1. 28週後...
《ネタバレ》 ルール違反の姉弟のお陰で悲劇が起きるので、こいつらには感情移入なんて出来ません。そういったB級特有のストーリーや都合良く現れる父ちゃんやサンゲリアのようなラストなんかに嘆息。手持ちカメラや落着きのない細切れ編集にイライラし酔いながらも楽しめたのはスピード感とスケール感と基本的には手を抜いていないシナリオのお陰。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-24 13:56:38) |
2. エターナル・サンシャイン
《ネタバレ》 記憶を抹消したい程に辛い別れを経験した二人。それは、単に辛さから逃げただけ、とも言える。二人とも出来た人間でもない。しかしラストの「いいさ」「そうね」で泣かされる。結局、二人は人として成長したというハッピーエンド。綺麗な答えが出たわけでもないラストだからこそ切なく温かく気持ちが良い。博士とメアリーのもう一つの関係も伏線となっていて、上手いシナリオだな!と思った。案の定、オスカーを獲ったが。SF的な設定と、記憶を辿るまどろっこしさ、理屈での割切れなさは好みの別れるところだと思う。自分の体験とリンクされる観客、素直に受取れる観客などにとっては深く染み入る作品と思います。役者の演技も総じて良いし、何より、よくぞ書いた脚本に感服です。 [映画館(邦画)] 8点(2008-10-30 09:38:57) |
3. 奇跡のシンフォニー
《ネタバレ》 まぁとにかく変なんだ。話の本筋も変だし細かな流れも全て変。最初から、なんでそうなる?そうはならんだろ?の連続で、それが最後まで続く。偶然とか、説明の台詞だけであっという間に話が進んじゃったりね。役者の演技も酷いが、あれは演出が酷いんだろうな。臭い歌詞のヌルいバラードでライブが盛り上がってるが、とってもダサい。台詞もダサい。ダサいって言やぁ人物的にルイスが最高にダサい。ミュージシャンが両親だから超天才の子供が生まれたとは言っていないけど・・・物凄い安易な設定。結局はファンタジーってことなんだろうけど、こんなに薄い人物設定じゃ救いようがないよね。あ、役者が実際に演奏していないのをハッキリ見せないカットにもイライラした。そう、この映画の落着きの無い編集は酷い。歌も演奏も別録音てのも何だか安い。久々に心から脱力した映画でした。 [映画館(邦画)] 1点(2008-07-03 23:52:59) |
4. ぐるりのこと。
《ネタバレ》 長い映画だった。長回しが長すぎて、リリー・フランキーの飄々さがマイナスに働いてダレた感がする。被告人のゲスト的な役者陣は楽しかったが、あんなに法廷シーンが必要だろうか?一々入るテロップも、監督がこの映画(主役)を時事に合わせて観せたいのかな?とも思ったが、いらないだろう。名古屋城で名古屋ってのもちょっと・・・。ヒロイン役の方が個人的に生理的に合わなかったのもあるけれど、もっと二人に的を絞ったコンパクトな映画であってほしかったな、と感じました。 [映画館(邦画)] 5点(2008-06-25 18:07:21) |
5. ミスト
《ネタバレ》 怪物の襲い方に? なぜ触手が溶けたかに? 軍の関与という定石に飽き飽き。異次元だと?・・・ 主人公の車が襲われないのは何故? あのシーンはまんまパクリでは? まだまだありますが、そういった一つ一つに疲れてしまうのです。それらがテーマとは関係なくても、結局は様々な粗や陳腐さのお陰で社会を皮肉るストーリーやラストもシラケてしまうのです。重い音楽にも食傷です。B級パニックのお約束に沿っている作りなのですから、R15にならないようなものでいいんじゃないの?と思いました。 [映画館(邦画)] 4点(2008-06-18 16:33:18) |
6. 遠くの空に消えた
《ネタバレ》 ファンタジー映画だからリアリティは関係ないのだ、と、頭で納得させようとしたのですが、それだけでは済みませんでした。なぜならストーリー自体が無茶苦茶で、テキトーな描写が多すぎるからです。結局ヒロインは何者だったんだろう?大竹しのぶの啖呵は見え見えの見せ場。靴が嵌って抜けないのは何故?勝手に牛乳を飲む性格か?鳥男はどう宿泊し帰った?ミステリーサークルで工事中止になるのか?ショボい特撮etc・・・まだまだありますが、限がないのでこれまで。観終わって思ったのは、2時間半は長すぎだし5時間に感じるぞ。そして、監督はさぞや自己満足に浸っているのだろうな、ということでした。 [映画館(邦画)] 1点(2007-09-21 09:49:36)(良:1票) |
7. ストロベリーショートケイクス
《ネタバレ》 寝床が棺ってのは、やり過ぎと思った。まずこれで退いてしまった。秋代の電話の会話が相手の応答が無いくらい速過ぎるとか、里子の神棚方向は隣の家なのに何故光が?とか、どうでもいい粗が気になってしまう程に退屈だった。ちひろと搭子の友情は良かったです。 [映画館(邦画)] 4点(2007-01-19 11:29:51) |
8. トランスアメリカ
《ネタバレ》 こういったやさしい映画は好きです。ブリーが裕福なお坊ちゃんである必要は感じませんでしたが。主張しない終わり方も良いですね。 [映画館(字幕)] 7点(2006-09-21 13:09:34) |
