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1.  家族ゲーム
面白い!。昔、映画館で観たり、テレビで観たりしたけど、BSでやっていたので録画して観てみたら。これが面白いのなんの!若い頃観た印象とまた違って、すごーく新鮮だった。松田優作がお気に入りだったし、頭でっかちの映画ファンだった昔は、キネ旬1位だの、演技が上手いだの、音楽を使わないセンスがいいだの言ってたけど。今観るとそれもそうだけど、そういう事じゃない!空気が伝わる感じ。最近観た良いと思う邦画と比べても段違いにすばらしい、知らない間に邦画の質が落ちてる気がした。こういう映画が2、3年に1本でもあるといいなぁ~
[CS・衛星(邦画)] 10点(2006-03-24 12:18:17)
2.  風立ちぬ(2013)
完全肯定!  カリオストロから34年、ナウシカから29年、当初の大人も子供もという重圧から開放されてきた近年、創りたいもの自分の好きなものに特化してきた「紅の豚」以降の作品は、宮崎駿の作家性が客を選ぶようになった、特に死にまつわる描写が。  それでもジブリ、客は入るのでいろんな批判的意見も目に付くが、同じく年齢を重ねた自分には常にビタビタはまる。もしかして俺に見せるために創っているのか?などと勘違いしてしまうほど。  煙草をバカスカ吸い、震災の重厚な演出、軍人をアホのように描写、詳細な飛行機設計製作過程の表現、避暑地のドイツ人に忍び寄るもの、特高なんていうバカの扱いと物作り企業のプライド、帰ってこなかった戦闘機と戦争は町の炎上シーンで一瞬、レンズ越の目は歪み、信じられないサナトリウムでの治療から菜穂子が戻った訳、などなど・・・どれも素晴らしい、監督の言いたいことがリアルに伝わり涙が溢れる。  まだまだ良い作品を見せてくれる事を願ってやみません。  ※映画館入場時に渡された、鑑賞後に見てくれと言うかさばる紙切れ、高ぶって開いてみるとau宣伝の上に文章の不可解さ、あれは興ざめ鈴木P、監督の才能を再認識した上で己の仕事に専念してください。
[映画館(邦画)] 9点(2013-07-30 11:04:12)(良:2票)
3.  告白(2010)
凄い映画だ。 下妻からパコまで、どれも大変気に入っていたが、全てを「どっか~ん」とぶっ飛ばすほど、この作品はいい! いままでが予行練習だったかのような、色、動き、話、演技。1シーンに入ってる情報量が多くて、途中、時計を見て1時間経ってないのにびっくり、これはつまらなくて長く感じたのではなく、これだけの時間でこれだけ表現してるのかという事に驚愕した。 教室で蠢く悪魔のようなガキ共、バカ熱血教師、子供を制御できないアホ親、そして教師森口。当然私の立ち位置は森口講師側に居る訳だし現代の子供達の現実をメディアでしか知らない私は少なからずこのような生き物であろうと思ってもいる。 R-15などと言わずに子供達に見てほしい、こんな風に思われていることを。実際高校生風の2,3人が数組観ていたが、皆、押し黙って映画館を後にしていた。 100分ちょっとでこの満足感、すばらしい!
