1. めぐり逢えたら
ノラ・エフロンって才女だと思う。男と女が最後にめぐり逢って終わるこの映画、通常のラブストーリーとは一線を画すのだが、それまでの過程にすごく説得力があって、鑑賞後の気分がすがすがしい。この映画を子供だましの単なる乙女チックな恋愛映画だと思ってる男性は、一生モテません。しかし、かく言うぼくもモテません。ではいったい誰がモテるんだ。まあ、ぼく以外の男性であることは確かだろうな。ちなみに、昔、この映画の二番煎じの、中井貴一とキョンキョンのドラマがありましたね、すごく好きだったなあ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-20 01:27:52) |
2. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
そのすべてがいとおしくなるほどに好きな映画です。数あるウディアレン作品の中でも抜群の出来だと思う。ウディとゴールディー・ホーンが踊るラストシーンは、何度見ても惚れ惚れするほど素晴らしい。泣ける。とにかく90年代のウディ・アレンはすごかった。人によって好き嫌いは激しいが、もともとハズレの少ない作家だったが、90年代の作品の多様性、そしてその質の高さには舌を巻く。ミア・ファーローとの別離とスーン・イとのスキャンダルでプライベートは絶対にとんでもなかったはずなのに。尊敬すべき変態だと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2005-04-07 01:25:27) |
3. スモーク(1995)
トム・ウェイツの音楽に救われている。 というかトム・ウェイツこそは映画の神。トム・ウェイツの姿或いは声の存在するところ、映画が出現する。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-06 00:58:37) |
4. ダークマン
サム・ライミは現代のハワード・ホークスかとすら思ってしまう。とまで言ったら褒めすぎだろうか。『スパイダーマン』シリーズのエッセンスがここに既に凝縮されている。しかしフランシス・マクドーマンドはどう転んでもヒロインになるべき女優ではないと思うのだが。 8点(2004-11-07 02:44:24) |
5. 許されざる者(1992)
「地獄で待ってるぜ」。イーストウッドの眼光の鋭さ。一瞬で終わるクライマックスの途方もないカッコよさは比類ない。本当にこの映画は好き嫌い極端に分かれる。そういう映画は、たとえどんなに好きでも欠点は思いつくものなのだが、この映画の場合はどこに欠点があるのかわからない。 10点(2004-10-22 00:44:22)(良:1票) |
6. 菊次郎の夏
こんな小手先の芸じゃなくて、たけしさん次はウディアレンの映画みたいに、映画監督かつ俳優である自分をテーマに、くすくす笑えるウィットに富んだコメディを作っておくんなせえ。たけしの芸じゃ無理か。 4点(2004-10-06 00:37:02) |
7. BODY/ボディ
この手の映画には淡い期待をしていつも裏切られる。999円だからといってDVDを買うんじゃなかった。それはそうとジュリアン・ムーアってあまりプロポーションよくないね。 3点(2004-09-13 00:38:01) |
8. すべてをあなたに
ビートルズファンのぼくは一撃ノックト・アウト。リヴ・タイラーは昔付き合った女に似ているし、何だか甘酸っぱいなあ。 9点(2004-06-08 00:27:15) |
9. アイズ ワイド シャット
目に焼きついて離れないのはキッドマンの艶やかな肢体。この映画、ただただ色っぽくって美しくって、結局中身は何もない。キューブリックってそんな褒められたフィルムメーカーじゃないとぼくは思ってて、要はフォルムがメインの人で、そういう意味ではこれか処女作の『非情の罠』が最高傑作なんじゃないだろうか。 8点(2004-06-08 00:19:34) |
10. サイコ(1998)
ヒッチコック・バージョンよりよかったもの。ジュリアン・ムーア。単にファンだから。 5点(2004-06-07 01:20:38) |