1. ハウルの動く城
いろいろ皆さん書いているので、いまさらですが映画館で1回目テレビで2回目。 疑問に思える点を書いてみます。 1)ソフィーが老人になった時、あまり驚いていないのはなぜ?魔法が日常的だから? 2)リシファー(だっけ?)の火の魔法使い(精霊なのか?)の能力とハウルの能力の違いがわかりにくくありませんか? 3)カカシの呪いが解けたのはすぐにわかりますが、ソフィーはいつ魔法が解けたの? 途中から少女の顔になったり老人の顔になったりして、「何時」解けたのかわかりません。 この映画は、説明不足。というより よーく見ろ! といわれているようで。。。 その割には謎が少ないようで。。。見てから不快。もう見ることないでしょう。 [地上波(吹替)] 3点(2006-07-27 12:03:11) |
2. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
《ネタバレ》 オープニングでテロ対策演習。さすがは右よりのフジサンケイグループ。石原さんへのサービスカットか? って思ったぞ。 それにしてもテロ集団が甘すぎ。緊張感のない連中で、演技が浮いている。。。しかしこれは「ほーらテロをする『左よりグループ』ってこんなに虚無感が漂うんだよ~」という演出か? 真矢みきいじめも辛い。そこまでやるこたぁなかろうて。。。個人的には真矢さん好き!!だから。 なんか演出のあざとさや荒さを感じるし、予定項の「お笑い」も台本どおりって感じが否めない。 お台場写して、織田雄二走らせとけば客は喜ぶから。なんて企画じゃないでしょうねぇ?え? 「レインボーブリッジ」って小さなただの橋でしょ?あんな橋が「名所」になるようなお台場ってなんなのよ~(何回も行ってるけどね。橋、渋滞しすぎ。ゆりかもめって小さいから混み過ぎ!) 封鎖して困るのはフジテレビの関係者だけなんじゃ~ない~? 「CASSHERN」以下の2点にするところでしたが、いかりやさんの演技の印象で かろうじて3点。 [DVD(吹替)] 3点(2006-06-27 09:05:00) |
3. パッチギ!
感想とは個人的なものです。よって個人の感情が結構入ってしまいます。 レビューにならないかも知れません。ですが「評価4」の理由を以下に示します。 つらい映画だった。私自身の記憶や思い出、朝鮮韓国人の友人の顔がそれこそ走馬灯のように出てきて映画から現実の世界に連れ戻されそうになる。 最後には涙が出て来そうになった。なぜかはわからない。思い当たるのは、この映画で描かれている数々のシーンが自分の経験とほぼ90%程度まで酷似していることだろうと思う。 水で煮る豚の臓物。アズキ餅の蒸す匂い。唐辛子を石臼で轢く音。マッカリの香り。 シルクのチョゴリの手触り。怖そうな親戚の親父。足技中心の喧嘩。 朝鮮語でスローガンを叫ぶ広告車。太鼓の音。突然いなくなった隣のお兄ちゃん。 警官の怒号。毎晩ある夫婦喧嘩。。。 監督は良く撮った。このテーマをしっかり書いた脚本、演出の方にも頭が下がります。演技する人もほぼ満足です。この点では8-9点です。 が、私自身つらい思いをいくつも思い出してしまった。形は違うが「ミュンヘン」的に。 知らなければならない現実もあるのはわかりますが、思い出したくないものもあるのだと。思い出になるにはまだ時間が経っていません。よってすいませんが4点。 私の脳細胞の奥のほうにあった思い出を引き出した監督には9点です。 [DVD(字幕)] 4点(2006-02-17 09:26:40)(良:2票) |
4. HERO(2002)
《ネタバレ》 登場人物の衣装の「色」が話の内容によって変わる。というか、その「色」でウソか真実かを表現している作品だと思います。 どの「色」が真実かは映画を見れば判りますが、最初は赤、青、白、緑、、、色々出てきます。 「羅生門(原作は芥川竜之介「藪の中」)」で、人物ごとに証言が違う。という表現手法を、 この映画では「色」で表したかったのでしょうね。 何が真実か。という所は、すこし間延びした謎解きサスペンスですが、「色」に注目すれば退屈せずに見られました。 4人の剣士と皇帝。彼らが登場する時の衣装の色や形も何かを表しています。 (、と思うんだけど。みなさんいかに?) [地上波(吹替)] 7点(2006-01-30 09:58:10) |
5. CASSHERN
どう見てもヒッキーのPVにしか見えない。ヒッキーは「いい仕事」なんだろうけど。 低予算だそうですが、宣伝を考えたら結構かかっているでしょう。ということは映画には金がかかっていないというわけですね。借金いくらあるのでしょうか? 見るのは疲れたけれど、このあと「デビルマン鑑賞」という地獄が待っている。。。 もうこのへんで許してよー [DVD(字幕)] 2点(2006-01-13 09:25:03) |
6. 永遠のマリア・カラス
正直言います。劇中に流れるカラスの往年の声に思わず目頭が熱くなりました。 いろいろ言いたいこともありますが、マリア・カラスという激動の人生を歩んだ女性のほんの一部でも映画にしてくれたことは監督&プロデューサーに感謝したい気分です。 私の叔父は例の日本公演を見に行けなかったそうで、当時悔しがっていましたが、悪評だったので行かなくて良かった と言っています。まだ叔父の家には彼女のオリジナルLP(モノラルだよ)がたくさん置いてありそうなので、これから借りに行こう。。。 そう思う映画でした。主演女優さんとプロデューサ役の俳優には7点ですが、全体を通しての映画としてはマイナス1。計6点で。 もしあのカルメンのヴィデオが存在していたならば。。。9点ですぞ! [地上波(字幕)] 6点(2006-01-11 15:38:05) |