1. フェリーニのアマルコルド
そのあまりに見事な映像でフェリーニの「郷愁」を見せられてしまい、こちらも見た筈もない「郷愁」を疑似体験させられてしまった。 この甘酸っぱい幸福感。大好きだ。 9点(2003-06-04 18:42:04) |
2. ゴッドファーザー PART Ⅱ
腐りかけの桜桃のように、散り行く大輪の薔薇のように、花吹雪舞い散らす桜の大木のように、濃密な香りと影をただよわせたアメリカ映画の遺産(?)のひとつ。 9点(2003-05-20 17:09:23) |
3. 砂の器
監督の演出が、観客を泣かそう泣かそうとしているのが気になるが、それでも泣かされてしまいますね。下で「へちょちょ星人」さんがおっしゃるとおり、加藤嘉の素晴らしさに尽きます。 8点(2003-02-07 21:15:31) |
4. 幸福の黄色いハンカチ
「男はつらいよ」の美しさに比べて、これはいけません。あざとさだけが残ります。各々の役者の演技はとてもいいのに。 6点(2003-02-07 20:59:15) |
5. ベニスに死す
また劇場で観たい!と切に願う映画のひとつ。映像と音楽による官能。 9点(2003-01-26 21:20:14) |
6. タクシードライバー(1976)
作られて30年近く経とうという今、なおさら不気味に輝き増すエネルギーを発する作品。ラストの銃撃戦は、私が劇場で観た「悪夢」の中で最も衝撃的だったものの一つ。今でも・・・・。 8点(2003-01-26 20:13:33) |