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TANTOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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1.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
ひとに勧められて観ました。映画は好きなのですが自分の産まれ年よりも古い、いわゆる自分的「クラシック」なジャンルに入る映画はほとんど観てきてなかったので、かなり有名な映画にもかかわらず前情報ほとんど無しの状態で鑑賞。  さて観てみての感想ですが、これきっと当時としてはかなりセンセーショナルな作品だったんでしょうね。精神病院での病棟の描写なんてけっこう刺激的だったのでは。今でこそそんな描写をする作品が世にはあふれていて、なんていうか、観る側にも免疫が出来てきましたけどね。 ただやはりこういう作品でいつも思うのは…登場人物に感情移入しにくい。というか、誰にも出来なかった。刑務所に入りたくなくて精神病を装うマクマーフィ(=ジャック・ニコルソンさん)もだし、それ以外の患者たちも、病院のナース・看守たちにも。 最近だと殺人しといて「精神を病んでるから…」って刑を免れるケースとかをよく耳にしますし、そういった点からもマクマーフィは自分的に×。それ以外の患者たちにも、自分がそうなったことがないからやはり気持ちをキチンとわかれない。ラチェッドはじめ病院職員はマジであんなのしかいないんですか??形だけのことしか出来ない・しようとしない。あれで金もらうってか。なんかの公務員の天下りじゃねーのってくらい使えない。 なんかの拷問機械みたいなのでマクマーフィを「ユルく」しようとしたのにはもう閉口。病院的には従順な患者でいてもらって平和に過ごして欲しいんだろうけど、あれが「治療」なのか?ふざけんなと言いたくなる。  まあこれも今の時代だからそう思えるだけで、公開当時ならまた色々違ったんでしょうね。  マクマーフィがチーフに殺されたとき、自分はマクマーフィは「やっぱりウーソ」と一席ぶとうとしたんじゃないかと思いました。しかしそんな反論の余地も与えず、チーフに窒息死させられ…。あわれ嘘つきのマクマーフィさんは天国に召されたのでした、ってオチかと。違うんでしょうか?もう40年からある映画なんで、もっと古くから色んな解釈があるんでしょうね。とりあえず今回の自分のレビューはこんな感じです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-10-13 01:49:16)
2.  砂の器 《ネタバレ》 
自分も知らぬ間に年を取ったのだろうか。。。事件を追いながら日本各地の名所を点々とするその過程が楽しくてしょうがなかった。いくつか現代の日本で訪れたことがあるところもあり、40年前と比べての比較もとても楽しかったです。その辺の資料館とかで昔を知るよりよっぽど勉強になりました。あ~、この時代の日本を旅してみたい。。。  さて映画はというと、一応原作も既読の状態で、大変楽しませていただきました。何ていうか、本よりも良かった気がします。原作のほうは本当に淡々と進んでいきます。手がかりを突き止めて、それが行き詰るところまで丁寧に描かれており、個人的にはそれがちょっと丁寧すぎた感がありました。丁寧すぎて、「早く展開進めて!!」って気持ちが強かった気がします。 しかし映画のほうは、原作から余分な肉を削ぎ、良い味付けまでして映像化してくれました。前半は原作同様淡々と事件を追っていくのですが、終盤にかけて本浦親子の全国行脚を回想しながらの音楽は素晴らしかったです。  やはり年をとったのか(28ですけど)、この時代の日本に変なノスタルジーを感じつつ、私の中にとても重い余韻を残してくれた映画でした。
[DVD(邦画)] 9点(2011-05-30 23:55:54)
3.  キャリー(1976)
