1. Ray/レイ
《ネタバレ》 「盲目の天才」あるいは「ソウルの神様」レイ・チャールズをそんな代名詞程度でしか知らなかった僕。作中、彼の歩んできた道を知るごとに興味は増していく一方だった。目の前で弟を死なせてしまい、7歳で光を失い、愛する女が出来ても女癖の悪さは天下一品、ヘロイン中毒も中々治らない(それでも足を洗えたようだが)。それでも音楽だけは彼を裏切らない。まさに音楽に生かされ、音楽で生きている人だったんだと思う。そんな人の奏でる音楽だ、最高に決まっている。人間の脆さと美しさとこれでもかと見せてくれた。 幸い僕はまだレイ・チャールズの曲を聞き込んでいない、これからタコが出来るほど聞きたくなった。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-11 05:58:06) |
2. フォレスト・ガンプ/一期一会
《ネタバレ》 正に娯楽映画の頂点で、所謂ハリウッドが毛嫌いする「臭さ」は全く感じない。俺の感性からすれば歴代の超VIPとの絡みやジェニーの自己中ぶりはマイナスなのだが、ダン中尉の「バカと言うな!」「ダン中尉は口にはしなかったが神様と仲直りしたようだ」などのエピソードは大好きだ、アメフトのタッチダウン後も走り続けてぶっとばしたのもかなりウケた。本作を知能指数の低い人間を馬鹿にしていて嫌いだと言っている人がいるのも わからないではないが、むしろ彼の純心を素直に愛せない人間がそう感じているのではないのかと思う。 [DVD(字幕)] 9点(2005-02-07 10:16:12)(良:2票) |
3. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 わったしローズ♪「タイタニック」のヒロインよ♪わたしジャックのことを♪声に出して人に♪教えることはなかったわ♪・・って・・言うじゃない・・・でもあんた・・・最後海にダイヤ捨てるとき「ヒャッ」って謎の奇声発してますから!!残念!!・・・・一種の気合なのか斬り!!・・・拙者、結構この映画好きですから。切腹!!! [ビデオ(字幕)] 9点(2004-10-25 01:23:53) |
4. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 友達に「センジョウのピアニスト」面白いよ!と言われてたので、TSUT○YAで迷わずこれを借りて来たが・・・・なんか違う。海が全く出てこなかったあたりで友達が「海の上のピアニスト」を「船上のピアニスト」だと勘違いしていたことに気がついた。文句言ってやろうと思ったが、面白かったから黙ってることにした。 [DVD(字幕)] 9点(2004-10-21 03:07:41) |
5. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 素晴らしい。この映画を見るたびに魂が激しく揺さぶられる。せつなすぎる紙芝居。落ちぶれたロック・スターとデブのマネージャー。この二つが最高に好き。楽天的で何が悪い。幸せを感じられた人が人生の成功者だと俺は思う。 [DVD(字幕)] 9点(2004-10-05 22:24:13)(良:1票) |
6. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 ダァーリンダーリン♪ステェンド♪バイ ミー♪な映画です。 [ビデオ(字幕)] 9点(2004-02-06 00:21:46) |
7. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 3点以下の全てのレビューが良もしくは笑評価を受けていることがこの映画を象徴しているように思える。 [ビデオ(字幕)] 9点(2004-01-06 18:34:13) |
8. グリーンフィンガーズ
《ネタバレ》 後味のいい映画だった、展開が読めるとかは抜きにして語れる映画。細かい演出も良い。でももっと主人公達が生き物を育てることの素晴らしさを感じてるシーンや主人公達が世間に認められていくシーンがあってよかった。120分ぐらいあってもこの作品なら飽きてないと思われる。田舎の祖父ちゃんにも見せてあげたいな。 [ビデオ(字幕)] 9点(2004-01-06 04:09:43) |
9. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
《ネタバレ》 こんなわかりやすい映画も滅多にお目にかかれない。ラブロマンス=B級 アクション=A級 娯楽作品として十分楽しめる。前作より細かな演出が光っていた。脚本が荒いのも愛嬌。映画の良さを再確認できる内容でした。 [映画館(字幕)] 8点(2006-07-22 21:17:36) |
10. 私の頭の中の消しゴム
《ネタバレ》 前半はラブストーリーの王道を行く構成だが、ここでもうツボをつかれた俺は、涙をこらえることで必死になった。韓国映画をどこかなめていたが、今は興味津々だ。 [映画館(字幕)] 8点(2005-11-14 01:14:43) |
11. 最終絶叫計画
俺はこの手のノリ好きだねっ!ラストは普通の映画のエンディングとして見ても秀逸でしょう。 [DVD(吹替)] 8点(2005-08-22 19:55:31) |
12. いまを生きる
