1. バトル・ロワイアル
駄作中の駄作。映画を使って何かのメッセージを伝えたいのなら、主人公の視点で物語を描けばよい。あるいはアクション性を重視して、スプラッター映画にするのもひとつの手だろう。だが、この映画は最後まで一体何がしたかったのか理解できない作品だった。時々挿入されるテロップや回想シーンも、唐突すぎてうっとうしい。中学生以下は鑑賞禁止のようだが、中学生以下の子供が暇つぶしに観るのに最適の作品である。このような話題性だけで売れた作品の続編を作る精神がよくわからない。 1点(2003-10-27 22:10:23) |
2. オーロラの彼方へ
何度観ても素晴らしい作品。現代と過去という設定が絡んでくると、どうしてもSF的な要素が強くなってしまいがちだが、この作品ではしっかりと親子愛に重点を置いている。クライマックスには感動的だった。主演のジム・カヴィーゼルとデニス・クエイドも好演。 10点(2003-10-27 21:50:18) |
3. 完全犯罪クラブ
サンドラ・ブロックを久々に見ることができてよかったが、映画自体は期待はずれだった。テンポが悪く、ストーリーの進みも遅い。約2時間の作品だが、編集すれば30分は縮めることができそうだ。邦題は「完全犯罪クラブ」だが、どこが完全犯罪なのだか全くわからない。 4点(2003-10-27 21:43:41) |
4. スパイダーマン(2002)
観る前は、どうせ正義のヒーローが悪人を叩きのめすだけの単純明快なストーリーなのだろうな…と思っていたが、様々なサイドストーリーが付け加えられていて、予想以上に楽しめた。決して傑作とは言えないが、エンターテイメント作品としては十分に楽しめる作品だと思う。ラストの展開も○。 7点(2003-10-27 21:30:03) |
5. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
《ネタバレ》 テレビで放映していたものを何の期待もしないで観たが、あまりの面白さに正直驚いた。これは子供向けではない。大人のために作られた番組だと思う。ヒロシの回想シーンや、クライマックスでの野原一家が一丸となって敵に立ち向かっていくシーンは、非常に感動的だった。終わり方もすがすがしくて良い。 8点(2003-10-24 22:58:57) |
6. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
もうケチのつけようのない映画。野原一家が脇役に回っているとの批判もあるが、最後でしっかりと決めてくれるし、私はこれでいいと思う。笑えるシーンと感動的なシーンがごちゃごちゃに混ざっているため、涙を流しながら笑ってしまったが、こんな経験は映画を観ていて初めてだった。正に傑作。 10点(2003-10-24 22:51:00) |