[映画館(邦画)] 9点(2010-06-09 11:53:48)
4.  GONIN 《ネタバレ》 
シビレル・・・ものすごく好きな映画。 それぞれのキャラが立っている、掘り起こせばグダグダになるところだが。 佐藤浩市の上目使い、竹中直人のハイテンション、本木雅弘のキレ、根津甚八の静、椎名桔平の金髪。そして永島敏行のメガネ、鶴見辰吾の首の角度、さらにビートたけしの片目、木村一八の「兄ィ~」、他にもディスコで拳銃撃っちゃうヤクザや、事務所の門番してるヤクザ、室田日出男の立ち姿、室田に付いているヤクザの風貌(メガネの人)、永島暎子の足の引きずり、などなど・・・石井映画に不可欠なナミの横山めぐみだけがちょっと変だけど、これだけで普通3時間越えちゃいそう、それが、登場してちょっと動いたりしゃべったりするだけでどんなヤツか解っちゃう、この凄さ。 オープニングクレジット文字のひしゃげ具合、エンドクレジットの縦書き文字が縦に流れる所、鋭い台詞の数々(特にたけしが銃やチャカじゃなく「てっぽう」と言うところに寒気がする)、ためらい無く引き金を引く人々、などなど・・・ 設定はバッティングセンターからディスコまでの移動でほぼ理解できる。 バブルで狂った日本が燃え尽き、さらにくすぶっていた火もパッと光って消えうせる瞬間が映像化されている、そして誰もいなくなった。 なんだか言いたい事がうまく書けないが、とにかく私には満点の映画です。
[DVD(邦画)] 9点(2010-03-24 10:42:48)(良:2票)
5.  ルパン三世 カリオストロの城
何度観たかわからない。日本アニメ映画の宝だと思う、いろんな良いものが詰まった宝箱か。話、音楽、間、アクションどれも完璧。画と音がシンクロする所などもうたまらん。良い映画とはレビューがこんなにも駄文になるものかと・・・
[DVD(邦画)] 9点(2010-03-22 16:54:18)(良:1票)
6.  蒲田行進曲
もう最高!久しぶりに観たけど映画への愛が満ち溢れてる。くさい演技もオーバーアクションもシンプルなストーリーも、全て計算し尽くされたものだろうし。過去に観たからと解かっていても泣いちゃったよ。昔ウンナンの南原もパロってたコントでの台詞が秀逸、蟹江敬三の「俺の映画だ!」ホント映画って・・・
[DVD(邦画)] 9点(2007-09-20 23:40:10)
7.  波紋
たいへん面白い  筒井真理子の独壇場だが 脇が重厚でより引き立つ  何がまともで、何がいけなかったのか 何処からおかしくなったのか 震災、介護、宗教、隣人猫、半額客・・・ 小さな波紋は大きな波になり自分の周りから広がり 夫や息子も波を避け、結果、遠くに追いやった  信じる物は救われるというが、吟味は必要 本人が信じたものは心のよりどころとなりえたのか 同じ所をぐるぐる回っているだけじゃないのか 自己満足の極地  戻ってきた夫には無理だったが 息子や彼女が語る正論に観ているほうもハッとなる  本音を言い張る波紋上の演出の凄み 要所で響くクラップ音が布石だったとは  晴天なのに雨の降るラストは心を洗うようだった。
[映画館(邦画)] 8点(2023-06-07 15:10:40)
8.  犬王
とても楽しかった。  まるで音が見えるよう、魅入る映像の数々。 最初の目が見えなくなる所の演出など秀逸 ライブシーンはちょっと長いが許容の範囲 百鬼丸のごとき犬王の変貌は目を見張る 細かい所作なども目を引く。  「見せたい映像を形にしたらこうなりました。」 みたいな潔さが、質を高めた、文句なし!
