1. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 原作がアノ方だから、こういう題材になるのかな、なんて思ってました。野宿して、悩みを友と分かち合える、将来の不安を友と話せるシーンが印象的でした。良いヤツだなあ、クリス。同じ年の頃、友の前で悩みを打ち明けて、泣いてみるのも良かったのかなあ、なんて思える。ラストのPCに書いた文章で、しっかり締まります。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-24 18:37:53) |
2. ランボー
《ネタバレ》 10数年ぶりに鑑賞しました。1作目は良いです、ただのアクション・エンターテインメントではなくて。ランボーは最初から無感情なプロの戦争屋ってことではなく、生身の普通の男だったってことが感じられる映画でした。 冒頭の、友人との再会を期待して笑顔(戦場で見る静かな笑みとは明らかに違う)で向うも、戦争の後遺症で唯一の友人さえも失ったことを知る。 そして写真を遺族に渡し、ついに必要なくなったアドレス帳?を破棄。あてもなく峠道を歩き、孤独とやるせなさで疲れている自分に食料を与えようと歩いているだけなのに、いわれのない理由で保安官に絡まれ・・。(フツーならキレますよ。これじゃあ) たった1人ですが、殺した男の顔をじっと見るランボーのやるせない表情。無感情な殺人マシーンではないところがわかる、深いシーンだと思います。 そしてクライマックス。ガソリンスタンドや銃砲店の爆破が余計だという方もいますが、あの感情の暴走シーンがあったから、トラウトマンの制止で現実を知り⇒ラストのセリフに繋がるんじゃないですかね。 あの2つの店爆破はきっと、ランボー自身も暴走していることに気づいていたと思うんです。それを止められるのはM16を持った狙撃兵でもなく、ましてやティーズルでもない、上官のトラウトマン大佐だったのではないかと。 ラストカットのランボーを見やるトラウトマンの暖かい表情、これも良い表情でした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-27 19:35:30)(良:3票) |
3. バグダッド・カフェ
素晴らしく映像がキレイな「世界の車窓から」を見てるよう。テンポが恐ろしくノロい。それにストーリーがあるんだか無いんだか、さっぱりわからない。手品セットは、どうやって手に入れたのか不明です。でも別に再見して確認しようとも思わない。『バグダッド・カフェの風景』のみの評価です。 2点(2005-01-30 21:16:37) |
4. ダイ・ハード
《ネタバレ》 もう既に何十回も観て、この映画のレビューに投稿してなかった。今日はクリスマスなので、久々に観ました。やっぱり良いですねぇ~!!必要最低限で魅力的なキャラクターの設定が出来た段階で、もうこの映画の面白さは決まってたような気がします。ハンス・グルーバーの明晰な頭脳、非情なキャラクター。アラン・リックマンの好演が、マクレーン刑事の活躍を際立たせてます。見てて腹の立つ、うっとおしいヤツらも演技が上手ければこそです。ラストのパウエルにほろり、ホリーの鉄拳にクスクス。数々のプロットがめちゃくちゃ面白い。やっぱアクション映画も脚本が大事ですね。 9点(2004-12-25 23:54:20) |
5. やかまし村の子どもたち
すいません。みなさん評価が高いなか。ちょっと評価下げてしまいます。 ぼくはちょっとシンドかった。 途中で睡魔に襲われ、睡眠ののち観直しました。ヨーロッパにあるど田舎の子供たちの様子を淡々と綴られていく。なんか映画っていうよりも昼間のNHKの番組を見てるようでした。買い物を忘れるエピソードや犬を引き取るエピソード、ザリガニ漁のエピソードはなかなか好きだったけど、どうやらぼくはある程度の話の筋がないと鑑賞が厳しいみたいです。犬とシャスティンちゃんは、可愛かった。ラッセ・ハルストレム監督作品の中で、「これは外せない」っていう作品。多分自分の期待が大きすぎたせいで、こんな点数になっちゃいました。 6点(2004-11-03 17:29:00) |
