1. エクソシスト
SFの品格を上げたのは、始めのスターウォーズシリーズですが、ホラーの品格を上げたのは、”エクソシスト”ではないでしょうか。共通するのは、登場人物(ロボットも含め)にしっかりとしたバックグラウンドを感じられることです。どんなジャンルでも、人間描写をしっかりと描いていれば、傑作になると証明した映画の一つだと思います。私的にはホラー映画ですぐ思い浮かぶのが、”エクソシスト”と”チェンジリング”で、前者は、「ホラーの形をとった人間ドラマ」。後者は、「人物をしっかり描いたホラー」…という感じです。ディレクターズカット版は、焦点があいまいになっている気がするので公開当時版をお進めします。怖い映画が苦手な方でも是非一度は見てほしい映画です。 [映画館(字幕)] 9点(2005-05-06 01:35:13) |
2. ハロウィン(1978)
見た当時は、それほど怖くなかった気がします。ただ、改めて見直しても同じ感覚を味わえる所が”ジョン・カーペンター監督”の好きな理由です。派手な流行に押し流されない魅力があります。下手な監督なら埋もれてしまったかもしれない作品ですが、監督の手腕が光っていると思います。映画は予算ではない!を証明している作品の一つではないでしょうか? 6点(2004-08-15 00:26:34) |
3. ダーク・スター
《ネタバレ》 評価が高いのでビックリ!&納得…。でも、もう少しお金をかけて欲しかった…。しかし、自我爆弾や宇宙サーファーはしっかりと記憶に残り、”ジョン・カーペンター”や”ダン・オバノン”にハマッテしまった作品です。 5点(2004-08-15 00:11:36) |
4. ジョン・カーペンターの要塞警察
最近よく似た「スズメバチ」という映画を見たので、「要塞警察」を見直すと、ジョン・カーペンター監督の素晴らしさを再認識しました。映画は過去の作品群を制作する側の解釈で取り入れて創られているものですが、それを、自分の物として作品化している数少ない監督の一人だと思います。主役の男性2人と女性の描写などは”イキ”という言葉が当てはまります。”…物体X””要塞警察””ザ・フォッグ”がカーペンター監督の好きな作品ですが、”ザ・フォッグ”がレビューに無いのは残念です。 8点(2004-08-14 23:25:25) |
5. 時計じかけのオレンジ
簡単Reviewにならないかも…。最近。思い切ってDVDを買ったら”何と無修正!!!!(古い話題?…)”。”消す””消さない”を言っても、しょうがないが、その<エゲツナイ>”消し方”に当時がっかりした映画好きは多いのでは…?!小生がこの作品を見た当時は、日本に、この様なキャラクターはいなかった(又は、目立たなかった…思想的に危険な奴はいたけど…)ので、むしろ憧れににもにた感覚があったが…。現在(日本でも現実的に…!!!!!)、改めて見てみると嫌悪感が先に立ってしまった…。ので-1点としたいがやはり、このテーマで、この表現は、とっても適切(皆さんのReview全てが納得できる!問題作or傑作…)では?! 10点(2003-05-10 22:55:16) |
6. エクソシスト2
良い映画です。一作目をホラー映画としてしか見れない人には、駄作と呼ばれてしまうのかもしれません…。日本であまり評価が良くないのは、宗教にかたよっていない民族だからでしょう。一作目とは違う観点で、同じテーマを表現しようとした映画です。できは一作目には、及びませんが迫る勢いはあるのでは? 7点(2003-01-07 01:28:35) |
7. コーマ
今見ても怖い映画です。派手なアクションも無く、際立った特撮があるわけでもないが、引き込まれて最後まで見てしまう。妙なリアル感(細かいことが気になる人はどうかと思いますが…)があり映画としての力強さを持っている。見ごたえがある映画です。 7点(2002-12-10 20:02:22) |
8. 天国から来たチャンピオン
恋愛物映画としては最高の作品。次点が「ある日どこかで」…。ラストシーンの駆け引きは最高のできです。サックスで吹いている曲は、「アメリ」でも流れていました。”最近の映画は、リアリティの追及ばかりで、空想やロマンスといった映画ならではの魅力が無い”と思うのは小生だけでしょうか…。 10点(2002-12-10 17:57:04) |
9. ジョニーは戦場へ行った
アメリカ映画のもう一つの顔。ヨーロッパ映画では、創れないストレートな表現。「すばらしい映画ですが、二度と見たくない映画」…それこそが、この映画の意味するところでしょう。 10点(2002-12-10 15:54:51) |
10. レガシー
首が180度回転するわけでもなく、とんでもないオバケが出てくる訳でもないが、映画として楽しめる作品。今となっては、古典ホラーに入りますが、なかなか良いです。この手の映画で、一番怖いのは「チェンジリング」でしょうか…。 7点(2002-12-10 15:07:22) |