[映画館(邦画)] 8点(2022-06-13 17:40:25)
9.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
なんといっても、終わった感がハンパなく感慨深い ストーリーには言及しないが、旧作から観ている人には 過去の紆余曲折を全て含めて、納得できるのではないかと思う  2時間半とアニメニしては長尺でありながら 緩急が素晴らしくて、前のめりに画面を見つめたり 深々と座り直したり、伏線回収に感じ入ったり 画の美しさ、背景の細部に気が行ったりと 長さは感じられなかった。  終盤は「エヴァが終わってしまう!」 それ以上説明しないでくれ!とさえ思った。  エンドロールがいつもより長く、2曲目に入った時グッと来た それでもエンドロール後に「予告」の文字か何かしらが 出ると思って固唾を呑む劇場内の雰囲気が エヴァとは何なのかを語っていると思う。
[映画館(邦画)] 8点(2021-03-09 09:19:47)
10.  おらおらでひとりいぐも
大好物の沖田映画、十分面白いが今回も当たらないだろう。   誰もが将来経験しそうな孤独との戦いだが  戦わずに付き合っていくという結論に癒される。   いろんな事を考えながらラストまで楽しめるし  田中裕子や蒼井優の演技に感服  特に田中裕子の顔ずっと見てられるから不思議   まるで走馬灯のようだが、それが何十年も続き  コントロールできると思うと悪くは無い。   一部、東北弁が聞き取れず流れを阻害した(これは私の問題)
[映画館(邦画)] 8点(2021-01-14 17:29:30)
11.  ガールズ&パンツァー 最終章 第2話
待ちに待った、1+2話4DX鑑賞! いやー本当に面白い、これが体感映画の醍醐味。  このアニメ、敷居の高い人も多かろうとは思うが ぜひ4DXで(MX4Dじゃないよ) 騙されたと思って1回観て欲しい。  感想はストーリーに言及しません 所謂、スポ根、弱小チームがのし上がる系の話を 荒唐無稽な形に仕上げたものだが、こだわりが深くて飽きない  満足度としては(鑑賞順) TVシリーズ:60点、劇場版:70点、劇場版4DX:99点 総集編4DX:80点、最終章1+2、4DX:96点  4DXを得て、この作品は異質の物になったし 4DXありきで、まだ進化しているとさえ思える このシリーズ以外で4DXにハマった作品を観たことがない  「女の子が戦車?ハァ?なんじゃそりゃ、くだらねぇ。」と思わず 先入観を捨てて体験してほしい、新しい映画の形だ。
[映画館(邦画)] 8点(2019-10-18 15:23:55)
12.  ブレードランナー 2049
「メッセージ」が残念な出来だったので心配したが この作品はとても良かった  意外とシンプルなストーリーながら、長さは感じず 世界観に浸れる上手い演出が盛り沢山  大筋の話には疑問も残るが、それを軸とした 人間とは何か、何処へ向かうのか という問題をひしひしと考えさせられる作品 久しぶりに唸るような良作に出会えた  攻殻機動隊を知った今からだと 人間と見分けの付かないものを造るよりロボットで良いし 人間本体を強固にするには義体化で良いと思うが ブレードランナーの世界観では違う方向性 記憶の扱いなどは双方の作品に深みを与えている  これから鑑賞する方にアドバイス HPにある短編3作を先に観ておくことを、強くお勧めする 本来なら作品に含まれて然るべき内容だ(3時間越えへの考慮か) 本編で詳しく語られない背景が映像化されており、出来も素晴らしい  映画を観た!という余韻が残る、満足な一本
[映画館(字幕)] 8点(2017-11-06 11:41:33)
13.  沈黙 ーサイレンスー(2016)
