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1.  大魔神
どんなに逃げても、逃げても。走ろうが、隠れようが、あんなにゆっくりとしか追ってこない大魔神から決して逃げられない恐怖。たとえ自分に罪や非が無かろうと襲われてしまうかも知れぬ魔人の怒り。これは怖い。 何をもって「許し」を得るのか?最早怪物映画をこえてホラーの極致だ。 世界で日本だけが持ちえた恐怖映画のひとつじゃないだろうか。音楽、効果音、美術とも最高だ。 
9点(2003-06-10 17:00:23)
2.  秋刀魚の味(1962)
トリスバーで笑いあい、敬礼しあう3人を見るたびに、人間って悲しいけどいいもんだね、映画っていいなァと思う。
9点(2003-06-04 21:58:03)
3.  飢餓海峡
映画が、ある時代と、そこに生きる人々を描き創りあげたものとして最高の到達点のひとつ。
9点(2003-06-03 13:32:14)
4.  穴(1960)
硬いコンクリート。それを割る鉄の棒。響きわたる硬質の音、音、音。すべてのサスペンスが極めて硬質な肌触りで、観ているこちらを締めつけてくる。 それを和らげるかのような男たちの狭義の気持ちよさ。観終えた後にさえ、「あの男」は裏切ったのか否かとサスペンスを突きつける。
9点(2003-06-01 18:20:36)
5.  冒険者たち(1967)
単純で、甘っちょろくて、雰囲気だけ? イヤイヤ、これこそいつまでもサビない、カビない瑞々しさいっぱいの傑作。
9点(2003-05-19 17:09:49)
6.  用心棒
映像としての力も充分だし、愛すべきキャラクターを演ずる加藤大介もイイ!実は「ダーティハリー」に小さな影響を与えていたりもする。
9点(2003-02-15 23:34:58)
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