1. シティ・オブ・ゴッド
仁義も人の死も置き去りにして成り上がるために突っ走る。その様は単純に言って痛快。 9点(2004-06-28 10:26:17) |
2. 猟奇的な彼女
破天荒な彼女がとにかく素敵。びしびしビンタをしても観ていて全然不快にならない。むしろ微笑ましい。ボケ担当の彼氏が受け止めているからでしょう。いいカップルですねえ。彼女のキャラがユンソナとダブったんですけど、韓国の女性ってあんなに勝気なんでしょうかね。萌えます(笑)。散りばめられた伏線が後半に収束していく様が気持ちよかった。ただ、少し冗長な感が。後半をもうちょっとコンパクトにまとめてもらえると最高なんだけどなあ。 7点(2004-05-28 02:18:17) |
3. ブラウン・バニー
《ネタバレ》 茫洋と疾走するバイク。行くあてはないけど留まることはできない。悲しみに追いつかれてしまうから。若かりし頃、好きだった子に恋人ができたショックに耐えられず、思わず原チャリで家出してしまったことを思い出しました(笑)最後の謎解きで、それまで腑に落ちなかった点の全部が分かり、そういった意味で観終わった後に衝撃が来た。 7点(2004-05-15 05:44:15) |
4. イン・ディス・ワールド
《ネタバレ》 画が不明瞭で、状況を説明してくれる台詞もなく、とにかく得られる情報の少ない映画でした。だけどそういった手法でよかったと思います。リアルさを感じて。私たちが生きているのも、状況説明などはない、よくわからない世界ですからね。彼の場合はとにかくハングリー。最後のほう、靴も履かずに新天地へと駆け出します。俺も今いるこの世界(IN THIS WORLD)でがんばっちゃると思わされた映画でした。 7点(2004-05-06 21:33:10) |