1. ランボー3/怒りのアフガン
《ネタバレ》 『ランボー』シリーズって、本当にアクションの連続で歯切れが良い。この作品なんか、ひたすらアクションで、大佐を救出することを描くのに90分の映画になったなぁと感心する。最近はアクション映画でもストーリーが入り組んでいるが、このようにシンプルな映画も好きだ。特に今作は敵の砦内に侵入することもあって、スリルが今までもよりもあった。まぁランボーがやられないという前提では観てしまったけど。 7点(2004-09-29 09:31:52) |
2. カクテル
《ネタバレ》 前半はトム・クルーズが華麗なバーテンテクニックを披露し明るい雰囲気で構成されているのに対し、後半は恋愛を織り交ぜ暗い雰囲気に。あまりにも両者の温度差があって少し違和感があった。もう少し融合して全体的にまろやかな構成にすれば良かったのに…。ラストもハッピーエンドと受け止めて良いのか疑問が残る。親友の自殺がどう糧になったのか、もう少し詳しく描いて欲しかったなぁ。 5点(2004-09-11 14:22:33) |
3. トップガン
《ネタバレ》 オーソドックスなストーリーで解りやすかった。天才と呼ばれる主人公、その主人公の挫折、そして見事に復帰と、王道中の王道の展開である。トム・クルーズ作品はこのような展開で良いだろう。彼は自身の存在で勝負する俳優であって、いかに格好良く見せるかがカギとなってくる。もし複雑なストーリー展開であれば彼の良さは十分には発揮されないであろう。この作品では彼の存在が際立っていた。空中戦のシーンなどは個人的には解りにくかったために、飛行機に明確な色の違いを付けるなどの演出もして欲しかったが、主人公にスポットを与えたドラマだと思えば少々粗いアクションシーンも目をつぶることができよう。 6点(2004-08-22 02:07:48) |
4. ザ・フォッグ(1980)
《ネタバレ》 ホラー映画に霧を取り込んだ発想は良かったし、その霧を大きな軸として二元にも三元にもして同時に物語を進行させている所は斬新でした。幾つかの場面を同時進行させるとストーリー展開が解りにくかったり物語に厚みを持たせられなかったりするんだろうけど、この作品では「霧」をメインテーマとして作り上げているので、そのような弱点は十分に克服できていたと思います。ただ、怖さが今ひとつ物足りない。もっと悲鳴を上げるシーンなどを増やせば良かったのかも知れません。 5点(2004-08-10 11:39:43) |
5. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 小さい時から何度も観ている作品。シリーズの中でもこの作品が一番のお気に入り。息が合っているのか合っていないのか解らない親子二人の姿には笑えるし、一難去って一難の展開にはハラハラするし、聖杯の話もまたおもしろい。よくよく考えてみると何人もの人が殺されているのだが、残虐性を全く感じないのは監督の手腕が良いからだろう。まさに「冒険活劇」という言葉がふさわしいスピルバーグの傑作と言えよう。 9点(2004-08-02 00:26:09) |
6. プレデター
《ネタバレ》 『エイリアン』の地球舞台版って感じかな。迫力とスリルがあって十分に楽しめた。後半30分のシュワvsプレデターは特に緊張感があって良かった。「どうやって倒すのだろう?」という疑問を抱きながら観ていたら、意外と地味な倒し方で少し残念。エイリアンとの対決にはもっと期待してるよ! 7点(2004-07-25 23:28:04) |
7. バットマン(1989)
《ネタバレ》 前半が冗長。もう少し前半にバットマンの活躍の場を作っても良かったと思う。活躍シーンが少ないせいか、主人公のヒーロー性が少し欠ける。でも、ティム・バートン監督ならではの暗いムードは映像として美しい。この映像美は後年の『シザーハンズ』や『スリーピー・ホロウ』に繋がっていくように思う。 4点(2004-06-09 00:14:48) |