3時間弱、最近観ていない、このテの映画だし、気が重いなぁ 米映画観るたびハズレばっかりなんだよなぁ などと消極的に入手した前売りチケットで足取り重く映画館へ 大きめのスクリーンながら客は4人(平日の20時’17/2/2) これは、苦痛の時間になるのかと覚悟したが。  素晴らしい映画だった 3時間あっという間、息を呑むカメラワーク、メリハリの効いたカット割 演者の気迫、本気度が伝わる演出、OPのサイレンスとEDの自然音 これは凄い映画だ、スコセッシ監督に感謝 私は宗教いう物を信頼していない(漠然と神頼みはします) 祈れば許されるなどと言う考えが、争いを正当化する詭弁ぐらいに思っている  あの状況、心の中で懺悔しながらレリーフを踏む事を神が否定すると思うのか そんなに神という者は心が狭いのか、理解し難いが、事実として認識はしている  一番の悪役である浅野忠信演じる通訳でさえ、役人の仕事をしたまでであり どの人物にも意外と感情移入できる非常に凝った演出が秀逸  ちょっと地味な印象が強いが、多くの人に観てもらいたい秀作です
[映画館(字幕)] 8点(2017-02-03 11:28:42)(良:1票)
14.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
この世界の片隅に・・・鑑賞後この言葉が心に染み入る。  事前に情報を仕入れすぎたので、いろいろ知っていたことが残念、 それでも、音や間、音楽は実感に勝るもの無し、とても響いた。  のんは素か演技か不明だが、この作品にはピタリとはまった、 女優を続けると大竹しのぶクラスにはなるんじゃなかろうか。  市井の人々が被る、戦争。 呉という場所であり、敵が誰か、状況を理解しながらも日々の生活は続く 苦しくとも、野草を楽しげに料理する描写などが まだまだ序章であることが、後に痛烈に描写されていく後半は衝撃 焼け野原に泣いている子供を置く演出が反戦映画ではない 本当の反戦映画とはこの作品だと思った。  無音で表現された、原爆投下 壮大な社会実験だといわれたこの行為は、多くの犠牲と共に証明された 事実、この後、テロ+アルファ以上の戦争は世界から消えた  本当に、いろんな事を考えてしまう素晴らしい作品だ 鑑賞中は気兼ねなく泣けたが、劇場から駐車場までの途中や 夜、カレー屋での食事中など突然、胸が熱くなる思いに苛まれた かなり、後を引く。2016年1位かも。
[映画館(邦画)] 8点(2016-12-09 10:28:40)(良:1票)
15.  ピンポン
リオ五輪の卓球を見ていたら、無性にまた見たくなって久々の鑑賞。  この映画、とても気に入っていてすごく面白い、もう14年も前の映画になっちゃったのか・・・ 曽利監督もクドカンも窪塚も獅童も人生最高のパフォーマンスだろう、他の役者は後にも頑張ってる  才能と努力、この比重の対比が物語をドラマチックにする、当然両方が必要だが上限があることへの葛藤 ストイックに磨く刃により女子の不必要なストーリーに緊張感が増してゆく  アクマに負けたペコに、チャイナに負けたスマイルがコーチとの確約により「ペコ、先に行くよ」という 台詞の重みが物語を大きく動かし始める、これより凡人代表アクマ(大倉孝二)が出るたびに涙を誘う  実写のCGも当時としては上手く使えてるし、音楽の入りも秀逸、こういう完成度の高い映画は気持ちいい  今回知ったが、ラスト前スマイルが教えている子供が染谷将太だったなんて、なんか得した気分
[DVD(邦画)] 8点(2016-08-15 15:51:20)(良:1票)
16.  ガールズ&パンツァー 劇場版
見た事の無いものが見れる、自分の知識が足らなければ、自分なりに補いながら見る。 スクリーンに映るものは現実ではないが、その世界観を咀嚼して、没頭するために足を運び、お金を払い暗い小屋に佇む。 それが映画だと思うし、ずっと思っていたはずだが忘れていたのかもしれない。近年アニメを見るようになるまで。  話は王道だし、人物は初見誰も同じに見えるだろうが、立ち位置と個性を与えキャラが立ってくる。(TVシリーズありきだが) でも製作側がいちばん見せたいものは、重量物のリアルな動きなのだろう。  それでもその世界でのストーリー展開を見ているうちに、グイグイ引き込まれる、カメラは動き回り、カットも多い、 実際に聞いたことも無いが音もリアルだと思えてくる、メリハリの効いた演出に大満足となるエンディング。 主人公たちが友情を得て苦難に打ち勝つという、手垢の付きまくった大筋ながら、それをこんなに面白く仕上げられる事に感動さえ覚える。  モノクロ調で暗く、スローモーションを多用する実写映画は大いに参考にすべきだ。  追記’16/6/3 なにかと評判なので見逃していた4DXに挑んできた。初の4DXだったが、体験する価値あり! 4DX用の演出は製作サイドが行ったのだろうか?シンクロ率が高くて臨場感がハンパ無い 次第に慣れても来るし、ストーリーは熟知だが、それでもカチューシャ雨のシーンや 大きく戦車が傾くシーンなど身構えるほどの感覚、これはかなりのもの。  4DXに特化した作品なら+¥1,000も高くない、劇場に行く楽しみが増えました。
