1. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 観たのは二度目。「たしか相当な数の卵を焼いていた映画だったような」という、この映画を冒瀆でもするような記憶を確かめたくて。やっぱり当たりで、卵…ガンガン割っていました。3国の反戦メッセージは、大人になった今の私にはよく伝わりました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-25 17:52:02) |
2. トラ・トラ・トラ!
ストーリーが良く出来ています。真珠湾攻撃に関して不勉強だと、この年代にして本作が完成したことに感動できないでしょう。山本五十六についても非常によく調べて書かれている。すばらしいと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-15 08:16:34) |
3. 王になろうとした男
《ネタバレ》 フリーメイソンについて調べている過程で本作を知った。もっとお説教じみた話なのかと思っていたら大間違い。かなり面白い!ノリとしては『俺達は天使じゃない』っぽいハッタリもの。しかもどちらも神を冒?気味。フリーメイソンに更なる興味を持った。いや~、ホントに面白かったなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-18 23:15:51) |
4. タクシードライバー(1976)
《ネタバレ》 初めて観た時にものすごく衝撃を受けた作品。虚ろな眼をしたロバート・デ・ニーロ,彼の佇まいには不思議と涙を誘われた。これを書いたほぼ3年後の今日、またもレンタルして観たところ…時代背景の意味を感じさせられ、さらにやるせない思いが込み上げてきた。1973年に栄誉除隊したということは、ベトナム戦争の海兵だったことだろう。孤独な若者の日常生活における、やり場の無い憤怒。最後にヒーローとなれた彼は、結局また、孤独で無味乾燥な日常生活の住人となる他ないとは。「やるせない」とは、まさにこのことだ!! [DVD(字幕)] 8点(2003-12-29 20:51:57) |
5. ある愛の詩(1970)
深夜放送で上映しているのを,テスト勉強をしながら観た。暗くてしんみり。絵画のように美しい作品。 7点(2003-12-29 20:34:57) |
6. アデルの恋の物語
こういう主人公,大好き。アデルの場合は対象が人間だっただけであって,狂気を感じるほどの「執着」はあらゆる形で存在しているのではないかと思う。 7点(2003-12-29 18:07:17) |
7. 野性の証明
薬師丸ひろ子が海岸を走るシーンが忘れられない。あのスローモーションは夢にも出てきそう。 5点(2003-12-23 20:25:35) |
8. 時計じかけのオレンジ
「ぶっ裂け」ない。。。コメントしきれない。。。10点か0点か迷ったところ,この結論。 10点(2003-12-19 09:31:01)(良:1票) |
9. サタデー・ナイト・フィーバー
ジョン・トラボルタはまるで別人。大好きな「ニッカ~!」って感じの笑顔にはちょっと面影があるものの。ステファニーのイキがる姿,トニーの厭世観に若者特有の痛々しさを感じる。人に認められるのはうれしいと感じるし,傷のなめ合いができる仲間も必要だと思う反面,強い自分を確立したいという思いや自立への焦燥感にも共感する。 7点(2003-11-30 18:59:38) |
10. カッコーの巣の上で
精神を病んでいる(らしい)人間として言わせて貰うと,偏見はものすごくきつい。無理な要求かも知れないが「あんたにも『普通』に接しているよ」という,病んでいない(であろう)人々の「同情」っぽい眼差し… 何でもないフリしてるけど実はかなりツライ。病院の職員には猫なで声で子ども扱いされるしね。ラストでチーフの取った行動は果たして友情なのか。(逆説的に)むしろ冷徹な婦長の方が真っ当かも(?)という見方もあるのではないかと思う。 8点(2003-11-18 23:07:07) |
11. 幸福の黄色いハンカチ
桃井かおりって若い頃からホントいい味出してるんだな~。ビデオで観た直後に夕張に行って,ロケ地を見て来た。今は閑散としていて切なかった~。赤(オレンジ)のファミリアや台本・小物なんかが展示してあって楽しめる。 7点(2003-11-07 20:55:28) |