1. ライムライト
チャップリンはこんなに良い物語を書いて、こんなに良い音楽も作曲し、さらに主演もこなす。いろいろな映画監督がいるけどチャップリンは別格だと思った。この作品において一番印象に残っているシーンは、最初にテリーが劇場の支配人の前で踊った後、まさにライトが消えてカルベロが一人暗闇の中残される所、ただただ涙が出た。 10点(2004-02-03 02:27:50) |
2. 用心棒
THE時代劇といった感じ。最初見たときは殺陣の少なさに少々物足りなさを感じたけど、その分ユーモアがあふれてるので退屈さを感じさせない。 10点(2004-02-03 02:11:47) |
3. 街の灯(1931)
1回目に鑑賞したときはただもうボクシングのシーンなどのコメディー部分が楽しくて、2回目にはその物語性の深さに感動をした。最後のあの少女の複雑な表情は、人間の真実の部分を表しているように思った。 10点(2004-02-03 01:55:31) |
4. 魔女の宅急便(1989)
ジブリ作品ではダントツで一番好きな作品。久石譲の音楽も良いし、あのイタリアっぽい町並みも良い、全体的な話の流れも他の宮崎作品よりも親しみやすくて好き。でも何が良いって、最後にジジがニャーって言う所、あそこで「えっ!」と思ってしまう。(って、20代のもてない男が大絶賛してるのは気持ち悪いけど・・・。) 10点(2004-01-14 21:52:23) |
5. 告発
ショーシャンクとちょっと似ていた。単純に面白かったのはショーシャンクだったけど、心に響くという点では本作が上だと思う。内容的にはやっぱり何度も見るのはつらいので、「火垂るの墓」的名作という感じだった。 10点(2004-01-12 01:55:05) |
6. 生きる
最初のゴンドラの唄を歌う所での志村喬の目は本当にきれいで見ていて胸がつまる思いがする。あと志村喬自身はこの映画での自分の演技に対して「役者は演技をしてはいけない」と納得していなかったようだけど、僕はこの映画の言いたい事を言い出せない感じの志村喬は痛いほど共感できた。(自分がそうだから。) 10点(2004-01-06 23:59:09)(良:1票) |
7. 素晴らしき哉、人生!(1946)
《ネタバレ》 途中までは淡々と一人の男の人生を語っているだけ、さらに天使がきてもすぐに助けてくれず、悪い事ばかり見せる、これでどこが素晴らしいんだ!?って思ってたらラストシーンで納得&涙。でも現在の状況に満足している人は見ても何も感じないかも。 10点(2004-01-06 23:31:01) |
8. バック・トゥ・ザ・フューチャー
娯楽作品ではこれを超える作品はない。これを見て、マイケルJフォックスが好きになった。続編なんか無くてもこの一作で終わってもいいくらいの完成度だった。 10点(2003-12-26 01:29:38) |
9. 天国と地獄
《ネタバレ》 黒澤作品の現代劇のなかではこれが一番面白い。後半は原作と全く別物になってたのが逆に良かった。あと、山崎努を泳がしている最中に三船と会うシーンで「あれ?三船はグルなの?」と一瞬思ったけど、あれはそう思わせるために入れたのかな・・・? 10点(2003-12-24 00:05:58) |
10. チャップリンの独裁者
チャップリンのコメディの部分はよっぽど笑いに関するセンスがない人が見ない限り必ずといっていいほど笑えると思う。皮肉の部分はこの上なく面白く、ヒューマニズムの部分はこれでもかってくらい胸に訴えてくる。 10点(2003-12-21 02:06:29) |
11. ターミネーター2
90年代の娯楽作品の中では別格に面白い。当時はアクションシーンの印象しかなかったけど、最近見ると結構設定もしっかりしていたんだと思った。 10点(2003-12-21 01:23:08) |
12. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 こんなに面白い映画あったんだ~という感じだった。終わり方もてっきりみんなヘンリーフォンダのとこに集まって、「お前すげ―な」とか言うのかなって思ってたら、来たのはじいさん一人でしかも名前を聞いただけ、これがさっぱりしていて良かった。変にこのあとどうなったかみたいな展開があったらさめてたと思う。 10点(2003-12-18 00:32:44) |
13. 七人の侍
《ネタバレ》 三船敏郎も、宮口精二も、七人全員かっこいいけど、「生きる」を最初に見て、次にこの「七人の侍」を見た僕は完全に志村喬にほれた。前半の七人を集める所から後半の野武士との戦いまで一切退屈せずに見れた。べたかもしれないけど黒澤監督の最高傑作だと思った。 10点(2003-12-18 00:14:30) |
14. サイコ(1960)
《ネタバレ》 シャワーシーンでの音楽よりもオープニングの音楽のほうが疾走感があって印象に残っている。最後のところの展開は途中で読めちゃったけどあの女装は怖かった。でも一番怖かったのは探偵が殺されるシーン。 10点(2003-12-17 23:39:03) |
15. 大脱走
自分が今まで見た映画の中でも一番面白かった。マックイーンのかっこよさはもちろんのこと、ブロンソンやコバーンなど全員に個性があり、3時間がむしろ短く感じた。女が全くでてこないって言うのも良かった。 10点(2003-12-10 22:13:56) |
16. 赤ひげ
ヒューマンドラマとしては「生きる」よりも、こっちのほうがわかりやすく、最後にすっきり終わる形なのがとても良かった。個人的にはテーマ曲も好きだ。 10点(2003-12-09 01:28:06) |
17. ドクトル・ジバゴ(1965)
《ネタバレ》 中盤のラーラと病院で別れるところのシーンが一番良かった。ラーラのテーマが素晴らしいのは言うまでもなく、情景がひとつひとつ美しい 9点(2004-12-31 01:34:27) |
18. 戦場にかける橋
前半部分では日本軍と捕虜、後半では橋を作る側とそれを破壊しようとする側を中心とする話となっていて、その対比みたいなところが良いと思った。 僕はこの映画を見て日本人を馬鹿にしてるとは思わなかったけれど、この映画に出てくる日本人たちの日本語での演技は正直ちょっと・・・って感じだった。 9点(2004-08-28 17:36:45) |
19. 悪い奴ほどよく眠る
黒澤映画の中でもこのタイトルのセンスはバツグンでしょう。内容的には無理があるって突っ込まれそうだけど、良いたいことはいたいほど伝わった。 9点(2004-02-07 01:47:47) |
20. ロープ
ヒッチコック作品の中では実験性ばかりクローズアップされる作品だけど、自分的には内容がすごく面白かった。特に最後のジェームズスチュアートのセリフにはなんか納得させられた。 9点(2004-02-07 01:19:23) |