[映画館(邦画)] 8点(2015-12-07 10:29:49)(良:1票)
17.  劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ Cadenza
これは、とても面白い。  原作は未読で(連載は続いているようだが)TVシリーズ、劇場版DC後半と、 テンションの上がる展開を見せられて、期待度MAXでの観賞となったCadenza。  結果、大満足の内容だった。 原作がどうなっているかは知らないが、終わっちゃったよこの話。  今までの伏線を、回収するストーリーの中に、ラストへ向けての盛り上がり 引き込まれる展開とキャラの立て方のうまさ、 こんなにラストが決まった映画を最近観てない気がする  上江州氏の脚本能力を岸監督が全面的に信頼しての成せる業か 完全停滞中の日本映画、映像表現のみで脚本の弱い米映画 ハリウッドはこの話を買い取って実写化すべきだ。 それほど日本のアニメクリエイターの中には逸材が多いと思う  この歳までいろんな映画を観てきたがホント最近アニメの比率が多くなった 冷静に判断しての結果だから仕方ないか。
[映画館(邦画)] 8点(2015-10-26 10:46:56)
18.  マッドマックス 怒りのデス・ロード
最高にテンション上がった。  あまり考えなくて良いだろうと思い、体感するために農道を走り成田IMAXへ・・・ これが大正解!!  久々にスゴいものを見せてもらった これだけの映像ならストーリーなんて、目的さえあれば、あれこれ言わない 面白くなるならなんでもブチ込む、それがこの映画なのだ  AKIRAだったり北斗だったりするものを実写で観れるのだから 洋画のパワーは流石だ、3Dも上手く使われてる  日本にはアニメでいい素材がいっぱいある ハリウッドはこれを買い付けアレンジして実写化するのが役割だと思うけどな~
[映画館(字幕)] 8点(2015-07-01 17:29:32)
19.  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
ほとほと感心する。  TV版ありきの作品だが50歳のオッサンには辛い前半の緩み具合からの、大展開。  意図してかどうかは不明だが、TV版に仕込んであった深読み設定を解消するとても鋭いストーリー、中盤以降はグイグイ引き込まれる。  TV版でのOPや、反逆の前半などパッと見、敬遠されるレベル、しかし、これが終盤、鬼のように効いてくる、お見事!  他のレビューでも書いたが、実写映画の脚本は大いに参考にすべきだ、アニメに負けてるぞ。
[DVD(邦画)] 8点(2015-02-19 08:21:50)
20.  地獄でなぜ悪い
園子温・・どれだけ映画に熱いんだ。もう、面白くて堪りません。 役者が良い、それこそ名前も知らないFボンバーズのメンバーや後ろにいる組員までみんな映画が大好きなんじゃない?「この映画絶対面白くなるよ」と思って演じてるのが観ているこっちに伝わるぐらい良い。 この話、映画監督として一生に1度しか撮れない内容だと解っているからか、全てをブチ込んでやるぞ!の意気込みが凄い、そして実際ブチ込まれていた、後に何も残らないほどに。 無名時代の園子温が主役も無名のキャストで撮っていたら、とてもダサくて臭い映画だったろうが、これだけの役者を揃えてこの企画を実現できる大監督になったのだろう事が、とても素晴らしいと思える。 もしかしたら意図があるのかもしれないが、返り血のないCG血しぶきがとても不自然だったのがちょっと不満。それ以外は2013年度上位ランク堂々入賞の傑作でした。
[映画館(邦画)] 8点(2013-10-09 13:45:14)(良:1票)
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