1. アイズ ワイド シャット
女性の裸体をあれほど見せられると肉の塊にしか見えなくて全然エロティックに感じません。そっち目的での鑑賞には堪えないです。謎は解決されず、謎のままで終わってしまいますのでストーリーに関しても不服でした。しかしあいかわらずこの映像はこの人にしか撮れないだろうと思えるような映像があったので観て良かった思いました。この監督のように一見意味不明で異質な空間を観客に提供してくれる人物がまた現れてくれないでしょうか。 4点(2005-02-25 01:06:35) |
2. 郵便屋
エロティック系の洋画となると何かと殺人がからんできたりして、陰気な内容になりがちですがこの映画は凄く明るい。登場人物達は自分の性欲を隠す様子など全くなく、本当にSEXを楽しんでいます。「アイズ・ワイド・シャット」の乱交パーティはモラルの欠如、社会からの背離としてのSEXが行われている場のように自分には感じましたがこの映画の場合は全く対照的。ただただ純粋にSEXを楽しむ場といった感じです。終始女性の裸体が披露されますが陰気臭さを全く感じさせず、意外に下品に感じません。また随所にユーモアがあって笑える事間違いなしです。こんなにSEXをポジティブに描いた映画は観た事ありません。イタリア人だからこそこんな映画が撮れるんでしょう。この監督の他の作品がとても観たくなりました。 7点(2005-02-25 00:35:57)(良:1票) |
3. ニキータ
スナイピング中にドア越しに結婚を申しこまれるシーンは切なすぎてやばかったです。こんなシチュエーションを作れるリュック・ベッソン監督はやっぱり良い監督なのだと思います。ただラストが中途半端でしたが・・・。この頃の作品と比べると最近のこの監督さんの作品は趣向が全く違いますね。何か心境の変化でもあったのでしょうか?つまらないものばっかり作って・・・昔のベッソンに戻ってくれ! 6点(2005-02-23 03:56:51) |
4. HANA-BI
何もセリフを交わさないお見舞いシーンはけっこう衝撃的でした。やくざ相手にはめっちゃタチ悪いおっさんなのに奥さんの前では照れくさそうな西の姿が良かったですね。たけしは正直演技はうまくないけどこの映画みたいにぶっきらぼうな感じの演技が好きです。ラストで泣いちゃいました。 7点(2005-02-23 03:42:50) |
5. エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000)
ビデオの表紙からしていかにもおもしろくなさそうなB級映画かと思いましたが、意外に良かったです。ただヒロインの女優をもっと美人の方にすればよかったのに・・・。 4点(2005-02-23 03:18:27) |
6. 座頭市(1989)
話がいまいち分らなかったです。何で座頭市さんはあんなに狙われていたんでしょうか?でもそんな疑問を吹き飛ばしてしまうくらい勝新の殺陣が凄い!白目向いてあんなにも早い殺陣できるんですか!?これ観てからたけしの殺陣を観ると見劣りします。あの当時の撮影技術であんな殺陣をやってしまうなんて勝新は凄いよ!あと印象的だったのが陣内さんの演技です。今ではもの凄くわざとらしい演技ばかりしてる役者なのにこの作品ではけっこう普通な演技してます。 7点(2005-02-23 01:48:47) |
7. ファイナルファンタジー
脚本はそれほど悪くないと思いました。でもなんでこれほどおもしろくないんでしょうか?不思議ですね。なんであんなCGの使い方をしたんでしょう。CGを映画を作る手段じゃなく、それ自体を目的としたように思えます。技術の自慢ですか? 1点(2005-02-23 01:14:49) |
8. アイ,ロボット
《ネタバレ》 CMでロボットが大暴れしまくってましたから、アシモフのロボット小説とはかけ離れた映画なのだろうかと思って心配してましたが、そういうわけではありませんでした。若干ミステリー仕立てなのもアシモフのロボット小説の趣向を反映してのことでしょう。しかしこの映画のロボット工学三原則に関する議論は小説に比べるとかなりしょぼいです。宣伝で『ロボット工学三原則が崩壊する!』と誇張していたわりにはその原因も全然納得いきません。第一条から総体としての人間に危害を加えてはならないという考え方は導けるだろうけど、だからといって個々の人間への危害は許されるわけではないし、ロボットがあれだけ大暴れする理由にしては弱すぎます。まあ短時間の娯楽で収めるためにはあれくらいの内容にしかならないんでしょう。しかし一つのアクション映画として観れば普通に良い作品だと思います。 5点(2005-02-23 00:54:53) |
9. ロード・オブ・ザ・リング
出てくるキャラクターがどれもファンタジーの典型的なデザインですね。原作小説がファンタジーの原点的な存在であるのを意識したからでしょうか。う~ん、この作品っておもしろいんでしょうか?出てくるキャラクターがみな典型的なために魅力を感じないし、キャラクター同士の言葉のやりとりも定番的なものばかりです。原作は未読ですが、映画という情報媒体に収めるためにセリフがどうも簡略化されているような気がします。そのためそれほどドラマを感じません。原作の方がおもしろそうですね。読んでみたい。 3点(2005-02-21 20:15:34) |
