2. スター・ウォーズ
デジダルリメイク版を観たんですが、どうも不自然な・・・ライトセイバーが角度によってはただの光る棒きれみたいに見えちゃうのが気に食わん。さて、この作品から映画スターウォーズが始まるわけですがあえてストーリーのレビューにはふれずシリーズ全体的な感想を言わせてもらうと旧3部作(456)は映画ファン向け、新3部作(123)はスターウォーズファン向けという印象を受けます。僕は456派で、スターウォーズを映画として観ることができることに好感を抱きます、というのは笑わせるところ、泣かせるところ、憎たらしいところ、考えさせられるところ各シーンに豊富な感情があり、とりわけ考えるところは独裁者側近「ダースベイダー」の悲劇を軸とし、大規模SFでありドラマチックであり社会的でありとにかく映画としての深さがあります(考え過ぎなのかもしれぬけど)。123、観てて楽しいのは確かにこちらのほう、最新CGという技術を身につけさらなる迫力ある映像を産み、映像表現の発展を観ました。ただ、この123どちらかといえば456のバックグラウンド解説という感じがします。「そうか、ここはこうなってこうだったのか」のような、いや寧ろそれが123の楽しみ方なのかもしれませんがそいう面が大きすぎて、ちょっと表情ないよな・・・と。アナキンが憎悪に取り付かれる過程はちょっとは考えさせられましたが深さがな・・・。123みたほうが456が楽しくなるのも確かですけどね。 [地上波(吹替)] 8点(2005-09-03 17:36:55) |