6. ポルターガイスト(1982)
製作から既に20年以上経ってるのか・・・。初見の頃はTVにて。そりゃーもう恐かったもんです。つい最近まで、稲光の後に必ず数を数えてましたから。・・・最近になって、再見しました。自分が大人になってしまったか、ヒッチコック映画をかなり見てきたせいか、あんまり恐いと感じませんでした。うーん・・こんなに中途半端な映画だったろうか・・・?B級ホラーの巨匠トビー・フーパーも、スピルバーグの権力には勝てなかったのでしょうか・・?あまり彼の作品を見たことは無いけど、もっとチープでおどろオドロしてるのが作風だと思うんだけど・・。とにかく、このシリーズの関係者のご遺族にご冥福をお祈りしたいと思います。 5点(2004-10-18 23:17:37) |
7. Knick Knack ニック・ナック
おぉぉ!このレビューがあったとは!!これは「ファインディング・ニモ」の同時上映で、雪だるまクンが可愛いですね。ピクサーの高い表現力を使い、とぼけた小ネタの数々は既にこの時点で確立されていたのですね。素晴らしいクオリティです。いやぁ~、楽しくて何回でも見たくなります。 10点(2004-06-24 01:04:32) |
8. U・ボート
見終わった後、こんなに絶望感にさせる映画ってなかった。いつでもどこでも、戦時下では「死神」が牙を剥く。戦争には、絶望の現実しかない。戦争映画の傑作。潜水艦映画の代表作。しかし2度は見れない。 9点(2004-06-23 02:54:37) |
9. パリ、テキサス
この手の映画の淡々としたドラマを眠らずに見れるようになった自分は、大人になったなぁと思った。きっと若い時分なら、シンドいでしょう。これは「大人」の映画ですな。 7点(2004-06-21 00:17:35) |
10. グッバイ・ヒーロー
YAZAWA好きには、この名曲の数々はタマらんですね。この頃は矢沢永吉ってかなり聴いてたんで、僕は嬉しかった。オープニングの映像と音楽は何度見てもCOOLです。F1のドキョメンタリーもので、創成期~80年代初頭までの貴重な映像があるので、ファンは必見でしょう。当時は今ほどTV中継もなく、ただ車関係の雑誌で見るだけだった。しかしここでは、記録や記憶に残る往年の名ドライバー(ジム・クラーク、ヨッヘン・リント、ロニー・ピーターソン、ジル・ヴィルニューブ等々)やマシン(ティレルの6輪、ウィングカー)が動くのを見れるのは嬉しいものでした。ただ死亡シーンはフェイクでも何でもなく、実際に死亡した瞬間だからとても胸が痛みます・・・。F1ドライバーの光と影をきちんと捉えた、構成も良く出来たドキュメンタリー映画です。 7点(2004-06-20 01:42:54) |
11. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
《ネタバレ》 劇場版見れば良かった。覚悟して見たけど、やっぱり長い。中年期のトトのシーンが。でもそれさえなければ、とても良い映画だと思います。アルフレードおじさんは、父のいないトトにとって、父以上に深い愛情で厳しく優しく見守ってくれてた。遥か昔の約束をきちんと意味あるものにしたラストシーンは、涙がこぼれそうでした。トトのあの表情が良かった。キスシーンの数々を見るその顔は、まさに映画好きの幼少期のトトの目の輝きそのものだった。うん、これは見て良かった。 9点(2004-06-19 21:52:26) |
12. フルメタル・ジャケット
「戦争」という行為が引き起こしてしまう、人間の狂気。前半、後半と舞台は変わるが、全編に貫かれた鮮烈なメッセージが強烈にスクリーンに映っている。「戦争」を実体験していない僕は、「映画」という媒体によって疑似体験するしかない。(かといって、絶対に体験したくないけど)デブ君が集団いじめにあって、人間不信に陥り狂っていってしまうが、周りの人々の「狂気」がその事実に埋もれてしまってるようで、目立ってない気がする。(軍曹のキャラや、主人公の「裏切り」とか)それが僕にとっては一番恐かった。どこまでが「正常」で、どこからが「異常」な精神なのか?戦場では「勝つこと」だけが第一。「人間の尊厳」なんて、存在しない。戦争が引き起こす剥き出しの「狂気」を描いた映画の中では、屈指の出来映えだと思う。2度見たが、名作だけど自分のDVDコレクションに加えれない強烈な「狂気」の作品。 10点(2004-06-19 12:47:59) |