10. アルマゲドン(1998)
ザ・ロックの場合、主役二人だけが戦わなくてはならない危機的状況に追い込まれるというストーリーの論理的設定が二人のヒロイズムを盛上げたのに対して、本作品ではおっさん達に地球の運命を委ねる理由はそれほど詳しく描かれていない。明らかにありえない設定ですが、あえて突っ込まないで観ていました。この監督特有のとってつけたようなアクシデントの連続がどうも馴染めません。ハラハラドキドキな状態を作ろうとしているのはわかるんですけど、そりゃちょっと無理があるだろうって感じです。観てるととても馬鹿になりそうな映画でした。 1点(2005-02-21 20:00:35) |
11. キル・ビル Vol.1(日本版)
日本刀を堂々と持ち運んでいたりして突っ込み所満載ですが、冒頭で主人公が頭に銃弾をぶちこまれたにもかかわらず復活してしまうというストーリーを堂々と進行している時点でそんなものは吹き飛んでしまうと思いますし、監督も観客にこのストーリー設定で確信犯的な意思を意図したつもりでいるのだと思います。冒頭から最後まで若干生理的に辛い血を血で洗うはちゃめちゃなアクションシーン満載ですが、それが返って主人公とビルとの過去の壮絶な恋模様を想像させました。続編が観たい! 3点(2005-02-21 14:32:51) |
12. GODZILLA ゴジラ(1998)
純粋に一つの怪獣映画として観れば一級品だと思います。日本版のゴジラシリーズが見習うべきところは多分にあります。日本版のゴジラの撮影手法ってどうなんでしょう。たしかにCGよりも模型の方が存在感がありますが、日本版のように何から何まで模型にしてしまっては明らかに本物っぽく見えないですよ。しかしアメリカ版ではCGと模型をうまく使い分けているように思います。制作費の関係上、日本版はあのような撮影手法をとらざるおえなかったんでしょうか。北村龍平の作品で日本版のゴジラシリーズは完結するそうですが、もし復活するのであれば改善してほしいと思います。 3点(2005-02-19 17:32:23) |
13. APPLESEED アップルシード
純粋に楽しめるSFアクション作品になっています。原作のわかりにくさは解消され、そしてなおかつ原作のSF設定によって浮き上がる倫理的問題を損なうことなく映画のテンションを下げない程度にうまく織り込んでいるように思います。 7点(2005-02-19 17:12:18) |
14. 座頭市(2003)
たけしのやくざ映画のように死相漂う重い雰囲気の映画とは打って変わって純粋な勧善懲悪的な映画のように思えます。たけしの殺陣は勝新版の座頭市を見た後のためか若干期待ハズレでした。しかし敵をぶった切るときのバッサリ感や居合で対峙したときの緊張感などはこちらの方が上でした。最後のタップは本当に良かったです。まさに大団円ですね。 5点(2005-02-19 16:58:38) |
15. ザ・リング
日本版とは対照的に終始無機的な映像が多かった。そのためか日本版のように湿気が高そうでジメジメとした井戸の気持ち悪さがない。呪いのビデオのルーツとなる土地はたしかに田舎なんですけど、どうも人工的な感じがした。もっと有機的な土地を撮影場所として選んでおけば主人公達が暮らしている環境と対照的となってもっと恐怖が増したんじゃないかと思います。 4点(2005-02-19 16:45:57) |
16. 呪怨 (2003)
あの厚化粧の人達・・・あれって幽霊なんですか? 1点(2005-02-19 16:24:33) |
17. RED SHADOW 赤影
《ネタバレ》 飛鳥を死なせたのは脚本的に失敗ではないでしょうか。おそらく赤影を落ちこませる要因が欲しかったのだろうけど、何も飛鳥を死なせることはないでしょう。飛鳥の死後、急に作品のテンションは下がります。前半のテンポの良さはどこへやら。後半は若干盛り上がりますけど。中盤から妙にシリアスにならず、最初から最後まで主役3人で前半のテンションのまま突っ走ってたほうがよっぽどおもしろい作品になっていたと思います。 1点(2004-09-20 13:29:45) |
18. M:I-2
たしかにかっこいいけど、なんか違うでしょう…。緊張感のかけらもない。前作にあったスパイ的なかっこよさはどこへ…。ジョン・ウーがこの映画の監督をしたのは明らかに間違いでしょう。 1点(2004-09-13 00:12:49)(良:1票) |
19. フルメタル・ジャケット
兵士の心がじわじわと病んでいく様子を妙に明るい雰囲気で描いてます。前半の下ネタの連続は凄いです。エンディングテーマの「PAINT IT BLACK」がこの作品にあってて良いですね。 6点(2004-09-12 22:11:09) |
20. 機動戦士ガンダム
物語がよくつかめませんでした。戦争の緊張感もなく、敵の猛攻を蹴散らしながらズカズカと突き進みまくっているような印象しか残らなかったです。 1点(2004-09-12 21:38:37) |