1. エトワール(2000)
バレエの最高峰パリ・オペラ座。そのトップクラスのバレエダンサーたちの肉体美ときたら…まさに「芸術」! エンターテイメント性はまったくない映画であるが、ピアノの音に合わせて練習する姿をぼんやり眺めているだけでも面白いと感じられるのは素材が一流だからであろう。カメラを向け「なぜ?」「不安?」などの突っ込んだ問いを投げつけても、かれらは真摯に素直な心情を答えてくれる。 プロのストイックさ、一流であり続けることの厳しさに触れ、わが身を戒めたい。 [DVD(字幕)] 8点(2009-02-27 19:07:28) |
2. ウェイトレス おいしい人生のつくりかた
けして幸せとはいえない主人公が作り上げるたくさんの可愛いパイや、 それぞれに問題を抱えたユニークな従業員やお客たち…これらの世界観にやられ、後半はなぜか涙が止まらなかった。 エイドリアンに哀悼の意を込めて。 [DVD(字幕)] 9点(2009-02-18 18:03:14)(良:1票) |
3. MIND GAME マインド・ゲーム(2004)
《ネタバレ》 へたれ男子である主人公にも、巨乳美少女のヒロインにも好感がもてなかったので 最後までつらかった。 アニメーション技術としてはすごいと思うが、ストーリーや設定が受け付けなかったもよう。 メッセージはいいことを言っていると思うが… 好き嫌いが分かれそうな作品。 [DVD(邦画)] 4点(2009-02-09 00:38:19) |
4. マンマ・ミーア!
国際便の飛行機の中で鑑賞。 最初軽薄なノリとテンションについていけなかったが、だんだん強引なストーリーに引き込まれていった。 メリルストリープがはじけていてびっくり。当たり前だが、プラダを着た悪魔とは別人! 青い海、白い建物がキレイで目にやさしい。ロケーションは最高。 深いことは考えずに、アバの曲で楽しいひとときを過ごすのにオススメ。 [ビデオ(吹替)] 7点(2008-12-10 23:19:46)(良:1票) |
5. 凶気の桜
映画の中でイデオロギーと言っているほど、メッセージは伝えられてないように感じた。 窪塚はじめ出演陣の個性が楽しめたので、勢いだけでできた青春映画として純粋に楽しめた。高橋マリ子はモデルとしては最高なんだけど、演技はアレですね…。青田の家は個人的にツボ。 [DVD(吹替)] 6点(2006-01-17 12:42:56) |
6. 男たちの大和 YAMATO
戦争賛美でもなく、反戦平和でもなく万人が見れる大味な映画だと思う。 政治色がないために(恐らく意識的に削られている?)、大和の乗組員たち一人一人をクローズアップしたドラマに終始していてそれなりに泣ける。唯一感じ取れるメッセージは「先人が国を守るため、家族を守るため、命をかけて戦って死に、今の日本に生きる我々がある」ということだけだ。難点は大和を題材にする必要性がないくらい、具体的な社会的状況が描かれていないのが残念だった。大和や海兵隊を送り出すのに万歳のばの字も出てこない、戦時中に息子に命の尊さだけを訴える母親たちがいる太平洋戦争ってどうよ?! [映画館(字幕)] 7点(2006-01-11 17:42:57) |
7. ガレージ・デイズ
主人公がTOKIOのリーダーだった。 5点(2004-12-05 08:37:57) |
8. パッション(2004)
確かに内容はタイトル通りなんですが・・・。ひたすら行われるイエスに対するリンチの描写がワンパターンすぎる。散々既出ですが、非キリスト教信者にとってはあれを受け止める「意味」が無く、エンターテイメント性も皆無なため観続けるのが苦痛で仕方がない。見終わった後考えたのがこの作品の持つ宗教的、政治的意義。まぁあれを観てキリスト教ってすごいナァ~なんて思うことは無いですが。内容が肉体的苦痛に終始しているため。 3点(2004-05-18 11:43:30) |
9. タップ・ドッグス
全体に漂うダサ目感が何とも言えない。フルモンティや8マイルに非常に似ているが、お約束なストーリーと’ユル’さでそれらと一線を画している。皆さんのおっしゃるようにタップシーンは見もの。ただ個人的にハードロックみたいな音楽はあまり好きでないので聴衆のように入り込むことはできず残念。 5点(2004-01-07 14:28:19) |
10. トーク・トゥ・ハー
すごく好きな映画です。ベニグノが男前だったら一部の鑑賞者に不快感を与えることもなかっただろう。マルコとベニグノとの友情は泣ける。ただ、あのポスターは万人受けを狙ったがために騙された人も多いはず。家族で見る映画ではないです。 [映画館(字幕)] 9点(2003-12-11 22:09:39) |