《ネタバレ》 残酷なまでのリアリティが泣ける。決して大袈裟にしない演出が光る(キャメロン以外) [DVD(字幕)] 8点(2005-04-21 06:55:45) |
13. セルラー
《ネタバレ》 ストーリーに絡むほぼ全ての人物が超人的すぎて、現実性を見失いかけそうなのだが、そう見させない構成の旨さが光っていた。しかし、あの警官達、特にジェシカに斬られて死んだ奴なんかはどう見ても悪党すぎてキャスティングの大げささを垣間見た気がした。余談ですが、ライアンはイタリアのサッカー選手ファビオ・カンナバーロによく似ていたな。そして警察署の4階に携帯を運ぶシーンで携帯を3.5階に置いて警官を呼びに行ってもいいいんじゃねーの?っとツッコミを入れたくなりました。 8点(2005-03-12 11:50:29) |
14. 10ミニッツ・オールダー イデアの森
「水の寓話」優しさ溢れる世にも奇妙な物語のようで、素敵な話でした。「時代×4」ごめんなさい、スルメ焼いてました。「老優の一瞬」ごめんなさい、スルメ食ってました。「10分後」ありきたりすぎて、なんでこんな作品作ったんだろうって感じでした。「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」話が難しすぎたけど、最後哲学者が私の人生を大きく変えたのはいつも突然の出来事だったと語った直後に、ずっと二人の対話を聴きながら風景を眺めたり、タバコを吸っていた黒人さんが入って来て、銃でもぶちまかすのかと思ったら、黒人さんは快適な旅だったと話し、ナンシーと楽しそうに会話していたジャンは長旅だったと微笑を浮かべながら答えたのがすごく印象的だった。。!「啓示されしもの」蚊の視点で描かれたどうでもよさげな映像と興味をそそる考察、そして、最後に衝撃が待っていた。「星に魅せられて」アンドロイドの女性(2146年でもやはり女性は使われる側なのか、アンドロイドの少年とかなら一層感慨深かったかも)の不自然すぎる笑顔、シスターの横暴さ、老人の一言、10分の中でこの3つの非常に面白い要素を詰め込んだ旨さが光っていた。「時間の闇の中で」鳥肌が立った。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-01-09 02:53:21) |
15. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 シチリアで見つけたマイケルの新妻の乳首がキレイなピンクだったのが一番びっくりした。 [DVD(字幕)] 8点(2004-12-24 04:02:56) |
16. インファナル・アフェア
《ネタバレ》 三部作の第一部で二枚看板の内の一人を死なすとは恐れ入った。 [DVD(字幕)] 8点(2004-12-20 15:23:29) |
17. ローマの休日
《ネタバレ》 うちの両親は姉さん女房だ。しかし、その母が生まれる前の名作。十二人と怒れる男と同様に終焉の美を感じる。恐らく今のハリウッドならラスト二人をくっつけるために設定を少しねじまげてしまうかも知れない。ただ、俺はオードリー・ヘップバーンの演技がどうしても名演には見えないのだ。確かに未だにこの大女優が人々に愛される所以は判るが、 現代の判り易すぎる日本のテレビドラマの中の住人の様な雰囲気さえ感じるのだ。俺がこう感じた理由はやはり一つしか見あたらない、時代が違うのだ、つまり環境が違うのだ。たが俺は彼女を過去の人として切り捨てるつもりはない。1950年代という時代の象徴として俺は彼女を愛したい。 [DVD(字幕)] 8点(2004-12-13 01:39:11) |
18. 東京原発
《ネタバレ》 何から何まで日本のアホさと日本人のアホさで描いた名作です。自分がペラペラしゃべんなくても下の方たちのレビューを見れば自分の言いたいことは大体書いてあります。でも慎太郎っちこの映画東京都内必見にしてくんないかなぁー。見ないと自世帯の電気代の100年分の罰金とかで。 [DVD(字幕)] 8点(2004-11-27 04:08:09) |
19. 天使にラブ・ソングを・・・
《ネタバレ》 まずマフィアの愛人を修道院にぶち込むという発想が素晴らしい。あまりに窮屈で退屈な毎日で殺されるかも知れないのに後先考えずここから出してと言うデロリス、でもそこで新たな楽しみを見つける。最初からノリノリで聖歌隊を指揮していたらここまでの感動を生めていなかったかもしれない。 [DVD(字幕)] 8点(2004-11-26 01:03:18) |
20. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 別に人間的にいい男でもないし、たいして高い理想を持って子供たちを教育するわけでもない。やる気をだしたのは子供たちの音楽の才能に気付いたからで、自己中心的で自分のしたいようにしてるだけの男。ただ、子供たちを見直してからは絶対に最後までやり遂げさせたい、どうしても子供たちの可能性を伸ばしたい、自分に才能がなくても生徒達は自分が目指していたものになってくれるかもしれない、と欲望まるだしでロックした男。そんな彼に点数を付けたくはないが、付けなければならないというなら、あえて優等生な点数で。どんなにロックしたくても、ぶっこわしたくてもそれを証明するまでは優等生でいなければならないというこの映画の本質で示そう。 [DVD(字幕)] 8点(2004-11-14 21:12:52) |