過去に一度観ようとして怖くて観れなかった覚えがあります。その怖さを振り切って、いざ観ようと思って挑んだこの映画。あれ、おかしいな?もっと怖かったはず、いや!きっとこの後にオレがかつておびえた恐怖のシーンが・・・と待つこと小1時間。とうとう早送りも一時停止もすることなく、平穏無事に観終わってしまいました。オレはかつて何のシーンであんなにおびえていたんでしょう。いや、確かに血をかぶった後のキャリー(=シシー・スペイセク)のギョロ目はかなりキていましたが、でも今のオレには許容範囲内・・・。いつのまにかホラー免疫が発達していたのか、成長した自分につっこみを入れたくなったひとときでした。最後の豚の血のバケツって、ジョン・トラボルタカップルだけがしくんだ仕掛けだったんですね。自分の彼氏をキャリーのプロムに付き添わせた女の子も一枚かんでるもんだと思ってました。てゆーか、あれをいたずら感覚で実行できるほうも相当ですが、それをかぶったキャリーを笑える会場の人たちもどうかしてるだろう。そりゃあキャリーじゃなくてもキレるわな。ちょっとこれ観た後に原作が読みたくなりました。また書店で購入してこようか思います。
[DVD(字幕)] 6点(2006-03-25 22:19:40)
4.  女ガンマン・皆殺しのメロディ 《ネタバレ》 
30年以上前の作品だけあって、内容はすっごいわかりやすい復讐ものでしたね。近年の映画のように冒頭に主人公のバックグラウンドとかはさむようなことはせず、いきなり事件が起こって話が始まっていくあたり、年代が感じられます。ハニー(=ラクエル・ウェルチ)が濡らせばなじむと言われて街で買ったズボンをバスタブにつかりながらなじませてる姿は秀逸でした。  結局ラストでハニーを助けたあの黒服の男は何者だったのでしょう?どんな関係なのか、なぜ助けたのかとかそのへん意味不明なまま終わっていったから気になって仕方ない・・・(泣)。  どうしても面白いと思えなかったのはやはり年代の違いか、物語に入っていけませんでした。多分今時の映画で目が肥えた人ならみんな同じような反応をするだろうと思いますが、オレはこんくらいの点数で。 
[DVD(字幕)] 4点(2006-02-14 00:01:55)
5.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
日本のドラマとかに出てくるヤクザとかを見てても思う事なんですが、こういうマフィアやらヤクザみたいなのはどうしてこう他人の命は簡単に奪えるくせに自分やその親族の命には過剰な反応示すんでしょうね。自分の親族が死んだら復讐したくなるくらいの反応をするってことは家族を失う痛みってのもわかってるはずなのに、たかだか勢力争いのために他人の命は奪えるんですもんね。すっげぇ皮肉だなと思って観てました。いかにもマフィアを綺麗に見せようみたいな映画の構成があったように思いましたがオレはこれっぽっちもこういうマフィアが良いもんだとは思いませんでした。もっと言うなら、そんなに続編をポンポン出すほどのもんかと。話のほとんどはドン・コリオーネ(=マーロン・ブランド)とその一家の話に尽きたんですが、逆に言うならそれはその勢力争いの陰で死んでいく人達は全く描かれないで、表面的に感動できる部分だけを映した映画という印象を受けました。マイケル(=アル・パチーノ)の恋人のケイがマイケルと寄りを戻すのを最初嫌がったのもわかる気がします。マイケルと婚約するっていうのは下手をすれば対立勢力に殺される可能性も充分出てくるし、ケイは知りませんがマイケルが隠居生活中に簡単に浮気をしていたりその相手が死んでしまったらすぐにまたケイと寄りを戻そうとするところなんかもう見ていて気分が悪いの何の。本当にこんなマフィアとかヤクザなんて自分勝手な生き方で迷惑以外の何者でもないもんだなというのが感想です。これがかっこいいと思う人達がいるのかねぇ・・・。オレにはわかんないです。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-17 02:01:24)(良:3票)
6.  THX-1138 《ネタバレ》 
要するに何だったんだろう…?徹底的な管理社会になった世界がどんなものかというメッセージ的映画?まあ最近近未来映画では最終的に人間が機械に支配されるっていう考えが流行ってるみたいだけど、ここまで冷淡に描写したものは観たことが無い。冷淡すぎて全然話の中に踏み込めませんでした。 唯一主人公が地上に脱出したシーンはちらっと感動しましたが、そこに至るまでにほぼ全滅させられたオレの脳細胞は感動を与える機能すらほとんど残ってなかったようで、まさにあの真っ白な空間で働く人たちのようにオレもとてつもない空虚感でした。 ほんと、自分も放心状態になってしまうぐらい空っぽで虚しく、それに観てるほうもあてられてしまう感じで、ある意味かなり恐ろしい映画です。これから観る人は気をつけてください。いやマジで。 
