったという原因で覆面パトカーのターゲットになってスピード違反で捕まったり、信号が黄色のときに交差点を通過したのに「いや、オメーは赤で突っ切った」と問答無用で切符を切られたり、一時停止でちゃんと止まったのに「停止線を越えていた」とか言いがかりをつけられて切符を切られたり、銀行でお金を下ろしているほんのちょっとした隙に駐禁でレッカー移動されてたり、走行中突然白バイに止められて「この車車高下がってるけど違法ローダウンじゃねーのか?確認させろ」と因縁をつけられた挙句真夏の炎天下の下無理矢理ジャッキアップをさせられたりしたに違いない。警察に対して相当イヤな思いをしてきたはずだ。そうでなければここまで悪意に満ちた警察を描けないと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-28 03:51:49) |
19. カンニング・モンキー/天中拳
ネタバレ かつてはジャッキーの拳シリーズには相当ハマりましたね。この作品も例に漏れずです。これは特にコメディ色が強く、ある意味必死ともとれるスベりっぱなしのギャグ連発は今観たら何だか微笑ましくて楽しいですよ。その微笑が失笑になる可能性も特大ですけどね。余談ですが、他の方のレビューにある「あのシェー蹴りはあまり効果ないのでは?」というご指摘ですが、勿論実戦では全く使えませんが不意打ちでは絶大な威力を発揮します。かつて私が小学生の頃、試しに兄にやってみてもらいました。その結果蹴りは弁慶の泣き所に、パンチはおでこにクリティカルヒットしました。痛かったです。それ以上に痛かったのが「一本でもニンジン」です。 [地上波(字幕)] 6点(2008-03-27 03:37:15) |
20. M:i:III
ネタバレ アクション映画としてはまあまあですかね。娯楽映画なので細かい部分にケチをつけるべきではないのですが、どうしても一つだけ納得いかないシーンがあります。それは終盤のトム・クルーズが自ら感電した後、取り残された嫁さん(恋人?)が接近してきた敵に発砲するシーン。取扱いの説明を受けて撃つまではヨシとしましょう。が、今まで銃を扱ったことのない一般女性がベレッタを片手で連射するなんて絶対無理です。ちょっとマニアっぽい内容で恐縮ですが、初体験の人なら一発目を撃った時点でその反動で腰を抜かすか後ろに仰け反るでしょう。実際私はアメリカでベレッタとグロック(共に9mm弾)の実弾射撃経験があるだけに、あのシーンは相当な違和感をおぼえました。連射だ反動だはいいとして、せめて両手で撃ってもらいたかったですね。とても素人の撃ちっぷりには見えませんでした。あとラストの本部で和気あいあいとしているシーンですが、なんとなくどこかで見た事あるようなシーンだなあと思いながら観ていてふと気づきました。ハードボイルド路線から始まり、続編を重ねるごとにどんどん内容が陳腐化していき、最終的には完全なコメディアクション映画に変貌して、もうこれ以上続けるのは無理と最終作のラストシーンで悪役を除く出演者ほぼ全員を集結させ、これでもかというくらいのハッピーエンドぶりを見せつけて最後記念撮影で幕を閉じるというあのリーサル・ウェポンシリーズとそっくりのラストではないか!と。その失笑度合いも両作品相通じるものを感じました。従いましてシリーズはこの作品をもって終了するものと確信しております。・・・以上です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-25 05:12:10) |