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1.  ひろしま(1953)
あの時の「ひろしま」はこんなふうだったのかと、大きな衝撃を受ける映画だった。 燃えさかる街から川へと逃れる大勢の女学生たち、負傷者で溢れる救護所など、胸に焼き付くような圧巻のシーンの連続だった。 原爆を扱った映画は多々あるが、ここまで生々しく迫る映画は他にないのではなかろうか。 特に、このような悪魔的兵器を民間人の上に落としたアメリカ人の言い分、第三者のドイツ人の見解をさりげなく挿入してくれているので、人間の犯した原爆投下という行為の恐ろしさが、より一層、胸に突き刺さる。配給会社はこのシーンを問題視して、配給を取りやめたそうだが、当時の日本人もアメリカにずいぶんと飼いならされてしまったものだ。残念なことである。 原爆投下による民間人大量殺害は、天変地異ではなく、人類の犯した最大の罪の一つだろう。この映画が一人でも多くの人に鑑賞されることを願って止まない。
[地上波(邦画)] 10点(2019-09-10 16:23:44)(良:1票)
2.  汚れなき悪戯 《ネタバレ》 
子供が幼かった頃、私を完全に信頼しきったその無心な顔をみて、ふと昔見たこの映画を思い出したことがある。マルセリーノの何の憂いもなさそうに見えながら母に会いたいと言う場面が脳裏に浮かんで、なおさら我が子がいとおしく思えたものだ。しかし、そんな幼子を連れていってしまうとは、いったいどういう類の神なのだろう。
7点(2004-05-22 14:26:52)
3.  ひめゆりの塔(1953)
小学生の頃何回か見たが、戦争中だというのにバレーボールなぞをしている場面、最後に武器を持たない彼女たちが機関銃で無造作に撃ち殺される場面が強く印象に残っている。.....大人になってから、沖縄の「ひめゆりの塔」に行ったとき、ひめゆり部隊の生き残りだという老婦人が観光客相手に当時の様子を語っていた。部隊の最後は機関銃で殺されたのではないそうで、洞窟に潜んでいるところを毒ガス攻撃にあってやられたのだという。彼女はとっさに、布きれにおしっこをかけて濡らし、それを口と鼻にあてがったそうだ。同じようにした者たちだけが助かったのだという。今井も水木もちゃんと取材をしたとすれば、こうした事実を知らなかったわけではあるまい。が、何に遠慮したものか。こうして歴史は少しずつ変質していくのかもしれない。
6点(2004-03-30 22:13:03)(良:1票)
4.  ヘッドライト
音楽がいい。バイオリンの震えるような旋律が、胸をしめつけてくる。「むせびなく」とはこういうのを言うのだろう。主人公の男の心は、死ぬまで喪失と孤独にむせびなき続けるに違いない。娘は親とは口もきかず、妻は生活に追われて夫に当たり散らし、仕事から疲れて帰ってきた男は話す力さえ失っている。彼が唯一自分の時間を生きるのは、ドライブイン?の娘との短い逢瀬だけだったのだが。映画を見ずとも、このテーマ音楽だけでも一度聞いてみてください。
8点(2004-01-25 14:58:26)
5.  めぐり逢い(1957)
「めぐり逢えたら」が好きなので、この映画も見てみた。「めぐり逢えたら」では、女はみんなこの映画(めぐり逢い)が好きで涙を流すのに、男はそういう女を見て呆れるやら、驚くやら。で、私の感想なんですが、私は男なもんで、まぁ、そういうことです。
4点(2004-01-23 22:23:37)
6.  禁断の惑星
今見ると、特殊効果などショボい感じはするが、30年以上前、小学生だった頃に初めて見て感じた、あのワクワクする気分は忘れられない。遠い過去に滅亡した異星人、残された未知の技術、宇宙船の旅。こどもの日の空想は果てしなく、見た日は一日中ぼーっとしていた....最近になってもう一度見たが、どういうわけかミニスカートが気になって、気になって。
8点(2004-01-21 22:25:44)
7.  雪国(1957)
寒い日に燗酒を一杯やっていると、なぜかこの映画を見たくなる。駒子が今かたわらにいて、お酌をしてくれているような気分にひたりながら、ゆっくりと杯を口に運ぶ。あ~、最高! でも物語の後半は暗くて見ているのがつらくなる。島村は駒子に対して何のアクションも起こさず、しかし、駒子を訪なうのをやめはしない。こんな男って、ひどすぎはしないか。
7点(2004-01-14 23:08:35)
8.  ゴジラ(1954)
この映画を最初に見たのは小学生のときだった。怪獣が暴れ回るシーンに釘付けとなり、他の部分に目が行かなかった。人間のドラマを理解するには幼すぎたのだ。そう、この映画は単なるSFX、アクション系の映画ではなく、人間達の苦しみや自己犠牲などが描かれているのですよ。ラストも印象深いが、短いシーンでこんなのがあった。ゴジラに破壊されていく東京の街で、逃げ遅れた母親が子供を抱きしめて「もうすぐ、おとうさんのところへ行けるからね。」と語りかける場面が忘れられない。
7点(2004-01-13 23:46:56)
9.  ローマの休日
最初に見たのは小学生の頃でしたが、ラストでの彼らの行動が理解できませんでした。とにかく天真爛漫な影の無い映画で、それだけにかえって味わいの薄い映画になってしまっています。もっとも私は5~6回見ましたが。
9点(2004-01-01 19:13:13)
10.  野菊の如き君なりき(1955)
「おばさん、あたしもう死んだ方がいい。」そう静かに死の床で話す民やの姿に、私は涙がとまりませんでした。
10点(2003-12-31 16:42:15)
11.  浮雲(1955)
高峰秀子は本当につらそうに泣く。同情をかうためやストレス発散、感情失禁といった涙ではなく、また悲しいからでもなく、つらさのあまり崩れるようにして泣く。
10点(2003-12-27 23:19:45)
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