1点(2005-01-27 11:09:58)
7.  アラン・ドロンのゾロ 《ネタバレ》 
なんておちゃめな映画なんだろう。いや話はシリアスなんだけどね、要所要所で挿入されるあの陽気な音楽がなんとも言えず、すっげえ耳に残ってます。ガルシアのことも映画の中でだんだん気に入ってきちゃいました。いいですね、なんかこういう牧歌的なシリアス映画ってのも。「マスク・オブ・ゾロ」の方も観ましたが、アンソニー・ホプキンスより、アントニオ・バンデラスより、アラン・ドロンのゾロは決まっていました☆彼が一人二役をこなすための苦労もまた笑えました。オレはこの映画がアラン・ドロンデビューなのですが(適当に借りた映画が偶然にも)、正直まだそんなにむちゃくちゃいい俳優と思う所までは行ってません。変に彼の名声とかを知らない一個人としての冷静な目で見た評価です。なのでもっと彼の出てる映画を観て彼の演技を知っていこうと思います。
6点(2004-12-12 01:00:01)(良:1票)
8.  おもいでの夏 《ネタバレ》 
明らかにミスキャストだろう・・・。てかハーミー(ゲーリー・グライムス)きもい。 映画館でアギーの腕とかもみながらあの顔・・・。それと町でドロシー(ジェニファー・オコネル)が荷物を持てなくて困ってるのを見つけたときの顔とか。あの顔で15歳なんて誰が信じるか!同様にオスキーもかなり見ていて嫌悪感が走った。すっげ自分勝手なとことか自分さえたのしけりゃいいみたいな性格が腹立った。なんかな、全体的にいまいち。"Someday, you will understand in proper way"って最後にドロシーの手紙にあったけど、そんなんいってみりゃ大人の言い訳っしょ??その終わり方に、「けっきょくそれかよ」って感じでめっちゃやり場のない怒りが込み上げてきた。そんな長い話でもないし、あのラストをあそこで終わらせずに島を出たドロシーをハーミーが追っていくとかもっと話を展開させて独創性を持たせたらもっと面白かっただろうに。
3点(2004-07-25 04:52:01)
9.  ロッキー
小学校の時マラソンの練習の時間になると必ず「ロッキーのテーマ」が流れた。そのぐらいの全く映画なんか知らない子供の時は「ロッキーのテーマ」と聞きすぐ思いついたのが「ロッキー山脈」。で、出た結論が「あー、山登りの映画なんだー」でした。 これを見た時いままでそう思ってた自分が妙に恥ずかしくなりました。でもいい話だ。ほんとに。これを見る前に「DRIVEN」を見て、それでシルベスタースタローンに興味を持ちました。いや彼はいい。しゃべり方がすごい好きです。そして問題の「ロッキーのテーマ」が流れるシーン、なるほど、走ってました。しかも全速力で!シルベスタースタローンが製作に絡んだ映画って俺は好きです。彼が製作に絡むと例外なく男くさくなるから(笑)。そして彼の才能も。シルベスターが脚本して自分が出てるということをあまりよく思ってない人が最近は多いようですがそれは穿った見方ですね。ではそう言ってる人の何人が、シルベスターのように学校を中退させられて全く教育を受けていない状態からあれほど人を感動させる脚本を書けるでしょうか??そういう点からも彼の才能を高く評価します。これからも応援します。
9点(2003-11-20 01:33:38)
10.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 
なんか他では評価が高いみたいですが俺はこの映画は全く面白みを感じませんでした。好きな相手に付きまとって、うまくデートにこぎつけたまではいいですが見た映画がポルノじゃ・・・。単純にかっこ悪いと思いました。キャスティングに興味があったから見た映画ですが、正直がっかりです。結局暗殺も未遂に終わるし。中途半端です。  これをわかる人しかわからない映画だというのならオレはわからない人でもいいです。
1点(2003-11-07 16:15:03)
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