1. 肉体の門(1964)
実に映画的な映画ですなあ。生きるということの何とダイナミックなことか。したたかさと情欲と、パンパンたちの凛とした姿よ。牛の肉を掻っ捌くシーン、何と躍動的。映画の醍醐味ですなあ。 8点(2005-03-28 01:13:46) |
2. 黒蜥蜴(1968)
笑ってくださいと言わんばかりの三島由紀夫。松岡きっこが素敵ですね。基本的にキル・ビルVol.1みたいなテイスト。 6点(2005-01-31 01:03:52) |
3. ファスター・プシィキャット!キル!キル!
何と言ってもタイトルがよい。それに尽きる。 5点(2004-12-16 00:51:47) |
4. しとやかな獣
とにかく小澤昭一の怪演に尽きる。日本映画史上一番奇天烈な登場人物だと思う。 8点(2004-11-26 23:06:29) |
5. 豚小屋
オールナイトでパゾリーニなんて見るもんじゃない。もうこりごり。パゾリーニ何ぼのもんじゃい。 2点(2004-10-11 23:32:43) |
6. 泥棒野郎
角川から出た廉価版のDVDを購入したので、久々に再見。細かいカット割りにナレーションがかぶさり、既存のフィルムを使ってギャグにしたり、インタビューでウディ演じるヴァージルの生涯を浮き彫りにするドキュメンタリータッチという手法。初監督作ながら、実に素晴らしいではないか。ただ、ギャグはあまりにありきたりであるのが難点。ドキュメンタリータッチはウディ本人の発案ではないようだが、これ、ただギャグつないでるだけの映画だったらお寒いかぎりだったかもしれない。それにしてもDVDの字幕がひどい。有名な、「gun」と「gub」の珍騒動が日本語字幕では「銃」と「銭」になってる。無理から日本語に直すなっての。ギャグを殺してるも同然。字幕作った奴吊るし上げ。大体、ウディが自分のことを「俺」って言うかしら。 6点(2004-08-27 00:57:31) |
7. はなればなれに
ゴダールを知識人の手から解放しよう! なんて言葉は古臭いけど、他のレビュワーの方のおっしゃるとおり、こんなに「みずみずしく」「ポップ」な映画はなかなか見つからない。ゴダールはいつだってポップだけど。 10点(2004-06-08 00:47:48) |