1. 悪魔のいけにえ
かなりの怖がりを自認しているぼくですけど、むっちゃ面白かった。レザーフェイスが出て来るまでは確かに怖い。と言うか、不気味。ビク付いて観てたし、ヘンな虫に鳥肌出た。いざレザーフェイスが姿を現すや、いやその瞬間は「うおぉっ!」とか言いましたけどね。とにかく親父がツボに入ってもて。セリフも行動も面白すぎ!吼えたり、怒ったり。おじいちゃん、何にも言うてへんやんか!なんか、レザーフェイスが不憫に見えてもくる。でも、あのラストは!その直前の、電ノコで自分を切って意識戻るのは面白すぎ。・・んでセオリーにない終わり方。あれは常軌を逸した内容に上手くマッチしていたと思う。それは認めます。 6点(2004-08-15 21:29:27) |
2. ブリキの太鼓
コレは想像以上でした!!なんだ??この映画。。太鼓を叩いて発狂するベネント君に、も~うクラクラ。。産まれてくるのを拒み、自らの成長をも拒む。嫌な部分もオブラートに包むことなく観せてくれるし。。このくらいじゃなきゃ。すげぇ~好き!って簡単に言えた内容じゃないけど空気がイイ!とにかく凄い映画だ、コレは。。ポーランドの暗黒時代を、物悲しい怪しさたっぷりの映像で雰囲気で、見せる魅せるミセル・・。夢に見そう。 9点(2004-07-13 21:11:32) |
3. ミツバチのささやき
映画本でふと目にしたワンショット。。少女の後ろ姿と伸びる線路。清々しい風景にどこか物憂げな、、それが強烈に印象に残って・・。作品自体の感想はと言うと、、振り向いた少女は天使のようだった。寡黙なエリセが手にした瞳は、真実を見透かすかのようで、危うげで・・ぼくは奇跡を体験した錯覚に。曖昧な描き方は少女の心そのもののよう。でも決してあやふやではない。そこには誰もが経験した幻想的な、残酷な世界が。この瞬間を鮮やかに描ききったエリセに拍手。年を重ねれば立ち止まらず、通り過ぎてしまいがちな。アナが佇むだけで、絵本の1ページが出来上がる♪んで、大人になったアナに(泣)残酷。。 9点(2004-07-11 23:40:23) |
4. ホーリー・マウンテン
とにかく視覚に重きを置き。。すんげぇ感覚もった人だなぁ、、なんて別世界の人が紡ぎ出す世界に溺れて、・・置いてかれたり(笑)・・んで、あのラストがやってくる!!!一気に現実に戻されると言うか、ホドロフスキーもぼくと同じ世界に息付いてるということに、殊更衝撃を受けた(爆)この作品だからこそ、このオチが活きてる。。どこまでが計算なんだろ~ねぇ? 8点(2004-06-23 22:28:24) |
5. ジャバウォッキー
レビューしにくいですぜ、コレ。何度も観ましたけど、内容理解よりも見入ってしまって終了。毎度、黒猫にピキっ!リンゴのシーン、大好きです!他の短編でもあったなぁ。女の人も。スゲ~ずら。見所満載で飽きさせない。ヤンを凝縮してるのは間違いなく短編で、でも長編のほうに惹かれるわ。 7点(2004-06-14 00:25:59) |