1. ローマの休日
「語りすぎない」ところが小憎らしいほど素晴らしいです。明るく笑えて、元気になれて、最後に切なさを味わえます。10点以外をつける気にはなりません。 [DVD(吹替)] 10点(2005-11-07 17:47:28)(良:1票) |
2. 用心棒
展開が実に緻密に練られており、一片の贅肉すら見当たりません。かといって単純な話かといえばそうではなく、個性ある登場人物を効果的に配し、虚々実々の駆け引きを見せてくれます。一度目よりは二度目が断然楽しめる映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2005-06-20 03:06:53) |
3. 誓いの休暇(1959)
慕情、友情、背信、挫折、復活、帰郷、別離、絶望、希望……。人間のありとあらゆる感情が詰め込まれた映画です。今の映画シーンからは廃れてなくなってしまった何かが、ここには確かにあります。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-06 23:05:08) |
4. 切腹
言う事なし。完全無欠。最高の映画です。 10点(2005-03-14 15:59:02) |
5. サマーストーリー
ただただ、美しく、儚く、激しく、切ない。素晴らしい映画です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2004-12-21 12:01:51) |
6. 新幹線大爆破(1975)
二度鑑賞しましたが、やはりどうしようもなく最高の映画です。「スピード」の原型というか、「24-Twentyfour」の源流はここにあるのでは? 極限状況の連続で、息つく暇もなく物語に惹き込まれてしまいます。これほどの映画を三十年も前に日本が生み出していたとは、ただただ驚愕するしかありません。 [DVD(字幕)] 10点(2004-05-20 21:05:17) |
7. リトル・ロマンス
素晴らしい……本当に素晴らしい映画です。メディアの媒体を問わず、少年少女の恋愛モノで、ここまで上質なものにお目にかかったことはありません。「明るさ」にひたすらスポットを当て、笑えてハラハラドキドキしてほろりと感動できる、後味爽やかな作品に仕上がっています。ぜひ多くの人に観ていただきたい一本です。 10点(2004-05-19 23:43:55)(良:1票) |
8. 赤ひげ
心にじいんと温かさが滲み、自然と目頭が熱くなりました。 10点(2004-05-17 16:40:51) |
9. 生きる
ダメだ……。あまりに完璧すぎて、称賛の言葉が出てきません。「死」という万人にとって等しい重みを持つテーマといい、破天荒な構成といい、単純なエンターテイメントの枠を越えた作品です。黒澤映画を観ずにいるのは、確実に人生の何割かを損しています。 10点(2004-05-16 01:38:02) |
10. ワイルドバンチ
等身大のカッコ良さがここにあります。「明日に向かって撃て!」はどうにも好きになれなかった私ですが、こっちは文句なしの面白さでした。 10点(2004-04-15 23:38:45) |
11. アルカトラズからの脱出
これは驚きました。緊張感が持続しっぱなしで、中弛みするポイントが全くありません。ほとんど完璧といっていいぐらいの出来です。イーストウッド主演作では一番好きな作品です。 10点(2004-04-11 01:20:01) |
12. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
極限状況モノの最高傑作です。非常にテンポよくストーリーが進み、各登場人物もしっかり描き切り、展開にも甘さがなく、隙という隙がありません。二時間釘付けになって物語に浸りきりました。素晴らしい作品です。 10点(2004-03-21 17:58:28) |
13. ダイ・ハード
ウィリスの出世作ですね。疑う余地なく、アクション映画の最高傑作です。これを越える脚本の映画は未だに出ていませんし、これからも恐らくは出ないでしょう。それぐらいに完成度が高いです。 10点(2004-02-11 17:49:43) |
14. 遠い空の向こうに
主人公の境遇に過去の自分がかなり重なりました。私にとって生涯忘れえぬ作品。夢を持って努力を続けている人たちすべてに観てほしい一本です。 10点(2003-12-30 18:14:18) |
15. ルディ/涙のウイニング・ラン
《ネタバレ》 何度となく壁にぶち当たり、挫折を繰り返すルディ。時には腐りながらも、それでも努力に努力を重ねる。周りの人たちも彼のひたむきな姿に心を動かされ……。事実は小説より奇なりとはよく言ったもの。夢を持って頑張っている人たちすべてに観てほしい一本。必ず何かが変わります。 10点(2003-12-30 18:09:48) |
16. 天国と地獄
満点以外は考えられない作品。スピード感溢れる展開、ぐいぐい惹き込まれる構成……素晴らしいの一語に尽きる。人情味ある刑事やマスコミらもいい味を出していた。みんな漢だね~。 10点(2003-12-30 17:19:05)(良:1票) |
17. ブルース・ブラザース
これを最強の映画と言わずして、他に何を挙げろというのか。カーチェイスでは「フレンチ・コネクション」を上回り、飛び交う銃弾の量は「ガントレット」に匹敵し、ミュージカルパートは「天使にラブソングを」「ムーランルージュ」「シカゴ」にも見劣りしない。個人的にはベストワンと言っても過言ではない作品。未見の方は是非。 10点(2003-12-21 20:14:58)(良:1票) |
18. 情婦
本日二度目を観賞。アガサ・クリスティはつくづく凄い。 [DVD(字幕)] 10点(2003-12-16 23:33:32) |
19. 十二人の怒れる男(1957)
多すぎる登場人物、ごく僅かしかない場面転換。脚本家にとってこれだけ不利な条件で、なぜこれほどの傑作が作れたのだろう。この作品には神を見る思いだった。 10点(2003-12-15 23:37:42) |
20. シラノ・ド・ベルジュラック(1990)
エドモン・ロスタンが描いた男の美学を、見事に映像化している。決闘剣客にして吟遊詩人シラノは、私の描く理想の男性像である。何年経っても見直したいと思える名作中の名作。 10点(2003-12-14 00:33:22) |