9. UDON
前半は辛かったが、後半は平凡な良いお話になったので落ち着けた。観終わってみれば損はしなかったと感じた。キャプテンウドンは余計だと思ったし、しつこい分割画面にもうんざり。ユースケのメイクが濃いのも気になった。それと無くてもよいシーンが多い。単純な善の話しなのだから、100分位にまとめてもよかったのでは。 [映画館(邦画)] 5点(2006-09-05 15:59:34) |
10. サイレントヒル
主人公をはじめとして、台詞や行動が???? 観ていて「はぃ?」「はぁ?」の連続。観客を置いてきぼりにして映画の中だけで勝手に進んで勝手に盛り上がっていきます。そして映画は勝手に終わります。もうどうでもよくなりました。 [映画館(字幕)] 0点(2006-07-11 15:04:20) |
11. 不撓不屈
世間の関係業界の企業の殆どが無理矢理買わされた券のうちの一枚をタダで貰ったので観に行きました。TKCの宣伝映画だからどうのというより、そもそも演出が終わっている。コテコテの気張った演技。特に滝田さんの顔がもう・・・ 当時ある筈のない東京の高層ビルを修正もしないで映しちゃっているところに製作側の軽さを感じた。どうして海岸にいるの??等々設定も適当だし。脚本も薄っぺら。どうせ映画化するならもっときちんと作ってほしいです。 [映画館(邦画)] 3点(2006-06-29 17:16:51) |
12. 伝説巨神イデオン 発動篇
《ネタバレ》 SFアニメなので細かな設定はどうでもいい。宇宙全てを舞台にするという壮大過ぎる設定の中で、輪廻転生というこれまた果ての無いストーリーを見事に描ききった大傑作であると私は思う。メカが総じて巨大というのも良い。つまり全てのスケールがデカイのだ。アニメだから出来たとはいえ、富野氏に拍手である。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-06-21 10:31:24) |
13. うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー
うる星やつらの大ファンでもない私は、そこそこ楽しめました。うる星やつらは、絶妙なキャラクターと世界観のお陰で、原作に無いストーリーを作ることができる稀有の漫画だったと思うので、こういった描き方も楽しく思えるのです。端折り過ぎた脚本が残念ですが、汲み取って楽しめました。 [地上波(邦画)] 6点(2006-06-21 10:21:10) |
14. 28日後...
軽くゾンビ物でも観ようと思ったらシリアスドラマだった。話自体はゾンビ物として平凡だが、ゾンビは一つの社会崩壊の題材でしかない。だからB級ゾンビ映画からは少々はみ出るか。ここまで真面目に描かれると個人的には却って好感を持った。人間とは結局はいつも操られてそして殺し合う馬鹿な生き物なんだというネガティブな風刺映画である、と水野先生張りに捕らえてみた。 [DVD(字幕)] 6点(2006-06-16 22:44:22) |
15. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 いくらなんでも話が無理すぎる。ありえないでしょう、これは。どんでん返しももうマンネリで見当がついちゃうし。なんたってケビン・スペイシーが役やってんだから犯人に決まってるでしょうが(笑 [DVD(字幕)] 4点(2006-06-16 22:32:04) |
16. ソウ
犯人が解りやすいのでどんでん返し感が薄かったり、プロット的にも「?」な部分も随所にあるが、低予算としては良く出来ているし楽しめた。 [DVD(字幕)] 6点(2005-12-26 14:09:26) |
17. クライモリ(2003)
真剣?に演技してる役者さんを観てるこっちが恥ずかしい。話の筋も人物も台詞も全てバカバカしい。よくも今時こんなZ級映画を作ったもんだ。DVDを借りた俺が一番馬鹿か… [DVD(字幕)] 0点(2005-12-23 20:41:06) |
18. 親切なクムジャさん
やり過ぎでしょう。詰め込み過ぎで作られ過ぎ。だから却って退屈でした。途中で飽きました。 [映画館(字幕)] 4点(2005-12-13 16:42:33) |
19. エリザベスタウン
薄っぺらな人物像、ストーリーの芯もいまいちバラバラ、火事を起こして笑っていられるか?ラストなんか子供騙し?等々と思いながらも楽しく観られてしまったのは、私の精神状態がリラックスしていたから&ここ最近つまらない暗い映画ばかり観ていたからかも知れません。それにアメリカンポップス好きなので音楽の多用は却ってイージーリスニング的に気分良かったしな。たまにこういう軽い映画も良いかも。わざとらしいお涙頂戴映画よりずっと気持ちが良かったな。 [映画館(字幕)] 7点(2005-11-29 09:22:49) |
20. オールド・ボーイ(2003)
パワフルに作ってるなぁと製作側の勢いと迫力を感じました。個人的に近親云々は生理的にダメでして。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-01 12:48:59) |