13. ノーマンズ・ランド(1987)
同名の映画があるので、混乱しちゃいますね。これはかなり昔に見たけど、決して悪くはなかったです。当時チャーリー・シーンがかなり頑張ってて、かなり出演してた中の1本です。でも今この手の映画でこのプロットが使い古されてて、かなりベタなストーリーですが。でもポルシェを多く登場させて、且つ盗むシーンが結構スリルがあった。今見たら、何て思うだろう。どこにあったかな?ビデオ探してみようかな。 6点(2004-06-19 01:25:24) |
14. ドラゴン特攻隊
ジャッキー・チェン、主役じゃないじゃん。 0点(2004-06-18 22:15:29) |
15. マカロニ
《ネタバレ》 自分の過ちで、父親が・・・なのに、よくも息子は普通の顔で食卓に座れるものだと思ってたら。ラストにじんわりときました。やっぱりアレですよね?あの鐘は、時報の鐘でなくて指で吊った鐘ですよね??でないと、始まったばかりの友情が悲し過ぎるよ。僕もDVD買うぞ!だからなんとか発売してくれ!ジャック・レモンのファンなので、点数はおまけします。 8点(2004-06-14 22:39:40) |
16. ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー
ウォレスのその後の発明品を考えると、ロケットは3本の指に入る実用性と完成度の高い作品だということがわかる。 7点(2004-06-13 22:14:34)(良:1票) |
17. 快適な生活
才能のある人は、目のつけどころが違うな、って思った。動物たちが愚痴ったりボヤいたり、なんかホントに考えてたりして・・・・。インタビューしていない動物の動きも可笑しかった。 8点(2004-06-13 22:11:33) |
18. ペット・セメタリー(1989)
《ネタバレ》 誰しも敬愛していた人間や動物を亡くした悲しみにあけくれる時はあると思う。そして、「もう一度逢いたい」と思う気持ちも。ささやかな気持ちを見ている側に抱かせ、主人公に同情させてるところに、ドキッとする言葉を言われる。いやぁ~、いつもホラーって見終わっても何にも残らないのに、これはしばらく考えてしまった。意外に良い。 7点(2004-06-13 19:25:29)(良:1票) |
19. バック・トゥ・ザ・フューチャー
かのレーガンさんが亡くなって、この映画の小ネタに使われてたのを思い出しました。「副大統領はジェリー・ルイスか?」ってドクがマーティに毒づくのは、最近見直した時に爆笑しました。このサイトでの評価にビックリしましたが、年を取っても見直しても決して色褪せない傑作です。当時劇場で見ておいて良かったと思える。ラストシーンは、当時かなり衝撃的でした。もちろん、良い意味で。もうすぐ廉価版DVDが出るから、絶対に買います。そして擦り切れるまで見てやるんだ。だからこの際「かたいこと、言うな(ニコ♪)」 10点(2004-06-12 16:49:45) |
20. 白と黒のナイフ
《ネタバレ》 法廷での検察と弁護側の戦いを期待してたけど、ちょっと違いましたか・・。でもそこはそれ、上級のサスペンス。張り詰める緊張感が良い。「氷の微笑」って、この作品を元ネタにしてるんだろうか?と思うほど似てる。でもこっちの方が全然スリルあるよ(一文字ずれたタイプライターとか)。「やっぱりそうだったのか・・・・」ってがっかりする方も多いようですが、僕は最後の最後まで疑っていたので「それ見ろ、やっぱりお前じゃないか!」って感じでした。 8点(2004-06-12 16:33:10) |